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夏休みの終わりに
日常って何? その5だよ!
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10時ごろ、マンションのエントランス前に引っ越し業者のトラックが止まった。
美代ねぇと尚子さんはその1時間前に彼方さんの会社へ出かけた。
またコリもせず美代ねぇは香水をつけていた。
もう、香水付けなくても彼方なら美代ねぇのフェロモンで十分だろうに。
あっ、そうか、そのフェロモン感じさせなくするためにわざとつけて行ってるのか? その真意はわかんないけど。
ガタガタと、引っ越し業者さんのトラックから、荷物が運び出されているような音がしてきた。
もう、103号室に新しく入居してくる人は来ているようだ。
まぁ立ち合いと言ってもずっとついていなくてもいいらしい。入居する本人と引っ越し業者が、ちゃんと来ていることが確認できればいいらしい。
入居の手続きや細かいことは、紹介所の代理店さんの担当者さんが、全部やってくれる。
ちょっと顔出しと、入居してくる人との顔合わせみたいなもんだ。
「まぁもう少し後からでもいいんじゃないかなぁ」
コーヒーを飲みながらぼそろりと言った。
「なんの事?」
「昨日さぁ、尚子さんが言っていた新規の入居さんの事」
「ああ、そう言えば言ってたわよね」
「真由美ねぇさんこれってどうたたむんですか?」
「ああそれはね……」
沙良ちゃんと真由美が洗濯物を仕分けしながらたたんでいたが
「沙良洗濯もののたたみ方分かんないですけど」
その一言から真由美が沙良ちゃんにたたみ方を教えている。
さすがに下着ぐらいは……と、思っていたが、下着も全てお母さんにお任せ状態だったらしい。
まぁ、確かにドールのお仕事もあるから忙しい身であったんだろうけど、下着ぐらいは自分で出来るようになろうよ。て、いう事で真由美先生がおねぇさんぶりを発揮しているところだ。
昨日の夕食の酢豚はペロリと完食!
パイン入りも、なしも見事に綺麗になくなった。
夕食を食べ終わってから沙良ちゃんから、重大発表があった。
なんと、夏休明けから私たちと同じ高校に編入が決まったそうだ。
「これでねぇさんたちと同じ高校に通えます。とっても嬉しいです」
「ほんと! よかったね。これで学校でも毎日会えるね」
「はい」
嬉しそうに返事をする沙良ちゃんの笑顔にキュンとなる。
「ねぇ亜美、103号室て向かいの部屋になるよね」
「そうだけど」
「あのね、大きなバイクが見えるのよ。なんか見たことある様なバイクで物凄く気になるんだけど」
「見たことのある様なバイクって?」
窓から外を眺めてみた。
引っ越し業者さんたちがいそいそと、荷物を移動させている姿が一番に目に映る。そしてその小脇に駐車しているバイク。
大型の黒い色をしたバイクだった。
確かにどこかで見ている……でも同じようなバイクに乗っている人っていると思うし、……でも今度来る人の苗字が昨日からやたらと引っかかっている。
遠野……。
「私やっぱりちょっと様子見てくる」
「それじゃ私も一緒に行く」
真由美も相当気になっていたらしい。
玄関のドアを開けると、すぐに髪の長い女性がの後姿が目に入った。
私たちの気配に気が付いたんだろう。ふと振り向く女性。
その顔を見た時、私の予感は的中してしまった。
「ん? ……あれ、どこかで見たことがある人。あれ、も、もしかして亜美? と神宮司さん?」
ああ、やっぱり。
「先生……おはようございます」
「えぇええええええッと、ど、どうしてあなた達がここに?」
「はい、ここ今私たちが住んでいるところです」
「ひぇっ! マジ! マジ! ほんと?」
「一応私、ここの管理人代行もしています。と言う訳で、今日は引っ越しのご様子とご挨拶を……」
「ちょぉぉぉッとまったぁ!」
状況がいまいち飲み込めていない遠野先生。
驚いているのは、先生だけじゃないんですけど。でもここは落ち着いて。
「本当の事なの?」
「はいそうですよ。この夏休みの始めから、私と姉。そして真由美と一緒にここで住んでいます」
「はぁ―、護の奴だから下見してから決めよって言ったのに、勝手に契約進めちゃって……んっもう!」
「でもびっくりしました先生がご近所に越してくるなんて」
「こっちもさぁ、まさか亜美、確か姉も一緒てことは美代もいるのか?」
「はい、そうですけど、あいにく今日は出かけていますけど」
「そうかぁ、で、もう一つ疑問があるんだけど? 何で神宮寺さんがここで亜美と一緒に暮らしているんだ」
「ええええっとですねぇ。そのことにつきましてはいろいろとありまして」
「ふぅん、なんか訳ありのようだな。面倒なことじゃないといいだけどなぁ」
「なはは、それは後で」
「はぁー、でもまさかお前たちと一緒の所に越してきちゃったとは、ま、これも運命なんだろうな」
「なははは、どうでしょうね」
「ま、後で、落ち着いたら一応挨拶には行くから、その時……じっくりと話し聞かせてもらおうじゃないの……亜美」
「ははは、お手柔らかに。それじゃ、何かありましたら声かけてください」
「分かった、ありがとう。それじゃ後で」
部屋に戻ってから、私と真由美は大きなため息をした。
まさか担任がお向かいに越してくるとは。
これは何かの手違いであってほしい。
多分遠野先生も今私たちと同じ心境? さてそれは確証はないけどこの後ここにきて私たちの関係が担任に全て暴露されちゃう。
「これは問題です即刻職員会議の議題に上げます。それまで二人は停学謹慎処分とします」
なんてことにならないといいんだけど。
最悪退学処分……、ああ、せっかく沙良ちゃんとも一緒に学校に行けるところだったのに……。
「どうしよかぁ亜美」
「わかんないよ」
「はぁー」と二人でため息が出た。
「でもさぁ、遠野先生って確か独身のはずよね」
「んー、まぁ結婚しているなんて聞いてはいないよ」
「でさぁ、さっきさぁ先生、護って言っていなかった?」
「ああ、そういえば言ってた」
「て、ことはさぁ―、男の人と同棲? してるの?」
二人でニマぁ―と笑った。
「そっかぁ、先生男の人と同棲してるんだぁ。これって誰も知らないよねぇ」
「そうだねぇ……駄目だよ真由美、担任の弱みに付け込んじゃ」
「でもねぇ……男の人を呼び捨てにするくらいの仲だよ。それに確か二人で住む契約だってねぇさん言っていたし」
また二人でニマぁ―と笑った。
「そうだ美代ねぇたち知ってるのかなぁ。多分尚子さんも遠野先生だっていう事知らないと思うし、何時に帰ってくるのかなぁ」
「聞いてみたら?」
「そうだね」
ラインで美代ねぇにメッセージを送った。
「今日のお帰りは何時くらいになりそうですかぁ?」
すぐに返事が来た。
「えーとねぇ、夕方くらいには何とかなりそうなんだけど、はっきりと時間は分かんないよ。何かあった」
「うーんとねぇ……」
「なによミーちゃんもぅったいぶって、もしかしてミーちゃん私の子孕んでくれたとか?」
「ないない、それはないよ美代ねぇ。まぁいいわ、帰って来てから話すわ」
「ああ、そうだ麻美ちゃんがみんなにって牛丼おごってくれるって、今晩は牛丼だよ」
「麻美さん、大好き! 愛してるって言っておいて」
「分かったよ! ぷんぷん! それじゃ」
なはは、美代ねぇちょっとやきもち妬いちゃったんだぁ。
「美代ねぇたち、夕方過ぎくらいには帰ってこれるみたいだよ。それに麻美さんから牛丼の差し入れもあるんだって」
「麻美さん本当に牛丼命だよね」
「なはは、私も影響受けちゃったけど」
「さてと先生が何時くらいに来るかだよねぇ」
「そうだよねぇ」
「あのぉねぇさんたち、なんですのその緩みっぱなしの顔は? 何か面白いことでもあったんですか?」
「んーとねぇ……後で、時期にわかるよ」
「なんか物凄く気になるんですけど、なんかいけないことしようとしていませんか」
「しようとなんてしていない、していない」
「なぁんだつまんないですぅ。また沙良だけ抜け物にされている気分になります」
「そんなことないってお向かいさんに越してきたのが私たちの担任だったの」
「担任って、学校の先生ですか?」
「そうなんだよねぇ」
「それって大変なことじゃないんですか?」
「まぁね、でもこれがどうなるかはわかないんだぁ。修羅場になるのか、それとも穏便に事が済まされるかね」
「よくわかんないですけど、なんか面白そうですね」
こらこら、現実はもっとシビアな状況なんだけど、沙良ちゃんには直接火の粉は降りかからないからなぁ。
さぁて、私たちの運命はいかに?
そして先生の秘密が暴かれる……はずだ。
美代ねぇと尚子さんはその1時間前に彼方さんの会社へ出かけた。
またコリもせず美代ねぇは香水をつけていた。
もう、香水付けなくても彼方なら美代ねぇのフェロモンで十分だろうに。
あっ、そうか、そのフェロモン感じさせなくするためにわざとつけて行ってるのか? その真意はわかんないけど。
ガタガタと、引っ越し業者さんのトラックから、荷物が運び出されているような音がしてきた。
もう、103号室に新しく入居してくる人は来ているようだ。
まぁ立ち合いと言ってもずっとついていなくてもいいらしい。入居する本人と引っ越し業者が、ちゃんと来ていることが確認できればいいらしい。
入居の手続きや細かいことは、紹介所の代理店さんの担当者さんが、全部やってくれる。
ちょっと顔出しと、入居してくる人との顔合わせみたいなもんだ。
「まぁもう少し後からでもいいんじゃないかなぁ」
コーヒーを飲みながらぼそろりと言った。
「なんの事?」
「昨日さぁ、尚子さんが言っていた新規の入居さんの事」
「ああ、そう言えば言ってたわよね」
「真由美ねぇさんこれってどうたたむんですか?」
「ああそれはね……」
沙良ちゃんと真由美が洗濯物を仕分けしながらたたんでいたが
「沙良洗濯もののたたみ方分かんないですけど」
その一言から真由美が沙良ちゃんにたたみ方を教えている。
さすがに下着ぐらいは……と、思っていたが、下着も全てお母さんにお任せ状態だったらしい。
まぁ、確かにドールのお仕事もあるから忙しい身であったんだろうけど、下着ぐらいは自分で出来るようになろうよ。て、いう事で真由美先生がおねぇさんぶりを発揮しているところだ。
昨日の夕食の酢豚はペロリと完食!
パイン入りも、なしも見事に綺麗になくなった。
夕食を食べ終わってから沙良ちゃんから、重大発表があった。
なんと、夏休明けから私たちと同じ高校に編入が決まったそうだ。
「これでねぇさんたちと同じ高校に通えます。とっても嬉しいです」
「ほんと! よかったね。これで学校でも毎日会えるね」
「はい」
嬉しそうに返事をする沙良ちゃんの笑顔にキュンとなる。
「ねぇ亜美、103号室て向かいの部屋になるよね」
「そうだけど」
「あのね、大きなバイクが見えるのよ。なんか見たことある様なバイクで物凄く気になるんだけど」
「見たことのある様なバイクって?」
窓から外を眺めてみた。
引っ越し業者さんたちがいそいそと、荷物を移動させている姿が一番に目に映る。そしてその小脇に駐車しているバイク。
大型の黒い色をしたバイクだった。
確かにどこかで見ている……でも同じようなバイクに乗っている人っていると思うし、……でも今度来る人の苗字が昨日からやたらと引っかかっている。
遠野……。
「私やっぱりちょっと様子見てくる」
「それじゃ私も一緒に行く」
真由美も相当気になっていたらしい。
玄関のドアを開けると、すぐに髪の長い女性がの後姿が目に入った。
私たちの気配に気が付いたんだろう。ふと振り向く女性。
その顔を見た時、私の予感は的中してしまった。
「ん? ……あれ、どこかで見たことがある人。あれ、も、もしかして亜美? と神宮司さん?」
ああ、やっぱり。
「先生……おはようございます」
「えぇええええええッと、ど、どうしてあなた達がここに?」
「はい、ここ今私たちが住んでいるところです」
「ひぇっ! マジ! マジ! ほんと?」
「一応私、ここの管理人代行もしています。と言う訳で、今日は引っ越しのご様子とご挨拶を……」
「ちょぉぉぉッとまったぁ!」
状況がいまいち飲み込めていない遠野先生。
驚いているのは、先生だけじゃないんですけど。でもここは落ち着いて。
「本当の事なの?」
「はいそうですよ。この夏休みの始めから、私と姉。そして真由美と一緒にここで住んでいます」
「はぁ―、護の奴だから下見してから決めよって言ったのに、勝手に契約進めちゃって……んっもう!」
「でもびっくりしました先生がご近所に越してくるなんて」
「こっちもさぁ、まさか亜美、確か姉も一緒てことは美代もいるのか?」
「はい、そうですけど、あいにく今日は出かけていますけど」
「そうかぁ、で、もう一つ疑問があるんだけど? 何で神宮寺さんがここで亜美と一緒に暮らしているんだ」
「ええええっとですねぇ。そのことにつきましてはいろいろとありまして」
「ふぅん、なんか訳ありのようだな。面倒なことじゃないといいだけどなぁ」
「なはは、それは後で」
「はぁー、でもまさかお前たちと一緒の所に越してきちゃったとは、ま、これも運命なんだろうな」
「なははは、どうでしょうね」
「ま、後で、落ち着いたら一応挨拶には行くから、その時……じっくりと話し聞かせてもらおうじゃないの……亜美」
「ははは、お手柔らかに。それじゃ、何かありましたら声かけてください」
「分かった、ありがとう。それじゃ後で」
部屋に戻ってから、私と真由美は大きなため息をした。
まさか担任がお向かいに越してくるとは。
これは何かの手違いであってほしい。
多分遠野先生も今私たちと同じ心境? さてそれは確証はないけどこの後ここにきて私たちの関係が担任に全て暴露されちゃう。
「これは問題です即刻職員会議の議題に上げます。それまで二人は停学謹慎処分とします」
なんてことにならないといいんだけど。
最悪退学処分……、ああ、せっかく沙良ちゃんとも一緒に学校に行けるところだったのに……。
「どうしよかぁ亜美」
「わかんないよ」
「はぁー」と二人でため息が出た。
「でもさぁ、遠野先生って確か独身のはずよね」
「んー、まぁ結婚しているなんて聞いてはいないよ」
「でさぁ、さっきさぁ先生、護って言っていなかった?」
「ああ、そういえば言ってた」
「て、ことはさぁ―、男の人と同棲? してるの?」
二人でニマぁ―と笑った。
「そっかぁ、先生男の人と同棲してるんだぁ。これって誰も知らないよねぇ」
「そうだねぇ……駄目だよ真由美、担任の弱みに付け込んじゃ」
「でもねぇ……男の人を呼び捨てにするくらいの仲だよ。それに確か二人で住む契約だってねぇさん言っていたし」
また二人でニマぁ―と笑った。
「そうだ美代ねぇたち知ってるのかなぁ。多分尚子さんも遠野先生だっていう事知らないと思うし、何時に帰ってくるのかなぁ」
「聞いてみたら?」
「そうだね」
ラインで美代ねぇにメッセージを送った。
「今日のお帰りは何時くらいになりそうですかぁ?」
すぐに返事が来た。
「えーとねぇ、夕方くらいには何とかなりそうなんだけど、はっきりと時間は分かんないよ。何かあった」
「うーんとねぇ……」
「なによミーちゃんもぅったいぶって、もしかしてミーちゃん私の子孕んでくれたとか?」
「ないない、それはないよ美代ねぇ。まぁいいわ、帰って来てから話すわ」
「ああ、そうだ麻美ちゃんがみんなにって牛丼おごってくれるって、今晩は牛丼だよ」
「麻美さん、大好き! 愛してるって言っておいて」
「分かったよ! ぷんぷん! それじゃ」
なはは、美代ねぇちょっとやきもち妬いちゃったんだぁ。
「美代ねぇたち、夕方過ぎくらいには帰ってこれるみたいだよ。それに麻美さんから牛丼の差し入れもあるんだって」
「麻美さん本当に牛丼命だよね」
「なはは、私も影響受けちゃったけど」
「さてと先生が何時くらいに来るかだよねぇ」
「そうだよねぇ」
「あのぉねぇさんたち、なんですのその緩みっぱなしの顔は? 何か面白いことでもあったんですか?」
「んーとねぇ……後で、時期にわかるよ」
「なんか物凄く気になるんですけど、なんかいけないことしようとしていませんか」
「しようとなんてしていない、していない」
「なぁんだつまんないですぅ。また沙良だけ抜け物にされている気分になります」
「そんなことないってお向かいさんに越してきたのが私たちの担任だったの」
「担任って、学校の先生ですか?」
「そうなんだよねぇ」
「それって大変なことじゃないんですか?」
「まぁね、でもこれがどうなるかはわかないんだぁ。修羅場になるのか、それとも穏便に事が済まされるかね」
「よくわかんないですけど、なんか面白そうですね」
こらこら、現実はもっとシビアな状況なんだけど、沙良ちゃんには直接火の粉は降りかからないからなぁ。
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