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番外 モブに感謝、セドリック・スタインの熱情 ④
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俺は、町の宿の一室を借りて、シヴァーディの入団祝いをした。
目当ては、美味しい食事と、彼との会話。
そして、仲直りだ。
お祝いの乾杯をし、ゆっくり食事をとりながら。しばらくは学園にいたときの思い出話など、していたけれど。
口火は、シヴァーディの方から切られた。
「セドリック、孤島へ行くには、騎士団の許可が必要なのだが。なぜ、渡航許可を出さないのだ? 流行り病は、もう治まっているのだろう?」
シヴァーディの父親は、騎士職を賜った、前国王の騎士だった。
孤島で、流行り病が出たとき。彼の父親も、島を退去させられ。
そのとき国王は逝去した。
主のそばから離され、さらに主を失ってしまった騎士は、悲嘆にくれ。
陛下の弔いに島を渡りたいと、騎士団に何度も嘆願しているらしいのだが。
いまだ許可が下りないという。
「それは…なんとも悲痛な話だな。だが、俺は力になれそうもない。騎士団は今、ふたつに分割されている。俺が率いる騎士団は、戦闘や治安維持に徹しているが。バミネが率いる騎士団は、海上、王宮、王城の管理を一手に引き受けている。バミネが王族の血筋ということで、他の者には任せられない、と言って…渡航許可が下りないのは、バミネが孤島へ渡る人物を、選別しているからなんだ」
本来なら、騎士団長である俺が、全項目の管理を統括するべきなのだ。
しかし、バミネに『おまえに王族のなんたるかがわかるわけないだろう』と言われてしまえば。
さらに、摂政に『バミネ様にお任せしていればよい』と指示されれば。
俺は、従わざるを得ない。
騎士団を率いるのは、国王だ。
しかし、国王が孤島にいる間は、政治を任されている摂政や王宮を動かす官吏が、直属の上司ということになる。なので、摂政の言うことは、聞かなければならなかった。
こういうところが、ただ、力があるだけでは、済まない事柄である。
面倒臭ぇっ。
「なんだ、それは。おまえは騎士団長なんだから、ビシッと言ってやればいい」
たおやかな見た目に反して、根は熱血なシヴァーディは。やはりそう言うよな。
「そんな簡単なことではない。バミネの後ろには、摂政もついていて。バジリスク公爵子息であるバミネに、高位貴族も追従している。俺は、単純に力でのし上がったが。政治や裏工作にとことん弱い。だから、シヴァーディ。俺に力を貸してくれないか?」
前騎士団長がバミネに追い詰められて、役職を明け渡さなければならなくなった経緯を、俺は近くで見ている。
表向きは、年齢を理由にした、勇退であるが。
バミネは高みから、男爵であった騎士団長の地位を揺るがし。小細工で失態を誘発させ。精神的にも金銭的にも動けなくさせて、辞任に追いやったのだ。
騎士団長も、悔しかったのだろうな?
バミネに、簡単に地位は渡さず、俺を騎士団長に指名した。
だが、それによって、勇退後の騎士団長は辺境に飛ばされてしまった。
バミネは、敵に容赦のない男だった。
「もちろんだ、セドリック。バミネの横暴など、私たちで潰してやろう」
俺はこのとき、力強い頼れる仲間ができたことに、単純に喜びを感じていた。
シヴァーディのことを思うのなら、自分のごたごたに巻き込むべきではなかったのに。
「学園にいた頃は、ただ、強くなれば良かった。それだけで、良かった。あの日が、懐かしいな」
ただ、力を誇って、笑っていられた。
隣にはシヴァーディがいて、同級の気の良い仲間もいて。
日が暮れるまで、手合せしたり。
町に出て、貴族にあるまじきだが買い食いしたり。
ただ前を向いて、気の合う仲間とともに、真っ直ぐに走り抜いていた。
たった二年前のことなのに、あの時代が、懐かしい。
俺は、机の上に乗っていたシヴァーディの手に、手を重ねる。
「なぁ、シヴァーディ。なんで、俺の連絡に、応えてくれなかったんだ? もう、俺と抱き合いたくないのか?」
愛されていると、わかっているけれど。二年の空白が、俺を臆病にさせた。
二年の間に、彼の気持ちも変わってしまったかもしれないから。
でも。彼は、握られた手を引っ込めることはなかった。
「その気がなければ、この部屋に入ることもない」
込み入った話をするからと、取った個室ではあるが。
この部屋には、ベッドもある。
俺がシヴァーディと復縁したいと思っていることは、バレバレだ。
「離れている二年の間に、おまえが、誰かと深い付き合いになったのなら。そのまま距離を取ろうと思っていた。私は、おまえを心底、尊敬している。おまえの剣に、心酔しているんだ。おまえを…愛している。だから。おまえの未来に立ちふさがるようなことを、したくないと思って…」
ほんのりと頬を染めて。自分の気持ちを正直に伝えてくれたシヴァーディが、可愛くて仕方がない。
だから、俺も。己の気持ちを、正直に告げる。
「俺も、シヴァーディを愛している。おまえは以前。俺の子供のこととか、剣の伝承のことを言っていたな? でも、俺は。俺の伴侶は。おまえしか考えていない。俺の遺伝子なんか、残さなくたっていいよ。ま、どうしてもっていうのなら、子爵家の者が、同じ遺伝子みたいなものだから。それでいいだろう? 剣の伝承は、部下を鍛え上げてもいいし。見どころのある養子をとっても良い。おまえとふたりで子育てが、条件だがな」
「おまえはまだ、若いのに。二十歳そこそこで、人生を決めるようなことを、言っていいのか?」
「それを言ったら。十六のときに、もう人生は決まっていた。おまえと出会ったから」
その言葉に、シヴァーディの色白な顔が、真っ赤に染まった。
そして、ゆるりと顔を上げると。彼の方から、俺にくちづけてくれて。
そのままベッドになだれ込んだ。
そうなってしまえば。抱き合うことに馴染んだ体は、求め合うだけだろう?
二年もの間、待たされた。
くすぶっていた心の火種は、火花が散ったら、すぐにも燃え上がる。
一糸まとわぬ体で、抱き合い。身を寄せ合えば。
体は、すぐにも高ぶって。張り詰めて。
お互いに、お互いを欲していたから。
シヴァーディの後ろをほぐすのもそこそこに。オイルをたっぷり塗り込むだけで。
性急に、彼の中に己を挿入した。
彼のすぼまりは、二年間、誰とも交わっていなかったと主張するように、硬く、きつかった。
「久しぶりだから、きつい。ふふ、そんなに物欲しそうに締めつけるな…」
「ちが、う…おまえがっ、前より、絶対…お、大きい、だろ? あ、あぁ…まだ、大きくするのか?」
「おまえが、大きいとか言って、俺を煽るから…それに、久々におまえを抱いてんだ。興奮するに、決まってる」
「馬鹿…。加減、しろよなぁ?」
文句を言いながらも、シヴァーディは俺を包み込んで、優しく抱き締めてくれる。
おまえを頼るばかりの、情けなくて、弱っちぃ俺を。
オイルのぬめりに、助けられながら、俺は剛直でシヴァーディの隘路をじっくりと刺激し。出し入れして、淫蕩な官能を引き出していく。
腕の中のシヴァーディは、相変わらず美しく。普通にしていても色っぽく見える切れ長な目元だが、瞳が潤んでさらに蠱惑的になっている。
アメジスト色の瞳が、赤く輝く。
興奮すると、彼の目はそうなる傾向があるが。
俺は…俺のものだと思えて、この現象が好きだった。
「可愛い、俺のシヴァ…」
愛称で呼ぶと、彼はやんわりと微笑んだ。
あぁ、やっぱり。シヴァーディは俺を、まだ愛してくれている。
そう感じると、さらに燃え上がって。
汗が飛び散るほどに、激しく腰を動かして。シヴァーディをなやましく、惑乱するほどに、かき乱していく。
「あ、あ…セディ…激し…あ、ん。好き。セドリック…好きだっ、あぁっ」
突き入れると、身悶え。引き抜くと、すがりつく。
小刻みな律動には、彼も同じく揺れて、歓喜の嬌声を漏らす。
睦み合うという、生易しいものではなく、苛烈で濃厚な情交を、何度も何度も交わし。
朝が来るまで、享楽にふけってしまった。
それぐらい、俺は彼に飢えていたのだ。
窓の外が、薄明るくなってきた。
それほど大きくない宿の寝台で、俺は裸のシヴァーディの肩を抱き、身を寄せて横たわっている。
久しぶりだったのに、激しくしてしまって。彼は意識を失うように眠ってしまった。
加減しろと言われていたのに…ごめん。そう、彼の寝顔に謝った。
そして、声には出さずに、問いかける。
シヴァ? 離れたのは、俺のことを考えてくれたからだよな?
だったら、俺がブレなければ。シヴァーディはもう離れていかない。
離さないから。
目当ては、美味しい食事と、彼との会話。
そして、仲直りだ。
お祝いの乾杯をし、ゆっくり食事をとりながら。しばらくは学園にいたときの思い出話など、していたけれど。
口火は、シヴァーディの方から切られた。
「セドリック、孤島へ行くには、騎士団の許可が必要なのだが。なぜ、渡航許可を出さないのだ? 流行り病は、もう治まっているのだろう?」
シヴァーディの父親は、騎士職を賜った、前国王の騎士だった。
孤島で、流行り病が出たとき。彼の父親も、島を退去させられ。
そのとき国王は逝去した。
主のそばから離され、さらに主を失ってしまった騎士は、悲嘆にくれ。
陛下の弔いに島を渡りたいと、騎士団に何度も嘆願しているらしいのだが。
いまだ許可が下りないという。
「それは…なんとも悲痛な話だな。だが、俺は力になれそうもない。騎士団は今、ふたつに分割されている。俺が率いる騎士団は、戦闘や治安維持に徹しているが。バミネが率いる騎士団は、海上、王宮、王城の管理を一手に引き受けている。バミネが王族の血筋ということで、他の者には任せられない、と言って…渡航許可が下りないのは、バミネが孤島へ渡る人物を、選別しているからなんだ」
本来なら、騎士団長である俺が、全項目の管理を統括するべきなのだ。
しかし、バミネに『おまえに王族のなんたるかがわかるわけないだろう』と言われてしまえば。
さらに、摂政に『バミネ様にお任せしていればよい』と指示されれば。
俺は、従わざるを得ない。
騎士団を率いるのは、国王だ。
しかし、国王が孤島にいる間は、政治を任されている摂政や王宮を動かす官吏が、直属の上司ということになる。なので、摂政の言うことは、聞かなければならなかった。
こういうところが、ただ、力があるだけでは、済まない事柄である。
面倒臭ぇっ。
「なんだ、それは。おまえは騎士団長なんだから、ビシッと言ってやればいい」
たおやかな見た目に反して、根は熱血なシヴァーディは。やはりそう言うよな。
「そんな簡単なことではない。バミネの後ろには、摂政もついていて。バジリスク公爵子息であるバミネに、高位貴族も追従している。俺は、単純に力でのし上がったが。政治や裏工作にとことん弱い。だから、シヴァーディ。俺に力を貸してくれないか?」
前騎士団長がバミネに追い詰められて、役職を明け渡さなければならなくなった経緯を、俺は近くで見ている。
表向きは、年齢を理由にした、勇退であるが。
バミネは高みから、男爵であった騎士団長の地位を揺るがし。小細工で失態を誘発させ。精神的にも金銭的にも動けなくさせて、辞任に追いやったのだ。
騎士団長も、悔しかったのだろうな?
バミネに、簡単に地位は渡さず、俺を騎士団長に指名した。
だが、それによって、勇退後の騎士団長は辺境に飛ばされてしまった。
バミネは、敵に容赦のない男だった。
「もちろんだ、セドリック。バミネの横暴など、私たちで潰してやろう」
俺はこのとき、力強い頼れる仲間ができたことに、単純に喜びを感じていた。
シヴァーディのことを思うのなら、自分のごたごたに巻き込むべきではなかったのに。
「学園にいた頃は、ただ、強くなれば良かった。それだけで、良かった。あの日が、懐かしいな」
ただ、力を誇って、笑っていられた。
隣にはシヴァーディがいて、同級の気の良い仲間もいて。
日が暮れるまで、手合せしたり。
町に出て、貴族にあるまじきだが買い食いしたり。
ただ前を向いて、気の合う仲間とともに、真っ直ぐに走り抜いていた。
たった二年前のことなのに、あの時代が、懐かしい。
俺は、机の上に乗っていたシヴァーディの手に、手を重ねる。
「なぁ、シヴァーディ。なんで、俺の連絡に、応えてくれなかったんだ? もう、俺と抱き合いたくないのか?」
愛されていると、わかっているけれど。二年の空白が、俺を臆病にさせた。
二年の間に、彼の気持ちも変わってしまったかもしれないから。
でも。彼は、握られた手を引っ込めることはなかった。
「その気がなければ、この部屋に入ることもない」
込み入った話をするからと、取った個室ではあるが。
この部屋には、ベッドもある。
俺がシヴァーディと復縁したいと思っていることは、バレバレだ。
「離れている二年の間に、おまえが、誰かと深い付き合いになったのなら。そのまま距離を取ろうと思っていた。私は、おまえを心底、尊敬している。おまえの剣に、心酔しているんだ。おまえを…愛している。だから。おまえの未来に立ちふさがるようなことを、したくないと思って…」
ほんのりと頬を染めて。自分の気持ちを正直に伝えてくれたシヴァーディが、可愛くて仕方がない。
だから、俺も。己の気持ちを、正直に告げる。
「俺も、シヴァーディを愛している。おまえは以前。俺の子供のこととか、剣の伝承のことを言っていたな? でも、俺は。俺の伴侶は。おまえしか考えていない。俺の遺伝子なんか、残さなくたっていいよ。ま、どうしてもっていうのなら、子爵家の者が、同じ遺伝子みたいなものだから。それでいいだろう? 剣の伝承は、部下を鍛え上げてもいいし。見どころのある養子をとっても良い。おまえとふたりで子育てが、条件だがな」
「おまえはまだ、若いのに。二十歳そこそこで、人生を決めるようなことを、言っていいのか?」
「それを言ったら。十六のときに、もう人生は決まっていた。おまえと出会ったから」
その言葉に、シヴァーディの色白な顔が、真っ赤に染まった。
そして、ゆるりと顔を上げると。彼の方から、俺にくちづけてくれて。
そのままベッドになだれ込んだ。
そうなってしまえば。抱き合うことに馴染んだ体は、求め合うだけだろう?
二年もの間、待たされた。
くすぶっていた心の火種は、火花が散ったら、すぐにも燃え上がる。
一糸まとわぬ体で、抱き合い。身を寄せ合えば。
体は、すぐにも高ぶって。張り詰めて。
お互いに、お互いを欲していたから。
シヴァーディの後ろをほぐすのもそこそこに。オイルをたっぷり塗り込むだけで。
性急に、彼の中に己を挿入した。
彼のすぼまりは、二年間、誰とも交わっていなかったと主張するように、硬く、きつかった。
「久しぶりだから、きつい。ふふ、そんなに物欲しそうに締めつけるな…」
「ちが、う…おまえがっ、前より、絶対…お、大きい、だろ? あ、あぁ…まだ、大きくするのか?」
「おまえが、大きいとか言って、俺を煽るから…それに、久々におまえを抱いてんだ。興奮するに、決まってる」
「馬鹿…。加減、しろよなぁ?」
文句を言いながらも、シヴァーディは俺を包み込んで、優しく抱き締めてくれる。
おまえを頼るばかりの、情けなくて、弱っちぃ俺を。
オイルのぬめりに、助けられながら、俺は剛直でシヴァーディの隘路をじっくりと刺激し。出し入れして、淫蕩な官能を引き出していく。
腕の中のシヴァーディは、相変わらず美しく。普通にしていても色っぽく見える切れ長な目元だが、瞳が潤んでさらに蠱惑的になっている。
アメジスト色の瞳が、赤く輝く。
興奮すると、彼の目はそうなる傾向があるが。
俺は…俺のものだと思えて、この現象が好きだった。
「可愛い、俺のシヴァ…」
愛称で呼ぶと、彼はやんわりと微笑んだ。
あぁ、やっぱり。シヴァーディは俺を、まだ愛してくれている。
そう感じると、さらに燃え上がって。
汗が飛び散るほどに、激しく腰を動かして。シヴァーディをなやましく、惑乱するほどに、かき乱していく。
「あ、あ…セディ…激し…あ、ん。好き。セドリック…好きだっ、あぁっ」
突き入れると、身悶え。引き抜くと、すがりつく。
小刻みな律動には、彼も同じく揺れて、歓喜の嬌声を漏らす。
睦み合うという、生易しいものではなく、苛烈で濃厚な情交を、何度も何度も交わし。
朝が来るまで、享楽にふけってしまった。
それぐらい、俺は彼に飢えていたのだ。
窓の外が、薄明るくなってきた。
それほど大きくない宿の寝台で、俺は裸のシヴァーディの肩を抱き、身を寄せて横たわっている。
久しぶりだったのに、激しくしてしまって。彼は意識を失うように眠ってしまった。
加減しろと言われていたのに…ごめん。そう、彼の寝顔に謝った。
そして、声には出さずに、問いかける。
シヴァ? 離れたのは、俺のことを考えてくれたからだよな?
だったら、俺がブレなければ。シヴァーディはもう離れていかない。
離さないから。
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