自重を知らない異世界英雄たち

なぎさセツナ

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第一章後編 ハイリヒ王国復興編

商売、本格始動!③

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(ユエ)上手くいったね。

(なぎさ)あぁ、後は馬車だな。工房の方はどうなんかな?

(シア)リトナが気合い入りまくって優秀な職人を集めてます。

(なぎさ)まずは荷車が作れないと話にならないからな。

(ティオ)サスとか言うやつよのう。

(なぎさ)あれが1番単純かな。
    リッジドサスペンションってやつ。
    サスはサスペンションの略称だからね。


 その後、リトナのところへ。

(なぎさ)リトナ、どんな感じ?

(専属メイド長:王宮 リトナ)
      なぎさ様。順調に集まっております。後一人、口説いているところです。

(なぎさ)じゃあ、集まったら呼んでね。

(専属メイド長:王宮 リトナ)
      はっ!


 なぎさは戻ってみた。

(ユエ)あれ?どうしたの?

(なぎさ)後一人、口説いているって。集まり次第、連絡が来るよ。

(ユエ)暇になったんだ(笑)

(なぎさ)やる事はいっぱいあるけど、儲けるなら、まだ投入は出来ないからね(ニヤリ)

(ユエ)たしかに(ニヤリ)


 仕方ないから、街ぶらしてみた。
 いっぱいあるが、儲けるなら、ブームを起こして売る必要がある。
 今、リバーシ、自転車、荷車がある。
 もうすぐ馬車を出す。
 お腹いっぱいである。
 予定の物はどんどん出来て、ストレージに保管されている。
 思いつくものは、全て出来上がっている。
 後は投入時期の問題のみ。
 まぁ、たまにはぶらつくのも良いだろう。生の声も聞きたい。

(少女)お母さぁ~ん、自転車乗りたい。

(母)ちゃんと勉強してからね。

(少女)えぇぇぇっ!今がいい。後でやるからぁ~。

(母)ちゃんと勉強しないと、なぎさ様が怒って取り上げられますよ。

(少女)ちぇっ!ケチ、勉強したら連れてってよ!

(母)はいはい、分かりました。


 微妙だ。まぁ国の事を考えると、まぁ良いや。
 少女、恨まないでくれ(笑)

(なぎさ)あはは(汗)胸が痛い。まぁ良いか。


 あちこちで、仕事の合間なのか、リバーシに興じる人達がいた。
 本喫茶も覗いてみたが、なかなかの繁盛ぶりで一安心。
 "この主人公が"とか、
 "**様が"とか、
 "今度、衣装を着てお茶会を"とか、
 "ユナコスに行こうよ"とか。

(なぎさ)なかなか、こちらの狙い通りになってるな(ニヤリ)
    そろそろイベント管理会社をつくるかな?


 なぎさはそんな事を考えながら、ベースキャンプに戻って行った。

(なぎさ)ただいま。

(シア)あっ!お帰りなさい。どうしたんです?なぎささん(ニヤリ)

(なぎさ)街ぶらしてきた。
    リバーシも流行ってるし、本喫茶も順調、自転車も好評(笑顔)

(シア)よかったじゃないですかぁ~、順調に儲かってますよ(笑顔)

(なぎさ)かなり儲かってるだろうね。

(シア)ええ。アーミアさんから、かなり期待してくれって伝えてって言ってましたし。

(なぎさ)そろそろイベント会社を作ろうかと思うんやけど。

(シア)んじゃ、ユエさん、呼んで来ますね。


 そう言うと、シアが呼びに行った。

(ユエ)シアから聞いたよ。

(なぎさ)で、どうする?

(ユエ)いいんじゃない、作ろうよ。

(なぎさ)じゃ、作る。ユエ、シア、参加して。

(シア)私?ですか?

(ユエ)なんで?

(なぎさ)イベント会社なんだから、管理運営が仕事でしょ?
    でも、イベントによっては衣装や飲食物も提供するやん(ニヤリ)

(ユエ)その衣装関係を私のブランドで?(ニヤリ)

(シア)イベント特別メニューを私が。ですね(ニヤリ)

(なぎさ)何事にも最初はある(ニヤリ)

(シア)例がないと、分かりにくいです(ニヤッ)

(ユエ)衣装なら、販売だけでなく、貸し出しも考えた方がいいね(ニヤッ)

(シア)となると、世界観を共有できるメニューですね(ニヤリ)

(なぎさ)流石っす(ニヤリ)
    で、なんて名前にするかなんだけど。

(シア)なぎさ祭り!

(なぎさ)ま、祭り?!

(シア)だってお祭りじゃないですか、ならそのままで。

(ユエ)イベントなぎさ。

(なぎさ)なんのイベントか分からなくない?

(ユエ)イベント全部を管理運営するんだから、問題ないんじゃない?

(シア)どこ所属か分かりやすくした方がいいですよ。

(ユエ)じゃあ"イベントなぎさ"で。

(なぎさ)マジ??

(シア)マジです(微笑み)


 イベント管理運営会社"イベントなぎさ"設立。
 もうちょっとなんとかならんかったのか?(笑)

 なぎさは本部ギルドへ向かう。

(なぎさ)ギルマス居る?

(本部ギルド職員 ミケルナ)
      あっ!なぎさ様。今、居ます。お部屋へご案内いたします。


 ミケルナの案内でアーミアに会いに行く。

(本部ギルド職員 ミケルナ)
      ギルマス、なぎさ様が来られました。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      入れ。

(なぎさ)やだ。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      なんでだよ!!

(なぎさ)調子は?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      絶好調だ。

(なぎさ)お前じゃない(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      分かってたわ。たまには労われ。その笑顔、ムカつくわぁ~!!(笑)

(なぎさ)で?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      まさに絶好調だな。売り上げ、権利金、ともに莫大なもんになってるな。
      おかけでこっちもウハウハだ。

(なぎさ)ほぅ。その割には扱いが雑だな、アーミア。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      あっ!これは失礼致しました、なぎさ様(ニヤリ)

(なぎさ)分かればよい。とりあえず、足舐めろ(ニヤリ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      はっ!……っと危ねぇ~。何させる気だよ!

(なぎさ)チッ、(ボソっ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      "チッ"って言ったな、今"チッ"って言ったよな(涙目)

(なぎさ)じゃあ、お疲れ(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      あ、あぁ……って、何しに来たんだよ!!てか、その笑顔、辞めろよ(半泣)

(なぎさ)イベント会社を立ち上げた。これからのイベントの管理運営をする会社や。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      分かった。人手を手配しよう。

(なぎさ)いや、それはリトナがやるから(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      なら、なんで来たんだよ(泣顔)

(なぎさ)報告。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      あ、あぁ、そうだな。そうだよな……。

(なぎさ)疲れてんじゃない?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      誰のせいだよ!今疲れたよ!一気に疲れたよ!(半泣)

(なぎさ)じゃあ、これでも飲んで。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      あ、あぁ、すまん。ん?これ美味いな、なんだこれ??

(なぎさ)致死性の毒。1週間、死んだ方がマシと思うぐらい苦しんで出血するやつ。自死防止作用付き(マジ顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ぶっっっっ!何飲ますんだよ!!

(なぎさ)いや、疲れたって言うから楽になるようにと(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      その前が地獄だろうが!って、しれっと恐ろしいこと笑顔で言うな!!(怖)

(なぎさ)嘘やよ(笑)ボクの体液や(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      脅かすなよ。なぁ~んだ、体液……おうぇ~(半泣)

(なぎさ)元気な子を生んでくれ(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      生めるかぁ~!って、そっちの体液かよ!!(大涙)

(なぎさ)でも美味しかったでしょ(笑)しっかり熟成しといたから(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      気持ち悪いぃ~こと、笑顔で言うなぁぁぁっ(泣)

(なぎさ)んな訳ないやん。ただの超強力な媚薬や。40日は悶絶するよ、君も今日から性奴隷だ!(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      いやああぁぁぁぁぁっ!!(号泣)

(なぎさ)よちよち、泣くんじゃない(微笑み)ただの果実水や。フェアベルゲン産の(爆笑)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ホントだな?ホントにホントだな?嘘じゃないよな(涙目)

(なぎさ)さぁ(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ほらぁ~!!(泣)

(なぎさ)で、売れるでしょ?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      どれがだよ!何がだよ!(涙目)

(なぎさ)それ(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      だから、なんなんだよ!これ!!

(なぎさ)ボクの……

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ぬがぁぁぁっ!!!(絶叫)

(なぎさ)持ってきた、フェアベルゲン産の果実水。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      紛らわしんだよ!!(涙目)

(なぎさ)イライラするなよ。更年期なんか?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      なんだそれ?

(なぎさ)歳取ると、生理が来なくなるやろ?それにより"ホルモン"って言うののバランスが崩れるんよ。
    すると、イライラや火照りとか色々な症状が出て、日常生活に支障をきたしたりする病気のこと。
    ババアがなるな(爆笑)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ババアじゃねぇ~!!まだ24だ!!

(なぎさ)老けてんなぁ~(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      うっせーわ!誰のせいだよ!!

(なぎさ)うーん……本人??(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      お前らだよ!その笑顔、ムカつくわぁ~!!!

(なぎさ)じゃあ、引き上げます。お世話になりました。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      わぁ~!!待て待て待て待て!!謝るから待ってくれ(涙目)

(なぎさ)なんか上から目線よなぁ~……

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      そ、そ、

(なぎさ)じゃあ……(ニヤリ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      足は舐めねぇ~ぞ!!

(なぎさ)ちぇっ(ボソっ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      今、言ったよな?今、"ちぇっ"って言ったよな!!

(なぎさ)歳取るとよく聞こえるなぁ~、低音が(ボソっ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      あんだって?!

(なぎさ)なんだろう??(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ムカつくわぁ~!!

(なぎさ)で、庶民からも雇いたいから手配して、とりあえず10人。依頼料は?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      いらねぇ~よ。条件は?

(なぎさ)社員になって欲しいんで、月給制で。給金は、うーん……金貨1枚かな?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      き、金貨1枚?!お前、それ、伯爵家の中堅メイドの給金だぞ!

(なぎさ)だから、それだけ有能な人が欲しい。種族問わずにな。
    リトナが貴族連中を抑えられる人材を確保に動いてる。とりあえず5人な。
    そいつらの給金は月給金貨1枚。平等にしてる。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      そ、それ揉めないか?

(なぎさ)適材適所。それで揉める奴は要らない。
    ただ、任せられるようになって肩書きが付けば差をつける。
    身分は関係ない。使えないならクビにするし。
    伸びしろも含めて、お勧めを頼む。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ま、まぁ、お前が良いなら良いが……分かった。

(なぎさ)で、売れるか?それ。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      間違いなく売れるな。日持ちはしねぇ~よな?

(なぎさ)あぁ、その日限りや。だから出来立てを提供する。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      貴族なら大金払うだろうな、そんな貴重品なら。

(なぎさ)アーミアのは1ヶ月熟成させたけどな(笑)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      腐っとるわ!何飲ますんだよ!!

(なぎさ)嘘やよ(笑顔)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ホント、その笑顔、ムカつくわぁ~!!(笑)

(なぎさ)フェアベルゲン産の物を交易したり、店出すことに問題は?

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      無い。というか、傘下にするんだろ?
      手を出すバカは居ねぇ。ギルドも後ろ盾になる。

(なぎさ)なら安心した。


 報告と確認が出来たので、ベースキャンプに戻るなぎさ。
 これで安心だな。

 それから5年が経ち、リバーシのブームもそろそろ頭打ち感が出てきた。
 大会は盛り上がるし、模造品の取り締まりも順調。
 お茶会イベントもかなり大掛かりになってきて、オリジナルや2次創作をする人達も出てきた。
 作者の許可もかなり出してるようだし、参加費も個人は無料、個人で無ければ売り上げの1%という安さから毎回大盛況である。
 イベント会社も社員が手慣れてきて、他のイベントは無いのか相談が出てきた。
 そこで商人から要望が来た。
 "そろそろ次を投入しましょう"と。
 という事で、次は"将棋"とスポーツで"サッカー"を投入することにした。
 "サッカー"は、とりあえず難しいルールは無しで、
 "手を使わず、とにかく蹴って決められたところに蹴り込むと得点になる"
 "相手を故意につき飛ばしたりなど危険な行為は禁止、やった場合、相手がその場からやり直し、張本人は退場"
 という、単純なルールにした。慣れたら、色々足せば良い。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      これもまた売れるな!

(王都ギルマス《産》:女 ナチナス)
      ええ、"リバーシ"の時と同じぐらいの効果が見込めます。

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      "サッカー"も、まずは簡単なルールからってのもウケるぞ。

(王都ギルマス《産》:女 ナチナス)
      ボール1つで出来るのが、庶民にとってはありがたいですね。

(なぎさ)じゃあ、やりますか(ニヤッ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      ああ、やるか(ニヤリ)

(王都ギルマス《産》:女 ナチナス)
      早急に職人を手配します(ニヤッ)

(本部ギルドマスター:女 アーミア)
      全ギルドに通達を出す。またガッポリ儲けるぞ!


 流石ギルド、やる事が早い。
 職人の手配は終わったと、翌日連絡が来た。
 宣伝用の試作品は3日後、発注は10日後から開始出来るとのこと。
 仕様は"リバーシ"の時と同じ。
 流石商人、分かってるね。
 あまり乱発すると逆に赤字だが、あの面子なら大丈夫だな。
 と、同時にイベント会社が大会開催の準備に入る、いつでもOKな状態でスタンバイすると連絡が来た。
 やる事早いね、有能な社員で助かるよ。
 そろそろ責任者を決めようか。

 現場で話し合った結果、
 代表は、ケイレント辺境伯四女 マリス・ケイレント
 補佐は、ミケイナ(庶民出身)

(なぎさ)2人ともリーダーとしては申し分ないけど、これで良いの?

(イベントなぎさ補佐 ミケイナ)
      はい、やはり貴族連中に対抗するには貴族でないと。

(イベントなぎさ代表 マリス・ケイレント)
      私もミケイナが補佐をしてくれたら助かります。もはや右腕ですから。
      いざとなれば家の名前を使います。辺境伯なのでかなり抑えが効くかと。

(なぎさ)分かった、後は頼む。何かあれば、いつでも言ってくれ。

(イベントなぎさ補佐 ミケイナ)
      はいっ!お任せください。

(イベントなぎさ代表 マリス・ケイレント)
      必ずご期待に応えてみせます!


 これで安泰かな。
 フェアベルゲンの方も順調である。
 甘味処クレハも王都に4店舗も出し、順風満帆だった。
 いざこざはあったりするが、その都度、近衛騎士団が駆けつけ、ギルドにも召集がかかるため、
 よほどのバカでないと問題を起こさなくなった。
 しかも味は絶品、社交界でも話題に事欠かないとなると、お貴族連中は常連になる。
 もちろん、庶民向けの商品も作っており、庶民から貴族まで幅広いファンを獲得した。
 当然、自転車遊技場にも出店してもらった。
 "持ち帰りだけでなく、店内飲食も"という要望が高まり、ついに店内飲食も始め、
 ファン達は、出来立てのスイーツを味わう事が出来るようになった。
 輸送は、専用ゲートを店内に設置し、フェアベルゲンとの最速輸送を実現させた。
 登録者のみ通過出来る仕様の為、大丈夫だろうとテーゼ族長が判断したからだ。
 いざとなればゲートで退避し、破壊すれば良いとの事で。
 ここまでくれば止まらない。
 たった5年で王都の甘味処の頂点に君臨した。

 今日はクレハ店長ヤマノが王都店舗を視察に来るという事で、なぎさも行ってみた。

(なぎさ)クレハ店長、お久しぶりです(笑顔)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      これはこれは、なぎさ様。お久しぶりでございます。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      なぎさ様、来てくれたんだ(嬉)

(なぎさ)あぁ、せっかくやしね。だいぶ忙しかったでしょ?

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      でも、おかげさまで大成功です!
      それに、将棋、サッカーはフェアベルゲンでも大人気ですよ!
      リバーシは根強い人気がありますし!

(なぎさ)最近、フェアベルゲンも行けてないからなぁ~。近々行きたいな。

(猫人族はユナ・パトリエット)
      是非来て下さい!待ってますから。それと、私、先月子供が生まれました。
      これで専属だった私たち全員に子供が出来ました。
      専属を外れたのは寂しいですけど、なぎさ様の子を授かれたから幸せです。
      立派に育てて、次期当主に相応しい子供に育てますね(笑顔)

(なぎさ)うん、楽しみにしてるね(笑顔)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      今、専属は誰ですか?

(なぎさ)ん?居ないよ?そういうの辞めようってなって。
    みんな頑張ってくれて、みんな専属みたいなものだから、もういいかな?って。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      王宮の専属は?

(なぎさ)それは居る。手駒かどうかは区別が必要だし、誰にでも言える内容じゃないから。
    リリアナはもちろん、宰相たちも黙認だし。
    メイド隊は周りに自慢しまくってるらしいけどね(苦笑)
    ある意味、繋がりがあるって事に価値を感じているみたい。
    協力を要請しやすい、みたいな。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      そう……ですかぁ(しょぼん)

(なぎさ)別に落ち込まなくても。
    そりゃ仕方ないと思うよ?
    シアの故郷。専属は子供を作る為に外れた。もう子供が居るかもしれない。
    こんな情報を掴んだら、なんとかして繋ぎ止めようって必死になるやん。
    あり得ないが、万が一、跳ねっ返りが戦線布告したら、あの戦力を相手に戦争になる。
    フェアベルゲン寄りになられたら、滅亡どころか消滅する。
    なんとか言い訳して、跳ねっ返りの処分を手伝ってもらい、敵意が無いことを証明する機会が欲しいってなるんじゃない?
    だからだと思う。
    商売でもあり得ないレベルで優遇されてるでしょ?
    なんとか専属メイド隊に繋ぎ止めて欲しいんでしょ。
    人材確保の異常な速さと選抜条件のこの上ない厳しさ、処罰の異様と思える重さがそうなんだろうなぁと。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      そこまで必死なのですか?

(なぎさ)勝手な推測だけどね。リリーはそうだと言ってた。
    専属が居なくなった理由が子作りだと知った時の焦り様は異常だったって。
    フェアベルゲンにボクの子供が出来るって(微笑み)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      ハイリヒはどうするんですか?

(なぎさ)ユエの計画では、リリアナも含む嫁ーズと子供を作り、ハイリヒ王国を乗っ取るって(笑)
    自分たちの子供を中央要職、まぁ王配の子供、大公夫人の子供だから、当然だけどね。
    女王の子供なんて、王位後継者やん。
    本人の希望も優先するけど。それなりに散らばったりしたら最高と。
    冒険者に1人でもなれば、ギルドとの蜜月な関係も維持出来る。
    王位も中央政治も制圧する。フェアベルゲンには子供が居る。
    子供たち、孫たちが変な気を起こさない限り、安泰だねって。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      た、たしかにこれ以上無い強力な繋がりです。
      同盟や条約なんて比じゃないですよ。
      血が繋がっているんですもんね。

(なぎさ)そう。でも、いずれは子供を作るから、野望というより、現実だよね。
    自然とそうなる。皆んなが冒険者は嫌だ!政治なんて嫌いだ!王位なんて継ぐか!
    ってならない限り、そうなるよね。
    王位継承ってなると複数人の子供が要る、当然男の子も。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      ハイリヒ王国乗っ取り確定ですね(ニヤリ)

(なぎさ)そうなるよね(ニヤリ)
    でも、気になるのがタニアの子供なんだけど(笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      タニアは本家の当主だからね(笑)
      まぁ、シズクが上手くやるでしょ、親子共々幼馴染になるし(笑)

(なぎさ)なんだかんだでタニアはシズクに頭か上がらないからな(笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      しっかり尻に敷かれてるわ、子供も(爆笑)

(なぎさ)そりゃ安心やね(爆笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      子供の名前は?名前覚えるの、苦手だったよね(微笑)

(なぎさ)あっ!そういえば………………聞いてない(汗)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      は?

(なぎさ)皆んなフェアベルゲンに戻って生んだやん。
    ついて行けなかったし、立ち会えなかったやん。
    そんなの聞いた事がない、家で待ってなさいって。
    で、安心出来る環境が良いって事で……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      フェアベルゲンに戻りましたよね……

(なぎさ)その後は体調回復まで会えないって言われたし、魔法治療は断られたやん。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      たしかに出産後の魔法治療は聞いた事が無いし、
      母体には良くないって言われてるわ。

(なぎさ)それ、ホント?よく分からないんだけど……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      私もホントのところは知らないわ。
      でも、それが当たり前みたいに言われてるよね。

(なぎさ)で、行けないし、会えないし、そのうちなんかよく分からん忙しさで……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      あの子たち、来なかったの?

(なぎさ)来てない……てっきり、子育てに忙しいのかと。
    ほら、赤ちゃんって凄く手がかかって大変だって……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      それ、クソなアレのですよね?
      私たち貴族は乳母も居れば、専属メイドも付くから余裕ですよ。
      もちろん、愛してるし愛情は注ぎます。
      教育もしますが、主に家庭教師や乳母、専属メイドがします。

(なぎさ)・・・は?(涙目)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      いや、調べます、聞いてみます、大丈夫ですから!

(なぎさ)す、捨てられた?(半泣)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      違います、そんな事は無いです、ありえません!
      何か考えがあるんですよ!泣かないでください!!

(なぎさ)うん(しゅん)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      でも、私はビジネスパートナーでもありますから、絶対来ますよ?
      子供を一緒に王都を案内しましょうよ。
      自転車遊技場も連れて行きたいですし。

(なぎさ)是非行こう。あれは自信作やから。レストランも予約しよう、美味しいものを食べさせてあげたい。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      あはは。気が早いですよ。生まれたばかりで、まだミルクですよ(笑)
      そうですね、普通に食事が出来るのは3歳からです。
      そこは人族と同じだと思いますよ(笑顔)

(なぎさ)あはは、そうなんや。慌て過ぎたな(笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      もう、なぎさ様ったらぁ~(笑顔)


 周りは砂糖を大量に吐いたであろう雰囲気をプンプンさせながら、甘い時間が過ぎていた。

(なぎさ)後、頃合い見計らって魔動バイクと魔動車の販売を始める。
    魔動車からやけど。
    それらは私有地限定で、お貴族相手やけどね。
    で、走らす場所に不満が出るだろから、サーキットって言う競技場を作る。
    そこでレースをするんよ。
    まぁ、色んなコースを考えてるから、楽しみにしててね。
    専用車両を使った砂漠でのレースも考えてる。
    タイミングみてボッタクるよ(ニヤリ)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      流石、私の旦那様!楽しみにしてるわ。
      もちろん、子供と一緒に見に行くからね(笑顔)

(なぎさ)是非。ボクも出場するから。盛り上げ役で(笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      盛り上げ役?勝たないの?

(なぎさ)勝ったり負けたりよ。独走して優勝ばっかしたら、飽きられるでしょ。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      その為の盛り上げ役なんだ。

(なぎさ)いわゆる"速いけど、壊れる"をモットーに(笑)
    "ド派手なパフォーマンスはやるけど、優勝するとは限らない。途中リタイアもある"
    って役っす(笑)
    勝てるチャンスがあれば、ハマったのはムキになるでしょ?お貴族様は(笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      なるほど!プライド高い人族のお貴族様、勝てる名誉があるならやるでしょう。
      しかも、魔動車や魔動バイクって(ニヤリ)

(なぎさ)相当高価!しかし、死人は出さない超安全仕様。軽い怪我ぐらいはするよ?
    レース後の治癒魔法までセットにするし。
    王族が出ても大丈夫!安心してお楽しみを。ってね(ニヤッ)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      それ、絶対流行るよ!
      名誉欲と財力誇示の両方が叶うじゃない(ニヤッ)

(なぎさ)でしょ(ニヤリ)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      楽しみだわぁ~。皆んな連れて行くね(笑顔)

(なぎさ)魔動自転車も時期見て出すよ。
    魔力がアシストするから楽にはなるけどスピードが出るから、
    制限をかけて荷物を運びやすくした改良版。
    魔動車、魔動バイクと投入してからの予定。
    フェアベルゲンで使うなら早速渡すよ?
    ただねぇ~、金額じゃないよ?
    街道整備しなかったからね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      道が要るよね?

(なぎさ)それはある程度大丈夫でしょ、自転車使ってるから。
    ただ、テーゼ族長が言ってた"日頃の鍛錬"だよね。
    レムのスポーツジムって手もあるけど、費用と時間を考えたらなぁって。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      たしかに日頃の仕事が鍛錬の方が効率良いですよね。
      レム様のスポーツジムは、私たち貴族のサポートみたいな感じだし、
       軍や民家でも調整用って感じですからね。
       その調整が素晴らしく良いんですけど、メインでとなるとたしかに時間が、ですよね。

(なぎさ)だから必要なら言って、いつでも準備は出来てるから。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      分かったわ。でもハイリヒでは?

(なぎさ)売りまくる(ニヤリ)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      お金だけでなく、基礎体力も奪うんですね(笑)

(なぎさ)ただ、軍が欲しがるのは目に見えてるから、そこも警戒して。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      あぁ、ジワジワと軍備拡大してますよね?

(なぎさ)あぁ、"例の件が正しかったら"の備えね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      リリー様から聞きました。
      なるほどと思いましたよ、対海外戦の為ですって。

(なぎさ)この世界の人じゃないから分からんけどね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      いえいえ、仮に球体じゃなくても球面だった場合も同じことが言えますから、備えは必要かと。

(なぎさ)バカが矛先間違えないとも言えないから、警戒はしててね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      はい、テーゼ族長にも伝えておくわ。
 

(なぎさ)そういえば、クレハ店長は自転車遊技場に店内飲食店を出す気はありませんか?

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      それはどうするか、いずれ相談しようかと思っておりました。
      たしかに要望はあるのですが、どうやってやるか?という問題がクリア出来てないのです。
      "ゲート"という意見もありましたが、店舗と違い防犯上の問題がありますから。

(なぎさ)なるほどなぁ~。たしかに危ないよね、直通だもんなぁ。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      そうなのです。

(なぎさ)ここから運び込むはアレなんですよね……

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      はい、何往復する事になるものやら……
      持ち帰り商品でも4往復してますから……
      嬉しい悲鳴ですが(笑)

(なぎさ)分かりました、こうしましょう。
    "ゲート"ではなく"ストレージ"を設置しましょう。
    双方向の"ストレージ"なら、向こうで"ストレージ"に入れたものを
    こちらの"ストレージ"で取り出せる。
    "ストレージ"の共有です。
    これは可能です。
    ボクのとユエ達の"ストレージ"はそうしてますから、
    個別の保管用ストレージ以外に設置してあるんです、収納庫内に。
    収納庫内に生産システムを組んで、出来上がった物を共用ストレージに保管してるんですよ。
    そこから自分のストレージに自分が要る分を保管するというシステムを組んでますから。
    ボクは在庫数を設定して、共有ストレージから自分のストレージに自動補充できるようにしてます。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      しれっと凄いこと言いましたよね?どれだけ魔力があるんですか(ため息)

(なぎさ)魔石を使えば据え置き式なら可能やよ、必要になったら言ってね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      その魔石の自動魔力充填システム自体がアーティファクト級ですって!

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      自動魔力充填システム??ですか???

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      空気中の魔素を取り込んで、魔力に変換するシステム。
      しかもある程度魔石にも補充されるから、魔素が無くなり魔石の魔力が尽きない限り魔石の交換が不要。
      魔素が無くなるなんてあり得ないのに、そのあり得ないことが起こった時の対策までしてある代物。
      しかも魔石に自動修復魔法と保護魔法まで付与されている、神話級のアーティファクトよ(ため息)

(なぎさ)あのぅ~、クリーン魔法も付与してあります。汚れたらアレかなと思って。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      だ・か・ら、その超神話級のアーティファクトをポンポン簡単に作って配ったらダメなんですって(ため息)
      クレハも付けてるでしょ?そのネックレス。
      それには、
      状態異常回復の"リカバリー"
      回復魔法の"テラヒール"
      結界魔法の"聖璧"
      盗まれても持ち主に戻ってくる"リターン"
      汚れても大丈夫な"クリーン"
      まで付与されてるの。しかも自動発動。危険が迫れば勝手に作動するの。
      毒殺も不可能、身体欠損しても瞬時に元に戻り、聖璧なんて結界、どうやったら破れるの?

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      そ、そんなアーティファクトを……

(なぎさ)体力回復の"エナジーチャージ"も付けちゃいました(テヘッ)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      はあぁ?(ため息)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      そ、そう言われると、最近疲れないと言うか、非常に体調が良く……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      それ、そのネックレスのせいよ。古傷も治ったでしょ。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      たしかに治りました。長年悩まされていたのですが、いつの間にか感じなくなっていまして。

(なぎさ)でも、それ配ったのって、ユナ達とクレハ店長だけだよ?

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      わ、私にもくださいましたのですか!

(なぎさ)いや、王都出店するからね。しかも創業家の本店店長でしょ?だから。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      じ、じゃあ、ウチの従業員の付けているブローチは……

(なぎさ)一応、回復魔法の"ハイヒール"と暴漢対策の"バリア"、忙しいと思って"エナジーチャージ"を。
    後、盗まれないように"リターン"。
    これは勝手に持ち出せないように、店舗に戻るようにしてある。
    指定の人が制服を着てないと発動する仕掛けがしてあるから。
    かなりレベル落としたよ?

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      充分アーティファクトです、それ。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      だから暴漢に襲われたのに、なんともないことに相手が不思議がり、
      逃げる時に転んだのに、帰ってきた時には治っていたと。
      しかも、かなりの距離があったのに全く疲労感が無いのに首をかしげてましたから。

(なぎさ)あはは……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      過保護過ぎます、なぎさ様(ため息)

(なぎさ)人族は何するか分からんやん、信用してないもん。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      タニアが居たら、"アンタどっちの……"って言われたと思いますよ(遠い目)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      ユナ様、私が代わりに。なぎさ様、もう少し人族を信用してあげてください。

(なぎさ)あはは……ごめんなさい(汗)
 
(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      話を戻しまして、ストレージの件はお願いしようと思います。
      よろしいでしょうか?

(なぎさ)任せてください。では、自転車遊技場の件は?

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      はい、出店させていただきます。よろしくお願いいたします。

(なぎさ)ありがとうございます。1階の持ち帰り専門店はそのままに、2階に飲食店を出しましょう。
    ストレージは簡単に壊せるようにしておくので、危険と判断した場合は遠慮なく潰してください。
    いくらでも設置しなおす事は出来ますから。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      ありがとうございます。その時は、そうさせていただきます。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      で?

(なぎさ)??

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      それだけではないですよね?なぎさ様。

(なぎさ)えっ?

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      だ・か・ら、それだけではないですよね?な・ぎ・さ・様(微笑み)

(なぎさ)・・・。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      素直に吐け、なぎさ様。

(なぎさ)ま、まぁ、危険を察知したら、ベースキャンプに通報が来る。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      で?(笑顔)

(なぎさ)動ける誰かに連絡が行き、駆けつけられる。ごめんなさい(怖)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      だと思いましたよ(はぁ~)

(なぎさ)なんで??

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      こんな超神話級のアーティファクトをポンと簡単に渡す人が、
      その程度の物で済むはずがないですからね。

(なぎさ)怒った??

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      いえ、呆れただけです。
      もう、どれが普通でどれが規格外か分からなくなる時がありますから(遠い目)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      まぁまぁ、お嬢様。私も思考は停止しておりますので(微笑み)

(なぎさ)二人とも酷くない?(涙目)


 早速テナントを確保し、宣伝を打った。
 その日のうちに問い合わせは殺到し、予約で満席になった。
 1年先まで予約が埋まったことから、どれほど人気が高いか良く分かる。

(なぎさ)そうだ、クレハ店長、お酒は出さないのですか?

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      お酒ですか?お酒は出していないですね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      なぎさ様が酔い潰れた果実酒までですよ(笑顔)

(なぎさ)わぁ~、凄く良い笑顔(笑)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      果実酒で?ですか?

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      はい、果実酒7杯で悲惨な二日酔いでした(笑顔)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      これはこれは、大変でしたでしょう。

(なぎさ)フェアベルゲン産で助かりました。めちゃくちゃ早く楽になりましたから。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      たしかに"吐けば抜ける"と言われるぐらいですからね。
      人族のだと大変な事になります。
      昔、勉強にと飲んで大変な事になりましたから。

(なぎさ)素人考えなんですが、夜間営業限定で、お酒と合うスイーツなんてどうかなって。
    まだどこもやってませんし、フェアベルゲン産のお酒と甘味処クレハが開発した"大人の夜スイーツ"なんちゃって。
    単品やお薦めセットなんてやったら面白いかな?と(笑)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      天才です!なぎさ様!

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      それは面白いですね、是非取り組んでみようと思います。

(なぎさ)フェアベルゲン産のお酒は……

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      中級!ですよね(ニヤリ)

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      ?またどうしてです?

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      上級は数に限りがあるから、至高品として貴族に売り込む予定なの。
      中級でもこれだけ高い評価が出てるから、まだ見送ってるのよ。
      ある程度の生産が見込めたら高級店で扱ってもらうつもりだけど、
      まだ時期尚早だし、体制が整ってないわ。

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      分かりました。中級のお酒をベースにメニューを開発いたします。


 流石、甘味処クレハ!研究に研究を重ね、満を持して投入した"大人の夜スイーツ"。
 開発には4年を要した渾身の自信作!
 貴族達に爆発的に支持され、社交界では必需品となり、出さない家は肩身が狭くなる程になった。
 "大人の夜スイーツ"専門店まで出来、持ち帰り専門店が10店舗と夜間営業限定の店内飲食店が4店舗出来るまでになった。
 社交界シーズンは、特に持ち帰り専門店はまさに戦場と化していた。
 作った先から売り切れる。パーティー用のスイーツは、3ヶ月前から予約を取らないと間に合わない程に。
 そこに、フェアベルゲン産のお酒"上級"の提供が数量限定で間に合うと、もはや無敵!
 ボッタクリ価格と笑っていた値段でも、入荷当日に即完売、予約は出来ないのか?との問い合わせまで来るようになった。
 相手は貴族だ、やっちまえと、店頭販売も必要な為、予約は1日10本、1家に1本なら可能と宣伝を打つと、
 3年先まで常時予約が埋まるという人気ぶりに、笑いと引き攣りが止まらなかった。
 単品とセットの割合は、単品2、セット8という状態だった。
 パテシエの育成も急務だったが、それを上回る売れ行きに、逆に売れ行きが落ち着いた時の対策に悩むという事態に。

(なぎさ)ど、どうする?ユナ(大焦)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      そ、そうですね。大量解雇や閉店にならないようにクレハに頑張ってもらうしか……

(猫人族 クレハ店長 クレハ・ヤマノ)
      あは、あはは(汗)新商品の開発に日々尽力いたします(滝汗)

(酒蔵主)わ、我々も新酒の研究に尽力し、飽きさせないように励みます(冷汗)


 あまりの異常事態に酒蔵主も視察に同行して来たが、
 異常な人気ぶりに嬉しいやら、どん引きするやら。
 しかも考えられない高価格で売れまくっている現実に卒倒しかけていた。

(なぎさ)あ、あまり無茶は……しかし、そう簡単に熟練の蔵人が育つわけが……(冷汗)

(酒造主)そうなんですよ、そこなんですよ(涙目)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      数量限定で行きましょう。品質を落とすわけにはいかないですから。

(酒造主)そ、そうですね。そういたします。

(なぎさ)数量限定、予約必須っていうのもプレミア感がバシバシですから、あの連中にはちょうどいいかも。

(酒造主)噂は聞いていましたが……
    なぎさ様、もう少し人族を大切にしてあげてください。
    なんか可哀想になってきました。


 あれから10年、人気は衰える事なく、逆に有って当たり前と完全に馴染む程になっていた。
 熟練の蔵人も増えて来ているが、店頭販売、予約販売、店内飲食店用と消費が激しく、まだまだ安泰な状態だった。
 新酒の投入も順調で、投入すれば取り合いになるほどの人気ぶりに、産業ギルドと相談し、価格の更なる吊り上げに成功した。
 ユナからも"協力金"として利益の5%を提供した。
 アーミア達は泣いて喜び、"女神ユナ"が爆誕した。

 
 久しぶりに元専属達がやって来た。

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      よう、なぎさ様。元気にしてたか?

(なぎさ)えっ?タニア?か?老けたなぁ(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      て、テメー!姦り殺すぞ!!その笑顔、ムカつくわぁ!!!

(なぎさ)15年も会ってくれなかったくせに、よく言うよ。

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      あ、ああ、まぁ、その、会わなかったというか、会えなかったと言うか、なんつーか……

(なぎさ)捕まってたんか?何やったん?強姦?(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      違うわ!ってか、その笑顔やめろや。

(なぎさ)じゃあ、なんで?犯罪しか思いつかんのやけど(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      お前、オレをどんなふうに見てたんだよ、てか笑顔いらんわ!

(なぎさ)いや、そんなふうに(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      ムッキャぁぁぁっ!!犯す!ずぇ~ったい犯す、姦り殺す!!

(なぎさ)いやぁ~ん、優しくしてね♡ア・ナ・タ♡(照)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      その気満々じゃねぇか(笑)

(なぎさ)ご無沙汰だから♡(照)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      そうか、そうか(嬉)

(なぎさ)15年も放ったらかしたくせに(涙目)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      しゃあねぇな、今夜は寝かせねぇぞ!(エロ微笑み)

(なぎさ)というのが、貴方のお母様です。ね、タニア(爆笑)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      あっ!いや、その、これはいつもの挨拶っていうか、洒落というか、戯れあいというか……
      その、なっ、分かるだろ?(汗)

(なぎさ)いつもその後、押し倒すくせに?(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      いや、その、ちょっと黙っててくれねぇか?なぎさ。

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      お母様、なぎさ様を呼び捨てにしても良いのですか?

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      えっ?いや、そうじゃなくてだな(焦)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      お祖父様とお祖母様に……

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      やめてぇ~!それだけはやめてくれぇ~!!(叫び)

(なぎさ)じゃあ、お祖父様とお祖母様にご挨拶しなきゃいけないから、連れて行ってくれる?えーっと……

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      ルミナ、ナジヌ・ルミナです、お父様(笑顔)

(なぎさ)ルミナ、ルミナか、良い名前だ。会いたかったよ、ルミナ。

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      私もです、なぎさお父様!(涙目)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      待て待て待て待て!待ってくれ!!この流れで行くとだな。

(なぎさ)それはねぇ(ニヤリ)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      ですよねぇ(ニヤリ)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      鬼畜だぁ~!鬼畜が2人に増えたぁ~(絶叫)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      何言ってんです?お母様。私にはお父様の血もちゃんと流れてますよ?ねぇ、お父様(笑顔)

(なぎさ)立派になったな、ルミナ(微笑み)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      はい!お父様(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      ぬがあぁぁぁ~っ!(半泣)

(豹人族 シズク・アストラ)
      あんたバカぁ~(笑)これだから脳筋は(笑)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      お父様、私、妹が欲しいんです。ダメですか?

(なぎさ)分かった、任せなさい。

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      今度はお父様が生んで欲しいんですけど(上目遣い)

(なぎさ)任せなさい!1人でも2人でも、欲しいだけ生んであげるから。
    その代わり、仲良くして、立派になるんだよ?
    お姉ちゃんが、妹の面倒は見てあげないとね(微笑み)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      はい!お父様!(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      親バカ全開じゃねぇか!ってか、生めるんかよ!!

(なぎさ)えっ?生めるよ?フェロが完成させた。お互いが生もうって計画してるよ?

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      生めんかよ!!

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      じゃあ、私達も!

(なぎさ)分かった、頑張る!

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      やったぁ~!!(嬉)

(狐人族 アナ・スタシア)
      なぎさ様に生んでもらった子供(輝く目)

(豹人族 シズク・アストラ)
      なんか夢があるわ。

(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
      ロマンチックですね!

(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
      お伽話みたい(キラキラした目)

(犬人族 タニラ・ストラス)
      神話の世界です!(悦目)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      じゃあ改めて、私の娘、
      長女のリサ・パトリエット
      次女のレナ・パトリエット

(狐人族 アナ・スタシア)
      私の娘、
      長女のティナ・スタシア
      次女のルナ・スタシア
      もちろん、2人とも"獣化"は出来ますよ。うふふ♡

(豹人族 シズク・アストラ)
      私の娘、クリス・アストラよ。

(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
      私の娘、リナ・オスマヤヒ。

(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
      私の娘のフェラ・オスマヤヒです。

(犬人族 タニラ・ストラス)
      私の娘、ラチア・ストラスです。

(なぎさ)みんな……立派になって……会いたかったよ(涙目)

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      なぎさ様(涙目)
 
(猫人族 長女 リサ・パトリエット)
      私達以外は皆んな初めてなの?
      私達は何度も会ってるよね?レナ。

(猫人族 次女 レナ・パトリエット)
      ええ、この前も自転車遊技場に連れて行ってくれて、クレハの甘味を食べたよねぇ、お姉ちゃん。

(猫人族 長女 リサ・パトリエット)
      それにシア様の直営店のレストランも行ったよね。めちゃくちゃ美味しかった。

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      えぇ~っ!ズルいぃ~!!お母様、何で連れてってくれなかったのぅ~??

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      いや、それはだな……

(なぎさ)悪い事して地下牢に入れられてたからだよ(真顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      ちょっと黙れ、なぎさ。ってか、ここは笑顔だろ!

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      あぁ~。またお母様、なぎさ様を呼び捨てにしたぁ(笑)

(なぎさ)酷いよねぇ(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      ねぇ(笑顔)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      もう、お前ら結婚しちまえよ!許可するから!良いコンビだよ(涙目)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      お父様、私、もう16ですから(照)

(なぎさ)そうだよね(照)

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      ふつつか者ですが(照)

(なぎさ)こちらこそ、至らぬ者ですが(照)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      お前ら皆んなの前だぞ!てか、オレは母親だ!

(なぎさ)だから?

(熊人族 ナジヌ・ルミナ)
      ですよねぇ(照)

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      初対面でこれかよ!(半泣)

(狐人族 アナ・スタシア)
      大物になりますよ、タニア(笑)

(猫人族 長女 リサ・パトリエット)
      しょ、初対面でこれは出来ないわ(笑)

(猫人族 次女 レナ・パトリエット)
      流石ルミナ姉さんって感じですよね(爆笑)

(豹人族 シズク・アストラ)
      良かったじゃん、タニア(爆笑)

(狐人族 長女 ティナ・スタシア)
      緊張してましが、お母様の言う通りですね(笑顔)

(狐人族 次女 ルナ・スタシア)
      ですね、お父様大好き(笑顔)

(蛇人族 リナ・オスマヤヒ)
      楽しいお父様で良かった(笑顔)

(蛇人族 フェラ・オスマヤヒ)
      もっと早く会いたかったな、お父様に(笑顔)

(豹人族 クリス・アストラ)
      お父様、お母様のアレ、しっかり引き継いでますから、楽しみにしていてくださいね(微笑み)

(豹人族 シズク・アストラ)
      い、今ここで言う?!

(豹人族 クリス・アストラ)
      今だからじゃないですか、お母様と一緒にってのも楽しみだし(エロ微笑み)

(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
      シズク姉さんの変態の血は、しっかり引き継いでますね(爆笑)

(犬人族 ラチア・ストラス)
      変態の血って、アレですね(期待)

(犬人族 タニラ・ストラス)
      そう、アレよ。一緒に見学しようね。

(犬人族 ラチア・ストラス)
      はい!楽しみです(笑顔)


 和やかな、一部凄い事になっているような……
 まぁ、細かいことは気にしないでおこう(笑)


(なぎさ)じゃあ皆んな、どこ行きたい?

(一同)自転車遊技場!

(なぎさ)よし!行こう!

(一同)わぁ~い!(嬉)
             

 自転車遊技場は大盛況だったが、ユナが"クレハ"を、なぎさが"SHIA"を予約しており、
 娘達は変わり種自転車に盛り上がり、夕食、スイーツとも堪能した。

(なぎさ)これからは、ちょくちょく来てね。

(熊人族 ナジヌ・タニア)
      そういうなぎさ様もこっちにも帰って来いよ。

(なぎさ)もちろん、皆んなに会いたいからね。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      では、今日はこの辺りで帰りますね。いつでも待ってますから。

(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
      ユナは仕事でちょくちょく来てるじゃない。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      でも、必ず会えるとは限らないですし。
      スタンピート対策の間引きもありますから。

(なぎさ)そうなんよ。ギルドと年間契約で、全ての迷宮と神殿を回ってるんよ。
    金ランクが行けない最深部や最奥部の間引きをしてるからね。
    フェアベルゲンも遠慮なく言ってね、潜るから。

(狐人族 アナ・スタシア)
      それはお願いします。テーゼ族長やヤマノ族長夫人にも伝えます。
      まだ兆しは無いと言ってましたから大丈夫ですが、過信は出来ませんから。

(なぎさ)いつでも駆けつけるから。

(猫人族 ユナ・パトリエット)
      はい。では、また。

(娘一同)またね、お父様。


 そう言ってゲートに入って行った。
 幾ら長寿種と言えど、何百年も生きることは出来ない。
 獣人は長くて150年。人族が平均50年だから、長寿と言えは、長寿だが。
 自分達もいつまで生きるかわからない。
 エンジェが言うには寿命は有って無いようなものだそうだが、全く未知の世界。
 後悔だけはしたくない。
 そう心に誓うなぎさだった。


(ユエ)お帰り、どうだった?

(なぎさ)皆んな喜んでくれたよ。

(シア)良かったですね、なぎささん。

(なぎさ)皆んなは会わないの?

(ユエ)なぎさの元専属で、なぎさとの子供よ?
   そんな親子水入らずを邪魔するほどバカじゃないわ。

(フェロ)私たちの寿命は分からないじゃん。
    でも確実に言えるのは、あの子たちの寿命は長くて150年。
    出来る限り良い思い出を作ってあげてよ(微笑み)

(レム)とはいえ、私たちの寿命も分かんないけどね。

(雫・ヤマト)たまになら考えるが、どうしても上下関係が見て取れるだけに、気が進まないのは確かだよ。

(玲・アカギ)まぁ、様子見て考えるよ。

(なぎさ)分かった。

(リリー)またおセンチになってますね(笑)

(なぎさ)そ、そう?

(一同)なってます。

(なぎさ)あはは(汗)

(シア)まぁ、なぎささんらしいです。

(フィル)なぎさらしい。



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