エテルノ・レガーメ

りくあ

文字の大きさ
162 / 165
第16章︰2人で

第155話

しおりを挟む
あれから数日が経ったが戦争が終わる見通しは立たず、人間と吸血鬼の争いは未だに続いていた。僕はヴェラと共に砦から北に広がる平原へと向かい、終わりの見えない患者の治療に追われている。

「ルカ。何をボーッとしている?手を動かしなさい。」
「あ、ごめんヴェラ…。」
「…少し休憩するか。治療を急ぐ重症患者は居ない事だし、休める時に休もう。」

近くに作っておいたテントに戻ると、敷かれた毛布の上にゆっくり腰を下ろした。

「何か考えている事でも?」
「え?」
「あるのでしょう?言ってみなさい。」
「この間…総務本部に行って、結界を作ろうって提案した話は言ったよね?」
「あぁ。案自体は悪くないが、色々と問題があってすぐに実現するのは難しいという話だったな。」
「うん。ただ壁を作るだけじゃ、その壁を越えられる可能があるのと…結界をどうやって長い間維持するかって問題を、どう解決していいかわからなくて…。」
「絶対に越える事が出来ず、尚且つ維持し続けるにはどうするか…。中々難儀だな。」
「ルナとミグはもちろんだけど、ギルドのみんなやエーリのみんなにも考えてもらってるんだ。けどやっぱり結界を作ろうなんて考えた事もないから、みんなには難しいみたいで…。」
「まぁ、そうだろうな。」
「早く答えを出さないと…沢山の人が犠牲になっちゃうのに…。」

僕は強く手を握りしめて、唇を噛み締めた。

「少し横になりなさい。そういった焦る気持ちが生まれるのは、心にゆとりがないせいだ。眠れなくとも、目を閉じるだけで少しは落ち着くだろう。」
「うん…わかったよ。」

テントの端に寝転がり、僕はそっと目を閉じた。



「あ、ルカ。おかえり!」
「ただいま…ルナ。」

階段を下りた先で、いつものようにソファーに座るルナの姿があった。すると、奥の方から聞き慣れない物音が聞こえ、調理場からミグがリビングへとやって来た。彼の手元には木で作られた台車があり、その上には料理が盛り付けられた皿が並んでいる。

「お、丁度いい所に来たな。お前の分もすぐ持ってくるから、そこに座って待ってろ。」
「な、なんで料理が運ばれてきてるの…?」
「実は私が、ミグの料理を久しぶりに食べたいなーって思ってお願いしたの。後でルカにも食べてもらえるように、3人分作ってもらってたんだ~。」
「あはは。ルナは本当にご飯を食べるのが好きだね。せっかくだけど…僕はいいや。」
「そんな事言うなよ。最近忙しくて、食事どころか睡眠もまともにしてないだろ?食べたり寝たりしなくても死なないかもしれないけど、気分的に違うと思うぞ?」
「そうしてる内に誰かが死んでると思うと…とてもそんな気にはなれないよ…。」
「ルカ!はい!あーん!」
「え…!?」

向かい側に座っている彼女が腕を伸ばし、フォークに突き刺したトマトを僕の口元に差し出した。

「ほら、口開けて?」
「いや…。いいよ僕は…」
「早く~。腕が疲れるよ~。」
「わ、わかったよ…。…ん。」

渋々トマトを口に含むと、しばらく噛んで飲み込んだ。

「ルカは知ってる?人間がご飯を食べるのって、お腹が空くからだけじゃないんだよ?」
「食べる事でしか、栄養が取れないからでしょ?」
「もちろんそれもあるよ。でも、他にも理由があって…ご飯を食べないと、脳を動かす為のエネルギーが不足して、集中力や記憶力の低下に繋がるんだって。」
「へぇ~。そうなんだ…。」
「それも本で読んだのか?最近、変な本ばっかり読むようになったよな…この間なんか…」
「い、今、本の話はどうでもいいの!だからルカも、ちゃんとご飯を食べないとだめだよ?集中力が低下してる状態じゃ、いい案なんて浮かんでこないんだからね!」
「はは…ありがとうルナ。」
「ミグの料理は美味しいから、きっといい案を思いつけるね~。」
「こんな所でプレッシャーかけてくるなよ…。」
「それなら僕も食べようかな!ミグ、持って来てくれる?」
「あぁ。ちょっと待ってろ。」

調理場へ姿を消した彼は、しばらくして再び台車を押しながらリビングへ戻って来た。しかし、台車に置かれた皿の上には何やら丸い物が被せられている。

「あれ?ミグ。その丸いのは何?」
「あぁこれか?クロッシュって言って、料理が冷めないように被せておくんだ。」
「へぇ~…。初めて聞いた名前だなぁ~。」
「そんなの私のにはなかったよ!?」
「お前はすぐ食うんだからいいだろ?確か…これと似たような蓋を使って、中に蒸気を閉じ込めて作る料理もあったな。…それの名前はなんだったか…」
「中に閉じ込め………それだよミグ!」
「は?何がだ?」

僕は彼の言葉をヒントに、結界の形状に関する問題の解決策を見出した。
僕が思い付いたのは、砦から真っ直ぐ上に伸びる壁を作るのではなく、ドーム型の結界を作る案だった。

「領土全体って考えると、かなりの大きさになっちゃうけど…。覆い被さる形にすれば、空を飛べる吸血鬼が外に出る心配は無いよね?」
「そうか…確かにそうだな。」
「良かったねルカ!すごくいい案だと思うよ!」
「これで決定したわけじゃないから、まだ喜べないけどね…。」
「大丈夫そうじゃないか?気になるんだったら、まずはヴェラに話してみろよ。」
「そうしよっかな。ありがとう2人共!」
「その前に、ちゃんとご飯も食べるんだよ?」
「う…。わ、わかったよ…。」

彼の作った料理はどれも手が凝っていて、とても僕には真似出来ない仕上がりだった。彼等と話をしながら食べる食事が、今まで食べた料理の中で1番美味しく感じた。



「なるほど…結界をドーム型にねー…。」

翌日、総務本部へやって来た僕は、ヴェラに伝えた話をハイトとチェリムに説明した。

「どうでしょうか…?」
「うん。いー案だと思うよ。」
「本当!?」
「うんうん!難しい事はよく分からないけど、ハイトがいいって言うならきっといいんだよ!」
「あ、あはは…。」
「ただ、問題は維持だよねー。結界を作る為の魔力は、俺達総務と幹部の吸血鬼を総動員すれば、どーにかなると思うけどー…。」
「維持する為には、具体的に何が必要なの?」
「魔力の量と質、それから技術かな。」
「えっ…と…。」
「…簡単に言うと、ステラみたいな人が必要って事。」

僕に意味が伝わっていない事を感じ取った彼は、ため息混じりに言葉を言い直した。

「それなら、目の前にルカくんがいるじゃない。ステラなんでしょ?」
「それについては、俺もルカに聞きたかったんだけどさー。君に似たよーな子を、もう1人見た事ない?」
「ルナの事?僕の使い魔だけど…。」
「へー…使い魔にしてるんだ。探す手間が省けてラッキーだね。」
「ねぇハイト。全く話が読めないんですけどー。」

彼女は手足を投げ出すと、身体を前に倒してテーブルの上に寝そべった。

「ステラは身の危険を感じて、2つに身体を分裂したんだー。ルカがステラなのに間違いはないけど、そのルナって方もステラだって事。」
「え…ステラって身体を分裂してたの?それは知らなかったなぁ~…。」
「でも使い魔なんだったら話は早いやー。維持する為には、以前のステラ並の魔力が必要になる。ルカとルナを融合すれば、維持の問題は無くなりそーだね。」
「え…?融合…?」
「使い魔と融合して能力を高める事が出来る“アセプタール”って言う魔法があるのは知ってる?」
「あ、うん。使った事はないけど見た事はあるよ。」
「全部説明するのは面倒臭いから省略するけど、レジデンスにある機械を使ってその魔法を永久に持続させる事が出来るんだ。」
「なるほど~!それで2つに分かれちゃったステラを、元に戻すって事ね。」
「そ、それをすると使い魔はどうなるの…?」
「死ぬよ。」
「えっ…。」

彼のその言葉に、血の気が引いていくのを感じた。戦争を早く終わらせる為には、すぐさま結界を作らなければならない。しかし、ルナを殺さなければ、結界を維持する事は出来ない。彼女を犠牲にしなければならないという罪悪感が、僕の胸を締め付けた。

「ねぇ…大丈夫?顔色良くないよ?」
「ちょっと…考えさせてもらってもいい…?」
「え?どーして?」
「それは…。」

「彼女が好きだから、殺したくない。」心でそう思っていても、口に出す事は出来なかった。出来る事ならずっと側で、ずっと笑っていて欲しい。僕を助ける為に、自分が使い魔になる事を選んでくれた彼女を、殺せるはずが無かった。

「ちょ…ちょっとちょっとー!いくらなんでも顔色悪過ぎ~!ステラの部屋ならずっとそのままになってるから、ちょっと寝てきなよ。ね?」
「ありがとうチェリム…そうするね。」

その場から逃げ出すように階段を上って行くと、ステラの名前が書かれた青いプレートが飾られている扉を開いた。
部屋の中に置かれた物は少なく、殺風景な印象を受けた。ベッドに歩み寄ると、窓際に並んでいる色鮮やかな小瓶に目が止まった。

「あれ?これ…アリサの部屋にもあったような…。」

ーコンコン

扉をノックする音が聞こえ、部屋の中にチェリムがやって来た。

「チェリム?どうかした?」
「寝やすいようにと思って、アロマを持ってきたの!ちょっとお邪魔するね。」
「え?あ、うん…ありがとう。」

彼女はポケットから透明な液体の入った瓶を取り出した。棚の上に置かれた筒状の機械に近寄ると、瓶の蓋を開けて液体を機械の中に数滴垂らした。

「さっきそれ見てたよね?その瓶が何だか覚えてる?」
「あーううん。覚えてないけど、前に見た事あるなーと思って。」
「それ、ステラの使い魔達の遺品が入ってるの。」
「遺品…?」

それぞれ色の違う6色の瓶を覗き込むと、大小様々な形の黒い影が見えた。それが何かはハッキリとわからないが、恐らく使い魔達の所有物なのだろう。

「契約した使い魔のほとんどが、ステラの力を向上する為に融合しちゃってね~…。本人は、出来る事ならしたくなかったみたいだけど、みんなを守る為には犠牲が必要なんだって言ってた。」
「そうなんだ…。」

ステラは総裁として、吸血鬼を取りまとめる立場にあった。吸血鬼達を守る事が彼の使命であり、その為に力が必要になるのは仕方がない事だ。

「古くから言い伝えがあるのは知ってる?大事な相手の身体の1部をベッドの側に置いておくと、夢の中でもその人に会えるんだって。それでステラも、あそこに瓶を飾ってるんだよ。」
「へぇ~。そうだったんだ…。」
「融合の話は、使い魔とよく話し合って決めて。ハイトってデリカシーの欠片もないから、思った事をすぐに言っちゃうのよね~。あいつの事は、あたしが適当に言いくるめておくから!」
「あはは。ありがとうチェリム。」
「じゃあ、あたしは戻るね。おやすみルカくん!」

彼女が部屋から出た後、ベッドに横になると甘い花の香りが漂って来た。その匂いに不思議と心が落ち着き、目を閉じてすぐに眠りについた。

 

「ん…?」
「あ、ルカ…起きた?」

目を開けると、ソファーに座っているルナの姿が視界に入った。彼女の隣にはミグも腰を下ろしていて、まるで僕が起きるのを待っていたかのようだった。

「話に来たんだろ?」
「そのつもりだけど…。でも…僕は…!」
「ルカ。まずは私に話をさせてくれない?ルカの意見もちゃんと聞くから。」
「…わかった。」
「正直、死ぬはちょっと怖いよ…。でも、ギルドのみんなやエーリのみんなが、戦争に巻き込まれて死んじゃうかもしれない思うと…もっと怖いの。前に、人間と吸血鬼が笑って暮らせたらいいのにって話したのは覚えてる?あの気持ちは今でも変わらない。争わずに済む方法があるなら、私はそっちを選びたい。これが私の考えだよ。」

彼女は真っ直ぐ僕の方を見つめ、融合に対して賛成する意見を述べた。

「じゃあ次は俺な。…俺は別に、人間と吸血鬼が争ってるのを止めたいとは思ってない。けど、お前等が戦争を嫌ってるのはよくわかる。お前もルナも俺が守りたくて、その為に使い魔になったんだ。ルナについて行こうと決めた時から、俺はもう死んだようなものだからな。最後までルナの意見に従う。」
「ねぇ…。ここで僕が何を言っても、最終的に賛成させる流れに持って行こうとしてない?」
「ん?バレたか?」
「あ、ちょっとミグ…!なんですぐバラしちゃうの!?」
「いやいや…隠そうとする方が不自然だろ。もうルカは気付いてるみたいだしな。」
「ルカは…やっぱり融合に反対…?」
「当たり前でしょ?2人まとめて殺すような事…したい訳ないじゃん…。」

ルナが使い魔になった時、ミグも僕の使い魔になった訳だが、彼は元々彼女の使い魔だった為、彼女が死ねば同時に彼も死ぬ事になる。

「お前が来る前に、2人で話してたんだけどさ。融合ってのは、殺すのとは違うんじゃないか?」
「え?だって…」
「お前は俺達を殺すんじゃなくて、吸収するだけなんだ。今こうやって身体の中にいるのと、何も変わらないと思うぞ?」

彼は不安になっている僕を慰める為に、その場から立ち上がって僕の隣に腰を下ろした。

「でも外では会えなくなるよ?それに…今は使い魔だから僕の所にいるのかもしれないけど…使い魔じゃなくなったら、どこかに行っちゃうかもしれないし…。」
「じゃあ約束しようルカ!私もミグも、ずっとルカの身体の中に居るから。ね?それならいいでしょ?」

彼女も続けて席を立つと、ミグと同じ様に僕の隣で腰を下ろした。

「そんなのルナにはどうしようもないでしょ?自分でどうにか出来るものじゃないんだし…。」
「ならあれはどうだ?ほら、ステラの部屋にあった遺品の瓶。」
「そうだよルカ!あれがあれば夢の中で会えるよきっと!」
「あれの中身って、身体の1部って言ってたよね?一体何を入れるつもり…?」
「そうだなぁ~…髪の毛とか?」
「切った爪とかはどうだ?」
「え~。なんかそれやだなぁ~。」
「どこが嫌なんだよ?俺は髪の方が嫌だぞ。」
「ならミグは爪でいいじゃん!私は髪の毛にするから!」

瓶に何を入れるかについて、話をする彼等が何故だか楽しそうに見えた。自分が死ぬ前に何を残すか、そんな重い話題を話しているようには思えない程だ。

「…2人共、融合しても後悔しない?」
「もちろんしないよ!」
「俺も異論は無い。」
「わかった…。じゃあやろう。3人で結界を維持して、平和な世界を作ろう!」
「うん!頑張ろうねルカ!」
「ずっと見ててやるから、安心しろルカ。」

ルナは左手で僕の手を握り、その上にミグが右手を重ねた。僕達3人は争いのない世界を作る為に、融合してステラになる決意を固めた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした

たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。 死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。

【完結】異世界転移した私がドラゴンの魔女と呼ばれるまでの話

yuzuku
ファンタジー
ベランダから落ちて死んだ私は知らない森にいた。 知らない生物、知らない植物、知らない言語。 何もかもを失った私が唯一見つけた希望の光、それはドラゴンだった。 臆病で自信もないどこにでもいるような平凡な私は、そのドラゴンとの出会いで次第に変わっていく。 いや、変わらなければならない。 ほんの少しの勇気を持った女性と青いドラゴンが冒険する異世界ファンタジー。 彼女は後にこう呼ばれることになる。 「ドラゴンの魔女」と。 ※この物語はフィクションです。 実在の人物・団体とは一切関係ありません。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ

翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL 十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。 高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。 そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。 要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。 曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。 その額なんと、50億円。 あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。 だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。 だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

処理中です...