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162話
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稲荷神を先頭として森を進んでいくと、またしても寂れた村跡地へと辿り着いた。その瞬間、またしても稲荷神が瑠華の後ろへと素早く隠れる。
「…味を占めておるじゃろ、お主」
「……てへ?」
「はぁ…」
瑠華に対して敬意は払いつつも必要以上に怯える事の無くなったその様子は内心嬉しいものだが、それはそれとして神がそれでいいのかと呆れてしまう。
一先ず敵の姿もないので好きなように裾を掴ませたまま、廃村の中へと足を踏み入れた。
「瑠華様。ここにあるのですか?」
「のはずじゃが……あぁこれじゃ」
瑠華が探していたのは、下層へと続く道。だが稲荷神が顔を出して瑠華が指さした先へと目線を向けるも、そこにあったのはただの古い井戸だけだった。
「先入観に囚われてはならん。秘匿されているというのはそういう事じゃ」
そう言いながら井戸の傍らまで近付き、その中を稲荷神と共に覗き込む。すると途端に吹き抜けた冷たい風が頬を撫で、稲荷神が短く悲鳴を上げた。
「ふ、深いですね…」
井戸の奥底は闇に閉ざされ、底を見通す事は叶わない。瑠華の眼を持ってしても暗く映るのだから、これがただの穴では無い事は明白だった。
「うむ…このダンジョンは、やはり人の子の為に創られてはおらん様じゃな」
入った瞬間空に投げ出された事を思い出し、瑠華がそう推察する。とすればこのダンジョンを残す理由は最早無いに等しい。
「行くぞ」
「へっ!? みゃっ!?」
怖気付く稲荷神に気付いた瑠華が、問答無用にその首根っこを掴んで井戸の中へと身を投げた。本日二度目の浮遊感に包まれながら…そして稲荷神の情けない悲鳴を聴きながら、どんどん下へと落下していく。
「ん? あれが底かのぅ?」
「瑠華様っ、は、早く…っ!」
「案ずるな」
ひしと瑠華の腕にしがみつく稲荷神に苦笑しつつ、落ちないよう稲荷神の身体を横向きで腕に抱いてから翼を広げて減速する。
「珍しいダンジョンだとは思うておったが…また空からとはのぅ」
下層へと繋がる通路が真下に一直線で落下するものなのだから、それはある意味当然と言えた。
眼下にはまたしても同じような薄気味悪い森が広がり、奇襲などを警戒しつつその中へと降り立つ。そして抱いていた稲荷神を足から下ろせば、少しだけその足が頼りなく震えているのが分かった。
「こ、怖かった…」
「二度目じゃろう。そうも恐怖を感じるものかえ?」
「二度目でも怖いものは怖いんですっ!」
まぁ稲荷神の意見は最もだ。瑠華からすれば空を飛ぶなど今更な事ではあるが、稲荷神は紛れも無く今回が初めてなのだから。
稲荷神が少し落ち着くのを待ってから、瑠華が次なる目的地への方角を示す。ちなみに遊火は落下の速さで魔力の糸が引き千切れてしまったようで、既にどこかへ消えてしまった。
「お主、狐火は使えんのか?」
「使えますけど…必要でしょうか?」
瑠華は勿論の事、稲荷神もそれなりに夜目は利く方だ。なので実は、先程の遊火はさして役に立ってはいなかったりする。
「並行して力を行使する特訓じゃよ。今のお主の力量ならば不足はあるまい」
「そういう事なら…〖狐火〗っ!」
パンッと両手を打ち鳴らしつつ言葉を紡げば、ポワリと青白い小さな火の玉が稲荷神の周りに一つ浮かび上がった。
「神力は比較的安定しておるが…まだ小さいのぅ」
「これ以上は安定しないので…」
「なれば複数はどうじゃ? 最悪暴発しても良い。妾が何とかするでの」
稲荷神としては不安しかないものの、瑠華の何とかするという言葉を信じてもう一度手を打ち鳴らす。そのまま目を閉じて集中し狐火を呼び出していくが、一つ二つと増える事にその炎の揺らぎは大きくなり安定感を失っていくのが見て取れた。
(力は十分。なれどやはり未熟じゃな)
汗を流しながら眉間に皺を寄せて集中するその姿を見れば、必死で制御しようと努力しているのは理解出来る。だからこそ瑠華は今一度覚悟を決める。この幼神を出来る限り育て上げてみせると。
「っ…あっ」
「おっと…」
狐火の数がとうとう十を越えたところで限界を迎えたのか、揺らめく狐火が爆発寸前かのように一気に膨張した。その瞬間瑠華が干渉してその制御を全て乗っ取り、安定化させる。
「ふむ…全力で九つ、と言ったところかの?」
「はぁ…はぁ…」
狐火の制御から開放された稲荷神が息を荒らげ、今にも地面に倒れ込みたくなる身体を何とか自制する。それと同時に余裕の表情で狐火の制御を担う瑠華の姿に、申し訳なさと尊敬の念を抱いた。
「予想よりも粘ったのぅ。良くやったのじゃ」
「あ…」
瑠華としては五つが限界だろうと踏んでいたので、ほぼその二倍までは制御してみせた稲荷神に感心する。そしてその事を褒めて労うように頭を撫でればブンブンと稲荷神の尻尾が荒ぶるのが見え、思わず苦笑を零した。
「狐火はお主の権能の中でも特に使い勝手の良いものじゃ。これを完璧に扱えるだけで、それなりの力となる」
「………」
「…聞いておるか?」
トロン…と惚けた眼差しで瑠華を見上げる稲荷神にそう訊ねるも、返事どころか頷きすら返って来ない。
(…疲労が原因かのぅ?)
瑠華としても無理をさせた自覚はある。特に幼い神が魔力では無く神力を扱うのは難しく、精神力を必要以上に消耗し易い。
瑠華の力を持ってしても疲労を癒すのは困難であり、致し方なく頭を撫でながら稲荷神に負担にならない程度に調節した神力を流し込む。するとピクリと稲荷神の肩が跳ね、目を閉じて更にグリグリと瑠華の掌に頭を擦り付けた。
「ふふっ」
親に甘えるかの如く瑠華を求めるその様子に、思わず笑みが零れる。娘達も似たような事を求めてきた記憶があるので、瑠華としては懐かしい気持ちになった。
「そろそろ良いか? あまり時間は多くないのでな」
「……ぇ、あっ!?」
意図的に少し刺激を与えるように強く神力を流してから手を離せば、一拍置いて稲荷神が寝ぼけた様な眼差しから復帰する。続けて顔を真っ赤に染めながら慌てて「すいませんっ!」と頭を下げれば、気にするなと言うように瑠華が首を振って応える。
「さて。全力で九つ展開出来るとはいえ、戦闘も出来なければ意味は無い。三つから五つ程度が妥当だと妾は考えておるが…最初は三つでも問題無いかえ?」
「はいっ!」
若干の朱色を残しながらも元気良く頷き、瑠華の言う通り狐火を三つ程展開する。それでもかなり制御に思考を割かなければ、直ぐにでも暴発してしまいそうだった。
「危なっかしいのぅ…」
稲荷神から制御を奪った狐火を片手で弄びながら、何時でも動けるように気を配る。しかし決して甘やかしはしない。それが最も成長の妨げになるのだから。
「…味を占めておるじゃろ、お主」
「……てへ?」
「はぁ…」
瑠華に対して敬意は払いつつも必要以上に怯える事の無くなったその様子は内心嬉しいものだが、それはそれとして神がそれでいいのかと呆れてしまう。
一先ず敵の姿もないので好きなように裾を掴ませたまま、廃村の中へと足を踏み入れた。
「瑠華様。ここにあるのですか?」
「のはずじゃが……あぁこれじゃ」
瑠華が探していたのは、下層へと続く道。だが稲荷神が顔を出して瑠華が指さした先へと目線を向けるも、そこにあったのはただの古い井戸だけだった。
「先入観に囚われてはならん。秘匿されているというのはそういう事じゃ」
そう言いながら井戸の傍らまで近付き、その中を稲荷神と共に覗き込む。すると途端に吹き抜けた冷たい風が頬を撫で、稲荷神が短く悲鳴を上げた。
「ふ、深いですね…」
井戸の奥底は闇に閉ざされ、底を見通す事は叶わない。瑠華の眼を持ってしても暗く映るのだから、これがただの穴では無い事は明白だった。
「うむ…このダンジョンは、やはり人の子の為に創られてはおらん様じゃな」
入った瞬間空に投げ出された事を思い出し、瑠華がそう推察する。とすればこのダンジョンを残す理由は最早無いに等しい。
「行くぞ」
「へっ!? みゃっ!?」
怖気付く稲荷神に気付いた瑠華が、問答無用にその首根っこを掴んで井戸の中へと身を投げた。本日二度目の浮遊感に包まれながら…そして稲荷神の情けない悲鳴を聴きながら、どんどん下へと落下していく。
「ん? あれが底かのぅ?」
「瑠華様っ、は、早く…っ!」
「案ずるな」
ひしと瑠華の腕にしがみつく稲荷神に苦笑しつつ、落ちないよう稲荷神の身体を横向きで腕に抱いてから翼を広げて減速する。
「珍しいダンジョンだとは思うておったが…また空からとはのぅ」
下層へと繋がる通路が真下に一直線で落下するものなのだから、それはある意味当然と言えた。
眼下にはまたしても同じような薄気味悪い森が広がり、奇襲などを警戒しつつその中へと降り立つ。そして抱いていた稲荷神を足から下ろせば、少しだけその足が頼りなく震えているのが分かった。
「こ、怖かった…」
「二度目じゃろう。そうも恐怖を感じるものかえ?」
「二度目でも怖いものは怖いんですっ!」
まぁ稲荷神の意見は最もだ。瑠華からすれば空を飛ぶなど今更な事ではあるが、稲荷神は紛れも無く今回が初めてなのだから。
稲荷神が少し落ち着くのを待ってから、瑠華が次なる目的地への方角を示す。ちなみに遊火は落下の速さで魔力の糸が引き千切れてしまったようで、既にどこかへ消えてしまった。
「お主、狐火は使えんのか?」
「使えますけど…必要でしょうか?」
瑠華は勿論の事、稲荷神もそれなりに夜目は利く方だ。なので実は、先程の遊火はさして役に立ってはいなかったりする。
「並行して力を行使する特訓じゃよ。今のお主の力量ならば不足はあるまい」
「そういう事なら…〖狐火〗っ!」
パンッと両手を打ち鳴らしつつ言葉を紡げば、ポワリと青白い小さな火の玉が稲荷神の周りに一つ浮かび上がった。
「神力は比較的安定しておるが…まだ小さいのぅ」
「これ以上は安定しないので…」
「なれば複数はどうじゃ? 最悪暴発しても良い。妾が何とかするでの」
稲荷神としては不安しかないものの、瑠華の何とかするという言葉を信じてもう一度手を打ち鳴らす。そのまま目を閉じて集中し狐火を呼び出していくが、一つ二つと増える事にその炎の揺らぎは大きくなり安定感を失っていくのが見て取れた。
(力は十分。なれどやはり未熟じゃな)
汗を流しながら眉間に皺を寄せて集中するその姿を見れば、必死で制御しようと努力しているのは理解出来る。だからこそ瑠華は今一度覚悟を決める。この幼神を出来る限り育て上げてみせると。
「っ…あっ」
「おっと…」
狐火の数がとうとう十を越えたところで限界を迎えたのか、揺らめく狐火が爆発寸前かのように一気に膨張した。その瞬間瑠華が干渉してその制御を全て乗っ取り、安定化させる。
「ふむ…全力で九つ、と言ったところかの?」
「はぁ…はぁ…」
狐火の制御から開放された稲荷神が息を荒らげ、今にも地面に倒れ込みたくなる身体を何とか自制する。それと同時に余裕の表情で狐火の制御を担う瑠華の姿に、申し訳なさと尊敬の念を抱いた。
「予想よりも粘ったのぅ。良くやったのじゃ」
「あ…」
瑠華としては五つが限界だろうと踏んでいたので、ほぼその二倍までは制御してみせた稲荷神に感心する。そしてその事を褒めて労うように頭を撫でればブンブンと稲荷神の尻尾が荒ぶるのが見え、思わず苦笑を零した。
「狐火はお主の権能の中でも特に使い勝手の良いものじゃ。これを完璧に扱えるだけで、それなりの力となる」
「………」
「…聞いておるか?」
トロン…と惚けた眼差しで瑠華を見上げる稲荷神にそう訊ねるも、返事どころか頷きすら返って来ない。
(…疲労が原因かのぅ?)
瑠華としても無理をさせた自覚はある。特に幼い神が魔力では無く神力を扱うのは難しく、精神力を必要以上に消耗し易い。
瑠華の力を持ってしても疲労を癒すのは困難であり、致し方なく頭を撫でながら稲荷神に負担にならない程度に調節した神力を流し込む。するとピクリと稲荷神の肩が跳ね、目を閉じて更にグリグリと瑠華の掌に頭を擦り付けた。
「ふふっ」
親に甘えるかの如く瑠華を求めるその様子に、思わず笑みが零れる。娘達も似たような事を求めてきた記憶があるので、瑠華としては懐かしい気持ちになった。
「そろそろ良いか? あまり時間は多くないのでな」
「……ぇ、あっ!?」
意図的に少し刺激を与えるように強く神力を流してから手を離せば、一拍置いて稲荷神が寝ぼけた様な眼差しから復帰する。続けて顔を真っ赤に染めながら慌てて「すいませんっ!」と頭を下げれば、気にするなと言うように瑠華が首を振って応える。
「さて。全力で九つ展開出来るとはいえ、戦闘も出来なければ意味は無い。三つから五つ程度が妥当だと妾は考えておるが…最初は三つでも問題無いかえ?」
「はいっ!」
若干の朱色を残しながらも元気良く頷き、瑠華の言う通り狐火を三つ程展開する。それでもかなり制御に思考を割かなければ、直ぐにでも暴発してしまいそうだった。
「危なっかしいのぅ…」
稲荷神から制御を奪った狐火を片手で弄びながら、何時でも動けるように気を配る。しかし決して甘やかしはしない。それが最も成長の妨げになるのだから。
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