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強制狂暴化ウイルス!?【Turmoil】ウイルスの脅威!!【改☆】
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「どうしたんだ!? お前たち!!」
俺の言葉を聞いていた筈の【獣鬼団】達の目が赤く光り、頭に生えてある黄色の角が赤く変色し始めた!!。
「グルル...!」
彼らはまるで血に飢えた獣の如く、辺りにいる生命に所構わず襲いかかった!!。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は絶叫を上げながら腰を抜かす。
「アリカ様!!」
「アリカ!!」
チュリアとトラスが俺に襲いかかってきた【獣鬼団】の面々をなぎ倒す!。
流石のトラスもこれには驚いているようで、いまいちなにが起きているのか分かっていない様子だ。
「なんだよこれ...!、なんで私の友達達がアリカを襲うんだ!?」
そう思ったのつかの間、次に影響が出てきたのはチュリアだった。
「がはっ!?」
「チュリア!?」
俺が彼女の声に気がつき、その方向を向いてみると、そこには吐血した彼女の姿があった。
「急にどうしたんだ!?」
「分かりません...、一撃も貰ってない筈なのですが急に気分が悪くなって...」
ふらつく足を刀を地面にさして補う彼女の息は荒くなっていく...。
「まずい...!、ミユキ!!」
俺が緊急撤退の要請を出そうとミユキに声をかけたのだが...!。
「グルル...!」
「ミユキ...まさかお前まで...?」
「グルァァ!!」
さっきまで強力な仲間だった筈のミユキまでもが所構わず暴れ出す!!。
「うわぁ!!!!」
「ギャァ!!!」
などの声がそこら中から聞こえてくる地獄の始まりだった。
敵も味方もない、ただ暴れるだけのドラゴンがこれ程までに手がつけられないものなのだと、この時になってようやく実感した。
(なにが起こってるんだ!?、意味がわからないぞ!?)
俺があたふたしていると、モニターにギサラ映し出され高らかに笑う。
「はっはっはっ、【獣鬼団】から奪ったプレゼントは気に入ってくれたかな?」
「【獣鬼団】から奪った」そう彼が発言した時、俺の脳裏に浮かんだのは【獣鬼団の秘宝】の存在だった。
「【獣鬼団】から奪っただと!?、まさかこの惨状が【獣鬼団の秘宝】の影響だとでも言うのか!?」
俺の問いに彼は答える!!。
「ご名答...、これこそが世界を終わらせるとまで言われた【獣鬼団の秘宝】!!【Turmoilウイルス】!!略してTウイルスだ!!」
その言葉に衝撃走る!!。
「Tウイルスだとぉ!!? Tウイルスはまずいですよ!!」
俺の言葉を聞いていた筈の【獣鬼団】達の目が赤く光り、頭に生えてある黄色の角が赤く変色し始めた!!。
「グルル...!」
彼らはまるで血に飢えた獣の如く、辺りにいる生命に所構わず襲いかかった!!。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺は絶叫を上げながら腰を抜かす。
「アリカ様!!」
「アリカ!!」
チュリアとトラスが俺に襲いかかってきた【獣鬼団】の面々をなぎ倒す!。
流石のトラスもこれには驚いているようで、いまいちなにが起きているのか分かっていない様子だ。
「なんだよこれ...!、なんで私の友達達がアリカを襲うんだ!?」
そう思ったのつかの間、次に影響が出てきたのはチュリアだった。
「がはっ!?」
「チュリア!?」
俺が彼女の声に気がつき、その方向を向いてみると、そこには吐血した彼女の姿があった。
「急にどうしたんだ!?」
「分かりません...、一撃も貰ってない筈なのですが急に気分が悪くなって...」
ふらつく足を刀を地面にさして補う彼女の息は荒くなっていく...。
「まずい...!、ミユキ!!」
俺が緊急撤退の要請を出そうとミユキに声をかけたのだが...!。
「グルル...!」
「ミユキ...まさかお前まで...?」
「グルァァ!!」
さっきまで強力な仲間だった筈のミユキまでもが所構わず暴れ出す!!。
「うわぁ!!!!」
「ギャァ!!!」
などの声がそこら中から聞こえてくる地獄の始まりだった。
敵も味方もない、ただ暴れるだけのドラゴンがこれ程までに手がつけられないものなのだと、この時になってようやく実感した。
(なにが起こってるんだ!?、意味がわからないぞ!?)
俺があたふたしていると、モニターにギサラ映し出され高らかに笑う。
「はっはっはっ、【獣鬼団】から奪ったプレゼントは気に入ってくれたかな?」
「【獣鬼団】から奪った」そう彼が発言した時、俺の脳裏に浮かんだのは【獣鬼団の秘宝】の存在だった。
「【獣鬼団】から奪っただと!?、まさかこの惨状が【獣鬼団の秘宝】の影響だとでも言うのか!?」
俺の問いに彼は答える!!。
「ご名答...、これこそが世界を終わらせるとまで言われた【獣鬼団の秘宝】!!【Turmoilウイルス】!!略してTウイルスだ!!」
その言葉に衝撃走る!!。
「Tウイルスだとぉ!!? Tウイルスはまずいですよ!!」
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