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スキル判定
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「おやどうした、お二人さん。こんな朝早くに……」
神官のロンさんが、教会に入ってきた僕たちを見て言った。
「ロンさん、おはようございます。実はこの子が……」と説明し始めるタスラ兄さんを遮って、僕は言った。
「成人の儀をお願いします!」
袖をまくり、腕をみせる。
ロンさんの顔がパァっと明るくなった。
「おや、ついにか!
おめでとう、××。じゃあ早速やってしまおうじゃないか。
さぁさぁ、祭壇の前においで」
「はい!」
ロンさんは子供のようにはしゃいでそう言った。
兄さんがその盛り上がった様子を見て苦笑していた。
「汝は誇り高き、ラグクラール民族の子。
今日の素晴らしき日、大いなる神よりスキルを授かった。
これより成人の儀によって、汝の与えられたスキルを明らかにせんとする。
如何なるスキルであろうとも、それを用いて我がサバダラ国のために働き、
そこに生きる人々を救うことを誓うか?」
「誓います」
「よろしい。では、腕をこちらに」
僕が差し出した両腕をロンさんが握る。
そして呼吸を整え、高らかに言った。
「神よ、この者が授かりしスキルを、我らの前に明らかにしたまえ」
ロンさんに握られた両腕が微かに光り、僕とロンさんの顔や体を照らした。
「うむ」
光が消えるとロンさんは頷いた。
「おめでとう、××。これで君も、晴れて成人の仲間入りだ」
「あ、ありがとうございます。それで、えっと……僕が得たスキルは……??」
「落ち着きなさい、××。
そう慌てなくとも、スキルは逃げたりしないよ」
ロンさんはそう言って、端に置かれた小さなテーブルの引き出しから、辞典を取り出した。
辞典をぱらぱらとめくり、目的のページを探しあてる。
コホンと咳払いをして、僕の目を見る。
「君が授かったスキルは……
神官のロンさんが、教会に入ってきた僕たちを見て言った。
「ロンさん、おはようございます。実はこの子が……」と説明し始めるタスラ兄さんを遮って、僕は言った。
「成人の儀をお願いします!」
袖をまくり、腕をみせる。
ロンさんの顔がパァっと明るくなった。
「おや、ついにか!
おめでとう、××。じゃあ早速やってしまおうじゃないか。
さぁさぁ、祭壇の前においで」
「はい!」
ロンさんは子供のようにはしゃいでそう言った。
兄さんがその盛り上がった様子を見て苦笑していた。
「汝は誇り高き、ラグクラール民族の子。
今日の素晴らしき日、大いなる神よりスキルを授かった。
これより成人の儀によって、汝の与えられたスキルを明らかにせんとする。
如何なるスキルであろうとも、それを用いて我がサバダラ国のために働き、
そこに生きる人々を救うことを誓うか?」
「誓います」
「よろしい。では、腕をこちらに」
僕が差し出した両腕をロンさんが握る。
そして呼吸を整え、高らかに言った。
「神よ、この者が授かりしスキルを、我らの前に明らかにしたまえ」
ロンさんに握られた両腕が微かに光り、僕とロンさんの顔や体を照らした。
「うむ」
光が消えるとロンさんは頷いた。
「おめでとう、××。これで君も、晴れて成人の仲間入りだ」
「あ、ありがとうございます。それで、えっと……僕が得たスキルは……??」
「落ち着きなさい、××。
そう慌てなくとも、スキルは逃げたりしないよ」
ロンさんはそう言って、端に置かれた小さなテーブルの引き出しから、辞典を取り出した。
辞典をぱらぱらとめくり、目的のページを探しあてる。
コホンと咳払いをして、僕の目を見る。
「君が授かったスキルは……
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