81 / 87
スキル神の正体
しおりを挟む
かつて、人間は捕食者の頂点にあった。
道具と言葉、そして何より知能を活かした人間の前には、どれだけ鋭い牙を持ち、どれだけ巨大な体を持つ獣も天敵とはなりえなかった。
それが変わったのは、この世に「魔力」という存在が現れてからだ。
人間に蹂躙され、一方的に捕食されるばかりだった言葉を持たぬ獣たち。彼らは何世代にもわたり魔力の影響を受けることで、大きく姿を変えた。
魔物。
知能によって生物の頂点に立った人間の、唯一にして、最大の天敵。
人間がどれだけ仲間同士で言葉を掛け合い、道具を駆使し、知恵を振り絞っても。
火を吹き、空を飛ぶ化け物の前では為す術がなかった。
全ての獣が、この世に突如として現れた「魔力」という現象に順応し、力を増すなかで。
人間だけが、なぜかそれを扱うことができなかった。
神に見捨てられたのだと感じた人間は、堕落し、神を信じなくなった。
代わりに彼らが縋ったのは、自らが積み上げてきた知識、そしてさらにそれを積み上げること。
実験、実験、実験。
神を信じなくなった人間に、踏み込めない聖域はない。
彼らはとうとう、人間が魔力を扱う方法を発見した。
「その答えがスキルであり、我々という存在なんです」
スキル神に似た姿を持つ、ルードさんは言った。
「ど、どういうことですか?」
「カウガ。君は、ラグクラールの村の出身でしたね」
「え、ええそうです」
「その村に生まれた子供たちは、高い確率でスキルを習得する。
ジル。君もそういった村の出身ですよね」
「はい」
ジルさんが素直に頷く。何もかも知られているということに、驚きつつ。
「そして君たちの村には、女性がいない。ジル、君は例外的に女性だったけれど、周りはほとんど男性でしたね。『僕』という一人称は、その名残でしょうか」
ジルさんは頷いた。
「ええ。村にいた女は僕だけでした」
「どういうことですか。そのこととスキルとが、何の関係があるんですか?」と僕はきいた。
ルードさんは答える。
「あなた方がスキル神と教えられた存在は、神でも何でもありません。
あなた方を生んだ母親、あるいはその祖先なのです。
人間が魔力を手にするために行った実験。
それは、人間と魔物の交配を繰り返すことでした」
ルードさんが語った歴史は、村で習ったものとは全く別物だった。
僕たち村の少数民族は、神から選ばれた民族などではなくただの実験動物。
スキルは神から授かった恩寵などではなく、魔物と人間との交配による人体実験の成果。
スキル神とは特別な力を支配する神などではなく、人為的に生み出された、魔物と人間とのキメラ。
「で、でも。人間はスキルに頼らずとも魔力を扱えます。魔法があるじゃないですか」
僕の反論に、ルードさんは静かに応じた。
「ええ。初めこそ魔力をてんで扱えぬ人間たちでしたが、幾人かの才ある賢者によって魔法の概念が発見されると、人間たちはその理に従って、魔物たちとは違うやり方で魔力を活用するようになりました。
しかし魔法という理が発見されたのは、人間が初めてキメラを生み出した時よりもずっと後のことなのです。
しかも発見された当初の魔法は、今のように実力に応じて自由自在に操れるようなものではなく、指先に火を灯したり、ごくわずかな水を出現させたりする程度の初歩的なものでした。
当然、そんな些細な魔法で、魔力を本能的に駆使する魔物たちと渡り合うことなどできません。そこから何百年の歴史をかけて、多くの有名無名の賢者たちの研鑽によりようやく実戦に耐えうる戦闘魔法が開発されるわけですが、その間も、スキルキメラの実験は秘密裡に行われ続けました」
魔法と、スキル。魔力を活用するための、似て非なるアプローチ。
「最初に生み出されたスキルキメラは、魔力を扱えたものの、完全に魔物の姿をしており人間の言葉を話すことができませんでした。
これでは魔物と変わりないじゃないか、と。そう考えた人々によって、新たな実験の方向性が定められたのです。
目指すは人の姿を持ち、人の知能を備えているキメラ。それでいて魔力を扱うことのできる、人型スキル持ちキメラです。
大量の実験を行うためには、大量の人と魔物が必要とされました。
帝国は戦争を起こし、あらゆる土地を植民地化しました。そして植民地支配した少数民族という、人間側の材料を調達しました。
さらに繰り返される実験の中で、重要な発見がなされました。
どうやら人間の交配材料は、女性の個体を使う方が人型を保ちやすいらしい。そうと分かってからは、征服した土地の原住民たちの使い方が定まりました。
男奴隷は魔物狩りへ、女奴隷は実験材料へ。植民地支配された人々は、こうして余すことなく実験に利用されたのです。
魔法という、誕生したばかりの未熟な技術がよちよち歩きを続ける隣で、明確な目的と十分な材料が確保されたスキルキメラ実験は、急速に発展しました。
生み出された無数の失敗作の上に、とうとう人間の姿をし、言葉を話すことができる、人型スキル持ちキメラが誕生したのです。
その頃、魔法分野においては新たな事実が発見されました。それは、「魔法石」の存在です。
魔物が住み着いている洞窟などで豊富にとれるその資源を活用すれば、複雑な術式を理解しない一般市民でも、簡便に光や火、水などの魔法を扱うことが発見されました。
難解な術式を理解しない人でも、簡単な方法で魔法が扱えるようになる石。人々はその夢のような鉱石に目を輝かせ、多くのダンジョンに人間を送り込む計画がなされました。しかし肝心の魔法分野の発展は鈍く、特別な素質を持った一部の人間がようやく魔力を攻撃に転換する術式を編み出した段階でした。
ですからダンジョンに魔法使いが送り込まれるとして、それはあくまで戦士や武闘家などを探索や識別などの非戦闘系魔法でサポートする役を担える程度に過ぎず、魔法使い自身も剣や斧を持って戦うのが基本でした。
しかしもう一つの魔力研究――スキルキメラは違いました。既に十分魔物とやり合えるほどの力を持つ段階まで至っていたのです。さらに都合の良いことに、彼らは死んだとしても幾らでも替えの利く存在でした。
こうして「スキル奴隷」と呼ばれる人々が誕生し、魔法石及び魔物のドロップアイテムを回収するための大規模な国家事業が始まりました。
その結果、大量に得られた魔法石が市場に溢れ、一般市民の手にも届く資源となりました。魔法の心得が一切なくとも、火を起こし、水を発生させ、光を灯すことのできる「魔法石」。新たな便利品の出現によって、市民生活はより豊かなものになりました。
スキル奴隷を生み出し、運用する動きはますます多くの国費を得て、勢いを拡大したのです。
これが私の知る、スキル奴隷の本当の歴史です。
私の目的はただ一つ。人の姿を保つもの、そうでないものを問わず、虐げられている全てのスキル同志をこの国から解放することです。」
あの姿見に書かれた、『真実を知りたいと望む、スキルを持った同志へ』という文言の通り。
僕とジルさんは、ルードさんからスキル神の正体、スキルを授かった自分たちの真実を知った。
ルードさんは、スキル同志を救いたいという。そのために、僕たちがここを訪れるのを待っていたのだと。
小屋の中に、静寂が流れる。普段はあんなに陽気でおしゃべりなジルさんも、無言を保っている。
僕は顔を上げて、口を開いた。
「志は素晴らしいと思います。しかし現実的に考えて、私たち二人があなたに力を貸したところで、そんな大それたことはできないように思うのですが……」
ドースさんを救うために協力してもらう条件だとしても、こちらにできることなどあるのだろうか。
「いいえ。あなたたち二人に、私が知っていることを合わせれば十分に可能です。
なぜならば……」
突然、物がぶつかるような激しい音がなった。
驚いて、音のした小屋の入口を見る。
「動かないで!」
乱暴に開けられた小屋の入り口に、人。
その人は、こちらに重そうな杖を向けていた。
「ラフリー。杖を下ろしなさい。この方々は敵ではありません」とルードさんが言う。
「えっ……」と杖をむけた人はかたまった。おさげ髪の、あどけない顔をした少女だった。
「丁度いいところに来ましたね。紹介します、カウガ、ジル。
訳あって私の生活を助けてくれている、修道女のラフリーです。いきなり杖を向けさせてしまい、申し訳ありません。
でも安心してください、彼女は回復魔法しか使えませんから」
「ひどいです、師匠。
回復魔法以外にも、ちょっとくらいなら使える魔法あります」
杖を降ろした少女は、ぷんすこ怒りながら中に入ってきた。
「ラフリー、挨拶しなさい」
「杖を向けてごめんなさい。あやうく私の強力な攻撃魔法で、あなた方を吹き飛ばすところでした。でも回復魔法も得意分野なので、安心してください。
ラフリーです、よろしくお願いします」
「えっと、カウガと言います。よろしくお願いします」
僕が名前を言うと、ジルさんも口を開いた。
「僕はジル=フリドルー。探知系のスキルを持っているんだけど、君が回復以外の魔法をほとんど使えないことはこの鼻でわかるから虚勢を張らなくても大丈夫だよ」
にこやかに手を差し出すジルさん。これで悪気は全くないのだから、すごい人だ。
「むきー!何なんですか、この人!」
ラフリーは、ルードさんに言いつけるように叫んだ。
「落ち着きなさい、ラフリー。
これでピースは揃ったね、カウガ。
ドース救出に力を貸す代わりに、我々の目的にも協力してくれるかい?」
『なるほど、そういうことだったのか』
ルードさんの作戦を理解して、僕はコクリと頷いた。
道具と言葉、そして何より知能を活かした人間の前には、どれだけ鋭い牙を持ち、どれだけ巨大な体を持つ獣も天敵とはなりえなかった。
それが変わったのは、この世に「魔力」という存在が現れてからだ。
人間に蹂躙され、一方的に捕食されるばかりだった言葉を持たぬ獣たち。彼らは何世代にもわたり魔力の影響を受けることで、大きく姿を変えた。
魔物。
知能によって生物の頂点に立った人間の、唯一にして、最大の天敵。
人間がどれだけ仲間同士で言葉を掛け合い、道具を駆使し、知恵を振り絞っても。
火を吹き、空を飛ぶ化け物の前では為す術がなかった。
全ての獣が、この世に突如として現れた「魔力」という現象に順応し、力を増すなかで。
人間だけが、なぜかそれを扱うことができなかった。
神に見捨てられたのだと感じた人間は、堕落し、神を信じなくなった。
代わりに彼らが縋ったのは、自らが積み上げてきた知識、そしてさらにそれを積み上げること。
実験、実験、実験。
神を信じなくなった人間に、踏み込めない聖域はない。
彼らはとうとう、人間が魔力を扱う方法を発見した。
「その答えがスキルであり、我々という存在なんです」
スキル神に似た姿を持つ、ルードさんは言った。
「ど、どういうことですか?」
「カウガ。君は、ラグクラールの村の出身でしたね」
「え、ええそうです」
「その村に生まれた子供たちは、高い確率でスキルを習得する。
ジル。君もそういった村の出身ですよね」
「はい」
ジルさんが素直に頷く。何もかも知られているということに、驚きつつ。
「そして君たちの村には、女性がいない。ジル、君は例外的に女性だったけれど、周りはほとんど男性でしたね。『僕』という一人称は、その名残でしょうか」
ジルさんは頷いた。
「ええ。村にいた女は僕だけでした」
「どういうことですか。そのこととスキルとが、何の関係があるんですか?」と僕はきいた。
ルードさんは答える。
「あなた方がスキル神と教えられた存在は、神でも何でもありません。
あなた方を生んだ母親、あるいはその祖先なのです。
人間が魔力を手にするために行った実験。
それは、人間と魔物の交配を繰り返すことでした」
ルードさんが語った歴史は、村で習ったものとは全く別物だった。
僕たち村の少数民族は、神から選ばれた民族などではなくただの実験動物。
スキルは神から授かった恩寵などではなく、魔物と人間との交配による人体実験の成果。
スキル神とは特別な力を支配する神などではなく、人為的に生み出された、魔物と人間とのキメラ。
「で、でも。人間はスキルに頼らずとも魔力を扱えます。魔法があるじゃないですか」
僕の反論に、ルードさんは静かに応じた。
「ええ。初めこそ魔力をてんで扱えぬ人間たちでしたが、幾人かの才ある賢者によって魔法の概念が発見されると、人間たちはその理に従って、魔物たちとは違うやり方で魔力を活用するようになりました。
しかし魔法という理が発見されたのは、人間が初めてキメラを生み出した時よりもずっと後のことなのです。
しかも発見された当初の魔法は、今のように実力に応じて自由自在に操れるようなものではなく、指先に火を灯したり、ごくわずかな水を出現させたりする程度の初歩的なものでした。
当然、そんな些細な魔法で、魔力を本能的に駆使する魔物たちと渡り合うことなどできません。そこから何百年の歴史をかけて、多くの有名無名の賢者たちの研鑽によりようやく実戦に耐えうる戦闘魔法が開発されるわけですが、その間も、スキルキメラの実験は秘密裡に行われ続けました」
魔法と、スキル。魔力を活用するための、似て非なるアプローチ。
「最初に生み出されたスキルキメラは、魔力を扱えたものの、完全に魔物の姿をしており人間の言葉を話すことができませんでした。
これでは魔物と変わりないじゃないか、と。そう考えた人々によって、新たな実験の方向性が定められたのです。
目指すは人の姿を持ち、人の知能を備えているキメラ。それでいて魔力を扱うことのできる、人型スキル持ちキメラです。
大量の実験を行うためには、大量の人と魔物が必要とされました。
帝国は戦争を起こし、あらゆる土地を植民地化しました。そして植民地支配した少数民族という、人間側の材料を調達しました。
さらに繰り返される実験の中で、重要な発見がなされました。
どうやら人間の交配材料は、女性の個体を使う方が人型を保ちやすいらしい。そうと分かってからは、征服した土地の原住民たちの使い方が定まりました。
男奴隷は魔物狩りへ、女奴隷は実験材料へ。植民地支配された人々は、こうして余すことなく実験に利用されたのです。
魔法という、誕生したばかりの未熟な技術がよちよち歩きを続ける隣で、明確な目的と十分な材料が確保されたスキルキメラ実験は、急速に発展しました。
生み出された無数の失敗作の上に、とうとう人間の姿をし、言葉を話すことができる、人型スキル持ちキメラが誕生したのです。
その頃、魔法分野においては新たな事実が発見されました。それは、「魔法石」の存在です。
魔物が住み着いている洞窟などで豊富にとれるその資源を活用すれば、複雑な術式を理解しない一般市民でも、簡便に光や火、水などの魔法を扱うことが発見されました。
難解な術式を理解しない人でも、簡単な方法で魔法が扱えるようになる石。人々はその夢のような鉱石に目を輝かせ、多くのダンジョンに人間を送り込む計画がなされました。しかし肝心の魔法分野の発展は鈍く、特別な素質を持った一部の人間がようやく魔力を攻撃に転換する術式を編み出した段階でした。
ですからダンジョンに魔法使いが送り込まれるとして、それはあくまで戦士や武闘家などを探索や識別などの非戦闘系魔法でサポートする役を担える程度に過ぎず、魔法使い自身も剣や斧を持って戦うのが基本でした。
しかしもう一つの魔力研究――スキルキメラは違いました。既に十分魔物とやり合えるほどの力を持つ段階まで至っていたのです。さらに都合の良いことに、彼らは死んだとしても幾らでも替えの利く存在でした。
こうして「スキル奴隷」と呼ばれる人々が誕生し、魔法石及び魔物のドロップアイテムを回収するための大規模な国家事業が始まりました。
その結果、大量に得られた魔法石が市場に溢れ、一般市民の手にも届く資源となりました。魔法の心得が一切なくとも、火を起こし、水を発生させ、光を灯すことのできる「魔法石」。新たな便利品の出現によって、市民生活はより豊かなものになりました。
スキル奴隷を生み出し、運用する動きはますます多くの国費を得て、勢いを拡大したのです。
これが私の知る、スキル奴隷の本当の歴史です。
私の目的はただ一つ。人の姿を保つもの、そうでないものを問わず、虐げられている全てのスキル同志をこの国から解放することです。」
あの姿見に書かれた、『真実を知りたいと望む、スキルを持った同志へ』という文言の通り。
僕とジルさんは、ルードさんからスキル神の正体、スキルを授かった自分たちの真実を知った。
ルードさんは、スキル同志を救いたいという。そのために、僕たちがここを訪れるのを待っていたのだと。
小屋の中に、静寂が流れる。普段はあんなに陽気でおしゃべりなジルさんも、無言を保っている。
僕は顔を上げて、口を開いた。
「志は素晴らしいと思います。しかし現実的に考えて、私たち二人があなたに力を貸したところで、そんな大それたことはできないように思うのですが……」
ドースさんを救うために協力してもらう条件だとしても、こちらにできることなどあるのだろうか。
「いいえ。あなたたち二人に、私が知っていることを合わせれば十分に可能です。
なぜならば……」
突然、物がぶつかるような激しい音がなった。
驚いて、音のした小屋の入口を見る。
「動かないで!」
乱暴に開けられた小屋の入り口に、人。
その人は、こちらに重そうな杖を向けていた。
「ラフリー。杖を下ろしなさい。この方々は敵ではありません」とルードさんが言う。
「えっ……」と杖をむけた人はかたまった。おさげ髪の、あどけない顔をした少女だった。
「丁度いいところに来ましたね。紹介します、カウガ、ジル。
訳あって私の生活を助けてくれている、修道女のラフリーです。いきなり杖を向けさせてしまい、申し訳ありません。
でも安心してください、彼女は回復魔法しか使えませんから」
「ひどいです、師匠。
回復魔法以外にも、ちょっとくらいなら使える魔法あります」
杖を降ろした少女は、ぷんすこ怒りながら中に入ってきた。
「ラフリー、挨拶しなさい」
「杖を向けてごめんなさい。あやうく私の強力な攻撃魔法で、あなた方を吹き飛ばすところでした。でも回復魔法も得意分野なので、安心してください。
ラフリーです、よろしくお願いします」
「えっと、カウガと言います。よろしくお願いします」
僕が名前を言うと、ジルさんも口を開いた。
「僕はジル=フリドルー。探知系のスキルを持っているんだけど、君が回復以外の魔法をほとんど使えないことはこの鼻でわかるから虚勢を張らなくても大丈夫だよ」
にこやかに手を差し出すジルさん。これで悪気は全くないのだから、すごい人だ。
「むきー!何なんですか、この人!」
ラフリーは、ルードさんに言いつけるように叫んだ。
「落ち着きなさい、ラフリー。
これでピースは揃ったね、カウガ。
ドース救出に力を貸す代わりに、我々の目的にも協力してくれるかい?」
『なるほど、そういうことだったのか』
ルードさんの作戦を理解して、僕はコクリと頷いた。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる