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第24話 3家族サークル その8
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ちょっとしんみりとした雰囲気になちゃった。
「もしさ、あなたが、この我儘を受け入れてくれない。理解って……そう言うことじゃないかもしれないけど、けぎらうのなら、……私は捨てられたっていいとさえ思っている」
「友香、お前そんなこと言うなよ。俺だって犯しちゃいけないことを自分の娘にしているんだ、それこそ俺も沙奈枝のことをもう自分の娘というよりは、一人の女性として見ていることに気が付いているんだ」
「………パパ。……あ、ありがとう」
なんだか、目が熱くなってきた。よかった。うれしい。そんな気持ちが体から飛び出しそうだった。
「うん、たぶんそうだと思ってた」
友香ねぇさんは下をうつむいて言う。
「私達3人とっても我儘なのね」
「ああ、そうだな。物すげぇ我儘な家族だ。でも本当に仲のいい家族だと俺は思うけど」
「そうだね」と言い、顔を上げた友香ねぇさんは涙ぐんでいた。
そしてパパが……「お、俺もそのなんだ。お前たちが計画している3家族親密計画とでもいうのかなそれに乗っかるよ」
「ほんと! パパ」
「ああ、もう沙奈枝のことも友香もことも、俺にとってはかけがえのない大切な人だ。失うことなんてありえないよ」
「拓海」
「パパぁ」
私たち二人はパパの体に抱き着いた。
パパのにおいが私の気持ちをまた高鳴らせてくれた。
「あ、そうだ、今日はもう一つ報告があったんだ」
「ああ、あれね」
「な、なんだよ!」
「じゃァ―ん! なんと海でも山でも楽しめる温泉旅館宿泊券。当たりましたぁ!!」
「お、スゲー!ほんとかよ」
「ほんとよ、ほら」友香ねぇさんは、パパに当選通知のメッセージをパパに見せた。
そのスマホを見て「あ、本当だ!」と言い、にんまりとした顔で。
「今年の家族旅行は決まりだな」と、言った。
実際家族旅行は2年ぶりくらいかな。中学に入ってからは行っていなかったから、パパも楽しそう。
「それでね今回、朋絵ちゃんと美奈子ちゃんのお家にも声をかけてみたの、どちらも行きたいっていう返事が返ってきているんだけど」
「それじゃ、3家族合同旅行か?」
「そうなのよ。そうなるといいなぁって思ってたら現実になっちゃった」
「そうか、それじゃ沙奈枝たちが夏休みに入ったあたりにでも行こうか、みんなの調整してくれるか?」
「ええ、いいわよ。もちろんよ」
やっぱりうちの家族は仲がいい。
じっとパパの顔を見つめていると。
「どうした沙奈枝?」
「ううん、パパ大好き!」また抱きついてキスをした。友香ねぇさん。パパの妻の前でキスをした。
舌を入れて私の唾液を押し込んで飲ませた。
体はずっとムズムズしていたんだぁ、でもそのムズムズを我慢していた。話がいい方向にまとまったせいかも。なんだか止まらなかった。
「おいおい、汗臭いぞ」
「いいよ、パパの汗のにおい。私好きだから」
パンツが湿っぽくなっているのがわかる。
あ、濡れてきちゃった。
ああああ、パパの味。美味しい。
そんな私達に友香ねぇさんは。
「ちょっとぉ―、今は夕食が先でしょ。ご飯食べてから!」
「ふぁぁい」と、止められてしまった。
「ご飯食べたら一緒にお風呂入ろ。ね、パパ」
ちゃんと予約はしておく私なのだ。――――あはははは。
「もしさ、あなたが、この我儘を受け入れてくれない。理解って……そう言うことじゃないかもしれないけど、けぎらうのなら、……私は捨てられたっていいとさえ思っている」
「友香、お前そんなこと言うなよ。俺だって犯しちゃいけないことを自分の娘にしているんだ、それこそ俺も沙奈枝のことをもう自分の娘というよりは、一人の女性として見ていることに気が付いているんだ」
「………パパ。……あ、ありがとう」
なんだか、目が熱くなってきた。よかった。うれしい。そんな気持ちが体から飛び出しそうだった。
「うん、たぶんそうだと思ってた」
友香ねぇさんは下をうつむいて言う。
「私達3人とっても我儘なのね」
「ああ、そうだな。物すげぇ我儘な家族だ。でも本当に仲のいい家族だと俺は思うけど」
「そうだね」と言い、顔を上げた友香ねぇさんは涙ぐんでいた。
そしてパパが……「お、俺もそのなんだ。お前たちが計画している3家族親密計画とでもいうのかなそれに乗っかるよ」
「ほんと! パパ」
「ああ、もう沙奈枝のことも友香もことも、俺にとってはかけがえのない大切な人だ。失うことなんてありえないよ」
「拓海」
「パパぁ」
私たち二人はパパの体に抱き着いた。
パパのにおいが私の気持ちをまた高鳴らせてくれた。
「あ、そうだ、今日はもう一つ報告があったんだ」
「ああ、あれね」
「な、なんだよ!」
「じゃァ―ん! なんと海でも山でも楽しめる温泉旅館宿泊券。当たりましたぁ!!」
「お、スゲー!ほんとかよ」
「ほんとよ、ほら」友香ねぇさんは、パパに当選通知のメッセージをパパに見せた。
そのスマホを見て「あ、本当だ!」と言い、にんまりとした顔で。
「今年の家族旅行は決まりだな」と、言った。
実際家族旅行は2年ぶりくらいかな。中学に入ってからは行っていなかったから、パパも楽しそう。
「それでね今回、朋絵ちゃんと美奈子ちゃんのお家にも声をかけてみたの、どちらも行きたいっていう返事が返ってきているんだけど」
「それじゃ、3家族合同旅行か?」
「そうなのよ。そうなるといいなぁって思ってたら現実になっちゃった」
「そうか、それじゃ沙奈枝たちが夏休みに入ったあたりにでも行こうか、みんなの調整してくれるか?」
「ええ、いいわよ。もちろんよ」
やっぱりうちの家族は仲がいい。
じっとパパの顔を見つめていると。
「どうした沙奈枝?」
「ううん、パパ大好き!」また抱きついてキスをした。友香ねぇさん。パパの妻の前でキスをした。
舌を入れて私の唾液を押し込んで飲ませた。
体はずっとムズムズしていたんだぁ、でもそのムズムズを我慢していた。話がいい方向にまとまったせいかも。なんだか止まらなかった。
「おいおい、汗臭いぞ」
「いいよ、パパの汗のにおい。私好きだから」
パンツが湿っぽくなっているのがわかる。
あ、濡れてきちゃった。
ああああ、パパの味。美味しい。
そんな私達に友香ねぇさんは。
「ちょっとぉ―、今は夕食が先でしょ。ご飯食べてから!」
「ふぁぁい」と、止められてしまった。
「ご飯食べたら一緒にお風呂入ろ。ね、パパ」
ちゃんと予約はしておく私なのだ。――――あはははは。
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