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Sub space R18
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「言わないで……」
希逢の意地悪な囁きに顔を覆いたくなった。ぱんぱんと肌と肌がぶつかる音がやけに耳につく。それと同時に希逢の吐息も微かに聞こえてきて耳をすます。はっはっと荒く息を吐いて由羽を抱いている手に浮き上がるしなやかな筋肉と血管が男らしくてたまらない。ただ希逢に体重を任せきりなのが申し訳なくて、由羽は自分でも身体を上下に動かし始めた。それに希逢が気づいて動くのをゆるめる。ぐぷ、ぐぷと希逢のものを飲みこみはしたない音を立てる自分の下半身が恥ずかしい。由羽は口に手をあてて声を出さないように腰を前後に動かした。
「ぷるぷる震えるくらいいいんだ。俺の」
とん、と下から最奥を突き上げられ由羽の中が締まる。先程果てたばかりだというのに由羽の屹立はまた上を向き始めている。自分の底知れない性欲に羞恥を覚えてしまい、目が潤む。そのまま奥をとんとんとんと下から突き上げられて、由羽はぎゅうっと希逢の背中を抱きしめた。
「由羽。ちゅーは?」
「んむ……」
希逢の指示通り唇を重ねる。舌先から熱をもらって身体が反応する。
「Good boy」
「ん……っ」
希逢に褒められて背中がゾクゾクする。由羽は食らいつくように希逢の唇を貪った。ぬるぬると絡む舌に勝手に興奮して勝手に希逢の上で腰を振っている。そんな性に貪欲な自分に初めて気づいて震えた。その振動が希逢に響いたのかびくっと背中を揺らしている。
「由、羽。やばいから」
唇を離して、困ったように笑う希逢の瞳は濡れている。彼が果てる間際なのだと気づき、由羽は自分からベッドに背中をつけた。足を開いて一言放つ。
「もっと抱いて。希逢くんのことイかせたい」
「……は。生意気」
希逢に押し倒されてそのままずんずんと揺さぶられる。希逢の好戦的な瞳に囚われてしまい言葉が出ない。希逢の動きが速くなり、由羽の心臓もドッドッと弾む。
「出す、ぞ」
「うん……っ」
ぐっ、と中で希逢のものが一際大きく弾けた。ぎゅううっと希逢に肩を抱かれて少し痛い。けれど、由羽の中で希逢のものがびくびくと動いている。
あ、出てるんだ……。
由羽は急に愛おしくなって希逢の頭を両手で包んだ。30秒ほどそのまま2人で重なり合っていた。その瞬間、由羽の頭の中にチカチカと星屑が舞った。身体の熱が一気に全身に爆ぜるような温もりに唇から声が洩れてしまう。
「……ぁ。の、あくん……」
くらくらとした頭の中で、意識の濁流に流されないように希逢の背中に手を回す。掴まっていなければ意識を保てなくなりそうだった。そんな発熱状態に近い由羽の様子を見て希逢は静かに唇を噤む。
「……まじか。サブスペ入ってんな」
ぽす、と手のひらの甲で頬を撫でてくれる希逢に擦り寄るようにして由羽はぽわぽわとした頭で言葉を繰り返す。希逢と視線を合わせるので精一杯だ。身体中が歓喜に沸くようにふつふつと熱を生む。
「さぶ、すぺ……?」
何のことかいまいちピンと来ていない由羽を見て、希逢は満足そうに微笑を浮かべる。
「Sub spaceのこと。俺たちほんと相性いいんだな」
由羽は身体の力がくたりと抜けてぽやぽやする頭を必死に働かせてSub spaceのことを思い出す。確かそれは相性がいいDomとplayしたときにSubが満たされた気持ちになって頭がお花畑状態になるっていう状態のことだったような。身体中がぽかぽかしてきて頭が真っ白になりそうだ。
「いいよ。由羽はそのままサブスペ終わるまでぽやぽやしてなさい」
くすくすと笑いながら希逢が先生みたいな口調で命令してきた。珍しく優しくて甘い命令だなと思いながら、由羽は多幸感状態で希逢の身体に身を寄せる。心臓の音がとくとくとくと健やかなリズムを刻んでいるのがわかる。まるで希逢の身体と自分の身体が溶けてひとつになってしまったような感覚に溺れる。
10分ほどしてからゆっくりと希逢の身体が離れていく。それが名残惜しくて由羽は目で追いかけた。
「またイったな」
そっと希逢が由羽の屹立に手をかけた。由羽もつられて下半身を見る。
「え。嘘……」
「気づかなかった? 俺がイったときに同時にお前もイってたよ。ほら、俺の胸に飛んでるだろ」
確かに希逢の言葉通り、由羽の吐き出した白蜜が彼の胸に垂れていた。やばい。中が気持ちよくて気づかなかったのかな……。あと、希逢くんに気持ちよくなって欲しくて頭がいっぱいだったから。
希逢の意地悪な囁きに顔を覆いたくなった。ぱんぱんと肌と肌がぶつかる音がやけに耳につく。それと同時に希逢の吐息も微かに聞こえてきて耳をすます。はっはっと荒く息を吐いて由羽を抱いている手に浮き上がるしなやかな筋肉と血管が男らしくてたまらない。ただ希逢に体重を任せきりなのが申し訳なくて、由羽は自分でも身体を上下に動かし始めた。それに希逢が気づいて動くのをゆるめる。ぐぷ、ぐぷと希逢のものを飲みこみはしたない音を立てる自分の下半身が恥ずかしい。由羽は口に手をあてて声を出さないように腰を前後に動かした。
「ぷるぷる震えるくらいいいんだ。俺の」
とん、と下から最奥を突き上げられ由羽の中が締まる。先程果てたばかりだというのに由羽の屹立はまた上を向き始めている。自分の底知れない性欲に羞恥を覚えてしまい、目が潤む。そのまま奥をとんとんとんと下から突き上げられて、由羽はぎゅうっと希逢の背中を抱きしめた。
「由羽。ちゅーは?」
「んむ……」
希逢の指示通り唇を重ねる。舌先から熱をもらって身体が反応する。
「Good boy」
「ん……っ」
希逢に褒められて背中がゾクゾクする。由羽は食らいつくように希逢の唇を貪った。ぬるぬると絡む舌に勝手に興奮して勝手に希逢の上で腰を振っている。そんな性に貪欲な自分に初めて気づいて震えた。その振動が希逢に響いたのかびくっと背中を揺らしている。
「由、羽。やばいから」
唇を離して、困ったように笑う希逢の瞳は濡れている。彼が果てる間際なのだと気づき、由羽は自分からベッドに背中をつけた。足を開いて一言放つ。
「もっと抱いて。希逢くんのことイかせたい」
「……は。生意気」
希逢に押し倒されてそのままずんずんと揺さぶられる。希逢の好戦的な瞳に囚われてしまい言葉が出ない。希逢の動きが速くなり、由羽の心臓もドッドッと弾む。
「出す、ぞ」
「うん……っ」
ぐっ、と中で希逢のものが一際大きく弾けた。ぎゅううっと希逢に肩を抱かれて少し痛い。けれど、由羽の中で希逢のものがびくびくと動いている。
あ、出てるんだ……。
由羽は急に愛おしくなって希逢の頭を両手で包んだ。30秒ほどそのまま2人で重なり合っていた。その瞬間、由羽の頭の中にチカチカと星屑が舞った。身体の熱が一気に全身に爆ぜるような温もりに唇から声が洩れてしまう。
「……ぁ。の、あくん……」
くらくらとした頭の中で、意識の濁流に流されないように希逢の背中に手を回す。掴まっていなければ意識を保てなくなりそうだった。そんな発熱状態に近い由羽の様子を見て希逢は静かに唇を噤む。
「……まじか。サブスペ入ってんな」
ぽす、と手のひらの甲で頬を撫でてくれる希逢に擦り寄るようにして由羽はぽわぽわとした頭で言葉を繰り返す。希逢と視線を合わせるので精一杯だ。身体中が歓喜に沸くようにふつふつと熱を生む。
「さぶ、すぺ……?」
何のことかいまいちピンと来ていない由羽を見て、希逢は満足そうに微笑を浮かべる。
「Sub spaceのこと。俺たちほんと相性いいんだな」
由羽は身体の力がくたりと抜けてぽやぽやする頭を必死に働かせてSub spaceのことを思い出す。確かそれは相性がいいDomとplayしたときにSubが満たされた気持ちになって頭がお花畑状態になるっていう状態のことだったような。身体中がぽかぽかしてきて頭が真っ白になりそうだ。
「いいよ。由羽はそのままサブスペ終わるまでぽやぽやしてなさい」
くすくすと笑いながら希逢が先生みたいな口調で命令してきた。珍しく優しくて甘い命令だなと思いながら、由羽は多幸感状態で希逢の身体に身を寄せる。心臓の音がとくとくとくと健やかなリズムを刻んでいるのがわかる。まるで希逢の身体と自分の身体が溶けてひとつになってしまったような感覚に溺れる。
10分ほどしてからゆっくりと希逢の身体が離れていく。それが名残惜しくて由羽は目で追いかけた。
「またイったな」
そっと希逢が由羽の屹立に手をかけた。由羽もつられて下半身を見る。
「え。嘘……」
「気づかなかった? 俺がイったときに同時にお前もイってたよ。ほら、俺の胸に飛んでるだろ」
確かに希逢の言葉通り、由羽の吐き出した白蜜が彼の胸に垂れていた。やばい。中が気持ちよくて気づかなかったのかな……。あと、希逢くんに気持ちよくなって欲しくて頭がいっぱいだったから。
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