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冥界の門
あとがき(ネタバレ)
しおりを挟む最後までお読み頂き、ありがとうございました。
初チャレンジの和風ファンタジー、いかがでしたでしょうか。
別に流行りそうだから? ではなく、単純に書いてみたかった、そんな安易な気持ちでしたが、思った以上に大変でした。
少しでも楽しんでいただけたら、幸せです。
以下、ネタバレです。
カクヨムの運命の恋コンテストに先行して、アルファポリスのファンタジー小説大賞にエントリーしてみる形で、書き始めましたが……一人称は本当に失敗でした。それに引きずられて、三人称に修正後も納得行かず全面改稿するはめに……ということで、公開当初からお読みいただいた皆様には、大変申し訳なかったです。
まだ練る必要もあり、壮大な物語のごくごく一部、序章までで一旦完結とさせていただきました。
コンテスト関係なく、続きを書きたいと思っています。
皇帝即位前の青剣という国宝をめぐってのドタバタ劇が、今回のメインになりました。
魅侶玖は、今は第一皇子として国を建て直すことに集中していますが、いざ皇帝になってからが本番ですよね。ハクにも「危うい」と言われていましたが、それはきっと何らかのフラグでしょう。
沙夜は沙夜で、無我夢中で皇都へやってきて、遺言に従って後宮に入り、門は離宮に現れました。
そうして導かれたのは、涼月と夕星で――「正しきもの」を導くことに成功した後で、彼女は姫という地位を得て何をするでしょう。まだ今は微睡んでいて先は見えていない。そんな感じでタイトルをつけました。
玖狼と愚闇はお気に入りコンビです。
特に愚闇は、初めは頑張って大人っぽく振る舞っていましたが、十歳のひなちゃんとバレてからは素になりました。
玖狼が特別に目をかけて育てた、黒姫の眷属。今後もっと活躍すると思います。
玖狼は、冥の門番なのでケルベロス。だから頭が三つです。
門番なので、やはり現世と幽世は分かれているべきと思っています。門番が二手に分かれるのも面白い、とあっさりこちらへ来ました。
沙夜の夢で、夕星たちが門の向こうへ行った時に、紫の煙が出て来ていますが、それが彼です。沙夜の住む山村近くの山神として、彼女の供え物によって力を蓄えて、名前をもらい寄り添っていました。だからある意味父親のような気持ちなのではないでしょうか。
自分一人では困難と考えていたところに愚闇がやってきて、神気を分けて烏天狗としました。まだ精神的にも成熟していない部分がある愚闇は、これからの成長株です。
それから、ギー様。絶対様をつけちゃう、雅な赤鬼様。書いていて本当に楽しいお方です。恐ろしい面とお茶目な面が同居しています。夕星とのやり取りを見て頂きたかったですね。
ハク様がなんの物の怪なのかは言及していませんが、分かる人には分かる真名です。かな文字でしか話せませんでしたが、最終話で力が少し戻っています。それでも夕星に「儚いお姿」と言われていたので、きっとこれは仮の姿ですね。
夕星と涼月夫婦は、コンセプトとして力と術がヤバいふたり、ただし夫は尻に敷かれている、でした。沙夜はこれから振り回されることでしょう。
初めての平安風異世界、四苦八苦しましたが、なんとか予定の場所まで書くことができました。
お読みいただき、ありがとうございました。
応援ありがとうございます!
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みんなの感想(7件)
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さと様
最後までお読みいただき、またコメントもありがとうございます‼️
夢様推しは、当然存じ上げております笑
(ワンナイトかどうかは……ふふふ)
バトる気満々だったんですが、ストーリーのテンポが悪くなってしまい。多分魅侶玖と玖狼がバッサバッサとやってたと思います笑
ネタバラシにご納得いただけてホッとしましたε-(´∀`;)ホッ
なにせ和風はいつもと勝手が違っていて。もっと修行いたします!
そしてキャラがずっと生きていると感じていただけること。
これは本当に嬉しくて幸せなお言葉です。
まさにそれを目指して、皆様の心にウチの子たちが残ってくれたら良いなぁと書いていますので。
ああ、報われました。
いつもさと様には、心を救っていただいています。
こちらの続きの構想を練りつつ、新作も考えつつ、またすぐにお会いできるよう、書いていきます。
ありがとうございました。
なおさま
最後までお読みいただき、ありがとうございました!m(_ _)m
色々あーだこーだと考えて、つなげて書くというのは、本当に大変だなあと毎回思いますね笑
納得いただけて、ホッとしました‼️
推しくん、活躍してくれて良かったです✨
物怖じしない子なので、これからも重宝される気がしますね。
課題を残しつつ余韻も残しつつのラストとなりましたが、ステキと言っていただけたのがほんと嬉しいです‼️
いつも応援、ありがとうございますm(_ _)m感謝です‼️
さと様
いつもありがとうございます😭
明日、一旦最終回です‼️ドドーン‼️笑
ドキドキしていただけて良かったです……ちょっとまた修行しますので……m(_ _)m
母御前、ほんととんでもない人という設定でして。
父も同じくな感じので(激ヤバ夫婦)、それもお楽しみいただければ……(*ノωノ)キャ
いつもお読みいただき、心から感謝ですm(_ _)m