ワガママ異世界旅（仮）

暴走編

奴隷はドワーフ

　翌朝起きると奴隷達２人も起きていた。まだ子供

のようだが見ためはドワーフそのままだ。ふたりに

簡単に紹介をしてみる。



　「俺は、ダイスケと言う冒険者や商人みたいな事

をして旅をしている。次につれの２人はロックとデ

ビットで護衛だ、奴隷ではあるが良き配下としてい

ろいろやってもらっている。」



　「ロックっす。ご主人の奴隷だけどきちんと扱っ

て貰っているっす。よろしくっす。」



　「デビットだ、同じくご主人の奴隷だが警護兼お

世話をやっている料理が得意だがご主人には負け

る。」



　ロックとデビットの自己紹介の間に『鑑定』でス

テータスを調べて見ることにする。



　『鑑定』



　ボックス

　種族　ドワーフ

　性別　男

　年齢　14

　レベル　3

　スキル　火魔法レベル1

　　　　　身体強化レベル1

　　　　　鍛冶レベル1



　ハンター

　種族　ハーフドワーフ

　性別　男

　年齢　15

　レベル　5

　スキル　鍛冶レベル2

　　　　　錬金術レベル1

　　　　　身体強化レベル1





　思ったとおりドワーフだった。鍛冶が出来る人員

が確保できたみたいだが、後は良い師匠を見つけて

教育を任せないといけない。ドワーフ王国にいくま

で軽くレベリングをしないといけないくらいだな。



　「はじめまして、ボックス14歳ドワーフ族です。

よろしくお願いします。」



　「ははじめまして、ハンター15歳ハーフドワーフ

です。よろしくお願いします。」



　「よろしく、奴隷だけど待遇はきちんとするから

安心していいよ。主に鍛冶をやってもらうつもりだ

よ。今からドワーフ王国を目指して旅をするからご

飯を食べてからいくよ。途中モンスターが出てきた

ら倒してもらうけど無理はさせないから。」



　「「はい」」



　軽く朝食をすませて、２人に装備をあたえる。受

け取れないといわれたが身を守るための物だと命令

を押しつけた。２人は大槌と短剣を装備させてい

る。前衛ポジションを任せる事にした、ロックとデ

ビットに1人づつつけて歩いて向かうことにした。



　森の中、モンスターの叫び声がきこえてくると２

人はおびえていたが、ロックらがモンスターを捕獲

してトドメをささせると倒しているうちに安心して

いった。レベルが10になると最初から２人に任せて

倒して貰う事にした。俺のパーティーが男だけなの

は異性がいると恋愛や女の戦いがあり面倒になるか

らだ、ホモではないのだ。将来はロック達も嫁を養

うだろうが、パーティーには容れない事をいってい

る。

　一日モンスターと戦っていたためドワーフ２人は

かなり疲労していた。今日はこのくらいにして野営

して休む事にした。明日中にはドワーフ王国に入る

事になる。毎回面倒事に巻き込まれてしまうから大

変だよな、これがテンプレ体質なのですかな。





　とある獣王国の貴族の話



　私はローズといいます。昨日までは貴族としてふ

るまっていましたが、父が犯罪者になり一族は奴隷

オチになりました。見た目がいい物は他の貴族に買

われていきましたが、私と母上は隣のドワーフ王国

の鉱山奴隷として売られてしまいました。話による

と余り食事も良くなく年間何人もの人が無くなるそ

うです。長年食っちゃ寝の世界で生きてきたので大

変だと思っているのですが、私の魅力で男をたぶら

かして生きていきます。

　鉱山に入って初日ですが、体が穴にはまってうご

けません。それで痩せるまで食べ物を支給されない

みたいです。私のナイスバディが悲鳴を上げていま

す。

　3日目何とか穴から出る出ることが出来ましたが採

石をもっていく事が出来ません。フォークとナイフ

よりも重いものを持ったことないのに、、、、。仕

事ができないので管理者から鞭でうたれました。気

持ち良すぎて沢山うたれました。

　一ヶ月が過ぎてガリガリになりました。歩合制な

ので全然食べものをくれません。母上もわけてくれ

ません、鞭を打つ人もうってくれません。ハンマー

でお尻を叩かれます。脂肪が無くなったお尻は痛い

だけです。刑期は5年ですが出来高が悪いので延長さ

れそうです。