幽モブ アダルトルート(完結)

北川晶

文字の大きさ
19 / 21

2-28.5 いけない気持ち(イアンside)

しおりを挟む
     ◆いけない気持ち(イアンside)

 海外の要人との謁見を済ませた、我は。午後から、学園に登校する予定だった。
 外はどんより曇り空。
 しかし、クロウに会えると思えば。気分は上々であった。

 馬車の降車場で、カッツェの出迎えを受け。ちょうど昼時でもあったので、食堂に向かう。
 王宮の食事の方が、良いものが出るだろうから、王宮で済ませてくればいいのに、と。生徒などは、思うだろうが。
 我は、クロウや、他の面々ととる食事の方が、美味しいと思ってしまうから。学園でランチをしたいのだ。
 まぁ、アルフレドの食事も、王宮で出るものと、遜色はないしな。

 そうして、クロウの顔を見ながらの楽しい食事を期待して、席についたが。
 そこにクロウは、いなかった。
 あの柔らかい声音で『おはようございます、陛下』と言われると、疲れも吹き飛ぶのだがな。残念。

 少しすると、公女が現れて。
 なにやら、クロウを、また貶めるようなことを言い始めたが。

 問題は、そこではない。

「ランチに遅れて、申し訳ありませぇん」
 と。いつものように、のほほんとした声をかけて、現れたクロウは…半そで短パンの体操着姿だった。

 な、なんだ、その格好は?

 ちょっと頭を下げて、会釈する、ボブの黒髪が揺れて。可愛い。
 丸首の体操着からのぞく、細い首は。
 ちょっとねじれたラインがあらわで、色っぽくも、なまめかしいっ。
 少しオーバーサイズなのか、そでの隙間が大きくて。
 無防備に腕をあげたら、脇が見えてしまうのではないかぁ?
 短パンとはいえ、太ももが隠れる長さではあるが。
 その先に伸びる、白くて細い、すんなりとした足。生足ッ!
 寒いのか、膝頭をスリスリしていて、その仕草が愛らしく。
 そのせいで、ちょっと内股…。内股は、危険だっっ。
 さらに、膝がピンクっ!!
 つるりとしていて。なんだ、このエロい形と色はぁぁっ?
 ふくらはぎから足首に向かって、キュッと細くなっていく、その造形美。
 たまらんっ。我の手なら絶対にひと掴みできそう。
 乱暴に掴んで、泣かせたい衝動に駆られる。
 しないけどぉっ。

 つか、全体的に。とても成人男性とは思えない、可愛らしさだ。
 ひら型という文字で、幼年学校の生徒が書いたみたいな、つたない文字で『くろう』と書いてあるゼッケンが。より、幼さを際立たせる。
 別に、そのようにしろという、学園からの指示は。なかったはずなのだが。

 なぜ名前をつけたのだ? クロウ。

 我は、クロウが着ているものが、この学校指定の体操着だと、頭の奥ではわかっている。いるのだが…。
 しかし。この物体を。
 この、可愛らしいがはなはだしい物体を。
 誰にも見せてはならないだろう? あぁ、そうだろう??
 と。瞬時に…およそ、一秒にも満たない時間で、考えつき。
 さりげなく、制服の上着を脱いで。クロウに着せかけた。

「クロウ、そのような、あられもない姿を見せてはならぬ」

 おまえのその姿は、劣情をかき立てられる。
 それは、我の行き過ぎた杞憂ではないぞ??
 それを証拠に、この席にいる男たちは、みんな鼻をおさえて、ガン見しているし。
 マリー嬢も、倒れる寸前である。

「彼シャツならぬ、ブカブカの彼ジャケ、袖余りっ、てぇてぇてぇ…」
 マリーがつぶやく、てぇてぇは。意味がわからないが。
 ブカブカ、については。
 我の制服を着たクロウは、さらに年少感が増していて、目を引く。
 しかしながら、この、袖が余っている状態は…なにやら、体の奥の、腰の後ろの方が、ズクズクする感じである。

 はっ、それが、てぇてぇ…なの、か?

 マリー嬢は、我がクロウを可愛いと思ってしまうツボを、的確に把握しているのだろうか?
 素敵な肖像画を描く女性だから、観察眼が並外れているのかもしれないな。恐るべし。
 我は、クロウをぎゅぅぅぅっと抱き締めたい気持ちをおさえ。
 このクロウを、これ以上、人の目にさらしたくなくて。
 クロウを横抱きにして持ち上げ、脱兎のごとく、食堂を出たのだった。

 それで、城にお持ち帰りした。

 学園では、クロウの足を貪り。城に向かう馬車の中でも、我はずっと、クロウにくちづけしていた。
 キスは、剣術大会のときもしたが。ほんのちょっとで、全然っ、物足りなかったし。
 とにかく、我は。クロウに飢えていたから。
 もう、クロウを手放したくなかったのだ。

 四月に、クロウが公爵家に帰ってから。我は、寂しい日々を送っていた。
 母やシャーロットがいるから、本当の孤独ではないが。
 クロウが我にもたらすものは、家族のそれとは違って。いわゆる。愛に満たされる。ただそばにいるだけで満足するような。充足感があるような。それだけで幸せな気分になるような。そういうものだ。

 それが、丸々二ヶ月も不足状態で。
 クロウへの飢渇感が、半端ない感じである。

 八月の結婚式まで、あと二ヶ月。とても我慢など出来ぬ。

 我は従者に、城にクロウがいることを公爵家に連絡するよう伝え。体操着姿のクロウを、誰にも見られないよう。足早に自室に連れ込んだ。

「ふぇ…」
 クロウをベッドの上に、ポテとおろすと。
 馬車の中でいっぱいキスされて、すでにトロトロになっているクロウが、力なく横たわった。
 腰が抜けているようだ。

 我は、制服のスカーフタイを引き抜くと、シャツのボタンを外して前を開き。うつ伏せのクロウの上に覆いかぶさった。
 クロウは、我がクロウに飢えていることを、もう理解している。
 余計な言葉はいらなかった。

 学園にいる間に愛でた、滑らかなふくらはぎに、再び唇を当てる。
 あぁ、この柔らかさ。上質のステーキのように、食べたら口の中でとろけるようにほぐれ、ジューシーな味わいに違いない。
 食べたら、クロウがなくなってしまうから。食べないけど。

「イアン様、制服がしわになってしまいます…もう、遅いかも、ですが」
 そう言って。クロウはキスの余韻を引きずる、ボゥとした顔つきで。自分が着ていた上着を脱いで、差し出す。
 そうすると、あの食堂で見た。幼気いたいけな様子のクロウが、目の前に現れた。

 我は制服を受け取ったが、すぐにベッドの下に落して。クロウを隅々まで愛でる。
 柔らかい頬を撫でれば、クロウの潤んだ黒瞳が、鏡のように我を映し込み。
 細い首を撫でれば、敏感なクロウは身をすくませ。
 やはり、丸首が大きくて、鎖骨が見えそうになっていることを。指でたどることで示した。

「クロウ、体操着を着るときは、絶対に上着を着るのだぞ? 約束できるな?」
 袖から手を入れて、二の腕をくすぐったり。ズボンの隙間から手を入れて、太ももを撫でたりすれば。この格好がいかに無防備であるか、知らせられるだろう。

「はい。イアン様。そのようにいたします」
 まるで、兄に叱られた弟のように。我の言葉に従う、クロウ。
 我の方が年下なのにな。
 でも、どうしても。クロウは、我より年上には思えない。

 もちろん、頭脳明晰さは、クロウの方が優れているのだろうが。
 彼は、知識をひけらかして、得意げになるような性格ではないから。
 つい。幼い子のように。我はクロウの世話を焼いてしまうのだ。

「イアン様、くすぐったいです」
 ふふ、と軽く笑うクロウには。まだ、愛欲の色が薄いけれど。
 我は、学園にいる間から。もう、クロウをどうにかしたくてたまらなかった。

 しかし…袖口が大きく開いていると、そこに手を突っ込みたくて仕方がなくなるのは、どういう衝動なのだろうか?
 我はクロウの背後から、両手を袖の間に差し入れ、少し奥まで突っ込む。
 すると、クロウの脇に、容易に到達する。
 やっぱり、この体操服では、腕をあげたらヤバい。
 そして、さらにその奥には。クロウの胸の突起がある。そこまで、手が入り込んでしまう。
 指に引っかかるふたつの突起を、優しく撫でると。クロウはまた、ふぇと鳴いた。

「い、イアン、さ、ま。そこ、は…ふぁ…ん」
 親指と人差し指で、乳首の先端をじっくりと揉むと。クロウは頬を徐々に赤らめて。唇をムニュムニュ動かす。
 素直に、我の愛撫に感じて、可愛いな。

 もう、たまらず。我はクロウの丸首シャツを脱がした。
 そして、ひもで結んであるだけのズボンも、下着とともに、するりと脱がす。
 あっという間に、クロウは一糸まとわぬ姿になった。
 体操着は脱がせるのが簡単だな。ゆえに、危険だっ。

 もうちょっと、幼年組チックなクロウを、楽しみたかったところだが。
 我はそれほど、余裕がない。

 クロウは、少し兆した前を隠すように、手で局部をおさえる。
 すんなり伸びた、手や足の長さ。白く滑らかな、発光するみたいに見える肌。
 閨をともにするのは、初めてではないが。
 体を合わせるたびに。その清楚さや、純朴な感じが新鮮で。
 子供に手を出すような、いけない気持ちになってしまうな。
 でもクロウは…年上だから、手は出すが。

「あ、ぼくばっかり、こんなんで。恥ずかしい…です」
「ここが、興奮しているのが? 我も同じだ」
 我はクロウの手を、そこから引きはがし。ズボン越しに、我のモノに触れさせた。
 馬車に乗っているときから、ずっとこうだぞ?
 クロウは張り詰めた我を、優しく手のひら全体で撫で。指先で、繊細なタッチで輪郭をなぞる。

「口で、するか?」
 聞くと、クロウは我を見上げて、こくりとうなずいた。
 その、のぼせているような、とろけた顔が。色っぽくて。
 清楚な中に、妖艶な大人のクロウをみつけた。

 我はベッドで膝立ちの状態で、ズボンの前を開く。
 剛直を取り出すと、クロウは両手で持ち。突端にむしゃぶりついた。
 クロウは、それでなくても口が小さいから。我のモノはくわえ込めず、舌先でペロペロするだけだが。
 その様子が、いかにも、嬉しそうに、美味しそうに、愛おしげに、見えるから。
 我も、嬉しくなる。

 クロウに愛されているのを、実感すると。本当に、体中になにかが満ち足りてくるような気になるのだ。
 我の股間に、クロウは顔を埋めているが。四つん這いで、お尻を高く上げている。
 柔らかそうな、臀部に触れたくて。早く我をクロウの中に挿入したくて。
 我はベッドのそばに常備してある、バラの匂いの香油を手に取った。
 クロウの臀部に塗りつけると。クロウが顔を上げて、言った。

「イアン様、ぼく、穴に落ちて、雨にも濡れたから、汚いです。今更ですが、お、お風呂を、お借りしてもよろしいですか?」
 だが、構わずに。香油をまとわせた指を挿し入れ、蕾を開いていく。

「クロウは、どこもかしこも、綺麗だから、大丈夫だ。それに、我は。風呂に入る時間も、待ちきれない」
「ん、あ…それは、ぼくも、同じ、ですけど…」
 指を動かすたびに、クロウは可愛らしいあえぎを漏らす。

「お風呂は、あとで、我とともに入ろう。その前に、おまえを食べさせてくれ」
 クロウは、小さく、こくりとうなずいて。我の剛直にキスした。
「イアン様、ぼくを食べてくださいませ」
 愛欲の潤んだ瞳で我を見上げ、妖艶に微笑む。
 そんなクロウを見て。我の中で欲望がたぎった。

 性急に、クロウをベッドに、うつ伏せに寝かせる。
 少し心細そうな顔で、我を振り返るクロウだが。その目は、我に食われることを期待しているようにも見える。

「そのように、物欲しそうな顔をするな。ガジガジと、頭から丸かじりしてしまうぞ?」
「イアン様になら、骨も残さず食べられても構いません」
 健気けなげなことを言ってくれるな? そのように煽られたら、止まらぬではないか。

「いいや、我は。御馳走は後に取っておく主義だ。美味なものを、ゆっくり、味わって、食す」
 我はクロウの腰を持ち、高く上げさせると。柔らかなすぼまりに、己の突端をあてがう。
 ヒョ、と。クロウが緊張して息をのむ気配がした。
 我はクロウの白くて丸い尻を優しく撫でる。そうすると、クロウは力が抜けるのだが。そこを、目掛け。先端を押し入れて、蕾の口をゆっくりと開いていく。

「ふぁ…あぁ、あぁぁ…い、イアン、さまぁ…」
 灼熱の塊が入ってくるのを、クロウは耐えて、我を涙ぐむ瞳でみつめる。
 白い背中が、赤く染まって。なまめかしくて、綺麗だな。

 最初、我が入り込むときは、少しつらそうだが。
 クロウも初めてのことではないので。すぐに、快楽を、行為の中にみつけ出す。
 じくじくと、小刻みに前後させながら、徐々に挿入を深めていくと。すぼまりがヒクヒクとわなないて。
 我を、甘く、熱く、クロウが締めつけてくる。

 肉筒を先端から茎まで、まんべんなくしごき上げられるような。その、悦楽が。我の腰を焼く。
 そうなると、もう。目の前の、鮮烈で淫猥な体感に、夢中になってしまう。

 我はズボンの前をくつろがせただけの、だらしない姿で、腰を上げるクロウを、膝立ちで後ろから攻め立てる。
 長大なストライドで腰を前後させて、剛直を出し入れすると。クロウは我がもたらす刺激に、身悶えた。

「あぁ、や、あっ、いい、イアン様、あぁ、ひぁあぁ」
 クロウは、ベッドのシーツを握り締めて、顔だけをあげて、嬌声をあげる。
 いつも、感じることを、恥ずかしそうにするのだが。
 今日は、恥じ入る隙もなかったようで。感じるままに声をあげていた。

 もしかしたら、クロウも。我を欲していたのかもしれないな?
 思いがけなくもたらされた情事に、のぼせて、溺れて、とろけているようだった。

「クロウ? 我がそんなに欲しかったのか? きゅうきゅう締めつけてくるではないか?」
「ほ、欲しい…イアン様が、欲しかった…ですぅ」
「ならば、もっと欲しがって、腰を揺らせ。おまえが良いように。好きに動いて良いのだぞ?」
「は、はい…ぃ」
 さすがに、恥ずかしくなったのか、クロウは頬を染めたが。少し足を開いて、腰を突き出し。ゆるゆるとお尻を震わせた。

「あぁ…当たる。ここ、いい…の。イアン様が、奥…グリ…て」
 そんな…うわごとみたいに、クロウがあけすけなことを言うから。

 我は、ギュンと来た。

「んんっ。こ、ここか? こうするのが、良いのか?」
 我も、クロウが良いと言ったところを、少し強めにこすりたてる。
 すると、クロウの中が、踊るようにうごめいて。
 もどかしげに、臀部も揺れ動いた。

「いいっ、イアン様。あ、あ、あぁ…んぁあ」
 魅惑的で、エロティック。いつになく大胆な、彼の腰つきに。
 我も、情動が燃え上がってしまった。

 クロウに誘われて、剛直を彼の最奥まで突き入れ。クロウの臀部が浮き上がるくらいに、激しく出し入れする。
「あ、あぁ、イアン様が、全部。奥、奥がっ…とけちゃうぅ」

 突き当りの部分を、先端でグリグリすると。クロウは喜悦の声を漏らした。
 奥まで捻じ込んで、えぐる。
 その繰り返しが、クロウを喜ばせ。我も、堪能のため息を漏らす。

「あぁ、してっ。今の、もっと…あん、あ、あぁぁ、イアンさまぁ」
 クロウの屹立は、張り詰めて。官能の甘い蜜を、滴り落としている。
 まだ、性的に若い体だったクロウは。後ろだけで、極めてはいなかったが。

 今日は、イケるかもしれない。

 そう思って。我は、クロウの局部に触れずにいた。
 つらいようなら、手助けはするが。
 中イキ出来たら。最高に甘露な陶酔が得られる…というのは。セドリックの助言であるが。

「クロウ、ここが好きか? 可愛い。上手におねだりして、いい子だ」
 ご褒美だ、とばかりに。クロウの良いところを突いていくと。
 ビクン、ビクン、と中が剛直にかみついてくる。

 くく、持っていかれそうだが。そうはいかぬぞ? クロウ。

「あぁ、イく、イく…陛下、やぁ、も、イ、くぅ…」
「いいぞ、クロウ。達することを、許す」
 今日は、あまり焦らさずに、クロウに許しを与え。強めに剛直を、バツンとねじ入れる。
 すると。クロウは、ふぁ…とひとつ鳴いて。顔を上げた。

「あぁっ…ん、ん」
 クロウは、はしたなく、ねだるように、腰を高く上げ。張り詰めた屹立から、びゅびゅっと、勢いよく白濁を飛ばした。
 絶頂を極めた屹立は、ビクンと跳ねて、何度も精を吐き出す。
 その余韻で、白いお尻がフルフルと揺れて。
 我の剛直の感触を、感じ入るみたいに、中がねっとりと、まといついてきた。

 うわっ、これは、ヤバい。
 これ、甘露な陶酔?
 って、これ? いやいや。ヤバい。とにかく、ヤバい。
 暴れ出しそうな衝動が。ヤバいって。
 甘露というより。突き抜ける。
 どこかに、飛んでいきそうな。猛烈な快感が。我の腰回りを駆け巡り。背筋にせり上がってくるような感じだった。
 我も、その刺激には、たまらず。本能のままに激しく腰を揺らしながら、クロウの中に、情熱をたっぷりと注ぎ入れた。
 熾火おきびのようにくすぶった熱を、突端から吐き出す。得も言われぬ愉悦に。素直に酔いしれる。

 この一瞬が、最高の頂だ。

 クロウに飢えていたから。精の量も濃さも、多く。
 彼の内側から、我のものに塗り替えているような、心持ちになった。
 マーキング、というのかな?
 クロウは、我のもの。
 その感覚が、我に安心感をもたらすのだな。

 だから。やはり。たまの愛の交歓は、必要だ、ということだ。
 あまり我慢しすぎると、こうして暴走して。余計にクロウに負担がかかるだろう? 

 だから。やはり。必要なことなのだっ!

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~

マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。 王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。 というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。 この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…

月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた… 転生したと気づいてそう思った。 今世は周りの人も優しく友達もできた。 それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。 前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。 前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。 しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。 俺はこの幸せをなくならせたくない。 そう思っていた…

BLゲームの主人公に憑依した弟×悪役令息兄

笹井凩
BL
「BLゲーの主人公に憑依したら、悪役令息の兄が不器用すぎてメロかった」……になる予定の第一話のようなものです。 復讐不向きな主人公×ツンツンクーデレな兄ちゃん 彼氏に遊ばれまくってきた主人公が彼氏の遊び相手に殺され、転生後、今度こそ性格が終わっている男共を粛清してやろうとするのに、情が湧いてなかなか上手くいかない。 そんな中、ゲームキャラで一番嫌いであったはずのゲスい悪役令息、今生では兄に当たる男ファルトの本性を知って愛情が芽生えてしまい——。 となるアレです。性癖。 何より、対人関係に恵まれなかったせいで歪んだ愛情を求め、与えてしまう二人が非常に好きなんですよね。 本当は義理の兄弟とかにしたほうが倫理観からすると良いのでしょうが、本能には抗えませんでした。 今日までの短編公募に間に合わなかったため供養。 プロットはあるので、ご好評でしたら続きも載せたいなと思っております。 性癖の近しい方に刺されば、非常に嬉しいです。 いいね、ご感想大変励みになります。ありがとうございます。

魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由

スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。 これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。 無自覚両片想いの勇者×親友。 読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

婚約破棄させた愛し合う2人にザマァされた俺。とその後

結人
BL
王太子妃になるために頑張ってた公爵家の三男アランが愛する2人の愛でザマァされ…溺愛される話。 ※男しかいない世界で男同士でも結婚できます。子供はなんかしたら作ることができます。きっと…。 全5話完結。予約更新します。

処理中です...