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元婚約者候補
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よかったけれど、よく考えたら婚約者候補探しはどうしよう。結局、エミリーと会って話をするのが楽しすぎて今日もディック様以外の人のアレルギーチェックは全然していない。……次回はもう少し頑張ろうかな。
「舞踏会も辛いのなら……」
こんなに、私のことを心配してくださるお父様のためにも……。
「舞踏会は辛くはありません。その、お友達も出来たので」
「友達?誰だい?お茶会を催して招待するか?うん、そうだ、それがいい。王都で話題のお菓子屋からお菓子を取り寄せ……いや、お菓子屋の職人を招いてうちの調理場で作ってもらった方がいいか……ああ、それには飛び切りの材料を準備して」
お父様の目が輝いた。
うちに招待……。
「無理よ、招待はできないわ」
エミリーと我が家のリビングで庭を眺めながらお茶をする姿や、噴水の見えるあづまやでキラキラ光る水しぶきを見ながらお菓子を食べる姿を想像して首を振る。
いくら心が女性でも、体は男性だ。
二人で仲良くお茶を飲む姿はどう見ても、婚約者同志だ。
婚約者でもない男女が二人でお茶なんて……。いらぬ噂を建てられる未来しか見えない。エミリーに私といるときまで男性のふりはさせたくない。絶対だめだ。
「何故だ?母親が、女主人はいないが、お茶会くらいなら侍女頭のロッテンがいれば完璧なものを準備できるぞ?もしそれでも不安ならば……」
ああ、またお父様に心配をかけてしまう。お母様がいないことをお父様は気にしている。
本来母親から教えられるべきことを、私が教えてもらえないというのを心苦しく思っているのは知っていたけれど。
「お父様、そう言うことではありません。舞踏会では、私は公爵令嬢だという身分を伏せております。ですから、招こうと思うと公爵令嬢だということを伝えないといけないので……」
「そうだった。そうだったな。だが、友達にならば公爵令嬢だと伝えてもいいんじゃないのか?お前が選んだ友達であれば、悪い人ではないんだろう?誰だい?」
誰って。
「ロ、ローレル様とか……」
友達になりたいけど、友達になったとまで親しくはなってないのに、思わず名前を上げてしまった。
「ああ、辺境伯の次女のローレル嬢か」
「お父様、ご存知なのですか?」
「ああ、実はロバートの婚約者候補にと名前があがっていたんだ」
え?お兄様の婚約者候補だったんだ!
もし、お兄様と結婚したら、お姉様になってたの!
「なぜ、ローレル様は候補から外れたのですか?」
お兄様がエカテリーゼ様じゃないといやだと言ったのかしら?
どうして。
「断られた」
ええええ!断られた!お兄様じゃいやだって言われたってことですよね。
……仕方がない、かしら?
===============
リリー、お兄様にたいする評価が漏れ出してるぅぅぅぅwwww
ローレルお姉様との蜜月を阻むものはなんじゃらほいさっさ
感想ありがとうございます。
心の支えです。
なかなかお返事できなくてスイマセン。
心の支え……。
なんか、短編10本ノックの方の感想も返せてない……。
あ、ところで、短編10本ノックの説明とは、とある先生がリハビリのために始めた企画で、週に1本ずつ10週にわたって短編をアップしようというもので、先週が1週目で、今週2週目となります。
基本的には「なろう」に掲載する企画なのです。なろうで短編10本ノックで検索すると他の先生の短編がご覧いただけるかと思います(*'ω'*)
「舞踏会も辛いのなら……」
こんなに、私のことを心配してくださるお父様のためにも……。
「舞踏会は辛くはありません。その、お友達も出来たので」
「友達?誰だい?お茶会を催して招待するか?うん、そうだ、それがいい。王都で話題のお菓子屋からお菓子を取り寄せ……いや、お菓子屋の職人を招いてうちの調理場で作ってもらった方がいいか……ああ、それには飛び切りの材料を準備して」
お父様の目が輝いた。
うちに招待……。
「無理よ、招待はできないわ」
エミリーと我が家のリビングで庭を眺めながらお茶をする姿や、噴水の見えるあづまやでキラキラ光る水しぶきを見ながらお菓子を食べる姿を想像して首を振る。
いくら心が女性でも、体は男性だ。
二人で仲良くお茶を飲む姿はどう見ても、婚約者同志だ。
婚約者でもない男女が二人でお茶なんて……。いらぬ噂を建てられる未来しか見えない。エミリーに私といるときまで男性のふりはさせたくない。絶対だめだ。
「何故だ?母親が、女主人はいないが、お茶会くらいなら侍女頭のロッテンがいれば完璧なものを準備できるぞ?もしそれでも不安ならば……」
ああ、またお父様に心配をかけてしまう。お母様がいないことをお父様は気にしている。
本来母親から教えられるべきことを、私が教えてもらえないというのを心苦しく思っているのは知っていたけれど。
「お父様、そう言うことではありません。舞踏会では、私は公爵令嬢だという身分を伏せております。ですから、招こうと思うと公爵令嬢だということを伝えないといけないので……」
「そうだった。そうだったな。だが、友達にならば公爵令嬢だと伝えてもいいんじゃないのか?お前が選んだ友達であれば、悪い人ではないんだろう?誰だい?」
誰って。
「ロ、ローレル様とか……」
友達になりたいけど、友達になったとまで親しくはなってないのに、思わず名前を上げてしまった。
「ああ、辺境伯の次女のローレル嬢か」
「お父様、ご存知なのですか?」
「ああ、実はロバートの婚約者候補にと名前があがっていたんだ」
え?お兄様の婚約者候補だったんだ!
もし、お兄様と結婚したら、お姉様になってたの!
「なぜ、ローレル様は候補から外れたのですか?」
お兄様がエカテリーゼ様じゃないといやだと言ったのかしら?
どうして。
「断られた」
ええええ!断られた!お兄様じゃいやだって言われたってことですよね。
……仕方がない、かしら?
===============
リリー、お兄様にたいする評価が漏れ出してるぅぅぅぅwwww
ローレルお姉様との蜜月を阻むものはなんじゃらほいさっさ
感想ありがとうございます。
心の支えです。
なかなかお返事できなくてスイマセン。
心の支え……。
なんか、短編10本ノックの方の感想も返せてない……。
あ、ところで、短編10本ノックの説明とは、とある先生がリハビリのために始めた企画で、週に1本ずつ10週にわたって短編をアップしようというもので、先週が1週目で、今週2週目となります。
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