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あま~い 桃生活
沙良の姉たち その2
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「おはよう……亜美」
温かい真由美の肌を感じながら目覚めた。
毛布の端で顔半分を隠しながら、真由美がじっと私の顔を見つめていた。
「おはよう真由美……」
もそもそと真由美の手が私の体を抱きしめた。
二人の胸が押しつぶされるように強く抱きしめる真由美。
「どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ。亜美の寝顔見ていたら、抱きしめたくなっちゃった」
そっと唇を重ね合わせた。
いつもの朝。いつものキス。
二人の至福の朝。
「もう起きよっか」
「うん」
まだ美代ねぇも、沙良ちゃんも起きていない。
二人で作る朝食。
4人分の皿をテーブルに並べ終え、コーヒーサーバーから、香ばしい香が立ち込めると、ようやく美代ねぇが起きてきた。
「おはようミーちゃん、真由美ちゃん」
まだ寝ぼけ顔の美代ねぇ。
「先にコーヒー飲む?」
「お願い」
「はいどうぞ、美代さん」
真由美がそっとカップを美代ねぇの前に置く。
「ありがとう真由美ちゃん。なんだかもうすっかり馴染んじゃったね」
「はい、もうすっかり馴染んじゃいました」
「もう一人妹が出来たみたいだよ」
「そんなぁ、美代さんからそんなこと言われたら嬉しくて、跳ねちゃいそうです」
「そんなに嬉しい?」
「ええ、それはもちろんですよ」
「だったら真由美ちゃんも一緒に住んじゃう」
「ああ、美代さんから先にお許しが出るなんて、私物凄く幸せです。実はお母さんから、夏休終わったらここから学校に行ってもいいって、言われているんです」
「ほほうそれはそれは、さすがに尚子の母親、根回しがいいようで」
「根回しって?」
「あ、なんでもないんだけどね。それじゃ、亜美と一緒に生活が出来るね」
「そうなんですよ。亜美と一緒に生活できるなんて私もう夢のようで。もちろん美代さんのお世話もさせていただきますからご心配なく」
「美代ねぇ、もう介護されちゃうの?」
「あははは、二人にだったら私介護されちゃいたいなぁ」
「でもすでに介護されてるみたいでしょ」
「ううううっ、ミーちゃんの意地悪ぅ」
「冗談だってば、怒らないで美代ねぇ」
「亜美ねぇさん! 美代おねぇ様をいじめるとこの私が許しませんからね」
あ、起きてきた。
「沙良ちゃんおはよう」
「おはようじゃなくて、私の美代おねぇ様をいじめないでって言ってるんです」
「沙良ちゃん、ミーちゃんは私をいじめてなんかいないわよ」
「本当ですか?」
「本当よ」
「なら、おはようのキスしてください」
「うふっ、それじゃ、お・は・よ・う、沙良ちゃん」
「あっ、うぐん……」
しっかりと沙良ちゃんの肩を抱きしめて、美代ねぇはキスをした。
沙良ちゃんは全身の力が抜けるように、美代ねぇの胸にその身をゆだねた。
「あああ、幸せです。こうして美代おねぇ様に抱かれていると、私溶けていきそうです」
「溶けないでね。沙良ちゃん」
「溶けませんわよ。溶けちゃったらもうこんなこと出来ないですから」
そりゃ、そうだ。
朝食を食べ終わってから、美代ねぇが真由美に
「真由美ちゃん、ここに一緒に住むんだったら、早めに荷物準備しないとね」
「ええ、でもまずは必要最低限の物を準備しておけば大丈夫だと思います」
「必要最低限の物って、下着とか、パンツとか、パンティーとかなの?」
何で美代ねぇ、そこにこだわる。
「ええっと、そうですよね。あと学校の物とか……ですね」
「そうよねぇ……パンティーは大切よね必需品だし。あ、でもミーちゃんと共用しちゃえば大丈夫かぁ」
まだこだわるか美代ねぇ。
「でもさぁ、さすがにブラは共用出来ないわ。私のサイズじゃ真由美のおっぱいでみんなホック吹っ飛んじゃうよ」
「あうぅ、せっかくもらった亜美のブラ、付けれないのが物凄く残念なんですぅ」
「そ、それはまずいわよね……ブラだけは真由美ちゃん専用のでないとまずいかぁ……フムフム」
「ねぇ――――。美代ねぇ、なんか企んでいる?」
「い、いいえ……何もないわよ。そんな企んでいるなんて、ははははは」
怪しいなぁ……絶対なんかあるんじゃないかなぁ。
「そうだ、ねぇねぇ。ミーちゃん今のベッド、二人だと狭くない? いっそのことダブルベッドにしちゃう? ん、そうした方がいいよ。そうしよう。今日いいの注文しておくよ」
「ダ、ダブルベッドですかぁ……いいんですか。美代さん」
「うん、いいよぉ―――! まかせない! 可愛いの注文してあげるから。ほら、そうすればねミーちゃんとも夜も安心じゃない」
ん? 夜も安心? ダブルベッドで二人で夜も安心……そんなに激しくないんだけどなぁ。
「美代ねぇ、本気なの?」
「もちろんよ。だってこうして亜美の恋人が一緒に住むんだもん。ちゃんと整えてあげないとね。ほら真由美ちゃんに失礼じゃない」
「いいなぁ、いいなぁ。真由美ねぇさんがここに住むんだったら、私も美代おねぇ様と一緒に住みたいなぁ」
「あら沙良ちゃんそれは駄目よ。ちゃんとお約束は守りましょうね」
「約束って何?」
「んーとね、お父さん達と、沙良ちゃんのお母さんともなんだけど、沙良ちゃんがここに自由に来ることが出来るように一応許可は取ってあるの。でもね、お泊りはいいんだけど、ここで私たちと一緒に生活するのはダメっていう事で」
「ふぅ―んそうなんだ。そんなこと今まで私何も聞かされていなかったんだけど」
「それは、はそうですわよ。私が小岩の姓になってから何日目だと思うの。まだ本の数日前の事なんですもの。それに美代おねぇ様とのお付き合いは私もうかれこれ1年以上になります。でも、あな……亜美ねぇさんとは、ほんと今日で3日目くらいじゃないですの。そんな中であれやこれやと私の事ご説明するのは無理ですわよ」
なんかカチンとくる……けど亜美、ここは我慢だ! 美代ねぇの事も考えて冷静に。姉らしく……
で、出来ないよぉ
「そうよねぇ、分かるわぁその気持ち。私だってこうして亜美とこんな関係になれたのも、少し前からなんですもの。色々一気になんて無理よね沙良ちゃん」
「さすが真由美ねぇさんですね。よくご理解されていますわ」
ああ、なんか真由美に救われたような気がする。
ありがとう真由美。やっぱりあなたは私のパートナーだ。
それにしてもだ、美代ねぇはいったい裏でどれだけの事をやっているんだろう。
最近、私の知らない美代ねぇが見え隠れしてきているような……そんな気がする。
でもそんな美代ねぇが私は好き。
そして私を沙良ちゃんは、敵対心……今ははあれが沙良ちゃんのジェラシー何だと思うようになった。
沙良ちゃん、美代ねぇを好きになるのは構わないよ。
でもね、美代ねぇは渡さない。
だって私は美代ねぇのものだから……。
温かい真由美の肌を感じながら目覚めた。
毛布の端で顔半分を隠しながら、真由美がじっと私の顔を見つめていた。
「おはよう真由美……」
もそもそと真由美の手が私の体を抱きしめた。
二人の胸が押しつぶされるように強く抱きしめる真由美。
「どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ。亜美の寝顔見ていたら、抱きしめたくなっちゃった」
そっと唇を重ね合わせた。
いつもの朝。いつものキス。
二人の至福の朝。
「もう起きよっか」
「うん」
まだ美代ねぇも、沙良ちゃんも起きていない。
二人で作る朝食。
4人分の皿をテーブルに並べ終え、コーヒーサーバーから、香ばしい香が立ち込めると、ようやく美代ねぇが起きてきた。
「おはようミーちゃん、真由美ちゃん」
まだ寝ぼけ顔の美代ねぇ。
「先にコーヒー飲む?」
「お願い」
「はいどうぞ、美代さん」
真由美がそっとカップを美代ねぇの前に置く。
「ありがとう真由美ちゃん。なんだかもうすっかり馴染んじゃったね」
「はい、もうすっかり馴染んじゃいました」
「もう一人妹が出来たみたいだよ」
「そんなぁ、美代さんからそんなこと言われたら嬉しくて、跳ねちゃいそうです」
「そんなに嬉しい?」
「ええ、それはもちろんですよ」
「だったら真由美ちゃんも一緒に住んじゃう」
「ああ、美代さんから先にお許しが出るなんて、私物凄く幸せです。実はお母さんから、夏休終わったらここから学校に行ってもいいって、言われているんです」
「ほほうそれはそれは、さすがに尚子の母親、根回しがいいようで」
「根回しって?」
「あ、なんでもないんだけどね。それじゃ、亜美と一緒に生活が出来るね」
「そうなんですよ。亜美と一緒に生活できるなんて私もう夢のようで。もちろん美代さんのお世話もさせていただきますからご心配なく」
「美代ねぇ、もう介護されちゃうの?」
「あははは、二人にだったら私介護されちゃいたいなぁ」
「でもすでに介護されてるみたいでしょ」
「ううううっ、ミーちゃんの意地悪ぅ」
「冗談だってば、怒らないで美代ねぇ」
「亜美ねぇさん! 美代おねぇ様をいじめるとこの私が許しませんからね」
あ、起きてきた。
「沙良ちゃんおはよう」
「おはようじゃなくて、私の美代おねぇ様をいじめないでって言ってるんです」
「沙良ちゃん、ミーちゃんは私をいじめてなんかいないわよ」
「本当ですか?」
「本当よ」
「なら、おはようのキスしてください」
「うふっ、それじゃ、お・は・よ・う、沙良ちゃん」
「あっ、うぐん……」
しっかりと沙良ちゃんの肩を抱きしめて、美代ねぇはキスをした。
沙良ちゃんは全身の力が抜けるように、美代ねぇの胸にその身をゆだねた。
「あああ、幸せです。こうして美代おねぇ様に抱かれていると、私溶けていきそうです」
「溶けないでね。沙良ちゃん」
「溶けませんわよ。溶けちゃったらもうこんなこと出来ないですから」
そりゃ、そうだ。
朝食を食べ終わってから、美代ねぇが真由美に
「真由美ちゃん、ここに一緒に住むんだったら、早めに荷物準備しないとね」
「ええ、でもまずは必要最低限の物を準備しておけば大丈夫だと思います」
「必要最低限の物って、下着とか、パンツとか、パンティーとかなの?」
何で美代ねぇ、そこにこだわる。
「ええっと、そうですよね。あと学校の物とか……ですね」
「そうよねぇ……パンティーは大切よね必需品だし。あ、でもミーちゃんと共用しちゃえば大丈夫かぁ」
まだこだわるか美代ねぇ。
「でもさぁ、さすがにブラは共用出来ないわ。私のサイズじゃ真由美のおっぱいでみんなホック吹っ飛んじゃうよ」
「あうぅ、せっかくもらった亜美のブラ、付けれないのが物凄く残念なんですぅ」
「そ、それはまずいわよね……ブラだけは真由美ちゃん専用のでないとまずいかぁ……フムフム」
「ねぇ――――。美代ねぇ、なんか企んでいる?」
「い、いいえ……何もないわよ。そんな企んでいるなんて、ははははは」
怪しいなぁ……絶対なんかあるんじゃないかなぁ。
「そうだ、ねぇねぇ。ミーちゃん今のベッド、二人だと狭くない? いっそのことダブルベッドにしちゃう? ん、そうした方がいいよ。そうしよう。今日いいの注文しておくよ」
「ダ、ダブルベッドですかぁ……いいんですか。美代さん」
「うん、いいよぉ―――! まかせない! 可愛いの注文してあげるから。ほら、そうすればねミーちゃんとも夜も安心じゃない」
ん? 夜も安心? ダブルベッドで二人で夜も安心……そんなに激しくないんだけどなぁ。
「美代ねぇ、本気なの?」
「もちろんよ。だってこうして亜美の恋人が一緒に住むんだもん。ちゃんと整えてあげないとね。ほら真由美ちゃんに失礼じゃない」
「いいなぁ、いいなぁ。真由美ねぇさんがここに住むんだったら、私も美代おねぇ様と一緒に住みたいなぁ」
「あら沙良ちゃんそれは駄目よ。ちゃんとお約束は守りましょうね」
「約束って何?」
「んーとね、お父さん達と、沙良ちゃんのお母さんともなんだけど、沙良ちゃんがここに自由に来ることが出来るように一応許可は取ってあるの。でもね、お泊りはいいんだけど、ここで私たちと一緒に生活するのはダメっていう事で」
「ふぅ―んそうなんだ。そんなこと今まで私何も聞かされていなかったんだけど」
「それは、はそうですわよ。私が小岩の姓になってから何日目だと思うの。まだ本の数日前の事なんですもの。それに美代おねぇ様とのお付き合いは私もうかれこれ1年以上になります。でも、あな……亜美ねぇさんとは、ほんと今日で3日目くらいじゃないですの。そんな中であれやこれやと私の事ご説明するのは無理ですわよ」
なんかカチンとくる……けど亜美、ここは我慢だ! 美代ねぇの事も考えて冷静に。姉らしく……
で、出来ないよぉ
「そうよねぇ、分かるわぁその気持ち。私だってこうして亜美とこんな関係になれたのも、少し前からなんですもの。色々一気になんて無理よね沙良ちゃん」
「さすが真由美ねぇさんですね。よくご理解されていますわ」
ああ、なんか真由美に救われたような気がする。
ありがとう真由美。やっぱりあなたは私のパートナーだ。
それにしてもだ、美代ねぇはいったい裏でどれだけの事をやっているんだろう。
最近、私の知らない美代ねぇが見え隠れしてきているような……そんな気がする。
でもそんな美代ねぇが私は好き。
そして私を沙良ちゃんは、敵対心……今ははあれが沙良ちゃんのジェラシー何だと思うようになった。
沙良ちゃん、美代ねぇを好きになるのは構わないよ。
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