自重を知らない異世界英雄たち

なぎさセツナ

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第二章前編 勇者召喚、魔王討伐編

勇者の装備は?③

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 とりあえず、盗まれた屋敷のある街へ行ってみる。

(なぎさ)この街の屋敷からかぁ。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      はい、この街の……

(なぎさ)いやいい。誰の屋敷かは関係ない。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      ですよねぇ……

(なぎさ)やるか。
      【リターン】
      【トラッキング】
      【サーチ】
    なんだそりゃ……

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      どうしたんです?マスター。

(なぎさ)某屋敷から盗まれ、自由都市でオークションにかけられ、某貴族が落札した。
    王都に運搬中に賊に襲われ盗まれた。
    盗品オークションで自由都市の大店が落札。
    そこの丁稚奉公に盗まれ、質屋で二足三文で現金化される。
    質屋が現金化する為、同業の質屋を転々とした後、正規品として再度オークションにかけられた。
    転々としている間に自由都市も渡り歩いている為、最終的には盗品かどうか分からなくなったんだな。
    そこで某貴族が落札し、王都の屋敷に運び込まれた。
    これが一連の流れやな。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      じゃあ、王都にあるんだ……

(なぎさ)戻ろうか(ため息)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      50年遡れた上に、そこまで詳細に分かるんですね……
      私、死んでも良いですか……

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      気をしっかり持て、相手はなぎさ様だ。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      そうよ、比べたらダメよ!気にしたら負けよ。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ですよねぇ……(半泣)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      何言ってんだ?お前ら。マスターなら当然だろ!

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      お前、思考停止したな。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      適応能力が高すぎるわ(ため息)
 

 ため息を吐きながら、王都に戻る一行。
 なんでだよ!と思い、項垂れる4人と、
 同じ魔道士としての絶望的な力量の差を見せつけられ、
 死相が出てない?っていうぐらい、ゲッソリした者がひとり居た。

(門兵)勇者様!勇者様の凱旋だ!門を開けろ!!

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      いや、違う!用事だ!

(門兵)は、はぁ……

(なぎさ)50年前に盗難にあった"腕輪"がね、王都のある貴族の屋敷にあるんだわ。

(門兵)・・・はあぁ?そ、それは、一大事じゃないですか!!

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      だから、戻って来たの。
      自白による最初の場所から転々として、此処に流れついたってわけ(ため息)

(なぎさ)途中から盗品でなく、正規品扱いになっているから、情報公開してなかったら、気付かず購入している可能性はある。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      今回の情報公開で申し出がなかったら、怪しいけどね。

(なぎさ)まぁ、誰かは分かっている。サーメン家だ(笑)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      えっ?ま、まさか!嘘だぁ~!!(叫ぶ)

(なぎさ)嘘だ(爆笑)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      もう、マスターったらぁ~(大爆笑)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      死ぬかと思った(涙目)

(なぎさ)思う程度で済むんだ(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      悪い冗談はやめてくれ!(半泣)

(門兵)はい!すぐ開門します!おい!早く門を開けろ!!一大事だ!!勇者様たちを早く通せ!!(叫ぶ)


 門をくぐり、貴族エリアに行く。

(なぎさ)あそこだな。念の為。
      【サーチ】
    うん、有る。地下やな。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      隠し金庫ってことね。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      ガスタード辺境伯か……

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      真っ黒な噂の多い貴族ですね。辺境伯だけに、なかなか手が出せなかった相手です。

(なぎさ)ちょうどいいやん。潰そう(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      どうやって?

(なぎさ)ベルガー、出番だ(ニヤッ)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      なんでだよ!

(なぎさ)近衛騎士団団長。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      あっ!そうか……

(なぎさ)ソラ(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      ですよねぇ……

(なぎさ)カバーに……

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      私です、はい……

(なぎさ)がんばれ(笑顔)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      凄い良い笑顔です、マスター(笑)


 ベルガー達が突入する。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      近衛騎士団団長ベルガー・サーメンだ、ガスタード辺境伯は居るか?

(執事長)これはこれは、近衛騎士団長。如何されましたでしょうか?

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      ガスタード辺境伯に会わせていただこうか?
      ここに"勇者の腕輪"があることが分かった。
      この度の女王の勅命を無視した理由も聞かせていただこう。

(執事長)それはそれはいけませんな、今すぐ当主に取り次ぎましょう(ニヤリ)


 そう言うと、奥へ入って行った。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      白々しいわ(イラッ)


 執事長が戻って来た。

(執事長)では、ご案内いたします。どうぞこちらへ。


 なぎさ達は応接室に通される。

(ガスタード辺境伯)
      これはこれは、近衛騎士団長殿。"勇者の腕輪"が我が屋敷にあると言われているとか。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      そうだ、この屋敷にあることが分かった。
      この度の女王陛下の勅命に従わなかった理由もお聞きしたい。

(ガスタード辺境伯)
      心外ですな。そのような物は、我が屋敷にはございませんが。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      あくまでシラを切ると。

(ガスタード辺境伯)
      ならば言わせていただこう。もし、我が屋敷に無かった場合はどうするおつもりか?
      申し訳ないでは済まないことぐらい、分かっておろうな!

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      承知している、其方はなにを望む。

(ガスタード辺境伯)
      そうだなぁ~、全財産と家を取り潰してもらおうか(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      良かろう、受けて立つ(ニヤッ)

(ガスタード辺境伯)
      では聞こう、何処にあると申す。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      地下室だ、案内してもらおうか(ニヤリ)

(ガスタード辺境伯)
      はははははは。何を言うかと思えば、地下室とな。
      我が屋敷に地下室など存在せぬわ!(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      嘘はいい、案内しろ!(ニヤリ)

(ガスタード辺境伯)
      案内しろと言われても、無いものは無いからのう。ならば好きに探せば良かろう(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      分かった、そうさせてもらう(ニヤリ)
      勇者様!

(なぎさ)へっ?

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      いや、だから。

(なぎさ)何?(真顔)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      へっ?

(なぎさ)何言ってんの?(真顔)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      え?ええぇぇぇっ!!!

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      ぶっ!マスター(爆笑)

(なぎさ)はいはい(爆笑)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      やめてくださいよ!(涙目)

(なぎさ)何を?(真顔)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      勇者様ぁ~(半泣)

(なぎさ)誰が?(真顔)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスター(笑)もう、可哀想ですよぉ~(爆笑)

(なぎさ)あはは(笑)じゃあ、行こうか(大爆笑)

(ガスタード辺境伯)
      な、なんなんだ?アイツは??

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      そっちは出口ぃ~!!!(泣)

(なぎさ)あっ!間違えちった(テヘッ)

(執事長)何をし……痛い!

(なぎさ)引っかかったな。ふざけている間に持ち出すつもりか?
    アンタの腕のコレ、何だ?(ニヤリ)

(執事長)えっ?これは……

(なぎさ)"勇者の腕輪"、だな(ニヤッ)

(執事長)うっ!

(なぎさ)返してもらおう(ニヤリ)


 そう言うと、左手首を斬り落とした。

(執事長)えっ?……う、うわぁぁぁっ!!!

(なぎさ)ごめぇ~ん、面倒くさいから手首切っちゃった(テヘッ)

(ガスタード辺境伯)
      なっ!なっ!なっ!なっ!……

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      もうマスター、可哀想ですよぉ~(笑)
      止血しますね(ニヤリ)
         【ファイアー】

(執事長)ぎぃやあぁぁぁっ!!!(絶叫)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      あっ!感覚遮断、忘れてた(笑)

(なぎさ)もう、うっかりさんだなぁ~、キトラは(笑)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      えへへ、ごめんなさぁ~い、マスター♡

(ガスタード辺境伯)
      あ、悪魔だ、鬼畜過ぎる!!(どん引き)

(なぎさ)という事で、ガスタード辺境伯?洗いざらい吐いてもらおうか?(感情の消えた目)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      そうですねぇ~。教えて?ガスタード辺境伯♡(感情の消えた目)

(ガスタード辺境伯)
      ひっ、ひいいぃぃぃぃぃっ!
      なんでも話します。全て話します。だから、それだけは……あっ!

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      あっ!ごめんなさぁ~い、剣先が掠っちゃった(テヘッ)

(なぎさ)ドシっ子だなぁ~、キトラは(微笑み)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスター(笑顔)

(ガスタード辺境伯)
      あっ、ああああぁっ(泣叫ぶ)

(なぎさ)ベルガー、お・ね・が・い(ウィンク)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      あ、あゝ(引き攣り)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ・・・(どん引き)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      き、鬼畜過ぎる……(どん引き)


 ガスタード辺境伯は全てを洗いざらい吐いた。
 なぎさとキトラマリエの拷問が相当効いたらしい。
 まぁ、そうだろうなぁ~(遠い目)
 地下室にも進んで案内し、盗品、贈賄品が山のように押収された。
 なんと!その中には"勇者の兜・鎧・剣・盾"も見つかった!
 流石、辺境伯だけあって、賄賂のレベルが違うね。
 関係ない金品はなぎさとキトラマリエがちゃっかり頂いていた(笑)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスター、似合う?

(なぎさ)おおっ!似合う似合う、貰っとけ(笑顔)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      はい!マスター♡


 アクセサリーにドレス。似合う物はガンガン収納。
 なぎさは金貨にめぼしい美術品をバンバン収納した。
 その姿、もはや強盗(おい)

(なぎさ)良いお土産が出来た(笑顔)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      良かったですね、マスター♡

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      い、良いの?ベルガー??

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      あ?あゝ……どうせガスタード辺境伯の財産だ、好きにさせよう(引き攣り)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      わ、私、これ、似合います?

(なぎさ)良いんじゃね?貰っとけ(笑顔)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      意外と似合うのが腹立つわぁ(笑)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      あは、あはは(照笑)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      さ、サナ!!(半泣)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      良いって。なんか壊れたみたいだし、好きにさせよう(ため息)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      あ、あゝ。死にそうだったもんね……(どん引き)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      筆頭魔道士が、ああも簡単に屠られたら……(はぁ~)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      壊れる……よね……(ため息)


 物色しまくって、もはや地下室に限らず、屋敷全体からパクるパクる。
 おいおい、凄い事になってねぇ~か?
 吹っ切れたベルガーとソラもパクりまくって、屋敷の者がどん引きしてたが、
 なぎさの"どうせ家は取り潰しだ、欲しいもんは今のうちに貰っとけ!"
 に一斉にパクりだした。
 何人かとは仲良くなったので分けてあげ、トドメはなぎさの金貨ばら撒き。
 その為に根こそぎ取ってたのね。
 皆を1階のホールに集め、吹き抜けの踊り場になぎさが現れる。

(なぎさ)皆んな!行っくよぉ~!!


 その言葉を待ってましたと皆のボルテージが上がる。

(なぎさ)金貨たちの舞踊り!そりゃ!!


 言葉通り、金貨、銀貨などをばら撒いた。
 歓声とともに一斉に拾いにかかる!
 もはやお祭り騒ぎ!
 押しのけ、我先にと拾いまくる。

(なぎさ)なっ!これが人間の醜さよ。(ニヤリ)
 
(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      凄いですね、マスター。ん?マスターって……あれ?

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      改めて見ると、引くわぁ~(どん引き)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      あはっ、人間って、なんて醜い生き物なの?あははははは(狂笑)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      サナ!戻って来て!!(泣叫ぶ)


 騎士団がやって来たが、狂乱の宴にどん引きしていた。

(なぎさ)執事長(ニヤッ)

(執事長)ひぃっ!!

(なぎさ)悪かったな。
     【テラヒール】


 神話級の"テラヒール"で、斬り落とされた、手首が元に戻る。

(執事長)あ、貴方様は……

(なぎさ)なんだろうね(ニヤリ)


 思い思いに欲しい物をかかえ、立ち去る準備をする。

(なぎさ)皆んな、ちょっと聞いてくれるかな?(叫ぶ)


 動きを止め、静まり返る。

(なぎさ)改めて言うけど、この家は取り潰しになる。
    欲しい物を喧嘩しないで持ち去っていいからね。
    それで、皆、行くところはある??
    職が要るひとはぁ~……(ニヤリ)


 と、ベルガーを見る。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      分かったよ!(ため息)
      職が要る者は、とりあえずサーメン家が一時的に保護する。
      職の斡旋をひと段落ついたらやるので、とりあえずの衣食住は保証しよう。
      あと、少ないが日費は徴収する、無くなれば貸し付けるから、
      職についてから返してくれたら良い!(叫ぶ)

(なぎさ)無利子だから遠慮せず、しっかり体調整えて、再就職してね(叫ぶ)


 大歓声が上がる。皆、嬉しそうだ。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      皆んな嬉しそうですね、マスター。

(なぎさ)ああ、よかった。裁くのは罪人だけで良い。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      男前ね、ベルガー。幼馴染として鼻が高いわ。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      あ、あゝ……で、どうするんだ?勇者様?

(なぎさ)何が?

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      えっ?

(なぎさ)いや、流石近衛騎士団長、やる事が豪快だなって感心してたんだけど(真顔)

(新さイステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      ち、ちょっと、待て!何か策があったんだよな?俺を見たし(涙目)

(なぎさ)見てないよ?左が気になって向いただけやけど??(キョトン)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      嘘だぁ~!!(半泣)

(なぎさ)がんばれ、騎士団長(微笑み)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      うわぁ~……悪魔の微笑み(どん引き)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスター(笑)

(なぎさ)仕方ないなぁ……
    ここでの商売の許可をイステリア王国が出してくれる?税免除で。
    そしたら、派遣会社を立ち上げるけど?
    ギルドからの依頼に人を派遣する会社。
    会社が手数料とって、責任を持って人を派遣して依頼を完遂する。
    不達成にならないように会社として対応するから、依頼主は安心して成功報酬を用意してくれたら良い。
    配分はこちらでやるから、働き手がボッタくられることもなく、依頼主も追加報酬を要求されることも無い。
    もしやれば、罰金取って追放するし、
    依頼主がやらかしたら、会社として如何なる手段を用いてでも回収するから、後悔することになる。
    これやって良いなら、引き受けようか?

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      い、良いのか?

(なぎさ)この条件を飲むならね。それと土地よこせ!住居出すから。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      分かった!ちょっと待っててくれ!女王に直訴してくる!!

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      良いんですかぁ~?マスター。そこまでしなくても……

(なぎさ)ウチの嫁たちが言ってたやん(微笑み)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      えっ?…………あっ!時々様子は見に来る!

(なぎさ)行き来ができるなら、こっちにも商売の拠点を置いても良くね?(ニヤリ)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      なるほど!流石マスター!!

(なぎさ)サタルニアも可能なら置きたいけど、どうだろ?

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      うーん、今は難しいですね…………"今は"

(なぎさ)と言うと?(ニヤッ)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      今回の件が上手くいって、見方が変われば、かな?(ニヤリ)

(なぎさ)だよな。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスターへの信頼さえ出来れば可能ですよ。
      私はどこまでもついて行きます。
      "人族"でなく"マスター"として、周りが認知したら大丈夫です!マスター♡

(なぎさ)そう見てもらえるように頑張るか。でも、マリア・テレシアさん次第だよね。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスターなら大丈夫ですよ(笑顔)


 そんな話をしていると、ベルガーが戻ってきた。早ぇ~な(笑)

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      なぎさ様。

(なぎさ)早っ!

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      とりあえず許可は取りました。今、契約書を作成しています。
      内容は、必要な土地の無償提供と、この件に関しては税免除。です。
      まずはこれでお願いしたいと。

(なぎさ)分かった。それで良いよ。

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      恩にきる。早速話を進めてくる。

(なぎさ)首飾りがまだやで?

(イステリア王国近衛騎士団団長:男 ベルガー・サーメン)
      頼んだ。こっちが済んだら合流するから、連絡する。

(なぎさ)分かった。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      良いんです?マスター。

(なぎさ)1つおもちゃが減った(涙目)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      もう、マスターったらぁ~(爆笑)

(なぎさ)普通に"連絡する"って言ったけど、どうやるん?

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      魔道具です。今は戦争中で、連絡用の魔道具はいつも以上に配置されてますから簡単にとれます。

(なぎさ)なるほどな。
    じゃあ、行くか、首飾りに。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      はい!マスター♡


 なぎさ一行は王都を出発する。

(なぎさ)そろそろ良いかな?

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      ??マスター???

(なぎさ)皆んな、ズルしようか(ニヤッ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ズル……ですか??

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      どうするんです?

(なぎさ)場所は大丈夫?

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      はい!マスター。国境付近の領地、バレンシア辺境伯領ですね。ここ……


 いきなり持っていた資料を地面に叩きつける。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ひっ!(怖)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      100年前に盗難って、なんだそりゃあぁぁぁっ!!!(絶叫)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      はあぁ?100年前?!意味分かんなぁ~い!!(叫ぶ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      そ、そんなの無理ですよぉぉぉっ!!(泣叫ぶ)

(なぎさ)はぁ~……とりあえず行きますか(ため息)
    方角はどっち??

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      ほ、方角ですか?マスター??それならこの方向ですが……

(なぎさ)分かった。


 そう言うと、ストレージから、魔動飛行船を出した。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      なっ!なんです?これは?

(なぎさ)これは"魔動飛行船"魔力で空飛ぶ乗り物。さぁ乗って。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      凄いです!マスター♡(希望の眼差し)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      は、はあ……って、サナ!どうしたの!しっかりして!サナ!!(半泣)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      あは、あはは、はははは、空飛ぶんだ、、魔力で空飛ぶ乗り物なんだ……
      にゃははは♡凄ぉ~い♡こんな、おっきい♡モノが飛ぶんだ(照)
      わぁ~おっきい♡♡あははははははは(狂笑)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      サナ!もういい!もういいから!大丈夫!もう大丈夫よ!落ち着いて!ねっ、大丈夫だから(泣叫ぶ)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      何やってらんだ?お前ら。消すぞ!

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      消ぇ~してぇ~♪消ぇ~してぇ~♪みんなぁ~消えてしまぁ~えぇ~♪えい!
                  【ファイアーボ……

(なぎさ)  【スリープ】

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      あっ……(カクン)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      サナぁ~!!

(なぎさ)大丈夫、寝てるだけや。運んできて。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      はい(半泣)


 魔動飛行船に乗り込み、キトラマリエが示した方角へ飛び去った。

(なぎさ)早すぎるな、砂漠で野営するか。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      早いと嫌われますよ?マスター♡(笑顔)

(なぎさ)そっ、そんなぁ~(照)

(なぎさ&キトラ)
      あははははは(爆笑)


 相変わらずの二人。
 濃厚な砂糖空間が広がっていた。
 砂漠に着陸、コテージを出す。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      う、うっ……

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      サナ!気がついた?(笑顔)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      えーっと、私??ここは?砂漠??

(なぎさ)おっと、気がついたか。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      私は??

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      アレみて、気が狂って、火魔法ぶっ放しかけたんだよ!(イラッ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      あれ??…………あぁっっっっ!!あ、あはっ、あはははははっ、わぁああああぁぁぁっ(泣叫ぶ)

(なぎさ)  【魂魄】

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      あぁっ!あっ、あ、あ、はぁ……

(なぎさ)落ち着いた?

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      はい、落ち着きました。ごめんなさい(涙目)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      なんでそうなるんだよ!(イラッ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      アンタは思考停止してるじゃない!なんとも思わないの?!

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      何が?

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      何って……その、普通じゃないでしょ。普通じゃ……

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスターだから当たり前でしょ?何言ってんの?

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      まともな感覚が私しか居ねぇ~!!!(絶叫)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      わ、私も……

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      ようこそ、こちら側へ(ニヤッ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ですよねぇ~(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      ほらぁ~!!!(泣叫ぶ)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      楽になれよ、お前(ニヤリ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      素直が一番ですよ?ソラ(微笑み)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      洗脳してくるオマエらが怖えぇ~よ(号泣)

(キトラマリエ&サナ)
      ふふふっ♡(微笑み)


 ソラが壊れるのはいつの日か?なんちゃって(笑)

(なぎさ)皆んな落ち着いたところで、遊ばない?魔・動・車♡

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      やったぁ~!!

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      魔動車♡(はぁはぁ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      ま、まぁ、乗ってあげても良いわ。

(なぎさ)無理すんな。


 魔動車を格納しようとしたら……

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      そんなぁ~。

(なぎさ)いや、無理しなくていいから。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      嫌だぁ~!!わたちも乗るぅ~!乗るの乗るのぉ~!!(半泣)


 なぎさの足に縋り付く。

(なぎさ)・・・足、舐める?(ニヤリ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      舐めるぅ~!舐めるぅ~!足舐めるぅ~。ペロペロしまちゅうぅ~。


 ソラ、撃沈!!
 ベルガーとの再会が楽しみだ(笑)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      もう日が暮れてきましたね、マスター。

(なぎさ)そうやね、アレしてみる?夜間走行。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      夜間走行、ですか?

(なぎさ)あゝ、乗ってみ。

(一同)はーい!

(なぎさ)あー聞こえる?

(一同)はい!

(なぎさ)じゃあ、ハンドルの右のレバーを手間に軽く引いて。

(一同)はーい。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      あっ、光った!
      マスター、これ、"ライト"ですよね!

(なぎさ)ご名答!レバーを回せば、照らす範囲を変えられるよ(笑)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ほ、ホントだぁ~!!狭くしたり、広げたり出来る!
      今度、付与の仕方、教えてくれませんか?マスター。

(なぎさ)えっ?あ、あぁ、良いよ。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      やったぁ~!!ありがとう、マスター!!

(なぎさ)は、はあ……


 なんか、ひとり増えましたね?

(なぎさ)で、犬!あんたは?(笑)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      楽しいワン!

(一同)あははははは(大爆笑)


 あー早く合流した方がいいぞ、ベルガー。
 お前、居場所なくなっても知らんよ(笑)

(なぎさ)さーて、そろそろご飯にするか!
    そのまま飛行船の前に止まって。

(一同)はーい。


 皆が集まってきた。

(なぎさ)じゃあ、今日は特別なレストランに行こうか(ニヤリ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      特別な、レストラン?ですか?

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      ここ砂漠のど真ん中だよ?

(なぎさ)だから、それが特別(笑)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      もう、マスターったらぁ~(笑)

(なぎさ)と、ツカミはさておき。行きましょう、特別なレストラン(笑)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      えっ?マスター??

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      ??マスター??

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      いや、あんた、普通に"マスター"って言ってるし(ため息)


 そう言うと、全員飛行船に乗った。

(なぎさ)こちらが特別なレストランになります、お嬢様方(微笑み)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      ま、マスター!!

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      い、今からパーティーですか?

(なぎさ)まぁ、そんな感じ(ウィンク)
    お好きなドリンクとメニューをどうぞ。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      す、凄いわね。こんな砂漠のど真ん中で王都の社交会顔負けのパーティーなんかするなんて。

(なぎさ)パーティーはまだ始まったばかりですよ?お嬢様(笑)
    皆さん、外をご覧下さい。
    では、オープン!


 そう言うと飛行船の天井と壁を透明にし、景色が見えるようにした。
 そこには満点の星空が広がっていた。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      す、凄い!マスター♡

(なぎさ)ご希望であれば、床も透明に出来ますが?
    空中レストラン、体験してみる?

(一同)みるぅ~!!


 ご希望通り、透明にした。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      なんか、空に浮かびながら食事しているみたいで、ロマンチックだわぁ~♡♡

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      いくら飛行出来るって言っても、こんな風には出来ないよ。マスター♡♡

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      ダメだ、私、堕ちた。
      こんなの体験させられて、後日どんなエスコートに喜べば良いの?

(なぎさ)あはは、当飛行船は飛行します。しばしの空中散歩をしながら、お食事をお楽しみくださいませぇ~(笑顔)


 そう言うと、ゆっくり景色を楽しめる速さで遊覧飛行を始める。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      嘘ぉ~。飛んでる!もうダメ、マスター、濡れてびしょびしょですぅ♡♡♡

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      夢みたい!空飛びながら、こんな豪華な食事を楽しむことができるなんて(嬉目)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      星も灯りも綺麗ぃ~……お伽話の世界よね(輝く目)


 美味しい異世界料理とロマンチックな演出に、大変満足した3人だった。
 ベルガー……いや、なんでもない。

(なぎさ)今夜はどうする?このまま寝室にも行けるけど。

(一同)このまま寝室で寝ます!マスター!!


 なんか、ま、いいや。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスター。一緒に寝よう♡♡

(なぎさ)もう、甘えん坊さんだなぁ♡

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      えへへ♡♡♡


 しかし、誰も砂糖は吐かなかった。雰囲気って凄ぇ~な。

 全てが透明なだけに、本当に浮かんでいると勘違いするぐらいだし、
 仕切りの枠と出入り口は分かるようになっている為、いきなり壁にぶつかると言う事もない。
 進む先の床だけが1マスづつ浮かび上がる仕組みになっているので迷うこともない。
 しかし、それだけに被弾したのが、ソラとサナ。
 透明ということは"丸見え"である。
 朝まで、なぎさとキトラマリエの濃厚な営みをガン見することになった。
 朝を迎える。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      こ、声だけよりはマシだけど、凄かったわ(ゲッソリ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      身体が火照って仕方ないですよ(涙目)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      そっち?!

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      空に浮かびながら、マスターと♡いやぁ~ん♡♡(照)

(なぎさ)おはよ、キトラ。今日も艶々やね。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      うふふ♡マスター♡♡
             
(なぎさ)さてと、どうする?ベルガーからの連絡は無いよね?

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      マスター、まだ飛んだままですよ(笑)

(なぎさ)あっ!そうか!(テヘッ)


 魔動飛行船を着陸させた。
 しばらくして、何人かが現れたが……

(なぎさ)あれ、どう思う?

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      低俗なイステリア王国民なら、ありうるかなって……マスター(笑)

(なぎさ)だよな(笑)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      なんかすみません。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      サナ!あれは賊よ、賊!!

(盗賊①)@#/&¥%〒々!!

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      なんか言ってますよ?マスター。屠って良いですか?(イラッ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      お手を煩わすのもあれですから、私が軽く屠ってきます(ムカッ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      サナ!ってか、なんか面倒くさい、殺ってくる(ムッ)

(盗賊①)おい!出てこい!金目のものを置いてけ!!聞こえねぇ~のか!!

(盗賊②)びびってねぇ~で、出てこいよ!俺らから逃げれると思うなよ!!


 扉が開く。

(盗賊①)最初から素直に……

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
         【ウォーターランス】


 水の槍が盗賊①の身体を貫いた。

(盗賊②)は?

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      面倒くさい。
         【ライトニングアロー】

(盗賊②)がっ……


 雷の矢が盗賊②に数本突き刺さる。

(盗賊頭)えっ?

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
          【ファイアーボード】


 火の板で、残りの盗賊を焼きながら押し潰した。
 悲鳴すら上げる暇も無かった。

(盗賊頭)ひっ、ひいぃぃぃっ!!(絶叫)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      こちらは待ち人してるんですよ。

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      アンタら雑魚の相手するほど暇じゃないの?分かる??

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      目障りなんだよ、せっかくの清々しい朝を台無しにしやがって(イラッ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      しかも、美味しい朝ごはんの最中に(イラッ)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      そんな朝の団欒を邪魔された気持ち、分かる?ねぇ~分かる?(感情の消えた目)

(盗賊頭)ご、ごめんなさい(泣)

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
       死ね。
           【紅蓮華】

(盗賊頭)@#……


 一瞬にして消し炭になった、塵も残さずに。

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      スッキリした。

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      思わず第5階梯、ぶっ放しちゃった(テヘッ)

(イステリア王国近衛騎士団副団長:女 ソラ・シャーナ)
      もう、オーバーキルよ。可哀想(爆笑)


 お前ら、なんか変わったな(笑)

(イステリア王国筆頭魔道士:女 サナ・シナー)
      朝ごはん……

(サタルニア魔王国魔道士 ふたなり サキュバス キトラマリエ)
      続き、食おうぜ(微笑)


 何事も無かったように戻り、朝の団欒の続きが始まった。
 それで良いのか?イステリア王国近衛騎士団副団長?
 それで良いんだ、イステリア王国筆頭魔道士(笑)
 

 
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