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2-28.5 いけない気持ち(イアンside)
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◆いけない気持ち(イアンside)
海外の要人との謁見を済ませた、我は。午後から、学園に登校する予定だった。
外はどんより曇り空。
しかし、クロウに会えると思えば。気分は上々であった。
馬車の降車場で、カッツェの出迎えを受け。ちょうど昼時でもあったので、食堂に向かう。
王宮の食事の方が、良いものが出るだろうから、王宮で済ませてくればいいのに、と。生徒などは、思うだろうが。
我は、クロウや、他の面々ととる食事の方が、美味しいと思ってしまうから。学園でランチをしたいのだ。
まぁ、アルフレドの食事も、王宮で出るものと、遜色はないしな。
そうして、クロウの顔を見ながらの楽しい食事を期待して、席についたが。
そこにクロウは、いなかった。
あの柔らかい声音で『おはようございます、陛下』と言われると、疲れも吹き飛ぶのだがな。残念。
少しすると、公女が現れて。
なにやら、クロウを、また貶めるようなことを言い始めたが。
問題は、そこではない。
「ランチに遅れて、申し訳ありませぇん」
と。いつものように、のほほんとした声をかけて、現れたクロウは…半そで短パンの体操着姿だった。
な、なんだ、その格好は?
ちょっと頭を下げて、会釈する、ボブの黒髪が揺れて。可愛い。
丸首の体操着からのぞく、細い首は。
ちょっとねじれたラインがあらわで、色っぽくも、なまめかしいっ。
少しオーバーサイズなのか、そでの隙間が大きくて。
無防備に腕をあげたら、脇が見えてしまうのではないかぁ?
短パンとはいえ、太ももが隠れる長さではあるが。
その先に伸びる、白くて細い、すんなりとした足。生足ッ!
寒いのか、膝頭をスリスリしていて、その仕草が愛らしく。
そのせいで、ちょっと内股…。内股は、危険だっっ。
さらに、膝がピンクっ!!
つるりとしていて。なんだ、このエロい形と色はぁぁっ?
ふくらはぎから足首に向かって、キュッと細くなっていく、その造形美。
たまらんっ。我の手なら絶対にひと掴みできそう。
乱暴に掴んで、泣かせたい衝動に駆られる。
しないけどぉっ。
つか、全体的に。とても成人男性とは思えない、可愛らしさだ。
ひら型という文字で、幼年学校の生徒が書いたみたいな、つたない文字で『くろう』と書いてあるゼッケンが。より、幼さを際立たせる。
別に、そのようにしろという、学園からの指示は。なかったはずなのだが。
なぜ名前をつけたのだ? クロウ。
我は、クロウが着ているものが、この学校指定の体操着だと、頭の奥ではわかっている。いるのだが…。
しかし。この物体を。
この、可愛らしいがはなはだしい物体を。
誰にも見せてはならないだろう? あぁ、そうだろう??
と。瞬時に…およそ、一秒にも満たない時間で、考えつき。
さりげなく、制服の上着を脱いで。クロウに着せかけた。
「クロウ、そのような、あられもない姿を見せてはならぬ」
おまえのその姿は、劣情をかき立てられる。
それは、我の行き過ぎた杞憂ではないぞ??
それを証拠に、この席にいる男たちは、みんな鼻をおさえて、ガン見しているし。
マリー嬢も、倒れる寸前である。
「彼シャツならぬ、ブカブカの彼ジャケ、袖余りっ、てぇてぇてぇ…」
マリーがつぶやく、てぇてぇは。意味がわからないが。
ブカブカ、については。
我の制服を着たクロウは、さらに年少感が増していて、目を引く。
しかしながら、この、袖が余っている状態は…なにやら、体の奥の、腰の後ろの方が、ズクズクする感じである。
はっ、それが、てぇてぇ…なの、か?
マリー嬢は、我がクロウを可愛いと思ってしまうツボを、的確に把握しているのだろうか?
素敵な肖像画を描く女性だから、観察眼が並外れているのかもしれないな。恐るべし。
我は、クロウをぎゅぅぅぅっと抱き締めたい気持ちをおさえ。
このクロウを、これ以上、人の目にさらしたくなくて。
クロウを横抱きにして持ち上げ、脱兎のごとく、食堂を出たのだった。
それで、城にお持ち帰りした。
学園では、クロウの足を貪り。城に向かう馬車の中でも、我はずっと、クロウにくちづけしていた。
キスは、剣術大会のときもしたが。ほんのちょっとで、全然っ、物足りなかったし。
とにかく、我は。クロウに飢えていたから。
もう、クロウを手放したくなかったのだ。
四月に、クロウが公爵家に帰ってから。我は、寂しい日々を送っていた。
母やシャーロットがいるから、本当の孤独ではないが。
クロウが我にもたらすものは、家族のそれとは違って。いわゆる。愛に満たされる。ただそばにいるだけで満足するような。充足感があるような。それだけで幸せな気分になるような。そういうものだ。
それが、丸々二ヶ月も不足状態で。
クロウへの飢渇感が、半端ない感じである。
八月の結婚式まで、あと二ヶ月。とても我慢など出来ぬ。
我は従者に、城にクロウがいることを公爵家に連絡するよう伝え。体操着姿のクロウを、誰にも見られないよう。足早に自室に連れ込んだ。
「ふぇ…」
クロウをベッドの上に、ポテとおろすと。
馬車の中でいっぱいキスされて、すでにトロトロになっているクロウが、力なく横たわった。
腰が抜けているようだ。
我は、制服のスカーフタイを引き抜くと、シャツのボタンを外して前を開き。うつ伏せのクロウの上に覆いかぶさった。
クロウは、我がクロウに飢えていることを、もう理解している。
余計な言葉はいらなかった。
学園にいる間に愛でた、滑らかなふくらはぎに、再び唇を当てる。
あぁ、この柔らかさ。上質のステーキのように、食べたら口の中でとろけるようにほぐれ、ジューシーな味わいに違いない。
食べたら、クロウがなくなってしまうから。食べないけど。
「イアン様、制服がしわになってしまいます…もう、遅いかも、ですが」
そう言って。クロウはキスの余韻を引きずる、ボゥとした顔つきで。自分が着ていた上着を脱いで、差し出す。
そうすると、あの食堂で見た。幼気な様子のクロウが、目の前に現れた。
我は制服を受け取ったが、すぐにベッドの下に落して。クロウを隅々まで愛でる。
柔らかい頬を撫でれば、クロウの潤んだ黒瞳が、鏡のように我を映し込み。
細い首を撫でれば、敏感なクロウは身をすくませ。
やはり、丸首が大きくて、鎖骨が見えそうになっていることを。指でたどることで示した。
「クロウ、体操着を着るときは、絶対に上着を着るのだぞ? 約束できるな?」
袖から手を入れて、二の腕をくすぐったり。ズボンの隙間から手を入れて、太ももを撫でたりすれば。この格好がいかに無防備であるか、知らせられるだろう。
「はい。イアン様。そのようにいたします」
まるで、兄に叱られた弟のように。我の言葉に従う、クロウ。
我の方が年下なのにな。
でも、どうしても。クロウは、我より年上には思えない。
もちろん、頭脳明晰さは、クロウの方が優れているのだろうが。
彼は、知識をひけらかして、得意げになるような性格ではないから。
つい。幼い子のように。我はクロウの世話を焼いてしまうのだ。
「イアン様、くすぐったいです」
ふふ、と軽く笑うクロウには。まだ、愛欲の色が薄いけれど。
我は、学園にいる間から。もう、クロウをどうにかしたくてたまらなかった。
しかし…袖口が大きく開いていると、そこに手を突っ込みたくて仕方がなくなるのは、どういう衝動なのだろうか?
我はクロウの背後から、両手を袖の間に差し入れ、少し奥まで突っ込む。
すると、クロウの脇に、容易に到達する。
やっぱり、この体操服では、腕をあげたらヤバい。
そして、さらにその奥には。クロウの胸の突起がある。そこまで、手が入り込んでしまう。
指に引っかかるふたつの突起を、優しく撫でると。クロウはまた、ふぇと鳴いた。
「い、イアン、さ、ま。そこ、は…ふぁ…ん」
親指と人差し指で、乳首の先端をじっくりと揉むと。クロウは頬を徐々に赤らめて。唇をムニュムニュ動かす。
素直に、我の愛撫に感じて、可愛いな。
もう、たまらず。我はクロウの丸首シャツを脱がした。
そして、ひもで結んであるだけのズボンも、下着とともに、するりと脱がす。
あっという間に、クロウは一糸まとわぬ姿になった。
体操着は脱がせるのが簡単だな。ゆえに、危険だっ。
もうちょっと、幼年組チックなクロウを、楽しみたかったところだが。
我はそれほど、余裕がない。
クロウは、少し兆した前を隠すように、手で局部をおさえる。
すんなり伸びた、手や足の長さ。白く滑らかな、発光するみたいに見える肌。
閨をともにするのは、初めてではないが。
体を合わせるたびに。その清楚さや、純朴な感じが新鮮で。
子供に手を出すような、いけない気持ちになってしまうな。
でもクロウは…年上だから、手は出すが。
「あ、ぼくばっかり、こんなんで。恥ずかしい…です」
「ここが、興奮しているのが? 我も同じだ」
我はクロウの手を、そこから引きはがし。ズボン越しに、我のモノに触れさせた。
馬車に乗っているときから、ずっとこうだぞ?
クロウは張り詰めた我を、優しく手のひら全体で撫で。指先で、繊細なタッチで輪郭をなぞる。
「口で、するか?」
聞くと、クロウは我を見上げて、こくりとうなずいた。
その、のぼせているような、とろけた顔が。色っぽくて。
清楚な中に、妖艶な大人のクロウをみつけた。
我はベッドで膝立ちの状態で、ズボンの前を開く。
剛直を取り出すと、クロウは両手で持ち。突端にむしゃぶりついた。
クロウは、それでなくても口が小さいから。我のモノはくわえ込めず、舌先でペロペロするだけだが。
その様子が、いかにも、嬉しそうに、美味しそうに、愛おしげに、見えるから。
我も、嬉しくなる。
クロウに愛されているのを、実感すると。本当に、体中になにかが満ち足りてくるような気になるのだ。
我の股間に、クロウは顔を埋めているが。四つん這いで、お尻を高く上げている。
柔らかそうな、臀部に触れたくて。早く我をクロウの中に挿入したくて。
我はベッドのそばに常備してある、バラの匂いの香油を手に取った。
クロウの臀部に塗りつけると。クロウが顔を上げて、言った。
「イアン様、ぼく、穴に落ちて、雨にも濡れたから、汚いです。今更ですが、お、お風呂を、お借りしてもよろしいですか?」
だが、構わずに。香油をまとわせた指を挿し入れ、蕾を開いていく。
「クロウは、どこもかしこも、綺麗だから、大丈夫だ。それに、我は。風呂に入る時間も、待ちきれない」
「ん、あ…それは、ぼくも、同じ、ですけど…」
指を動かすたびに、クロウは可愛らしいあえぎを漏らす。
「お風呂は、あとで、我とともに入ろう。その前に、おまえを食べさせてくれ」
クロウは、小さく、こくりとうなずいて。我の剛直にキスした。
「イアン様、ぼくを食べてくださいませ」
愛欲の潤んだ瞳で我を見上げ、妖艶に微笑む。
そんなクロウを見て。我の中で欲望がたぎった。
性急に、クロウをベッドに、うつ伏せに寝かせる。
少し心細そうな顔で、我を振り返るクロウだが。その目は、我に食われることを期待しているようにも見える。
「そのように、物欲しそうな顔をするな。ガジガジと、頭から丸かじりしてしまうぞ?」
「イアン様になら、骨も残さず食べられても構いません」
健気なことを言ってくれるな? そのように煽られたら、止まらぬではないか。
「いいや、我は。御馳走は後に取っておく主義だ。美味なものを、ゆっくり、味わって、食す」
我はクロウの腰を持ち、高く上げさせると。柔らかなすぼまりに、己の突端をあてがう。
ヒョ、と。クロウが緊張して息をのむ気配がした。
我はクロウの白くて丸い尻を優しく撫でる。そうすると、クロウは力が抜けるのだが。そこを、目掛け。先端を押し入れて、蕾の口をゆっくりと開いていく。
「ふぁ…あぁ、あぁぁ…い、イアン、さまぁ…」
灼熱の塊が入ってくるのを、クロウは耐えて、我を涙ぐむ瞳でみつめる。
白い背中が、赤く染まって。なまめかしくて、綺麗だな。
最初、我が入り込むときは、少しつらそうだが。
クロウも初めてのことではないので。すぐに、快楽を、行為の中にみつけ出す。
じくじくと、小刻みに前後させながら、徐々に挿入を深めていくと。すぼまりがヒクヒクとわなないて。
我を、甘く、熱く、クロウが締めつけてくる。
肉筒を先端から茎まで、まんべんなくしごき上げられるような。その、悦楽が。我の腰を焼く。
そうなると、もう。目の前の、鮮烈で淫猥な体感に、夢中になってしまう。
我はズボンの前をくつろがせただけの、だらしない姿で、腰を上げるクロウを、膝立ちで後ろから攻め立てる。
長大なストライドで腰を前後させて、剛直を出し入れすると。クロウは我がもたらす刺激に、身悶えた。
「あぁ、や、あっ、いい、イアン様、あぁ、ひぁあぁ」
クロウは、ベッドのシーツを握り締めて、顔だけをあげて、嬌声をあげる。
いつも、感じることを、恥ずかしそうにするのだが。
今日は、恥じ入る隙もなかったようで。感じるままに声をあげていた。
もしかしたら、クロウも。我を欲していたのかもしれないな?
思いがけなくもたらされた情事に、のぼせて、溺れて、とろけているようだった。
「クロウ? 我がそんなに欲しかったのか? きゅうきゅう締めつけてくるではないか?」
「ほ、欲しい…イアン様が、欲しかった…ですぅ」
「ならば、もっと欲しがって、腰を揺らせ。おまえが良いように。好きに動いて良いのだぞ?」
「は、はい…ぃ」
さすがに、恥ずかしくなったのか、クロウは頬を染めたが。少し足を開いて、腰を突き出し。ゆるゆるとお尻を震わせた。
「あぁ…当たる。ここ、いい…の。イアン様が、奥…グリ…て」
そんな…うわごとみたいに、クロウがあけすけなことを言うから。
我は、ギュンと来た。
「んんっ。こ、ここか? こうするのが、良いのか?」
我も、クロウが良いと言ったところを、少し強めにこすりたてる。
すると、クロウの中が、踊るようにうごめいて。
もどかしげに、臀部も揺れ動いた。
「いいっ、イアン様。あ、あ、あぁ…んぁあ」
魅惑的で、エロティック。いつになく大胆な、彼の腰つきに。
我も、情動が燃え上がってしまった。
クロウに誘われて、剛直を彼の最奥まで突き入れ。クロウの臀部が浮き上がるくらいに、激しく出し入れする。
「あ、あぁ、イアン様が、全部。奥、奥がっ…とけちゃうぅ」
突き当りの部分を、先端でグリグリすると。クロウは喜悦の声を漏らした。
奥まで捻じ込んで、えぐる。
その繰り返しが、クロウを喜ばせ。我も、堪能のため息を漏らす。
「あぁ、してっ。今の、もっと…あん、あ、あぁぁ、イアンさまぁ」
クロウの屹立は、張り詰めて。官能の甘い蜜を、滴り落としている。
まだ、性的に若い体だったクロウは。後ろだけで、極めてはいなかったが。
今日は、イケるかもしれない。
そう思って。我は、クロウの局部に触れずにいた。
つらいようなら、手助けはするが。
中イキ出来たら。最高に甘露な陶酔が得られる…というのは。セドリックの助言であるが。
「クロウ、ここが好きか? 可愛い。上手におねだりして、いい子だ」
ご褒美だ、とばかりに。クロウの良いところを突いていくと。
ビクン、ビクン、と中が剛直にかみついてくる。
くく、持っていかれそうだが。そうはいかぬぞ? クロウ。
「あぁ、イく、イく…陛下、やぁ、も、イ、くぅ…」
「いいぞ、クロウ。達することを、許す」
今日は、あまり焦らさずに、クロウに許しを与え。強めに剛直を、バツンとねじ入れる。
すると。クロウは、ふぁ…とひとつ鳴いて。顔を上げた。
「あぁっ…ん、ん」
クロウは、はしたなく、ねだるように、腰を高く上げ。張り詰めた屹立から、びゅびゅっと、勢いよく白濁を飛ばした。
絶頂を極めた屹立は、ビクンと跳ねて、何度も精を吐き出す。
その余韻で、白いお尻がフルフルと揺れて。
我の剛直の感触を、感じ入るみたいに、中がねっとりと、まといついてきた。
うわっ、これは、ヤバい。
これ、甘露な陶酔?
って、これ? いやいや。ヤバい。とにかく、ヤバい。
暴れ出しそうな衝動が。ヤバいって。
甘露というより。突き抜ける。
どこかに、飛んでいきそうな。猛烈な快感が。我の腰回りを駆け巡り。背筋にせり上がってくるような感じだった。
我も、その刺激には、たまらず。本能のままに激しく腰を揺らしながら、クロウの中に、情熱をたっぷりと注ぎ入れた。
熾火のように燻ぶった熱を、突端から吐き出す。得も言われぬ愉悦に。素直に酔いしれる。
この一瞬が、最高の頂だ。
クロウに飢えていたから。精の量も濃さも、多く。
彼の内側から、我のものに塗り替えているような、心持ちになった。
マーキング、というのかな?
クロウは、我のもの。
その感覚が、我に安心感をもたらすのだな。
だから。やはり。たまの愛の交歓は、必要だ、ということだ。
あまり我慢しすぎると、こうして暴走して。余計にクロウに負担がかかるだろう?
だから。やはり。必要なことなのだっ!
海外の要人との謁見を済ませた、我は。午後から、学園に登校する予定だった。
外はどんより曇り空。
しかし、クロウに会えると思えば。気分は上々であった。
馬車の降車場で、カッツェの出迎えを受け。ちょうど昼時でもあったので、食堂に向かう。
王宮の食事の方が、良いものが出るだろうから、王宮で済ませてくればいいのに、と。生徒などは、思うだろうが。
我は、クロウや、他の面々ととる食事の方が、美味しいと思ってしまうから。学園でランチをしたいのだ。
まぁ、アルフレドの食事も、王宮で出るものと、遜色はないしな。
そうして、クロウの顔を見ながらの楽しい食事を期待して、席についたが。
そこにクロウは、いなかった。
あの柔らかい声音で『おはようございます、陛下』と言われると、疲れも吹き飛ぶのだがな。残念。
少しすると、公女が現れて。
なにやら、クロウを、また貶めるようなことを言い始めたが。
問題は、そこではない。
「ランチに遅れて、申し訳ありませぇん」
と。いつものように、のほほんとした声をかけて、現れたクロウは…半そで短パンの体操着姿だった。
な、なんだ、その格好は?
ちょっと頭を下げて、会釈する、ボブの黒髪が揺れて。可愛い。
丸首の体操着からのぞく、細い首は。
ちょっとねじれたラインがあらわで、色っぽくも、なまめかしいっ。
少しオーバーサイズなのか、そでの隙間が大きくて。
無防備に腕をあげたら、脇が見えてしまうのではないかぁ?
短パンとはいえ、太ももが隠れる長さではあるが。
その先に伸びる、白くて細い、すんなりとした足。生足ッ!
寒いのか、膝頭をスリスリしていて、その仕草が愛らしく。
そのせいで、ちょっと内股…。内股は、危険だっっ。
さらに、膝がピンクっ!!
つるりとしていて。なんだ、このエロい形と色はぁぁっ?
ふくらはぎから足首に向かって、キュッと細くなっていく、その造形美。
たまらんっ。我の手なら絶対にひと掴みできそう。
乱暴に掴んで、泣かせたい衝動に駆られる。
しないけどぉっ。
つか、全体的に。とても成人男性とは思えない、可愛らしさだ。
ひら型という文字で、幼年学校の生徒が書いたみたいな、つたない文字で『くろう』と書いてあるゼッケンが。より、幼さを際立たせる。
別に、そのようにしろという、学園からの指示は。なかったはずなのだが。
なぜ名前をつけたのだ? クロウ。
我は、クロウが着ているものが、この学校指定の体操着だと、頭の奥ではわかっている。いるのだが…。
しかし。この物体を。
この、可愛らしいがはなはだしい物体を。
誰にも見せてはならないだろう? あぁ、そうだろう??
と。瞬時に…およそ、一秒にも満たない時間で、考えつき。
さりげなく、制服の上着を脱いで。クロウに着せかけた。
「クロウ、そのような、あられもない姿を見せてはならぬ」
おまえのその姿は、劣情をかき立てられる。
それは、我の行き過ぎた杞憂ではないぞ??
それを証拠に、この席にいる男たちは、みんな鼻をおさえて、ガン見しているし。
マリー嬢も、倒れる寸前である。
「彼シャツならぬ、ブカブカの彼ジャケ、袖余りっ、てぇてぇてぇ…」
マリーがつぶやく、てぇてぇは。意味がわからないが。
ブカブカ、については。
我の制服を着たクロウは、さらに年少感が増していて、目を引く。
しかしながら、この、袖が余っている状態は…なにやら、体の奥の、腰の後ろの方が、ズクズクする感じである。
はっ、それが、てぇてぇ…なの、か?
マリー嬢は、我がクロウを可愛いと思ってしまうツボを、的確に把握しているのだろうか?
素敵な肖像画を描く女性だから、観察眼が並外れているのかもしれないな。恐るべし。
我は、クロウをぎゅぅぅぅっと抱き締めたい気持ちをおさえ。
このクロウを、これ以上、人の目にさらしたくなくて。
クロウを横抱きにして持ち上げ、脱兎のごとく、食堂を出たのだった。
それで、城にお持ち帰りした。
学園では、クロウの足を貪り。城に向かう馬車の中でも、我はずっと、クロウにくちづけしていた。
キスは、剣術大会のときもしたが。ほんのちょっとで、全然っ、物足りなかったし。
とにかく、我は。クロウに飢えていたから。
もう、クロウを手放したくなかったのだ。
四月に、クロウが公爵家に帰ってから。我は、寂しい日々を送っていた。
母やシャーロットがいるから、本当の孤独ではないが。
クロウが我にもたらすものは、家族のそれとは違って。いわゆる。愛に満たされる。ただそばにいるだけで満足するような。充足感があるような。それだけで幸せな気分になるような。そういうものだ。
それが、丸々二ヶ月も不足状態で。
クロウへの飢渇感が、半端ない感じである。
八月の結婚式まで、あと二ヶ月。とても我慢など出来ぬ。
我は従者に、城にクロウがいることを公爵家に連絡するよう伝え。体操着姿のクロウを、誰にも見られないよう。足早に自室に連れ込んだ。
「ふぇ…」
クロウをベッドの上に、ポテとおろすと。
馬車の中でいっぱいキスされて、すでにトロトロになっているクロウが、力なく横たわった。
腰が抜けているようだ。
我は、制服のスカーフタイを引き抜くと、シャツのボタンを外して前を開き。うつ伏せのクロウの上に覆いかぶさった。
クロウは、我がクロウに飢えていることを、もう理解している。
余計な言葉はいらなかった。
学園にいる間に愛でた、滑らかなふくらはぎに、再び唇を当てる。
あぁ、この柔らかさ。上質のステーキのように、食べたら口の中でとろけるようにほぐれ、ジューシーな味わいに違いない。
食べたら、クロウがなくなってしまうから。食べないけど。
「イアン様、制服がしわになってしまいます…もう、遅いかも、ですが」
そう言って。クロウはキスの余韻を引きずる、ボゥとした顔つきで。自分が着ていた上着を脱いで、差し出す。
そうすると、あの食堂で見た。幼気な様子のクロウが、目の前に現れた。
我は制服を受け取ったが、すぐにベッドの下に落して。クロウを隅々まで愛でる。
柔らかい頬を撫でれば、クロウの潤んだ黒瞳が、鏡のように我を映し込み。
細い首を撫でれば、敏感なクロウは身をすくませ。
やはり、丸首が大きくて、鎖骨が見えそうになっていることを。指でたどることで示した。
「クロウ、体操着を着るときは、絶対に上着を着るのだぞ? 約束できるな?」
袖から手を入れて、二の腕をくすぐったり。ズボンの隙間から手を入れて、太ももを撫でたりすれば。この格好がいかに無防備であるか、知らせられるだろう。
「はい。イアン様。そのようにいたします」
まるで、兄に叱られた弟のように。我の言葉に従う、クロウ。
我の方が年下なのにな。
でも、どうしても。クロウは、我より年上には思えない。
もちろん、頭脳明晰さは、クロウの方が優れているのだろうが。
彼は、知識をひけらかして、得意げになるような性格ではないから。
つい。幼い子のように。我はクロウの世話を焼いてしまうのだ。
「イアン様、くすぐったいです」
ふふ、と軽く笑うクロウには。まだ、愛欲の色が薄いけれど。
我は、学園にいる間から。もう、クロウをどうにかしたくてたまらなかった。
しかし…袖口が大きく開いていると、そこに手を突っ込みたくて仕方がなくなるのは、どういう衝動なのだろうか?
我はクロウの背後から、両手を袖の間に差し入れ、少し奥まで突っ込む。
すると、クロウの脇に、容易に到達する。
やっぱり、この体操服では、腕をあげたらヤバい。
そして、さらにその奥には。クロウの胸の突起がある。そこまで、手が入り込んでしまう。
指に引っかかるふたつの突起を、優しく撫でると。クロウはまた、ふぇと鳴いた。
「い、イアン、さ、ま。そこ、は…ふぁ…ん」
親指と人差し指で、乳首の先端をじっくりと揉むと。クロウは頬を徐々に赤らめて。唇をムニュムニュ動かす。
素直に、我の愛撫に感じて、可愛いな。
もう、たまらず。我はクロウの丸首シャツを脱がした。
そして、ひもで結んであるだけのズボンも、下着とともに、するりと脱がす。
あっという間に、クロウは一糸まとわぬ姿になった。
体操着は脱がせるのが簡単だな。ゆえに、危険だっ。
もうちょっと、幼年組チックなクロウを、楽しみたかったところだが。
我はそれほど、余裕がない。
クロウは、少し兆した前を隠すように、手で局部をおさえる。
すんなり伸びた、手や足の長さ。白く滑らかな、発光するみたいに見える肌。
閨をともにするのは、初めてではないが。
体を合わせるたびに。その清楚さや、純朴な感じが新鮮で。
子供に手を出すような、いけない気持ちになってしまうな。
でもクロウは…年上だから、手は出すが。
「あ、ぼくばっかり、こんなんで。恥ずかしい…です」
「ここが、興奮しているのが? 我も同じだ」
我はクロウの手を、そこから引きはがし。ズボン越しに、我のモノに触れさせた。
馬車に乗っているときから、ずっとこうだぞ?
クロウは張り詰めた我を、優しく手のひら全体で撫で。指先で、繊細なタッチで輪郭をなぞる。
「口で、するか?」
聞くと、クロウは我を見上げて、こくりとうなずいた。
その、のぼせているような、とろけた顔が。色っぽくて。
清楚な中に、妖艶な大人のクロウをみつけた。
我はベッドで膝立ちの状態で、ズボンの前を開く。
剛直を取り出すと、クロウは両手で持ち。突端にむしゃぶりついた。
クロウは、それでなくても口が小さいから。我のモノはくわえ込めず、舌先でペロペロするだけだが。
その様子が、いかにも、嬉しそうに、美味しそうに、愛おしげに、見えるから。
我も、嬉しくなる。
クロウに愛されているのを、実感すると。本当に、体中になにかが満ち足りてくるような気になるのだ。
我の股間に、クロウは顔を埋めているが。四つん這いで、お尻を高く上げている。
柔らかそうな、臀部に触れたくて。早く我をクロウの中に挿入したくて。
我はベッドのそばに常備してある、バラの匂いの香油を手に取った。
クロウの臀部に塗りつけると。クロウが顔を上げて、言った。
「イアン様、ぼく、穴に落ちて、雨にも濡れたから、汚いです。今更ですが、お、お風呂を、お借りしてもよろしいですか?」
だが、構わずに。香油をまとわせた指を挿し入れ、蕾を開いていく。
「クロウは、どこもかしこも、綺麗だから、大丈夫だ。それに、我は。風呂に入る時間も、待ちきれない」
「ん、あ…それは、ぼくも、同じ、ですけど…」
指を動かすたびに、クロウは可愛らしいあえぎを漏らす。
「お風呂は、あとで、我とともに入ろう。その前に、おまえを食べさせてくれ」
クロウは、小さく、こくりとうなずいて。我の剛直にキスした。
「イアン様、ぼくを食べてくださいませ」
愛欲の潤んだ瞳で我を見上げ、妖艶に微笑む。
そんなクロウを見て。我の中で欲望がたぎった。
性急に、クロウをベッドに、うつ伏せに寝かせる。
少し心細そうな顔で、我を振り返るクロウだが。その目は、我に食われることを期待しているようにも見える。
「そのように、物欲しそうな顔をするな。ガジガジと、頭から丸かじりしてしまうぞ?」
「イアン様になら、骨も残さず食べられても構いません」
健気なことを言ってくれるな? そのように煽られたら、止まらぬではないか。
「いいや、我は。御馳走は後に取っておく主義だ。美味なものを、ゆっくり、味わって、食す」
我はクロウの腰を持ち、高く上げさせると。柔らかなすぼまりに、己の突端をあてがう。
ヒョ、と。クロウが緊張して息をのむ気配がした。
我はクロウの白くて丸い尻を優しく撫でる。そうすると、クロウは力が抜けるのだが。そこを、目掛け。先端を押し入れて、蕾の口をゆっくりと開いていく。
「ふぁ…あぁ、あぁぁ…い、イアン、さまぁ…」
灼熱の塊が入ってくるのを、クロウは耐えて、我を涙ぐむ瞳でみつめる。
白い背中が、赤く染まって。なまめかしくて、綺麗だな。
最初、我が入り込むときは、少しつらそうだが。
クロウも初めてのことではないので。すぐに、快楽を、行為の中にみつけ出す。
じくじくと、小刻みに前後させながら、徐々に挿入を深めていくと。すぼまりがヒクヒクとわなないて。
我を、甘く、熱く、クロウが締めつけてくる。
肉筒を先端から茎まで、まんべんなくしごき上げられるような。その、悦楽が。我の腰を焼く。
そうなると、もう。目の前の、鮮烈で淫猥な体感に、夢中になってしまう。
我はズボンの前をくつろがせただけの、だらしない姿で、腰を上げるクロウを、膝立ちで後ろから攻め立てる。
長大なストライドで腰を前後させて、剛直を出し入れすると。クロウは我がもたらす刺激に、身悶えた。
「あぁ、や、あっ、いい、イアン様、あぁ、ひぁあぁ」
クロウは、ベッドのシーツを握り締めて、顔だけをあげて、嬌声をあげる。
いつも、感じることを、恥ずかしそうにするのだが。
今日は、恥じ入る隙もなかったようで。感じるままに声をあげていた。
もしかしたら、クロウも。我を欲していたのかもしれないな?
思いがけなくもたらされた情事に、のぼせて、溺れて、とろけているようだった。
「クロウ? 我がそんなに欲しかったのか? きゅうきゅう締めつけてくるではないか?」
「ほ、欲しい…イアン様が、欲しかった…ですぅ」
「ならば、もっと欲しがって、腰を揺らせ。おまえが良いように。好きに動いて良いのだぞ?」
「は、はい…ぃ」
さすがに、恥ずかしくなったのか、クロウは頬を染めたが。少し足を開いて、腰を突き出し。ゆるゆるとお尻を震わせた。
「あぁ…当たる。ここ、いい…の。イアン様が、奥…グリ…て」
そんな…うわごとみたいに、クロウがあけすけなことを言うから。
我は、ギュンと来た。
「んんっ。こ、ここか? こうするのが、良いのか?」
我も、クロウが良いと言ったところを、少し強めにこすりたてる。
すると、クロウの中が、踊るようにうごめいて。
もどかしげに、臀部も揺れ動いた。
「いいっ、イアン様。あ、あ、あぁ…んぁあ」
魅惑的で、エロティック。いつになく大胆な、彼の腰つきに。
我も、情動が燃え上がってしまった。
クロウに誘われて、剛直を彼の最奥まで突き入れ。クロウの臀部が浮き上がるくらいに、激しく出し入れする。
「あ、あぁ、イアン様が、全部。奥、奥がっ…とけちゃうぅ」
突き当りの部分を、先端でグリグリすると。クロウは喜悦の声を漏らした。
奥まで捻じ込んで、えぐる。
その繰り返しが、クロウを喜ばせ。我も、堪能のため息を漏らす。
「あぁ、してっ。今の、もっと…あん、あ、あぁぁ、イアンさまぁ」
クロウの屹立は、張り詰めて。官能の甘い蜜を、滴り落としている。
まだ、性的に若い体だったクロウは。後ろだけで、極めてはいなかったが。
今日は、イケるかもしれない。
そう思って。我は、クロウの局部に触れずにいた。
つらいようなら、手助けはするが。
中イキ出来たら。最高に甘露な陶酔が得られる…というのは。セドリックの助言であるが。
「クロウ、ここが好きか? 可愛い。上手におねだりして、いい子だ」
ご褒美だ、とばかりに。クロウの良いところを突いていくと。
ビクン、ビクン、と中が剛直にかみついてくる。
くく、持っていかれそうだが。そうはいかぬぞ? クロウ。
「あぁ、イく、イく…陛下、やぁ、も、イ、くぅ…」
「いいぞ、クロウ。達することを、許す」
今日は、あまり焦らさずに、クロウに許しを与え。強めに剛直を、バツンとねじ入れる。
すると。クロウは、ふぁ…とひとつ鳴いて。顔を上げた。
「あぁっ…ん、ん」
クロウは、はしたなく、ねだるように、腰を高く上げ。張り詰めた屹立から、びゅびゅっと、勢いよく白濁を飛ばした。
絶頂を極めた屹立は、ビクンと跳ねて、何度も精を吐き出す。
その余韻で、白いお尻がフルフルと揺れて。
我の剛直の感触を、感じ入るみたいに、中がねっとりと、まといついてきた。
うわっ、これは、ヤバい。
これ、甘露な陶酔?
って、これ? いやいや。ヤバい。とにかく、ヤバい。
暴れ出しそうな衝動が。ヤバいって。
甘露というより。突き抜ける。
どこかに、飛んでいきそうな。猛烈な快感が。我の腰回りを駆け巡り。背筋にせり上がってくるような感じだった。
我も、その刺激には、たまらず。本能のままに激しく腰を揺らしながら、クロウの中に、情熱をたっぷりと注ぎ入れた。
熾火のように燻ぶった熱を、突端から吐き出す。得も言われぬ愉悦に。素直に酔いしれる。
この一瞬が、最高の頂だ。
クロウに飢えていたから。精の量も濃さも、多く。
彼の内側から、我のものに塗り替えているような、心持ちになった。
マーキング、というのかな?
クロウは、我のもの。
その感覚が、我に安心感をもたらすのだな。
だから。やはり。たまの愛の交歓は、必要だ、ということだ。
あまり我慢しすぎると、こうして暴走して。余計にクロウに負担がかかるだろう?
だから。やはり。必要なことなのだっ!
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