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夏休みの終わりに
日常って何? その10だよ!
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「まっこんなもんか」
さすが4人いると早い。大体の物は片付いた。
後は二人でゆっくりとやってくれ……先生。いや美和子さん。
ここにいるときは先生て呼ぶのなしにして。
なんていうもんだから、名前で呼ぶ事になってしまった。
それはそれでなんかこっちの方が、ちょっと抵抗があるんだけど。
だってさぁ、学校では担任だよ。それがここでは美和子さんて呼ぶとイメージが崩れるって言うか学校でもちょっと不安になる。
ま、でも今までよりもかなり親しくなったことには違いない。
それもお互いに持つ秘密のせいかもしれないけど……。
「いやぁ―ほんと助かったよ。一時はどうなるかと思ったんだけどさぁ」
「先生、あ、いや美和子さん。それはこっちのセリフですよ」
「ははは、でも何とかなったな」
「ですね」
「美和子さんって学校にいる時はやっぱり違いますね」
真由美がぼそりといった。
「そりゃぁ、そうだろ。仮にも私は教師で、お前らの担任なんだからな。マ、まだ新米なんだけど」
「そうですね、家事に関してもまだ新米のようですけど」
「亜美、それ私に対する嫌味?」
「そんなことないですよ、正直に言っただけですけど。ところで美和子さん料理は出来るんですか?」
「ああ、出来るとも! 朝は目玉焼き焼くの私の務めだからな」
「目玉焼き、だけですか?」
「あと、そうだハムも焼くぞ、トーストにコーヒーも淹れれる」
「で、夕食なんかはどんな料理作ってるんですか?最愛の護さんに?」
「ええ、っと……コロッケとか、とんかつとか、あ、そうだハンバーグなんかも」
「ちょっとまった。それってスーパーのお惣菜で買って来たんのじゃないですよね」
「ええっと、私もほら忙しいし、護も時間不規則だから……亜美、お前意外と厳しいしな」
「そうですかぁ―、生徒にあんなに宿題出す教師よりは優しいと思いますけど」
「う、だってさぁそれは仕方ないじゃんか、ほかのクラスとも足並みそろえないといけないし。それでもかなりお前らには甘くしてやってんだぞ。
ほら、レポート特別題材は与えていないじゃないか。お前らの好きなこと書いてくれればいいて感じにしてやってるんだから」
「ああ、それが一番の問題なんですけど!」
「え、何それって」
「だってなに書けばいいのか私たち物凄く悩んでいるんですよ。あんな宿題出す教師はきっと「ドS」なんだって二人で言ってたくらいですからね」
「ドS! 私が、おいおいそれはないんじゃない」
「でも美和子さんのイメージってやっぱドSイメージ強いです」
真由美も遠慮気味に……でも言う事は言うんだ。
「はぁ、やっぱみんな私の事そんな目で見ていたんだ」
がっくりと肩を落として窓にもたれるようにして美和子さんは言った。
ちょっと言い過ぎたかなぁ。
もしかして傷ついちゃった?
そんな姿の美和子さんを見ていたけど
「くくくっ。みんな正直だねぇ。それに良く私の性格見抜いてるよ。そうだよ私はドSですよ。何で私が教師になったと思う?」
「生徒をいじめるため」
「うんそれもなくはない」
「じゃ、偉そうに出来るから」
「お、近いなぁ」
「も、もしかして、生徒を見繕って誰もいないところで拷問なんかしたりして。例えば、むち打ちとか……」
「で、出来れば……って、それやっちゃ訴えられるだろ。犯罪者にはなりたくない」
「でも願望はあるんですよね」
「……な、ないと言ったら」
「嘘ですよね」
「……はい」しおらしい美和子さんです。
主導権はもうこちらにあるな。
「でもさぁ、本当は、学生のころからずっと思ってたんだ。テストの答案用紙返す時、点数悪い生徒に『追試あるから覚悟しておけ』って言うのすごく憧れていたんだ」
「はぁい? そんなことで」
「だっていいじゃん。あの落胆した時の顔見るとゾクッてくるんだよね。でもさぁ、もっと言ってほしいようなそぶりする生徒なんかいないし、ちょっと期待外れかなぁ」
あ、あのう……普通いないんじゃないんでしょうか、ねぇ担任先生。
ちょっと性格危ないかもしれない私たちの担任。
「はぁ、なんかそれ聞いちゃうと、逆に悪い点数取れないじゃないですか。それって物言わぬ拷問に近いですよ」
「ははは、そうかやっぱそうなるか。なら頑張って私にそう思わせないことだな」
「亜美、やばいね」
「うん、ほんとやばいは、この担任」
外で車が止まった音がした。
「ああ、疲れたねぇ尚子」
「ほんとに、あれだけ残務残してあったなんて彼方もサディストよ」
「ま、今回は何とか急ぎの分だけ片付けたし、後はゆっくり出来るんじゃない」
「だといいんだけど。それよりこの牛丼重いんだけど」
「麻美ちゃん何で10人分なんか渡したんだろう?」
「多分そのうち3人分は亜美ちゃんにじゃないの」
「同士よって、言う感じで?」
「そうそう」
なんていう二人の会話が聞こえて来た。
美代ねぇたちが帰って来た。
その姿を美和子さんの部屋の窓から見て、ドアから
「お帰りぃ美代ねぇ。みんなこっちにいるよ」
「あ、ミーちゃん。ただいまぁ。え、何でそこにいるの?」
「あれ、この部屋今日新規に入居した人の所じゃない」
尚子さんが不思議そうに言った。
「よっ! 久しぶり。お前ら元気にしてたか」
「あれぇ、遠野先輩?」
「おお、美代に尚子元気そうじゃないか。仕事の帰りか? って美代お前まだ学生だろ。あんな高級車で送迎とはどんな仕事してるんだよいったい」
「なははは、見られてたんだ。ちょっとねいいパトロンさんがいましてぇ……」
「もしかして今日入居して来た人って遠野先輩だったんですか?」
「そうだよ美代ねぇ」
「いやぁ、亜美たちには引っ越しの手伝いしてもらっちゃって助かったよ」
「マジかぁ! 遠野さんていうのは聞いていたけど、まさか先輩だとは思いませんでした」
「ん、聞いていたって尚子もしかして」
「ええ、ここ私の叔父の所有マンションで、私が一応管理しています」
「そうすると、尚子お前が大家さんていう事?」
「大家なんて大それたもんじゃないですけどね」
「そっかぁ、それで神宮寺と亜美ともつながってくるんだぁな。しかも姉同士と同じになるとは、お前ら姉妹には恐れ入ったよ」
「遠野先輩知っているんです? ミーちゃんたちの事」
「ああ、ちゃんと聞かせてもらった。しかし美代も亜美も、お前ら大変だったそうじゃないか。ご両親が離婚されて、しかも亜美と真由美がドールとしてデビューまでしていたなんて、驚くことばかりだったよ」
美代ねぇに小さな声で
「彼方さんの事は言っていないよ。それと美代ねぇの事も」
「それは恩に着るよ。でもま、もういいんだけどね。公表しても」
「そうだったの?」
「うん、それよりお腹空いたよー。麻美ちゃんから牛丼10人分も持たされちゃった。そうだ遠野先輩もどうですか? 牛丼。たくさんありますから」
「え、お呼ばれされてもいいの?」
「どうぞ、お酒もありますから今日は遠野先輩の引っ越し祝いしましょうよ」
「そういえば先輩、お二人でのご入居でしたよね。契約者って男性の名前だったから……あ、もしかして、そういう事だったんですね」
「ああ、尚子。それはだな」
「ま、後でゆっくりと聞かせてもらいますよ近況を。ブラコンの遠野先輩」
「え、ええ。尚子知ってたのか?」
「あらあら、遠野先輩尚子だけじゃないですよ、私だって知っていますよ遠野先輩が超ブランコンだって言うの」
「はぁ、美代までもか……。なんだそれじゃここじゃ遠慮することないじゃねぇのか。もういいイチャイチャぶり見せつけてやる」
「どうぞ、見せつけてくださいな」
「そうだな……ありがとう。やっぱり私の愛する人は凄いよ。ちゃんと私の事守ってくれていたんだ」
「うん、護さんもお元気そうでしたからね」
「美代、護にあったのか?」
「ええ、今日お会いしましたよ。でも引っ越しの事は何も言ってくれませんでしたけど」
「美代、いったいお前今何やっているんだ? 護とも会うなんて」
「誤解されない様に。あくまでも仕事でお会いしたんですよ」
美代ねぇは、上着の内ポケットから名刺を取り出し、美和子さんに渡した。
そこには
「株式会社 Experience 取締役 小岩美代」
「美代お前……あの彼方の所……」
「ま、そういう事ですので、広告代理店業勤務の護さんにはいろいろとお力をお借りすると思いますのでよろしくです。奥様」
「お、奥様って……ヤダぁ、恥ずかしい」
まっかになった顔が、可愛らしい美和子さんでした。
さすが4人いると早い。大体の物は片付いた。
後は二人でゆっくりとやってくれ……先生。いや美和子さん。
ここにいるときは先生て呼ぶのなしにして。
なんていうもんだから、名前で呼ぶ事になってしまった。
それはそれでなんかこっちの方が、ちょっと抵抗があるんだけど。
だってさぁ、学校では担任だよ。それがここでは美和子さんて呼ぶとイメージが崩れるって言うか学校でもちょっと不安になる。
ま、でも今までよりもかなり親しくなったことには違いない。
それもお互いに持つ秘密のせいかもしれないけど……。
「いやぁ―ほんと助かったよ。一時はどうなるかと思ったんだけどさぁ」
「先生、あ、いや美和子さん。それはこっちのセリフですよ」
「ははは、でも何とかなったな」
「ですね」
「美和子さんって学校にいる時はやっぱり違いますね」
真由美がぼそりといった。
「そりゃぁ、そうだろ。仮にも私は教師で、お前らの担任なんだからな。マ、まだ新米なんだけど」
「そうですね、家事に関してもまだ新米のようですけど」
「亜美、それ私に対する嫌味?」
「そんなことないですよ、正直に言っただけですけど。ところで美和子さん料理は出来るんですか?」
「ああ、出来るとも! 朝は目玉焼き焼くの私の務めだからな」
「目玉焼き、だけですか?」
「あと、そうだハムも焼くぞ、トーストにコーヒーも淹れれる」
「で、夕食なんかはどんな料理作ってるんですか?最愛の護さんに?」
「ええ、っと……コロッケとか、とんかつとか、あ、そうだハンバーグなんかも」
「ちょっとまった。それってスーパーのお惣菜で買って来たんのじゃないですよね」
「ええっと、私もほら忙しいし、護も時間不規則だから……亜美、お前意外と厳しいしな」
「そうですかぁ―、生徒にあんなに宿題出す教師よりは優しいと思いますけど」
「う、だってさぁそれは仕方ないじゃんか、ほかのクラスとも足並みそろえないといけないし。それでもかなりお前らには甘くしてやってんだぞ。
ほら、レポート特別題材は与えていないじゃないか。お前らの好きなこと書いてくれればいいて感じにしてやってるんだから」
「ああ、それが一番の問題なんですけど!」
「え、何それって」
「だってなに書けばいいのか私たち物凄く悩んでいるんですよ。あんな宿題出す教師はきっと「ドS」なんだって二人で言ってたくらいですからね」
「ドS! 私が、おいおいそれはないんじゃない」
「でも美和子さんのイメージってやっぱドSイメージ強いです」
真由美も遠慮気味に……でも言う事は言うんだ。
「はぁ、やっぱみんな私の事そんな目で見ていたんだ」
がっくりと肩を落として窓にもたれるようにして美和子さんは言った。
ちょっと言い過ぎたかなぁ。
もしかして傷ついちゃった?
そんな姿の美和子さんを見ていたけど
「くくくっ。みんな正直だねぇ。それに良く私の性格見抜いてるよ。そうだよ私はドSですよ。何で私が教師になったと思う?」
「生徒をいじめるため」
「うんそれもなくはない」
「じゃ、偉そうに出来るから」
「お、近いなぁ」
「も、もしかして、生徒を見繕って誰もいないところで拷問なんかしたりして。例えば、むち打ちとか……」
「で、出来れば……って、それやっちゃ訴えられるだろ。犯罪者にはなりたくない」
「でも願望はあるんですよね」
「……な、ないと言ったら」
「嘘ですよね」
「……はい」しおらしい美和子さんです。
主導権はもうこちらにあるな。
「でもさぁ、本当は、学生のころからずっと思ってたんだ。テストの答案用紙返す時、点数悪い生徒に『追試あるから覚悟しておけ』って言うのすごく憧れていたんだ」
「はぁい? そんなことで」
「だっていいじゃん。あの落胆した時の顔見るとゾクッてくるんだよね。でもさぁ、もっと言ってほしいようなそぶりする生徒なんかいないし、ちょっと期待外れかなぁ」
あ、あのう……普通いないんじゃないんでしょうか、ねぇ担任先生。
ちょっと性格危ないかもしれない私たちの担任。
「はぁ、なんかそれ聞いちゃうと、逆に悪い点数取れないじゃないですか。それって物言わぬ拷問に近いですよ」
「ははは、そうかやっぱそうなるか。なら頑張って私にそう思わせないことだな」
「亜美、やばいね」
「うん、ほんとやばいは、この担任」
外で車が止まった音がした。
「ああ、疲れたねぇ尚子」
「ほんとに、あれだけ残務残してあったなんて彼方もサディストよ」
「ま、今回は何とか急ぎの分だけ片付けたし、後はゆっくり出来るんじゃない」
「だといいんだけど。それよりこの牛丼重いんだけど」
「麻美ちゃん何で10人分なんか渡したんだろう?」
「多分そのうち3人分は亜美ちゃんにじゃないの」
「同士よって、言う感じで?」
「そうそう」
なんていう二人の会話が聞こえて来た。
美代ねぇたちが帰って来た。
その姿を美和子さんの部屋の窓から見て、ドアから
「お帰りぃ美代ねぇ。みんなこっちにいるよ」
「あ、ミーちゃん。ただいまぁ。え、何でそこにいるの?」
「あれ、この部屋今日新規に入居した人の所じゃない」
尚子さんが不思議そうに言った。
「よっ! 久しぶり。お前ら元気にしてたか」
「あれぇ、遠野先輩?」
「おお、美代に尚子元気そうじゃないか。仕事の帰りか? って美代お前まだ学生だろ。あんな高級車で送迎とはどんな仕事してるんだよいったい」
「なははは、見られてたんだ。ちょっとねいいパトロンさんがいましてぇ……」
「もしかして今日入居して来た人って遠野先輩だったんですか?」
「そうだよ美代ねぇ」
「いやぁ、亜美たちには引っ越しの手伝いしてもらっちゃって助かったよ」
「マジかぁ! 遠野さんていうのは聞いていたけど、まさか先輩だとは思いませんでした」
「ん、聞いていたって尚子もしかして」
「ええ、ここ私の叔父の所有マンションで、私が一応管理しています」
「そうすると、尚子お前が大家さんていう事?」
「大家なんて大それたもんじゃないですけどね」
「そっかぁ、それで神宮寺と亜美ともつながってくるんだぁな。しかも姉同士と同じになるとは、お前ら姉妹には恐れ入ったよ」
「遠野先輩知っているんです? ミーちゃんたちの事」
「ああ、ちゃんと聞かせてもらった。しかし美代も亜美も、お前ら大変だったそうじゃないか。ご両親が離婚されて、しかも亜美と真由美がドールとしてデビューまでしていたなんて、驚くことばかりだったよ」
美代ねぇに小さな声で
「彼方さんの事は言っていないよ。それと美代ねぇの事も」
「それは恩に着るよ。でもま、もういいんだけどね。公表しても」
「そうだったの?」
「うん、それよりお腹空いたよー。麻美ちゃんから牛丼10人分も持たされちゃった。そうだ遠野先輩もどうですか? 牛丼。たくさんありますから」
「え、お呼ばれされてもいいの?」
「どうぞ、お酒もありますから今日は遠野先輩の引っ越し祝いしましょうよ」
「そういえば先輩、お二人でのご入居でしたよね。契約者って男性の名前だったから……あ、もしかして、そういう事だったんですね」
「ああ、尚子。それはだな」
「ま、後でゆっくりと聞かせてもらいますよ近況を。ブラコンの遠野先輩」
「え、ええ。尚子知ってたのか?」
「あらあら、遠野先輩尚子だけじゃないですよ、私だって知っていますよ遠野先輩が超ブランコンだって言うの」
「はぁ、美代までもか……。なんだそれじゃここじゃ遠慮することないじゃねぇのか。もういいイチャイチャぶり見せつけてやる」
「どうぞ、見せつけてくださいな」
「そうだな……ありがとう。やっぱり私の愛する人は凄いよ。ちゃんと私の事守ってくれていたんだ」
「うん、護さんもお元気そうでしたからね」
「美代、護にあったのか?」
「ええ、今日お会いしましたよ。でも引っ越しの事は何も言ってくれませんでしたけど」
「美代、いったいお前今何やっているんだ? 護とも会うなんて」
「誤解されない様に。あくまでも仕事でお会いしたんですよ」
美代ねぇは、上着の内ポケットから名刺を取り出し、美和子さんに渡した。
そこには
「株式会社 Experience 取締役 小岩美代」
「美代お前……あの彼方の所……」
「ま、そういう事ですので、広告代理店業勤務の護さんにはいろいろとお力をお借りすると思いますのでよろしくです。奥様」
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