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第一章後編 ハイリヒ王国復興編
開発と発展と商売と②
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それから3日、全員の物件を持ってきた。
しかも抜群にして破格の条件で。
(なぎさ)これは……
(リリアナ女王)買いました。お相手にも納得して頂ける価格で。
(なぎさ)買い叩いてないよね?
(リリアナ女王)もちろん。たっぷり色を付けました。泣いて喜んでましたよ。
(なぎさ)ホントに?
(リリアナ女王)ホントです。女王権限で破格の高値で買いましたから。国が。
(なぎさ)はぁ?国が?
(リリアナ女王)はい。国です。しかも売値は無税にする約束もしてあげました。
(なぎさ)はぁ……そうですか。で、家賃は?
(リリアナ女王)はぁ?
(なぎさ)いやだから、賃料だよ。
(リリアナ女王)何言ってるんです?なぎささん。これはなぎささんの財産ですよ?所有権はなぎささんです。
(なぎさ)へっ?
(リリアナ女王)これが売買契約書です。ほら、所有者はなぎささんです。
国じゃありません、なぎささん個人の持ち物です。
と言うか、この土地全て、ハイリヒ王国の領土ではないですよ?
ほら、これが証明書です。
(なぎさ)・・・・ホントですね・・・・
いやそれは……
(リリアナ女王)良いんです。なぎささんは私の夫、王配です。
(なぎさ)なら、余計ダメでしょ!
(リリアナ女王)いえ、私が許可しました。一国の女王が許可したんです。決定事項です。
これで、下心アリアリのバカ貴族どもは手が出せません。
敷地に無許可で入る。それは侵略です。戦争です。
ハイリヒ王国が責任を持って排除します。
(なぎさ)ま、まぁ、そうなるよね。
(リリアナ女王)はい。国の許可無く、たかが一貴族ごときが他国領土を侵略する。
国家反逆罪で、全財産没収の上、一族郎党皆、処刑です。
(なぎさ)でも、買ったのはハイリヒ王国でしょ?
(リリアナ女王)王配の給金の一部です。問題無いですよ?
なんかよく分からんけど、凄い事になってるのだけは分かる。
ユエ達を呼んで説明してもらった。
(ユエ)なかなかやるじゃない、リリアナ(笑顔)
(リリアナ女王)私だって、やる時はやりますよ。夫に尽くすのが妻の役目です(ニヤリ)
(ティオ)よく心得ておるのう、流石は女王様じゃ(笑)
(リリアナ女王)お褒めにあずかり、光栄です(微笑)
(なぎさ)よく宰相達が了解したなぁ……
(リリアナ女王)女王に宰相が敵うとでも?それに手放しで喜んでました。
永久無税、最高の理由だと。税など取れるハズが無い、どんな貴族でも黙ると。
(シア)たしかに(笑)
(雫・ヤマト)他国に徴税など出来るハズも無い。言われてみれば当然か(感心)
(リリアナ女王)はい、財務大臣も大喜びですよ。当然過ぎて、誰も何も言えないと。
これで悩む心配は無くなった、堂々とあしらえると(笑顔)
(玲・アカギ)たしかに。当たり前過ぎて何も言えんわな(苦笑)
(リリアナ女王)なので、好きに使ってください。
店舗を増やす時は同じ手でいきます。必ず一声かけてください。
あと、前の道も含みます。これで門番も置けますから。
(なぎさ)分かった、ありがとう。
あっ!派遣会社の分があった。
(リリアナ女王)??今は王宮の敷地内ですよ?王族が賃料なんて払います?
それに、移転先も押さえてあります。貴族街の一等地です。しかも王宮のすぐ近く。
王宮と同等の広さです。
(なぎさ)なっ!無茶するな(ため息)
(リリアナ女王)何故です?同盟国の大使館です。大使館は治外法権、同盟国の領土です。
ハイリヒ王国の法律は適応されません。
(なぎさ)ちょっと違うぞ?多分……
(リリアナ女王)良いんです。領土分割です。国として、ハイリヒ王国が認めました。
(なぎさ)なんか無茶苦茶やぁ~……
(ミヤビ)良いではないか、婿殿。物は言い様じゃ(笑)
(リリアナ女王)なぎささんの国のなぎささんが、ハイリヒ王国の女王の私と結婚して同盟を結んだ。
何も問題はないです。
商売等はハイリヒ王国が認め、後ろ盾です。
相談等はハイリヒ王国が依頼しました。
矛盾はありませんよ(ニヤリ)
(エンジェ)やるな、リリアナ。完璧だよ。
(リリアナ女王)この手の政治的な案件は任せてください(笑)
伊達に女王はやってないですよ(ニヤリ)
その後、女王主催のパーティーが開かれ、正式に発表された。
(貴族:男①)どういう事だ?やはり国が目的だったのか?
(貴族:男②)おい!聞こえたらどうする。
(貴族:男③)なんでもしつこくすり寄る貴族が居たらしい。
(貴族:男④)私も聞いた。自分の派閥に取り込んで、勢力拡大を狙ったとか。
(貴族:男①)はぁ?相手は王配だぞ、派閥を明け渡すならともかく、取り込むとか正気の沙汰ではないぞ。
(貴族:男⑤)社交界に慣れない、どこの馬の骨か分からん貴族だけに簡単に取り込めると言っていたらしい。
(貴族:男②)馬鹿も度が過ぎたら笑えない。何考えてるんだ?
(貴族:男⑤)社交界慣れした奥方様達がガッチリ脇を固めてるのを知らないのか?
(貴族:男⑤)本人さえ落とせば、どうにでもなるとか話していたと聞いたな。
(貴族:男②)信じられん!どんな頭をしていたらそんな事が言えるんだ?
(貴族:男⑤)反女王派だ。日和見派を装って戦争には参加したから処罰は免れただろ?
それなりの功績を挙げたから、褒賞も貰えただけに調子に乗っているんだろ。
(貴族:男①)それでこうなったのか(納得)
(貴族:老紳士)何を話しておるのかな?
(貴族:男⑤)これはイワン伯爵様。今の女王様の発表について話していたところです。
(イワン伯爵)あの事か。あれは反女王派への警告だな。
(貴族:男⑤)やはり。
(イワン伯爵)あのバカ共は何を考えてるのか分からんからな。
私の掴んだ情報だと、派閥に取り込めぬのなら、事業の妨害や暗殺まで企んでおる。
(貴族:男一同)はあぁ?
(貴族:男④)敵うとでも思っているのか?先の戦争でも、あれだけの功績を挙げた大英雄だぞ?
瞬殺されるのが分からんのですか?
(イワン伯爵)それが与太話と考えておる。付き合わされる連中も、たまったもんではないわ(失笑)
(貴族:男⑤)いやいや見たでしょ?この目で。
しかも見た事も無い武器を用意してくださり、威力も尋常ではなかったではないですか!
(イワン伯爵)それが兵だけ出して、本人は見ておらんのだ。
それだけに駆り出された連中は、真っ青になっておるわ(微笑)
今更派閥を抜ける訳にもいかず、反女王派の者を受け入れる派閥もおらんからのう(笑)
(貴族:男①)では、我々は何を……
(イワン伯爵)せいぜいご機嫌をとる事だな。しかし、露骨なのは嫌うし怪しまれる。
事業の妨害をせず、協力するぐらいしかなかろう。
身内には甘いが敵には容赦が無いのは分かっておるだろう。
(貴族:男⑤)存じております。あれだけの武器を出し惜しみなく提供してくださり、
自ら最前線に立ち、戦い続けた勇士は今もはっきり覚えております。
(貴族:男④)それに、近衛、騎士団、分け隔てなく、手厚く面倒も見てくださった事も忘れてはおりません。
(貴族:男③)我が息子達が生きて帰れたのも、あの方々のおかげですから。
(イワン伯爵)夢々、忘れるでないぞ。
(貴族:男一同)はっ!
そんな話がそこかしこで行われていた。
日和見派でさえ理解しており、今後のあり方を皆で話し合っている。
分かってないのは、反女王派だ。それも派閥の長、ワルド侯爵ただ一人。
(ワルド侯爵)どいつもこいつも腰抜けばかりか!あんな奴、なんとでもなるだろうが(失笑)
それを聞いた派閥の者達は頭を抱えた。
冗談じゃない、このまま死ねというのかと。
そして、反女王派に所属している事を心底後悔した。
彼らは見ていたのだ、先の戦争での出来事を。
早い者は準備段階から知っていた。
どれだけこの国の為に尽くしてくれていたかも。
そして、冷徹なまでに容赦が無い事も。
移民流入の際、"従わぬなら処刑しろ、全て追い返せ!"と指示を出したのも、他ならぬなぎさ様。しかも即断で。
全く迷いも無く、躊躇することも無く、さも当たり前と言わんばかりに。
こんな人物、絶対敵に回したくない。猿でも分かると。
その後、しばらくして、ワルド侯爵はこの世を去った。
死因は病死、表向きは。
そして、新たな派閥が誕生した。その者達は"中立派"と名乗り、反女王派は無くなった。
中立派、物は言い様だな、おい。
(リリー)知ってると思うけど、"中立派"って言う新しい派閥が出来たよ(失笑)
(シア)でも中身はまんま反女王派じゃないですか(苦笑)
(リリー)でも、"我々は反女王派ではない、また都合良くどちらかに肩入れする日和見派でもない、完全中立の派閥だ!"
とか寝言言ってるよ(爆笑)
(ティオ)物は言い様じゃのう(苦笑)
(ユエ)貴族社会ではごく普通よ(笑)
(雫・ヤマト)ワルド侯爵が死去したばかりだが(笑)
(玲・アカギ)素早い手のひら返しだ(爆笑)
(椿・シナノ)"ワルド侯爵は暗殺された"とのもっぱらの噂だしね(笑)
(リリー)あぁそれね、暗殺だよ。長年支えた側近中の側近による毒殺。本人も同じ毒を飲んで死んだ。
"この様な事になった事をお許しください。死後の世界でも誠心誠意お支えいたします"
と書き置きがあった。
屋敷の者も悲しむどころか、一安心って感じだし。
それより側近の死を悼んでいたよ、かなりの人格者だったみたい(苦笑)
(フェロ)それはまぁ、なんと言うか……(失笑)
(フィル)自業自得。
(なぎさ)いやいや、その側近の事は悲しんであげようよ。
(エンジェ)お人好し(ため息)
(ミヤビ)まぁ、周りからの嘆願もあったのじゃろ。
派閥の者は、かなり憔悴していた様じゃしな。
(エルム)治癒院の視察に行った時、確か反女王派と思われる貴族達がたくさんいたからね。
で、全員、胃薬と睡眠薬をもらっていたから(苦笑)
(なぎさ)ご愁傷様です。
(リリー)まぁ、事業の妨害となぎさの暗殺を企てていたからね、ワルド侯爵は。
(レム)何!そんな奴、死ねばいい。言ってくれたら、私が潰したのに(怒)
(なぎさ)レム、落ち着け。アイツらが出来る訳が無いやん。
(雫・ヤマト)そりゃ暗殺されるわ。派閥の者はたまったもんじゃない。
(玲・アカギ)巻き添えはごめんだ!だね。
(リリー)派閥の連中、先の戦争での事は見ていたからね。早いのは準備段階から知っていた。
(ユエ)貴族にとって情報は命。でないと生き抜いていけない。
(リリー)ワルド侯爵は派閥の連中と私兵を送っただけで、本人は見ていないからね。
与太話と笑っていたよ(失笑)
(椿・シナノ)じゃあ、自分の派閥で自分だけ浮いてたんだ(爆笑)
(リリー)そういう事。パーティーでも陰口叩いて周りは頭を抱えてたよ。
もうマジで真っ青、見てて面白かった(大爆笑)
(フィル)捨てられた。
(雫・ヤマト)だな(笑)
数日後、中立派と名乗る派閥から面会を求められた。
(なぎさ)え~、面倒くさい(ため息)
(ミヤビ)婿殿にしては珍しいのう(ニヤリ)
(なぎさ)いや流石に人を選ぶよ、マジで。
(レム)私が追い返してくる。
(ユエ)まぁ、顔ぐらい見てあげましょう。仮にも"中立派"なんだし(ニヤリ)
(なぎさ)ユエにしては珍しいなぁ~、絶対ダメと止めると思ったけど。
(ユエ)貴族の形式美よ(ニヤリ)
私も同席するわ。
応接室に通して面会する。
(貴族:老紳士)本日は面会をお許ししてくださり、誠にありがとうございます。
私、"中立派"の長をしております、ユルイ辺境伯と申します。
(貴族:男)同じく"中立派"の補佐をしております、マケナ伯爵と申します。
辺境伯がユルくて大丈夫か?マケナって負けてるやん、あ、名前か(笑)
(なぎさ)なぎさと申します。こちらは
(ユエ)第一夫人のユエと申します。よろしくお願いします。
ユエさんヤケに丁寧だ、血の雨降らないよね(怖)
(ユルイ辺境伯)この度、
我々は新しく"中立派"という派閥を立ち上げました事をご報告とご挨拶に伺わせていただきました。
(マケナ伯爵)私共は日和見派の様に都合良くどちらかに肩入れしたりすることなく、
どちらにも肩入れしない"完全中立"という立場をとらせていただこうと考えた次第にございます。
行くとこ、無かったのね(笑)
(ユルイ辺境伯)それにあたり、なぎさ様方とのお付き合いをお許しいただけたらと願う所存にございます。
(なぎさ)それって、大丈夫なの?私たちは"女王派"と周りから見られていますが……
(ユルイ辺境伯)何をおっしゃいます、なぎさ様はリリアナ女王様の王配、女王派の筆頭にございます。
その事は重々承知の上でのお願いにございます。
(マケナ伯爵)何分、立ち上げたばかりの弱小派閥にございます。
これから多くの方々とのお付き合いをさせていただきたく思っております。
(ユルイ辺境伯)これは私たちの悲願でもあり、派閥を超えたお付き合いをしていきたいと願っております。
ならば、真っ先になぎさ様方の元に馳せ参じ、
"派閥"ではなく、"一個人"としてのお付き合いを心から願う所存にございます。
わーお、よく言うよ。ほんと物は言い様だな、おい(苦笑)
ユエを見ると……頷いた。
マジ?マジですか?
良いの?こんなの相手にして……
(なぎさ)分かりました。では、一個人としてお付き合いさせていただこうと思います。
何分、此方もぽっと出ぇの、どこの馬の骨か分からない貴族ですが、
我々でよろしければ、今後ともよろしくお願いします。
(ユルイ辺境伯)なっ!何をおっしゃいます。王配にしてこの国を救った大英雄、
その様なお方々とお付き合いを許していただけた事、幸甚の至りにございます。
こちらこそ末長くよろしくお願い致します。
その後、お茶会を設け、たわいの無い雑談を行なって帰って行った。
お近づきの印にと山の様にお土産を置いて行こうとしたので、丁重に断った。
孤児院など恵まれない子供達に配ってあげてくださいと。
(ユルイ辺境伯)そ、その様なお心遣いまで……なんとお礼を申し上げればよいのか……
(マケナ伯爵)か、神だ!神様がご降臨なされた!
口ではそう言ってるが、受け取ってくれなかったのをかなり恨んでないか?
目に出てるよ目に(笑)
(ユエ)ふぅ、ゴミの相手は終わった(ニヤリ)
(なぎさ)ぶっ!ご、ゴミ?!(ぶっ!)
しかし、よく付き合いなんて許可したなぁ……
何か策でも?
(ユエ)個人的なお付き合いでしょ?一個人としての、"こ・じ・ん・て・き"な。
(なぎさ)その心は?
(ユエ)いつでも使い捨てに出来る。
過度な馴れ合い、誇張した宣伝は身を滅ぼす。
(なぎさ)こっちの信頼度には影響ないのか?
(ユエ)その為のリリアナ女王達。万が一の時は、
"わざわざお願いに来たからお付き合いをしてあげたのに、調子に乗り迷惑をかけられたから縁を切った"
と総動員で吹聴してまわる。王宮メイド隊の真価が問われる。価値がなければメイド隊も切り捨てる。
(なぎさ)なかなかの鬼畜っぷりですな(笑)
でもそこに惚れた♡(爆笑)
(ユエ)誰の嫁だと思ってるの?あ・な・た♡(大爆笑)
そんなやりとりを偶然?リトナとリコルが見ていた、いや、見てしまった(笑)
(王宮メイド長 リトナ)
・・・・(真っ青)
(王宮メイド リコル)
や、ヤバい、ヤバいヤバいヤバいヤバい(焦)
メイド長(涙目)
(王宮メイド長 リトナ)
先手を打ちましょう。
今日来た連中の事を大々的に噂にして流します。
(王宮メイド リコル)
どうやって(半泣)
(王宮メイド長 リトナ)
卑しくも中立派と名乗った"元反女王派"がなぎさ様方に"個人的なお付き合い"を懇願してきた。
あまりの必死さに"個人的なお付き合いなら"とお情けをおかけになったばかりか、
"周りから女王派の筆頭格"と噂をされている自分達と付き合いをしても大丈夫なのか?
と心配までされていた。
と。ユルイ辺境伯とマケナ伯爵の名前も忘れずに。
(王宮メイド リコル)
わ、分かりました!総動員します!王宮関係者なら、知らない人は居ないというぐらいに。
(王宮メイド長 リトナ)
"ぐらいに"ではダメです。"確実に"無くしなさい。出入り商人達も忘れない様に!
徹底的に流しなさい、良いですね!
(王宮メイド リコル)
分かりました。先に戻り、緊急召集をかけます!
慌てて戻り、緊急召集をかけるリコル。
その内容に真っ青になる専属メイド達。
って、いつから専属メイドになったんだ?アンタら王宮のメイドでしょ?
夢にまで見た優雅な生活がかかっている。勝手に見ているだけだが(笑)
そりゃ必死になるわな(笑)
少なくとも今より生活レベルは上がる。給金も増える。と勝手に思っている(笑)
今こそ自分達の存在意義を示す時と一致団結し、気合いが入りまくる。
(王宮メイド リコル)
皆んな分かってる?絶対失敗は許されないからね!
徹底的に流すのよ!それと自称"中立派"の動きを徹底的に監視して。
何かあれば私に報告!即、なぎさ様に伝えるから。
もちろん、通報してくれた人と一緒に報告に行くからね。
しっかりアピールするわよ!
そして裏切った時は徹底的に潰す。
『ここまでの温情をかけていただきながら裏切った、貴族の風上にもおけぬ連中が"中立派だ"』と。
(専属メイド:王宮 一同)
はい!!
中立派、詰んでないか?(笑)
早かったなぁ、中立派。君達のことは……忘れるよ。ってか、はなから記憶に無いと思うぞ(爆笑)
(シア)なぎささん、リトナさんやリコルさんが聞いていましたよ(笑)
(ユエ&なぎさ)知ってる(微笑み)
(シア)わーい、鬼畜すぎて素敵♡(爆笑)
(ユエ)で、2人は何の用事なの?
(シア)さぁ?聞いたけど、混乱して分からなくなってた感じ。
もう、イジメるからですよぉ~(爆笑)
(なぎさ)国絡みの事かな?
(シア)いえ、それなら直接来るか、誰かに呼びに来させるでしょ?
(なぎさ)それがリトナとリコルだったとか(爆笑)
(シア)あっ!…
(ユエ)まぁ、用があるならまた来るでしょ(笑)
(シア)そうですね(笑)
(なぎさ)それとなく、リリーに探ってもらおうよ(笑)
(ユエ&シア)お人好し(笑)
(なぎさ)儲かる話なら、早くやりたいやん。
権利関係なら、農業、漁業があるやん。儲けは少ないかもやけど、林業も。
(ユエ&シア)それは言える(爆笑)
(シア)何か心当たりあります?
(なぎさ)直轄地の件。
(ユエ)あっ!
(王宮メイド シエル)
あれ?なぎさ様。
(なぎさ)ん?
(王宮メイド シエル)
メイド長とリコルは来ませんでした?
(シア)来たけど、なんか忘れたみたいだった。
(王宮メイド シエル)
えっ?女王様から直轄地の件で相談したいって伝えに行くって言ってたんですけど。
(ユエ&なぎさ&シア)
あぁ~。
(王宮メイド シエル)
なんかあったんですかね?メイド長が忘れるって、今まで無かったですから。
(ユエ&なぎさ&シア)
へぇ~。
そこの3人、行ってやれ(爆笑)
(なぎさ)じゃあ、案内してもらってもいい?シエル。
(王宮メイド シエル)
はい。
シエルの案内で、リリアナのところへ
(なぎさ)お待たせしました、リリアナ女王様。
(リリアナ女王)いえいえ、えーっと……
(シア)シエルさんから聞いて、案内してくれました。
(リリアナ女王)は、はぁ……
(ユエ)で、直轄地の件。
(リリアナ女王)あっ!はい、直轄地の領主を選定しました。
(宰相 リコイル)
入れ!
5人入ってきた。どうやらこの人達がとりあえずの領主っぽい。
(宰相 リコイル)
紹介いたします。まずは左から。
リルクレア辺境伯。彼女には、旧エレノア共和国を任せることにしました。
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
リルクレア辺境伯家長女、ミウナ・リルクレアと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
次、ラムダ伯爵。彼女には、旧サンタナ帝国を任せます。
(アルムン・ラムダ伯爵)
ラムダ伯爵家次女、アルムン・ラムダと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
次、シグナス伯爵。彼女には、旧サスティナ帝国を任せることにしました。
ただ、旧サスティナ帝国は広大な為、3つに分け、それぞれの地域を担当してもらいます。
彼女は西部担当です。
(エレン・シグナス伯爵)
シグナス家次女、エレン・シグナスと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
次、マリス子爵。彼女は旧サスティナ帝国中部担当です。
(キリエ・マリス子爵)
マリス子爵家三女、キリエ・マリスと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
最後はアイルトン子爵。彼女は旧サスティナ帝国東部担当です。
(セリナ・アイルトン子爵)
アイルトン子爵家次女、セリナ・アイルトンと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
とりあえず、この5人で始めたいと思います。
整地・開発が進めば更に人数を増やし、最終的には11人を予定しています。
旧サスティナ帝国は5つ、旧サンタナ帝国、旧エレノア共和国は3つに分割します。
場合によっては、もっと細分化しても良いと考えています。
最終的な分割が終わり次第、新たな領地名をつけますので、今は分かりやすく、旧***と呼ぶことにしました。
(なぎさ)なるほど。分かりました。皆様、これからよろしくお願いいたします。
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
こ、こちらこそよろしくお願いいたします。
王都の発展を見ていますので、今から楽しみにしています(輝く目)
(エレン・シグナス伯爵)
そうですよ!ものすごい勢いで発展しているじゃないですか!もう、楽しみで、楽しみで(嬉)
(アルムン・ラムダ伯爵)
全く新しい、しかも素晴らしい技術の投入に、もう期待しかございません(嬉目)
(セリナ・アイルトン子爵)
これほどまでの凄まじい新技術で一から領地を作る、その先駆けに選ばれたことを光栄に思います(誇る目)
(キリエ・マリス子爵)
もはや希望しかございません。必ずご期待に応えてみせますので、よろしくお願いいたします。(誇る目)
(なぎさ)あはは、お手柔らかにお願いします(汗)
(リリアナ女王)どのように計画しています?
(なぎさ)さぁ?(笑顔)
一同ズッコケる。それはもう、吉本新喜劇もびっくりな華麗さで(爆笑)
(シア)なぎささん、その笑顔、ムカつくわぁ~(爆笑)
(なぎさ)とりあえず、同時進行で行こうと思います。
私たちも6班に分けます。
ユエ。
(ユエ)みんな今までの事なら出来る。
なぎさ、シア、レム:旧サスティナ帝国東部
エンジェ、フィル、ミヤビ:旧サスティナ帝国中部
エルム、フェロ:旧サスティナ帝国西部
雫三姉妹:旧サンタナ帝国
私、シラン:旧エレノア共和国
ティオは残り、ギルドの対応を任せる。
リリーには情報収集と連絡を担当してもらう。
総指揮官はなぎさ。なので、私たちのフォローもお願い。
それにギルドの要請が来るかもしれないだけに、かなりの負担になるけど……
(なぎさ)任せろ(微笑み)
(レム)私、無茶しないように監視します(笑)
(シア)秘薬、山ほどかき集めますね(笑)
(近衛騎士団副団長シラン)
わ、私もメンバーに(輝く目)
(ユエ)嫁でしょ、恥かかせないでね。
(近衛騎士団副団長シラン)
はい!喜んで!!
(ティオ)ギルドはお任せあれ、アーミア殿にも協力させよう。
(なぎさ)ギルド絡むとややこしくならないか?
(ティオ)なぁに、先を読めるアーミア殿じゃ。喜んで協力するであろう(ニヤリ)
(なぎさ)では、さっ……(怖)
(ユエ)準備もあるから、どのくらいで取り掛かれる?
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
はいっ!もう出来ております。
(ユエ)なら、出発は7日後。移動はこの際、魔動輸送機を使う。
それまでに細部を詰めましょう。
えーっと、代表はリルクレア辺境伯?
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
ミウナとお呼びください。私が代表をさせていただきます。
(ユエ)分かった。お願いね、ミウナ(笑顔)
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
は、はひっ!(嬉)
(ユエ)では、始めましょう。
しかも抜群にして破格の条件で。
(なぎさ)これは……
(リリアナ女王)買いました。お相手にも納得して頂ける価格で。
(なぎさ)買い叩いてないよね?
(リリアナ女王)もちろん。たっぷり色を付けました。泣いて喜んでましたよ。
(なぎさ)ホントに?
(リリアナ女王)ホントです。女王権限で破格の高値で買いましたから。国が。
(なぎさ)はぁ?国が?
(リリアナ女王)はい。国です。しかも売値は無税にする約束もしてあげました。
(なぎさ)はぁ……そうですか。で、家賃は?
(リリアナ女王)はぁ?
(なぎさ)いやだから、賃料だよ。
(リリアナ女王)何言ってるんです?なぎささん。これはなぎささんの財産ですよ?所有権はなぎささんです。
(なぎさ)へっ?
(リリアナ女王)これが売買契約書です。ほら、所有者はなぎささんです。
国じゃありません、なぎささん個人の持ち物です。
と言うか、この土地全て、ハイリヒ王国の領土ではないですよ?
ほら、これが証明書です。
(なぎさ)・・・・ホントですね・・・・
いやそれは……
(リリアナ女王)良いんです。なぎささんは私の夫、王配です。
(なぎさ)なら、余計ダメでしょ!
(リリアナ女王)いえ、私が許可しました。一国の女王が許可したんです。決定事項です。
これで、下心アリアリのバカ貴族どもは手が出せません。
敷地に無許可で入る。それは侵略です。戦争です。
ハイリヒ王国が責任を持って排除します。
(なぎさ)ま、まぁ、そうなるよね。
(リリアナ女王)はい。国の許可無く、たかが一貴族ごときが他国領土を侵略する。
国家反逆罪で、全財産没収の上、一族郎党皆、処刑です。
(なぎさ)でも、買ったのはハイリヒ王国でしょ?
(リリアナ女王)王配の給金の一部です。問題無いですよ?
なんかよく分からんけど、凄い事になってるのだけは分かる。
ユエ達を呼んで説明してもらった。
(ユエ)なかなかやるじゃない、リリアナ(笑顔)
(リリアナ女王)私だって、やる時はやりますよ。夫に尽くすのが妻の役目です(ニヤリ)
(ティオ)よく心得ておるのう、流石は女王様じゃ(笑)
(リリアナ女王)お褒めにあずかり、光栄です(微笑)
(なぎさ)よく宰相達が了解したなぁ……
(リリアナ女王)女王に宰相が敵うとでも?それに手放しで喜んでました。
永久無税、最高の理由だと。税など取れるハズが無い、どんな貴族でも黙ると。
(シア)たしかに(笑)
(雫・ヤマト)他国に徴税など出来るハズも無い。言われてみれば当然か(感心)
(リリアナ女王)はい、財務大臣も大喜びですよ。当然過ぎて、誰も何も言えないと。
これで悩む心配は無くなった、堂々とあしらえると(笑顔)
(玲・アカギ)たしかに。当たり前過ぎて何も言えんわな(苦笑)
(リリアナ女王)なので、好きに使ってください。
店舗を増やす時は同じ手でいきます。必ず一声かけてください。
あと、前の道も含みます。これで門番も置けますから。
(なぎさ)分かった、ありがとう。
あっ!派遣会社の分があった。
(リリアナ女王)??今は王宮の敷地内ですよ?王族が賃料なんて払います?
それに、移転先も押さえてあります。貴族街の一等地です。しかも王宮のすぐ近く。
王宮と同等の広さです。
(なぎさ)なっ!無茶するな(ため息)
(リリアナ女王)何故です?同盟国の大使館です。大使館は治外法権、同盟国の領土です。
ハイリヒ王国の法律は適応されません。
(なぎさ)ちょっと違うぞ?多分……
(リリアナ女王)良いんです。領土分割です。国として、ハイリヒ王国が認めました。
(なぎさ)なんか無茶苦茶やぁ~……
(ミヤビ)良いではないか、婿殿。物は言い様じゃ(笑)
(リリアナ女王)なぎささんの国のなぎささんが、ハイリヒ王国の女王の私と結婚して同盟を結んだ。
何も問題はないです。
商売等はハイリヒ王国が認め、後ろ盾です。
相談等はハイリヒ王国が依頼しました。
矛盾はありませんよ(ニヤリ)
(エンジェ)やるな、リリアナ。完璧だよ。
(リリアナ女王)この手の政治的な案件は任せてください(笑)
伊達に女王はやってないですよ(ニヤリ)
その後、女王主催のパーティーが開かれ、正式に発表された。
(貴族:男①)どういう事だ?やはり国が目的だったのか?
(貴族:男②)おい!聞こえたらどうする。
(貴族:男③)なんでもしつこくすり寄る貴族が居たらしい。
(貴族:男④)私も聞いた。自分の派閥に取り込んで、勢力拡大を狙ったとか。
(貴族:男①)はぁ?相手は王配だぞ、派閥を明け渡すならともかく、取り込むとか正気の沙汰ではないぞ。
(貴族:男⑤)社交界に慣れない、どこの馬の骨か分からん貴族だけに簡単に取り込めると言っていたらしい。
(貴族:男②)馬鹿も度が過ぎたら笑えない。何考えてるんだ?
(貴族:男⑤)社交界慣れした奥方様達がガッチリ脇を固めてるのを知らないのか?
(貴族:男⑤)本人さえ落とせば、どうにでもなるとか話していたと聞いたな。
(貴族:男②)信じられん!どんな頭をしていたらそんな事が言えるんだ?
(貴族:男⑤)反女王派だ。日和見派を装って戦争には参加したから処罰は免れただろ?
それなりの功績を挙げたから、褒賞も貰えただけに調子に乗っているんだろ。
(貴族:男①)それでこうなったのか(納得)
(貴族:老紳士)何を話しておるのかな?
(貴族:男⑤)これはイワン伯爵様。今の女王様の発表について話していたところです。
(イワン伯爵)あの事か。あれは反女王派への警告だな。
(貴族:男⑤)やはり。
(イワン伯爵)あのバカ共は何を考えてるのか分からんからな。
私の掴んだ情報だと、派閥に取り込めぬのなら、事業の妨害や暗殺まで企んでおる。
(貴族:男一同)はあぁ?
(貴族:男④)敵うとでも思っているのか?先の戦争でも、あれだけの功績を挙げた大英雄だぞ?
瞬殺されるのが分からんのですか?
(イワン伯爵)それが与太話と考えておる。付き合わされる連中も、たまったもんではないわ(失笑)
(貴族:男⑤)いやいや見たでしょ?この目で。
しかも見た事も無い武器を用意してくださり、威力も尋常ではなかったではないですか!
(イワン伯爵)それが兵だけ出して、本人は見ておらんのだ。
それだけに駆り出された連中は、真っ青になっておるわ(微笑)
今更派閥を抜ける訳にもいかず、反女王派の者を受け入れる派閥もおらんからのう(笑)
(貴族:男①)では、我々は何を……
(イワン伯爵)せいぜいご機嫌をとる事だな。しかし、露骨なのは嫌うし怪しまれる。
事業の妨害をせず、協力するぐらいしかなかろう。
身内には甘いが敵には容赦が無いのは分かっておるだろう。
(貴族:男⑤)存じております。あれだけの武器を出し惜しみなく提供してくださり、
自ら最前線に立ち、戦い続けた勇士は今もはっきり覚えております。
(貴族:男④)それに、近衛、騎士団、分け隔てなく、手厚く面倒も見てくださった事も忘れてはおりません。
(貴族:男③)我が息子達が生きて帰れたのも、あの方々のおかげですから。
(イワン伯爵)夢々、忘れるでないぞ。
(貴族:男一同)はっ!
そんな話がそこかしこで行われていた。
日和見派でさえ理解しており、今後のあり方を皆で話し合っている。
分かってないのは、反女王派だ。それも派閥の長、ワルド侯爵ただ一人。
(ワルド侯爵)どいつもこいつも腰抜けばかりか!あんな奴、なんとでもなるだろうが(失笑)
それを聞いた派閥の者達は頭を抱えた。
冗談じゃない、このまま死ねというのかと。
そして、反女王派に所属している事を心底後悔した。
彼らは見ていたのだ、先の戦争での出来事を。
早い者は準備段階から知っていた。
どれだけこの国の為に尽くしてくれていたかも。
そして、冷徹なまでに容赦が無い事も。
移民流入の際、"従わぬなら処刑しろ、全て追い返せ!"と指示を出したのも、他ならぬなぎさ様。しかも即断で。
全く迷いも無く、躊躇することも無く、さも当たり前と言わんばかりに。
こんな人物、絶対敵に回したくない。猿でも分かると。
その後、しばらくして、ワルド侯爵はこの世を去った。
死因は病死、表向きは。
そして、新たな派閥が誕生した。その者達は"中立派"と名乗り、反女王派は無くなった。
中立派、物は言い様だな、おい。
(リリー)知ってると思うけど、"中立派"って言う新しい派閥が出来たよ(失笑)
(シア)でも中身はまんま反女王派じゃないですか(苦笑)
(リリー)でも、"我々は反女王派ではない、また都合良くどちらかに肩入れする日和見派でもない、完全中立の派閥だ!"
とか寝言言ってるよ(爆笑)
(ティオ)物は言い様じゃのう(苦笑)
(ユエ)貴族社会ではごく普通よ(笑)
(雫・ヤマト)ワルド侯爵が死去したばかりだが(笑)
(玲・アカギ)素早い手のひら返しだ(爆笑)
(椿・シナノ)"ワルド侯爵は暗殺された"とのもっぱらの噂だしね(笑)
(リリー)あぁそれね、暗殺だよ。長年支えた側近中の側近による毒殺。本人も同じ毒を飲んで死んだ。
"この様な事になった事をお許しください。死後の世界でも誠心誠意お支えいたします"
と書き置きがあった。
屋敷の者も悲しむどころか、一安心って感じだし。
それより側近の死を悼んでいたよ、かなりの人格者だったみたい(苦笑)
(フェロ)それはまぁ、なんと言うか……(失笑)
(フィル)自業自得。
(なぎさ)いやいや、その側近の事は悲しんであげようよ。
(エンジェ)お人好し(ため息)
(ミヤビ)まぁ、周りからの嘆願もあったのじゃろ。
派閥の者は、かなり憔悴していた様じゃしな。
(エルム)治癒院の視察に行った時、確か反女王派と思われる貴族達がたくさんいたからね。
で、全員、胃薬と睡眠薬をもらっていたから(苦笑)
(なぎさ)ご愁傷様です。
(リリー)まぁ、事業の妨害となぎさの暗殺を企てていたからね、ワルド侯爵は。
(レム)何!そんな奴、死ねばいい。言ってくれたら、私が潰したのに(怒)
(なぎさ)レム、落ち着け。アイツらが出来る訳が無いやん。
(雫・ヤマト)そりゃ暗殺されるわ。派閥の者はたまったもんじゃない。
(玲・アカギ)巻き添えはごめんだ!だね。
(リリー)派閥の連中、先の戦争での事は見ていたからね。早いのは準備段階から知っていた。
(ユエ)貴族にとって情報は命。でないと生き抜いていけない。
(リリー)ワルド侯爵は派閥の連中と私兵を送っただけで、本人は見ていないからね。
与太話と笑っていたよ(失笑)
(椿・シナノ)じゃあ、自分の派閥で自分だけ浮いてたんだ(爆笑)
(リリー)そういう事。パーティーでも陰口叩いて周りは頭を抱えてたよ。
もうマジで真っ青、見てて面白かった(大爆笑)
(フィル)捨てられた。
(雫・ヤマト)だな(笑)
数日後、中立派と名乗る派閥から面会を求められた。
(なぎさ)え~、面倒くさい(ため息)
(ミヤビ)婿殿にしては珍しいのう(ニヤリ)
(なぎさ)いや流石に人を選ぶよ、マジで。
(レム)私が追い返してくる。
(ユエ)まぁ、顔ぐらい見てあげましょう。仮にも"中立派"なんだし(ニヤリ)
(なぎさ)ユエにしては珍しいなぁ~、絶対ダメと止めると思ったけど。
(ユエ)貴族の形式美よ(ニヤリ)
私も同席するわ。
応接室に通して面会する。
(貴族:老紳士)本日は面会をお許ししてくださり、誠にありがとうございます。
私、"中立派"の長をしております、ユルイ辺境伯と申します。
(貴族:男)同じく"中立派"の補佐をしております、マケナ伯爵と申します。
辺境伯がユルくて大丈夫か?マケナって負けてるやん、あ、名前か(笑)
(なぎさ)なぎさと申します。こちらは
(ユエ)第一夫人のユエと申します。よろしくお願いします。
ユエさんヤケに丁寧だ、血の雨降らないよね(怖)
(ユルイ辺境伯)この度、
我々は新しく"中立派"という派閥を立ち上げました事をご報告とご挨拶に伺わせていただきました。
(マケナ伯爵)私共は日和見派の様に都合良くどちらかに肩入れしたりすることなく、
どちらにも肩入れしない"完全中立"という立場をとらせていただこうと考えた次第にございます。
行くとこ、無かったのね(笑)
(ユルイ辺境伯)それにあたり、なぎさ様方とのお付き合いをお許しいただけたらと願う所存にございます。
(なぎさ)それって、大丈夫なの?私たちは"女王派"と周りから見られていますが……
(ユルイ辺境伯)何をおっしゃいます、なぎさ様はリリアナ女王様の王配、女王派の筆頭にございます。
その事は重々承知の上でのお願いにございます。
(マケナ伯爵)何分、立ち上げたばかりの弱小派閥にございます。
これから多くの方々とのお付き合いをさせていただきたく思っております。
(ユルイ辺境伯)これは私たちの悲願でもあり、派閥を超えたお付き合いをしていきたいと願っております。
ならば、真っ先になぎさ様方の元に馳せ参じ、
"派閥"ではなく、"一個人"としてのお付き合いを心から願う所存にございます。
わーお、よく言うよ。ほんと物は言い様だな、おい(苦笑)
ユエを見ると……頷いた。
マジ?マジですか?
良いの?こんなの相手にして……
(なぎさ)分かりました。では、一個人としてお付き合いさせていただこうと思います。
何分、此方もぽっと出ぇの、どこの馬の骨か分からない貴族ですが、
我々でよろしければ、今後ともよろしくお願いします。
(ユルイ辺境伯)なっ!何をおっしゃいます。王配にしてこの国を救った大英雄、
その様なお方々とお付き合いを許していただけた事、幸甚の至りにございます。
こちらこそ末長くよろしくお願い致します。
その後、お茶会を設け、たわいの無い雑談を行なって帰って行った。
お近づきの印にと山の様にお土産を置いて行こうとしたので、丁重に断った。
孤児院など恵まれない子供達に配ってあげてくださいと。
(ユルイ辺境伯)そ、その様なお心遣いまで……なんとお礼を申し上げればよいのか……
(マケナ伯爵)か、神だ!神様がご降臨なされた!
口ではそう言ってるが、受け取ってくれなかったのをかなり恨んでないか?
目に出てるよ目に(笑)
(ユエ)ふぅ、ゴミの相手は終わった(ニヤリ)
(なぎさ)ぶっ!ご、ゴミ?!(ぶっ!)
しかし、よく付き合いなんて許可したなぁ……
何か策でも?
(ユエ)個人的なお付き合いでしょ?一個人としての、"こ・じ・ん・て・き"な。
(なぎさ)その心は?
(ユエ)いつでも使い捨てに出来る。
過度な馴れ合い、誇張した宣伝は身を滅ぼす。
(なぎさ)こっちの信頼度には影響ないのか?
(ユエ)その為のリリアナ女王達。万が一の時は、
"わざわざお願いに来たからお付き合いをしてあげたのに、調子に乗り迷惑をかけられたから縁を切った"
と総動員で吹聴してまわる。王宮メイド隊の真価が問われる。価値がなければメイド隊も切り捨てる。
(なぎさ)なかなかの鬼畜っぷりですな(笑)
でもそこに惚れた♡(爆笑)
(ユエ)誰の嫁だと思ってるの?あ・な・た♡(大爆笑)
そんなやりとりを偶然?リトナとリコルが見ていた、いや、見てしまった(笑)
(王宮メイド長 リトナ)
・・・・(真っ青)
(王宮メイド リコル)
や、ヤバい、ヤバいヤバいヤバいヤバい(焦)
メイド長(涙目)
(王宮メイド長 リトナ)
先手を打ちましょう。
今日来た連中の事を大々的に噂にして流します。
(王宮メイド リコル)
どうやって(半泣)
(王宮メイド長 リトナ)
卑しくも中立派と名乗った"元反女王派"がなぎさ様方に"個人的なお付き合い"を懇願してきた。
あまりの必死さに"個人的なお付き合いなら"とお情けをおかけになったばかりか、
"周りから女王派の筆頭格"と噂をされている自分達と付き合いをしても大丈夫なのか?
と心配までされていた。
と。ユルイ辺境伯とマケナ伯爵の名前も忘れずに。
(王宮メイド リコル)
わ、分かりました!総動員します!王宮関係者なら、知らない人は居ないというぐらいに。
(王宮メイド長 リトナ)
"ぐらいに"ではダメです。"確実に"無くしなさい。出入り商人達も忘れない様に!
徹底的に流しなさい、良いですね!
(王宮メイド リコル)
分かりました。先に戻り、緊急召集をかけます!
慌てて戻り、緊急召集をかけるリコル。
その内容に真っ青になる専属メイド達。
って、いつから専属メイドになったんだ?アンタら王宮のメイドでしょ?
夢にまで見た優雅な生活がかかっている。勝手に見ているだけだが(笑)
そりゃ必死になるわな(笑)
少なくとも今より生活レベルは上がる。給金も増える。と勝手に思っている(笑)
今こそ自分達の存在意義を示す時と一致団結し、気合いが入りまくる。
(王宮メイド リコル)
皆んな分かってる?絶対失敗は許されないからね!
徹底的に流すのよ!それと自称"中立派"の動きを徹底的に監視して。
何かあれば私に報告!即、なぎさ様に伝えるから。
もちろん、通報してくれた人と一緒に報告に行くからね。
しっかりアピールするわよ!
そして裏切った時は徹底的に潰す。
『ここまでの温情をかけていただきながら裏切った、貴族の風上にもおけぬ連中が"中立派だ"』と。
(専属メイド:王宮 一同)
はい!!
中立派、詰んでないか?(笑)
早かったなぁ、中立派。君達のことは……忘れるよ。ってか、はなから記憶に無いと思うぞ(爆笑)
(シア)なぎささん、リトナさんやリコルさんが聞いていましたよ(笑)
(ユエ&なぎさ)知ってる(微笑み)
(シア)わーい、鬼畜すぎて素敵♡(爆笑)
(ユエ)で、2人は何の用事なの?
(シア)さぁ?聞いたけど、混乱して分からなくなってた感じ。
もう、イジメるからですよぉ~(爆笑)
(なぎさ)国絡みの事かな?
(シア)いえ、それなら直接来るか、誰かに呼びに来させるでしょ?
(なぎさ)それがリトナとリコルだったとか(爆笑)
(シア)あっ!…
(ユエ)まぁ、用があるならまた来るでしょ(笑)
(シア)そうですね(笑)
(なぎさ)それとなく、リリーに探ってもらおうよ(笑)
(ユエ&シア)お人好し(笑)
(なぎさ)儲かる話なら、早くやりたいやん。
権利関係なら、農業、漁業があるやん。儲けは少ないかもやけど、林業も。
(ユエ&シア)それは言える(爆笑)
(シア)何か心当たりあります?
(なぎさ)直轄地の件。
(ユエ)あっ!
(王宮メイド シエル)
あれ?なぎさ様。
(なぎさ)ん?
(王宮メイド シエル)
メイド長とリコルは来ませんでした?
(シア)来たけど、なんか忘れたみたいだった。
(王宮メイド シエル)
えっ?女王様から直轄地の件で相談したいって伝えに行くって言ってたんですけど。
(ユエ&なぎさ&シア)
あぁ~。
(王宮メイド シエル)
なんかあったんですかね?メイド長が忘れるって、今まで無かったですから。
(ユエ&なぎさ&シア)
へぇ~。
そこの3人、行ってやれ(爆笑)
(なぎさ)じゃあ、案内してもらってもいい?シエル。
(王宮メイド シエル)
はい。
シエルの案内で、リリアナのところへ
(なぎさ)お待たせしました、リリアナ女王様。
(リリアナ女王)いえいえ、えーっと……
(シア)シエルさんから聞いて、案内してくれました。
(リリアナ女王)は、はぁ……
(ユエ)で、直轄地の件。
(リリアナ女王)あっ!はい、直轄地の領主を選定しました。
(宰相 リコイル)
入れ!
5人入ってきた。どうやらこの人達がとりあえずの領主っぽい。
(宰相 リコイル)
紹介いたします。まずは左から。
リルクレア辺境伯。彼女には、旧エレノア共和国を任せることにしました。
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
リルクレア辺境伯家長女、ミウナ・リルクレアと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
次、ラムダ伯爵。彼女には、旧サンタナ帝国を任せます。
(アルムン・ラムダ伯爵)
ラムダ伯爵家次女、アルムン・ラムダと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
次、シグナス伯爵。彼女には、旧サスティナ帝国を任せることにしました。
ただ、旧サスティナ帝国は広大な為、3つに分け、それぞれの地域を担当してもらいます。
彼女は西部担当です。
(エレン・シグナス伯爵)
シグナス家次女、エレン・シグナスと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
次、マリス子爵。彼女は旧サスティナ帝国中部担当です。
(キリエ・マリス子爵)
マリス子爵家三女、キリエ・マリスと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
最後はアイルトン子爵。彼女は旧サスティナ帝国東部担当です。
(セリナ・アイルトン子爵)
アイルトン子爵家次女、セリナ・アイルトンと申します。よろしくお願いいたします。
(宰相 リコイル)
とりあえず、この5人で始めたいと思います。
整地・開発が進めば更に人数を増やし、最終的には11人を予定しています。
旧サスティナ帝国は5つ、旧サンタナ帝国、旧エレノア共和国は3つに分割します。
場合によっては、もっと細分化しても良いと考えています。
最終的な分割が終わり次第、新たな領地名をつけますので、今は分かりやすく、旧***と呼ぶことにしました。
(なぎさ)なるほど。分かりました。皆様、これからよろしくお願いいたします。
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
こ、こちらこそよろしくお願いいたします。
王都の発展を見ていますので、今から楽しみにしています(輝く目)
(エレン・シグナス伯爵)
そうですよ!ものすごい勢いで発展しているじゃないですか!もう、楽しみで、楽しみで(嬉)
(アルムン・ラムダ伯爵)
全く新しい、しかも素晴らしい技術の投入に、もう期待しかございません(嬉目)
(セリナ・アイルトン子爵)
これほどまでの凄まじい新技術で一から領地を作る、その先駆けに選ばれたことを光栄に思います(誇る目)
(キリエ・マリス子爵)
もはや希望しかございません。必ずご期待に応えてみせますので、よろしくお願いいたします。(誇る目)
(なぎさ)あはは、お手柔らかにお願いします(汗)
(リリアナ女王)どのように計画しています?
(なぎさ)さぁ?(笑顔)
一同ズッコケる。それはもう、吉本新喜劇もびっくりな華麗さで(爆笑)
(シア)なぎささん、その笑顔、ムカつくわぁ~(爆笑)
(なぎさ)とりあえず、同時進行で行こうと思います。
私たちも6班に分けます。
ユエ。
(ユエ)みんな今までの事なら出来る。
なぎさ、シア、レム:旧サスティナ帝国東部
エンジェ、フィル、ミヤビ:旧サスティナ帝国中部
エルム、フェロ:旧サスティナ帝国西部
雫三姉妹:旧サンタナ帝国
私、シラン:旧エレノア共和国
ティオは残り、ギルドの対応を任せる。
リリーには情報収集と連絡を担当してもらう。
総指揮官はなぎさ。なので、私たちのフォローもお願い。
それにギルドの要請が来るかもしれないだけに、かなりの負担になるけど……
(なぎさ)任せろ(微笑み)
(レム)私、無茶しないように監視します(笑)
(シア)秘薬、山ほどかき集めますね(笑)
(近衛騎士団副団長シラン)
わ、私もメンバーに(輝く目)
(ユエ)嫁でしょ、恥かかせないでね。
(近衛騎士団副団長シラン)
はい!喜んで!!
(ティオ)ギルドはお任せあれ、アーミア殿にも協力させよう。
(なぎさ)ギルド絡むとややこしくならないか?
(ティオ)なぁに、先を読めるアーミア殿じゃ。喜んで協力するであろう(ニヤリ)
(なぎさ)では、さっ……(怖)
(ユエ)準備もあるから、どのくらいで取り掛かれる?
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
はいっ!もう出来ております。
(ユエ)なら、出発は7日後。移動はこの際、魔動輸送機を使う。
それまでに細部を詰めましょう。
えーっと、代表はリルクレア辺境伯?
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
ミウナとお呼びください。私が代表をさせていただきます。
(ユエ)分かった。お願いね、ミウナ(笑顔)
(ミウナ・リルクレア辺境伯)
は、はひっ!(嬉)
(ユエ)では、始めましょう。
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