331 / 718
初夏編:田舎のポントワーブ
【350話】プラム狩り
しおりを挟む
アンジェラ、モル、ピクルはおしゃべりをしながら田舎道を歩いていた。ピクルは14年間ずっとここで暮らしており両親の手伝いをしているらしい。ときどき交流がある農業仲間の子どもたちとは友人だが、だいたいみんな農業の手伝いで忙しくなかなか会えないそうだ。勉強は週に一度家にやってくる家庭教師に教えてもらっているが、ピクルはあまり勉強が好きではないのでその日が来るのが憂鬱だと言っていた。
「アンジェラとモルはお勉強好き?」
「うーん。わ…僕はあんまり好きじゃないなあ。文字を読んでたら眠たくなっちゃう」
「わたしも!」
「わたしは嫌いじゃないかな。色んな事を知れるのは楽しいよ」
「それはアンジェラは特別だからだよ…」
「特別?アンジェラは特別なの?」
「あ、えっ、えっと」
「ううん。普通よ。ちょっと記憶力がいいだけ」
モニカが失言しそうになったのを慌ててアーサーがフォローした。ピクルはアンジェラを羨ましそうに見て唇をとがらせている。
「あーあ!いいなあ~。アンジェラ、とってもかわいいうえに賢いのね!」
「そんなことないよ。モルのほうがかわいいもん」
「アンジェラの方がかわいいに決まってるでしょ。ああ、アンジェラかわいい~」
双子がいつもの癖で褒め合いをしてしまい、ピクルは二人を交互に見てしょんぼりと肩を落とした。
「あ…、そうなのね。アンジェラとモルって、そういう仲なんだぁ…」
「えっ?なにが?」
「そういう仲ってなあに?」
「つ、付き合ってるんでしょ…?」
「え!!」
「なんでそうなるの?!ぼ…私たち従弟よ?!」
「だって、ラブラブなんだもん…」
「ラブラブ?!」
「キスとかしたことあるんでしょ…?」
「キスはしたことあるけど…」
「やっぱりあるんだぁ…」
「で、でもあれはそういう意味のキスじゃなかったよ!アンジェラが僕に勝つためにやったんだもん!」
「そうそう!勝負しててね、モルすっごく強いから、キスして油断させるしか勝つ方法がなかったの!」
「勝負で勝つためにキスするの?都会の子たちってみんなそんななの?」
「いや…ちがうと思います…」
「あれはほんとにひどかったよ。僕の気持ちを踏みにじった」
「ごめんなさい…」
学院での出来事を思い出し、モニカがジトッとした目でアーサーを睨んだ。アーサーは申し訳なさで縮こまってしまっている。そしてピクルは、自分とまったく違う世界で生きてきた二人を見て少し落ち込んだ。
しょぼんとしたピクルを見て、アーサーとモニカは(どうしよう…)と目を見合わせた。ピクルがなぜ落ち込んでしまったのかがハッキリと分からなかったが、なんとなく疎外感を抱いたことだけは感じ取った。二人はこくりと頷きピクルの手をぎゅっと握る。孤独を紛らわせるには手を繋ぐのが一番だと、アーサーとモニカは知っていた。二人に手を繋がれたピクルは、恥ずかしそうにしながらも彼らの手を握り返す。
「わ!ピクル見て!スライムがいるー!」
「ほんとだ!このあたりにもいるんだね!」
「うん。このあたりって森が近いでしょ?スライムとか小さくて弱い魔物がちらほらいるの」
「そうなんだあ。こわくない?」
「うん。小さい魔物くらいならお父さんがなんとかしてくれる。稀に大きな魔物が出てきたりするんだけど、そのときはインコを飛ばして冒険者に来てもらうの」
「へー!」
「だから私たちね、一人一羽インコを持ってるのよ。あんまり友だちがいない私にとって、このインコが親友なの」
ピクルはそう言ってアイテムボックスから一羽のインコを取り出した。黄色いインコでピクルに良く懐いている。伝言を頼んでもいないのに、嬉しそうに言葉を発していた。
《ピクル!デンゴン カ?!ソレトモ ヒトリゴトカ?!》
「どっちでもないわ。お友だちにあなたを見せびらかそうと思って」
《ミセモノジャ ナイ!》
「あは、ごめんごめん」
「わーすごい!インコとこんなに意思疎通取れる人はじめて見たよ!」
「この子が特別なのかも。小さい時からずっと話しかけてたら、ある日突然自分から喋るようになっちゃって。えへへ。…あ、プラム園に着いたわ。アンジェラ、モル。ここが私たちの家のプラム園よ」
「わぁぁ!」
ピクルが指さした先には、プラムがたわわになっている木がたくさんあった。プラム園に近づくにつれ、さわやかな果物の香りがふんわり流れてくる。アーサーとモニカは深く息を吸い込んでからプラム園へ走り出した。
「アンジェラ!モル!あんまり奥へ行っちゃだめよー!森に近いから!」
「「はーい!!」」
「あと、木になってる実は好きなだけとっていいけど、そのまま食べると酸っぱいからねー!!」
「わーー!ありがとー!!」
「ピクルー!どんな実を採ればいいの~?!」
「黄色くってまぁるいのがオススメ!ジャムにするとおいしいのー!」
「わー!ピクルも一緒に採ろー!」
「うん!」
プラムに大はしゃぎするアンジェラとモルがかわいくて、ピクルはクスクス笑いながら二人と一緒にプラムを採った。ダメだと言っているのに、好奇心に勝てなかった双子はプラムを生でかじってしまい、酸っぱさで顔をしわくちゃにした。顔立ちが良い二人がぶさいくな顔をしたのが面白くてしばらくピクルの笑いがおさまらなかった。
「アンジェラとモルはお勉強好き?」
「うーん。わ…僕はあんまり好きじゃないなあ。文字を読んでたら眠たくなっちゃう」
「わたしも!」
「わたしは嫌いじゃないかな。色んな事を知れるのは楽しいよ」
「それはアンジェラは特別だからだよ…」
「特別?アンジェラは特別なの?」
「あ、えっ、えっと」
「ううん。普通よ。ちょっと記憶力がいいだけ」
モニカが失言しそうになったのを慌ててアーサーがフォローした。ピクルはアンジェラを羨ましそうに見て唇をとがらせている。
「あーあ!いいなあ~。アンジェラ、とってもかわいいうえに賢いのね!」
「そんなことないよ。モルのほうがかわいいもん」
「アンジェラの方がかわいいに決まってるでしょ。ああ、アンジェラかわいい~」
双子がいつもの癖で褒め合いをしてしまい、ピクルは二人を交互に見てしょんぼりと肩を落とした。
「あ…、そうなのね。アンジェラとモルって、そういう仲なんだぁ…」
「えっ?なにが?」
「そういう仲ってなあに?」
「つ、付き合ってるんでしょ…?」
「え!!」
「なんでそうなるの?!ぼ…私たち従弟よ?!」
「だって、ラブラブなんだもん…」
「ラブラブ?!」
「キスとかしたことあるんでしょ…?」
「キスはしたことあるけど…」
「やっぱりあるんだぁ…」
「で、でもあれはそういう意味のキスじゃなかったよ!アンジェラが僕に勝つためにやったんだもん!」
「そうそう!勝負しててね、モルすっごく強いから、キスして油断させるしか勝つ方法がなかったの!」
「勝負で勝つためにキスするの?都会の子たちってみんなそんななの?」
「いや…ちがうと思います…」
「あれはほんとにひどかったよ。僕の気持ちを踏みにじった」
「ごめんなさい…」
学院での出来事を思い出し、モニカがジトッとした目でアーサーを睨んだ。アーサーは申し訳なさで縮こまってしまっている。そしてピクルは、自分とまったく違う世界で生きてきた二人を見て少し落ち込んだ。
しょぼんとしたピクルを見て、アーサーとモニカは(どうしよう…)と目を見合わせた。ピクルがなぜ落ち込んでしまったのかがハッキリと分からなかったが、なんとなく疎外感を抱いたことだけは感じ取った。二人はこくりと頷きピクルの手をぎゅっと握る。孤独を紛らわせるには手を繋ぐのが一番だと、アーサーとモニカは知っていた。二人に手を繋がれたピクルは、恥ずかしそうにしながらも彼らの手を握り返す。
「わ!ピクル見て!スライムがいるー!」
「ほんとだ!このあたりにもいるんだね!」
「うん。このあたりって森が近いでしょ?スライムとか小さくて弱い魔物がちらほらいるの」
「そうなんだあ。こわくない?」
「うん。小さい魔物くらいならお父さんがなんとかしてくれる。稀に大きな魔物が出てきたりするんだけど、そのときはインコを飛ばして冒険者に来てもらうの」
「へー!」
「だから私たちね、一人一羽インコを持ってるのよ。あんまり友だちがいない私にとって、このインコが親友なの」
ピクルはそう言ってアイテムボックスから一羽のインコを取り出した。黄色いインコでピクルに良く懐いている。伝言を頼んでもいないのに、嬉しそうに言葉を発していた。
《ピクル!デンゴン カ?!ソレトモ ヒトリゴトカ?!》
「どっちでもないわ。お友だちにあなたを見せびらかそうと思って」
《ミセモノジャ ナイ!》
「あは、ごめんごめん」
「わーすごい!インコとこんなに意思疎通取れる人はじめて見たよ!」
「この子が特別なのかも。小さい時からずっと話しかけてたら、ある日突然自分から喋るようになっちゃって。えへへ。…あ、プラム園に着いたわ。アンジェラ、モル。ここが私たちの家のプラム園よ」
「わぁぁ!」
ピクルが指さした先には、プラムがたわわになっている木がたくさんあった。プラム園に近づくにつれ、さわやかな果物の香りがふんわり流れてくる。アーサーとモニカは深く息を吸い込んでからプラム園へ走り出した。
「アンジェラ!モル!あんまり奥へ行っちゃだめよー!森に近いから!」
「「はーい!!」」
「あと、木になってる実は好きなだけとっていいけど、そのまま食べると酸っぱいからねー!!」
「わーー!ありがとー!!」
「ピクルー!どんな実を採ればいいの~?!」
「黄色くってまぁるいのがオススメ!ジャムにするとおいしいのー!」
「わー!ピクルも一緒に採ろー!」
「うん!」
プラムに大はしゃぎするアンジェラとモルがかわいくて、ピクルはクスクス笑いながら二人と一緒にプラムを採った。ダメだと言っているのに、好奇心に勝てなかった双子はプラムを生でかじってしまい、酸っぱさで顔をしわくちゃにした。顔立ちが良い二人がぶさいくな顔をしたのが面白くてしばらくピクルの笑いがおさまらなかった。
14
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
余命半年のはずが?異世界生活始めます
ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明…
不運が重なり、途方に暮れていると…
確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。