20 / 21
2-29・5 お風呂でムフフ…。 ②
しおりを挟む
◆お風呂でムフフ…。 ②
ぼくは、えっちなことは。お風呂で汗を流して、終了だと思っていたのに。
陛下は。お風呂で、その気にならないわけがないと断言するのです。
えぇ? そうですかぁ?
なんてね。気持ちはわかります。
湯けむりの中の陛下は、セクシーで。張りのある筋肉がつやつやと光って。
その、ぼこぼこの、おうとつに手で触れたくなってしまうくらいに。魅力的なのですから。
あぁ、いいなぁ。
ぼくも、こんな、貧相な鳥ガラボディではなく。しなやかな筋肉を、身にまとってみたいものです。
まぁ、運動苦手だし。
暇があったら、チクチクしていたい、究極のインドア派なので。無理なんですけど。
その、ギリシャ彫刻も真っ青の、バキバキに鍛えた体躯を、惜しげもなくさらし。湯船の中で、ぼくを抱き寄せる陛下。
湯の中では、すでに猛々しく反り上がっている、陛下のたくましいモノが。
あぁ。そのように、ぼくの貧相な体を求めてくださって。ありがたいことです。
膝の上に、ぼくを乗り上げさせた陛下は。唇をしっとりと重ね合わせるキスをする。
学園から王宮に来る間の、馬車の中で、キスはいっぱいされたのですが。
ベッドでは、早急に体をつなげてしまったので。
こういう、まったりキスは大歓迎。
陛下の感触や匂いや存在を、じっくり、たっぷり、堪能できるから、好きなのです。
どちらかというと。先ほどの情交は、わぁーっと盛り上がって、ドーンと突き上がって、その衝動のままに駆け抜けて、終わってしまった感があり。
体の飢渇感的には。早く陛下と抱き合いたい。体の熱を鎮めたい。みたいな感じだったから。
まぁ、それはそれで、良かったのですが。
ふたりの大切な時間を、ゆっくり味わう、という余裕はなかった。
なにが言いたいのかと言えば。唇の感触を味わうようなキスを。陛下といつもしていたい、ってこと。
陛下の膝の上に座っているから。目線もほぼ一緒で。
いつもは、受けてばかりいるキスを、ぼくから仕掛けられる位置関係も、なかなかいい。
そうは言っても、陛下のテクニックはヤバヤバなので。
ぼくは、すぐにもメロメロにされて、なすがままになってしまうのですが。
ぼくの方から、陛下の口腔に舌を挿し入れて。ゆるやかに、くすぐるように、舌をうごめかすと。
陛下の大きな舌が、絡みついて、きつく結んでくる。
ふふ、駄目です。もっと、ぼくからのくちづけを楽しんでください?
ぼくは、陛下の頬を手で撫でながら。歯列を舌でくすぐったりする。
陛下が主導権を取ろうとすると、舌をスルリと引き抜いて。くすっと笑いながら、チュッチュと、唇をついばんで。
そうしたら、陛下も笑った。
「こら、クロウ。逃げるな?」
陛下が、大きな手のひらでぼくの頭を支えてしまうと。もう逃げられなくて。
ぼくは陛下の、情熱的なくちづけに溺れてしまうのだ。
舌と舌を絡め合わせて、吸いついて。
さっきは可愛らしいキスだったけど。今度は、べちょべちょにかき回す、官能的な熱烈キスをする。
そうしたら、ぼくの頭もボゥっとなって。陛下と抱き合うことしか考えられなくなるのだ。
ぼくは、キスしながら、陛下の盛り上がった胸筋に手を這わす。
鍛え上げられた、腹筋の線を、指で、手のひらで、撫でて、彼の見事な体つきを、触れて、楽しむ。
陛下のシャープな顎の線も。隙のない鋭い眼差しも。キスのときにいつもぶつかってしまう高い鼻梁も、艶やかで良い匂いのする金髪も。陛下の好きなところはいっぱいあるけど。
憧れをかき立てられるのは、やはりその、鋼鉄の体躯だ。
すると、陛下は。ぼくのお尻を手で揉んで。その狭間に、剛直を押し当てた。
先ほど、一度開かれたそこは、難なく、陛下のたくましい熱杭をのみ込んでいく。
「ん、んぅ…あ、む、んん…」
開かれているとはいえ、挿入してくるときの刺激は、すさまじく。声が漏れるが。
それは陛下のキスに食べられてしまう。
「あぁ、イアン、さ、まぁ」
キスをほどいた陛下は。濡れた唇を、舌で舐め取り。肉食獣のような、ギラリとした眼差しでぼくをみつめる。
その、自分にはない野性味に、胸がギュンと高鳴った。
男らしくて、格好いい。
そして、そんなにも、ぼくを貪り食いたいっという顔で見られると。
愛されていると。
求められていると。感じて。
嬉しさと、エロい気持ちが高まって。ドキドキするのだ。
「噛みたい」
率直な要求に。ぼくは、小さく笑う。
「…噛んで、ください」
陛下は甘えるように、ぼくの首筋に顔を埋めると。優しく、甘く、歯を立てた。
陛下は、絶対に、血が出るほどに噛んだりはしない。
ぼくに気遣いながら。ぼくを怖がらせないよう注意して。かみつく。
だから。ぼくは全然怖くないし。
むしろ、陛下の歯が、ぼくに突き立てられると。なんだか。ぼくの全部が彼のものになったかのような気がして。心が満たされるんだ。
おかしいかな?
おかしくても、良いのだ。これが、ぼくたちの、愛の交歓の形だから。
波の揺らめきのようなリズムで、揺らされながら。首筋から、鎖骨や、肩とかも甘噛みされて。
ぼくは。すっごくエッチな気分になってしまった。
「あぁ、いい。か、んで。もっと。イアン様に、食べられたいぃ」
「クロウ。可愛い。どこもかしこも、可愛いから。食べてやる」
今度は反対側の首筋に、陛下は歯を立てた。
あぁ、もう。この金色の狼さんに。すべて捧げてしまいたい。
そんな陶酔に漂っていると。陛下はぼくの膝裏を手で持って。激しく上下に揺らした。
長大な陛下の剛直が。ぼくのすぼまりを激しく行き来して。ぼくは体の内側を熱杭によって燃やし尽くされる、鮮烈な快感に、身悶える。
陛下の炎が、ぼくの中に駆け巡るような。そんな熱さ、激しさに。おののいてしまう。
「あぁ、イアン様、あ、いい。ん、あぁぁあ」
陛下の手で揺らされるから、ぼくは、ただただ翻弄されるばかりで。陛下の首にしがみつくしかなかった。
でも、陛下が気持ち良さそうな吐息を漏らしているから。
陛下も、ぼくのもたらす感触に酔いしれているのだと感じて。
それが嬉しい。
嬉しくて。ぼくの愉悦も高まる。
「先ほどは、上手に中イキ出来たが。今度も出来るかな?」
「中、イキ?」
陛下に言われて、ぼくは首を傾げる。
「ここに触れずに、達しただろう?」
そう言って、陛下はぼくの局部を指で撫でた。
その些細な刺激も。ぼくにはビビッとくる。
確かに、先ほどは、わからないうちに絶頂に達した。
もう、わけがわからないくらいに、気持ち良かった。ような、気がするけど。
あんまり覚えていなかった。
頭がわぁーとして。今も。ぼーっとしていて。
でも。これは…。
「へ、陛下。ぼく。のぼせそうですぅ」
そうだ。エッチ始める前から、話とかして。結構長湯だし。それでなくても、情事では熱くなっちゃうのに。
そう思うと。
目が回っているような気がします。あわわ。
「それはいけない。我はまだ、クロウを、全然っ、堪能していないのだ」
え? 全然っ、ですか?
先ほどしたではありませんか。
でも、全然っ、なのですね。はい。
陛下は、ぼくの膝裏を手で持ったまま、立ち上がる。
ザバッと、湯が湯船に落ちる大きな音がした。
でも、まだつながったままですっ。
湯の浮力で、陛下のすべてを受け入れてはいなかった、そこに。重力という後押しが加わって。
陛下の剛直が、根元までぐっさりと、入り込んできた。
「あぁ…ん」
お、おっきぃくて。奥に、当たるぅ。
うぅ。陛下の存在感がすごくて。後ろが勝手にヒクヒクして。
さらに、体の中にある陛下の、その輪郭や、熱さを、つぶさに実感してしまいます。
ぼくは、高いし、怖いし、心もとないし、快感半端ないし、で。陛下の首にしがみつくしかない。
「そうして、掴まっていろ。このまま寝室に戻るから」
だけど。陛下が一歩、歩くたびに。振動で、少し抜けた陛下が、すべてが入って、奥に突きあたる。
だから陛下の耳元で。陛下が動くたびに、あ、あ、といやらしいあえぎが漏れてしまった。
は、恥ずかしいぃ。
「や、あ、あ、へ、陛下ぁ、ま、まだぁ?」
「…まだまだだ」
ズンズンという響きとともに、奥がえぐられ。
体の内側の、ぼくの良いところもクチュクチュと擦られ続け。
その刺激が、良いけど。
屹立から、蜜があふれちゃうくらいに、強烈にイイから。ぼくは目をつぶってしまっていた。
立位で、ずっぷりと陛下を受け入れ。奥をズクズクと突かれて。
ぼ、ぼくは…。
「イ…イっちゃうぅ。イアン様、まだ、ベッドは、まだなのですか?」
「あぁ、まだだ。クロウ、そのように、中をヒクヒクさせるんじゃない。ベッドまでが、遠くなってしまうぞ?」
そんなこと、あるのかぁ? と思って。目をパカッと開けると。
そこは、ベッドの真横で。
陛下は立位のまま、ぼくを揺さぶっていたのだ。
「へ、陛下の、嘘つきぃ。ばかぁ」
ぼくは。もう、ヘロヘロのグズグズなのに。
陛下が意地悪するから。つい、言ってしまった。
「なに? それは。クロウ、不敬罪だぞ」
「えぇ?」
確かに、国王様に向かって、ばかぁ、は駄目でしたが。
罪に問われるのですか? と思って。涙ぐむ。
「そうだ。そのような、可愛らしい『ばかぁ』は、この上もない、我への中傷である。このまま串刺しの刑だ」
そうして、立位のままで、揺さぶられて、イかされ。
その絶頂の瞬間を、陛下に、間近で観察されて、情けない顔をさらす羽目になり。
ベッドでも、体を拭く時間も惜しいと言わんばかりに、濡れたまま行為になだれ込み。
ぼくが泣きじゃくるまで、イかされて。
精液にまみれた体を、じっくりナメナメされて。屹立までカミカミされて。
そんなふうにされたら、また精が漏れてしまうのに。
先端から噴き出る体液の快感に、ヒクヒクするぼくを。貫いて。ずっとイきっぱなしにされて…。
ぼくは一晩中、陛下のベッドから出られなかったのだった。
あぁ…ぅふ。陛下の、ばかぁ…。
ぼくは、えっちなことは。お風呂で汗を流して、終了だと思っていたのに。
陛下は。お風呂で、その気にならないわけがないと断言するのです。
えぇ? そうですかぁ?
なんてね。気持ちはわかります。
湯けむりの中の陛下は、セクシーで。張りのある筋肉がつやつやと光って。
その、ぼこぼこの、おうとつに手で触れたくなってしまうくらいに。魅力的なのですから。
あぁ、いいなぁ。
ぼくも、こんな、貧相な鳥ガラボディではなく。しなやかな筋肉を、身にまとってみたいものです。
まぁ、運動苦手だし。
暇があったら、チクチクしていたい、究極のインドア派なので。無理なんですけど。
その、ギリシャ彫刻も真っ青の、バキバキに鍛えた体躯を、惜しげもなくさらし。湯船の中で、ぼくを抱き寄せる陛下。
湯の中では、すでに猛々しく反り上がっている、陛下のたくましいモノが。
あぁ。そのように、ぼくの貧相な体を求めてくださって。ありがたいことです。
膝の上に、ぼくを乗り上げさせた陛下は。唇をしっとりと重ね合わせるキスをする。
学園から王宮に来る間の、馬車の中で、キスはいっぱいされたのですが。
ベッドでは、早急に体をつなげてしまったので。
こういう、まったりキスは大歓迎。
陛下の感触や匂いや存在を、じっくり、たっぷり、堪能できるから、好きなのです。
どちらかというと。先ほどの情交は、わぁーっと盛り上がって、ドーンと突き上がって、その衝動のままに駆け抜けて、終わってしまった感があり。
体の飢渇感的には。早く陛下と抱き合いたい。体の熱を鎮めたい。みたいな感じだったから。
まぁ、それはそれで、良かったのですが。
ふたりの大切な時間を、ゆっくり味わう、という余裕はなかった。
なにが言いたいのかと言えば。唇の感触を味わうようなキスを。陛下といつもしていたい、ってこと。
陛下の膝の上に座っているから。目線もほぼ一緒で。
いつもは、受けてばかりいるキスを、ぼくから仕掛けられる位置関係も、なかなかいい。
そうは言っても、陛下のテクニックはヤバヤバなので。
ぼくは、すぐにもメロメロにされて、なすがままになってしまうのですが。
ぼくの方から、陛下の口腔に舌を挿し入れて。ゆるやかに、くすぐるように、舌をうごめかすと。
陛下の大きな舌が、絡みついて、きつく結んでくる。
ふふ、駄目です。もっと、ぼくからのくちづけを楽しんでください?
ぼくは、陛下の頬を手で撫でながら。歯列を舌でくすぐったりする。
陛下が主導権を取ろうとすると、舌をスルリと引き抜いて。くすっと笑いながら、チュッチュと、唇をついばんで。
そうしたら、陛下も笑った。
「こら、クロウ。逃げるな?」
陛下が、大きな手のひらでぼくの頭を支えてしまうと。もう逃げられなくて。
ぼくは陛下の、情熱的なくちづけに溺れてしまうのだ。
舌と舌を絡め合わせて、吸いついて。
さっきは可愛らしいキスだったけど。今度は、べちょべちょにかき回す、官能的な熱烈キスをする。
そうしたら、ぼくの頭もボゥっとなって。陛下と抱き合うことしか考えられなくなるのだ。
ぼくは、キスしながら、陛下の盛り上がった胸筋に手を這わす。
鍛え上げられた、腹筋の線を、指で、手のひらで、撫でて、彼の見事な体つきを、触れて、楽しむ。
陛下のシャープな顎の線も。隙のない鋭い眼差しも。キスのときにいつもぶつかってしまう高い鼻梁も、艶やかで良い匂いのする金髪も。陛下の好きなところはいっぱいあるけど。
憧れをかき立てられるのは、やはりその、鋼鉄の体躯だ。
すると、陛下は。ぼくのお尻を手で揉んで。その狭間に、剛直を押し当てた。
先ほど、一度開かれたそこは、難なく、陛下のたくましい熱杭をのみ込んでいく。
「ん、んぅ…あ、む、んん…」
開かれているとはいえ、挿入してくるときの刺激は、すさまじく。声が漏れるが。
それは陛下のキスに食べられてしまう。
「あぁ、イアン、さ、まぁ」
キスをほどいた陛下は。濡れた唇を、舌で舐め取り。肉食獣のような、ギラリとした眼差しでぼくをみつめる。
その、自分にはない野性味に、胸がギュンと高鳴った。
男らしくて、格好いい。
そして、そんなにも、ぼくを貪り食いたいっという顔で見られると。
愛されていると。
求められていると。感じて。
嬉しさと、エロい気持ちが高まって。ドキドキするのだ。
「噛みたい」
率直な要求に。ぼくは、小さく笑う。
「…噛んで、ください」
陛下は甘えるように、ぼくの首筋に顔を埋めると。優しく、甘く、歯を立てた。
陛下は、絶対に、血が出るほどに噛んだりはしない。
ぼくに気遣いながら。ぼくを怖がらせないよう注意して。かみつく。
だから。ぼくは全然怖くないし。
むしろ、陛下の歯が、ぼくに突き立てられると。なんだか。ぼくの全部が彼のものになったかのような気がして。心が満たされるんだ。
おかしいかな?
おかしくても、良いのだ。これが、ぼくたちの、愛の交歓の形だから。
波の揺らめきのようなリズムで、揺らされながら。首筋から、鎖骨や、肩とかも甘噛みされて。
ぼくは。すっごくエッチな気分になってしまった。
「あぁ、いい。か、んで。もっと。イアン様に、食べられたいぃ」
「クロウ。可愛い。どこもかしこも、可愛いから。食べてやる」
今度は反対側の首筋に、陛下は歯を立てた。
あぁ、もう。この金色の狼さんに。すべて捧げてしまいたい。
そんな陶酔に漂っていると。陛下はぼくの膝裏を手で持って。激しく上下に揺らした。
長大な陛下の剛直が。ぼくのすぼまりを激しく行き来して。ぼくは体の内側を熱杭によって燃やし尽くされる、鮮烈な快感に、身悶える。
陛下の炎が、ぼくの中に駆け巡るような。そんな熱さ、激しさに。おののいてしまう。
「あぁ、イアン様、あ、いい。ん、あぁぁあ」
陛下の手で揺らされるから、ぼくは、ただただ翻弄されるばかりで。陛下の首にしがみつくしかなかった。
でも、陛下が気持ち良さそうな吐息を漏らしているから。
陛下も、ぼくのもたらす感触に酔いしれているのだと感じて。
それが嬉しい。
嬉しくて。ぼくの愉悦も高まる。
「先ほどは、上手に中イキ出来たが。今度も出来るかな?」
「中、イキ?」
陛下に言われて、ぼくは首を傾げる。
「ここに触れずに、達しただろう?」
そう言って、陛下はぼくの局部を指で撫でた。
その些細な刺激も。ぼくにはビビッとくる。
確かに、先ほどは、わからないうちに絶頂に達した。
もう、わけがわからないくらいに、気持ち良かった。ような、気がするけど。
あんまり覚えていなかった。
頭がわぁーとして。今も。ぼーっとしていて。
でも。これは…。
「へ、陛下。ぼく。のぼせそうですぅ」
そうだ。エッチ始める前から、話とかして。結構長湯だし。それでなくても、情事では熱くなっちゃうのに。
そう思うと。
目が回っているような気がします。あわわ。
「それはいけない。我はまだ、クロウを、全然っ、堪能していないのだ」
え? 全然っ、ですか?
先ほどしたではありませんか。
でも、全然っ、なのですね。はい。
陛下は、ぼくの膝裏を手で持ったまま、立ち上がる。
ザバッと、湯が湯船に落ちる大きな音がした。
でも、まだつながったままですっ。
湯の浮力で、陛下のすべてを受け入れてはいなかった、そこに。重力という後押しが加わって。
陛下の剛直が、根元までぐっさりと、入り込んできた。
「あぁ…ん」
お、おっきぃくて。奥に、当たるぅ。
うぅ。陛下の存在感がすごくて。後ろが勝手にヒクヒクして。
さらに、体の中にある陛下の、その輪郭や、熱さを、つぶさに実感してしまいます。
ぼくは、高いし、怖いし、心もとないし、快感半端ないし、で。陛下の首にしがみつくしかない。
「そうして、掴まっていろ。このまま寝室に戻るから」
だけど。陛下が一歩、歩くたびに。振動で、少し抜けた陛下が、すべてが入って、奥に突きあたる。
だから陛下の耳元で。陛下が動くたびに、あ、あ、といやらしいあえぎが漏れてしまった。
は、恥ずかしいぃ。
「や、あ、あ、へ、陛下ぁ、ま、まだぁ?」
「…まだまだだ」
ズンズンという響きとともに、奥がえぐられ。
体の内側の、ぼくの良いところもクチュクチュと擦られ続け。
その刺激が、良いけど。
屹立から、蜜があふれちゃうくらいに、強烈にイイから。ぼくは目をつぶってしまっていた。
立位で、ずっぷりと陛下を受け入れ。奥をズクズクと突かれて。
ぼ、ぼくは…。
「イ…イっちゃうぅ。イアン様、まだ、ベッドは、まだなのですか?」
「あぁ、まだだ。クロウ、そのように、中をヒクヒクさせるんじゃない。ベッドまでが、遠くなってしまうぞ?」
そんなこと、あるのかぁ? と思って。目をパカッと開けると。
そこは、ベッドの真横で。
陛下は立位のまま、ぼくを揺さぶっていたのだ。
「へ、陛下の、嘘つきぃ。ばかぁ」
ぼくは。もう、ヘロヘロのグズグズなのに。
陛下が意地悪するから。つい、言ってしまった。
「なに? それは。クロウ、不敬罪だぞ」
「えぇ?」
確かに、国王様に向かって、ばかぁ、は駄目でしたが。
罪に問われるのですか? と思って。涙ぐむ。
「そうだ。そのような、可愛らしい『ばかぁ』は、この上もない、我への中傷である。このまま串刺しの刑だ」
そうして、立位のままで、揺さぶられて、イかされ。
その絶頂の瞬間を、陛下に、間近で観察されて、情けない顔をさらす羽目になり。
ベッドでも、体を拭く時間も惜しいと言わんばかりに、濡れたまま行為になだれ込み。
ぼくが泣きじゃくるまで、イかされて。
精液にまみれた体を、じっくりナメナメされて。屹立までカミカミされて。
そんなふうにされたら、また精が漏れてしまうのに。
先端から噴き出る体液の快感に、ヒクヒクするぼくを。貫いて。ずっとイきっぱなしにされて…。
ぼくは一晩中、陛下のベッドから出られなかったのだった。
あぁ…ぅふ。陛下の、ばかぁ…。
69
あなたにおすすめの小説
弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~
マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。
王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。
というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。
この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
BLゲームの主人公に憑依した弟×悪役令息兄
笹井凩
BL
「BLゲーの主人公に憑依したら、悪役令息の兄が不器用すぎてメロかった」……になる予定の第一話のようなものです。
復讐不向きな主人公×ツンツンクーデレな兄ちゃん
彼氏に遊ばれまくってきた主人公が彼氏の遊び相手に殺され、転生後、今度こそ性格が終わっている男共を粛清してやろうとするのに、情が湧いてなかなか上手くいかない。
そんな中、ゲームキャラで一番嫌いであったはずのゲスい悪役令息、今生では兄に当たる男ファルトの本性を知って愛情が芽生えてしまい——。
となるアレです。性癖。
何より、対人関係に恵まれなかったせいで歪んだ愛情を求め、与えてしまう二人が非常に好きなんですよね。
本当は義理の兄弟とかにしたほうが倫理観からすると良いのでしょうが、本能には抗えませんでした。
今日までの短編公募に間に合わなかったため供養。
プロットはあるので、ご好評でしたら続きも載せたいなと思っております。
性癖の近しい方に刺されば、非常に嬉しいです。
いいね、ご感想大変励みになります。ありがとうございます。
転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…
魔王を倒した勇者の凱旋に、親友の俺だけが行かなかった理由
スノウマン(ユッキー)
BL
スラム育ちの少年二人は、15歳になり神の祝福でスキルを得た事で道をたがえる。彼らはやがて青年となり、片方は魔王討伐に旅立つ勇者として華々しい活躍をし、もう片方はただ彼の帰還を待つ相変わらずスラム暮らしの存在となる。
これは何も持たない青年がただ勇者の帰りを待つ日常を描いた作品です。
無自覚両片想いの勇者×親友。
読了後、もう一度だけ読み直して頂けると何か見える世界が変わるかもしれません。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
婚約破棄させた愛し合う2人にザマァされた俺。とその後
結人
BL
王太子妃になるために頑張ってた公爵家の三男アランが愛する2人の愛でザマァされ…溺愛される話。
※男しかいない世界で男同士でも結婚できます。子供はなんかしたら作ることができます。きっと…。
全5話完結。予約更新します。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる