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恋を色に例えるなら白色
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私は今すごく疲れている。その理由を説明する。
今朝の登校時に前に同じ電車に乗っていることを言ったから、普通に話しかけてきた。周りの同じ高校生の女子たちは私のそばにいる男の人を話し声で夜宮くんだとわかり、なんで私たちには話しかけずにその女の子とだけ話しているのという負のオーラを感じる。
校内すれ違った時だけ私だけ挨拶をするテンションだったりが違うように聞こえた。それで気づいてしまった。夜宮くんは隠すのは下手だ。
私は多分みんなに気づかれてるから服の襟元を掴んで屋上に連れて行った。いわゆる強制連行とやつだ。
「もしかして夜宮くんって隠し事って下手なわけ。」と問いただす。
「言う通りです。下手です。」ちょっと顔を膨らませている。
私はため息をつくことしかできない。
「流石に学校で隠さないとダメだからね。」
「以後精進します。」
「でも、今日気づいた人いると噂広まって精進するにも無駄な努力だよ。」
「すみません。」と夜宮くんが縮こまってしまった。
屋上に通ずる扉が開いて、
「そんなんだから、一人の女子を幸せにするなんて君には難しいよ。」と穂村類がきた。
「別にいいだろ。僕がどうするかなんて。」
私は今の状況を読み込めない。この人誰だろう。
「この人は俺の腐れ縁の穂村類。」と夜宮くんが説明してくれた。
「腐れ縁とは言ってくれるね。この子かな、もう噂になってるよ。夜宮くんを一人で奪っていった女ってね。」
私たちは驚きを隠せないでいた。
「言い換えると、君はこの学校の女子全員を敵に回したことになるよ。」
ここで穂村くんは追い討ちをかけてきた。
「僕はこの際公表してもいいと思うんだ。今までこの学校の女子全員にちやほやされてきたけど、どこかの時点で一人に絞らないとどうにもならないと思うんだ。だから、この際言っちゃえばって思うけど。」
この一言で明日から一言で言い表すことのできない日々が続いた。
女子というよりかは男子にどういう風になれば僕も夜宮くんみたいにかっこよくなれるのかみたいな質問だった。こう言うものは異性から言った方がわかりやすいのだろうか。私はそんな質問から逃げていたが、女子からは当たりが強い日々。
私は屋上に逃げ込んだ。そうしたら案の定夜宮くんと穂村くんが喋っていた。
「今日も逃げキレたんだね。ご苦労さん。」と穂村くんが煽っている。本当にムカつく。そんな穂村くんとは違って、夜宮くんは
「大丈夫。僕のせいでそんな目にあって、本当にごめんね。」と言ってた。
私は大丈夫だけど、夜宮くん方が大丈夫そうに見えなかった。
一方で夜宮くんのクラスでは、
「ねえ、夜宮くん、あの子誰。二年生では見ない顔だけど。もしかして、一年生。なんで、私じゃないの。」
僕の中ではいい加減誰と付き合いたいのか決めなよ。って言葉を毎日どこかで聞くけど、実は僕は誰とも付き合いたくない。誰かを幸せにして、他の誰かを不幸せにいてもたってもいられなくなるからだ。
僕はいつも通りに学校の屋上で缶コーヒーを買って、ベンチに座って見えた。
その日は真白は来ることはなく類だけがきた。
「僕が彼女の同じクラスの子と同じ部活だから今日は来てるか聞いたら、今日は熱で来てないって言ってたよ。そういえば、真白ちゃんには弟君がいるんだけど、姉想いでね付き添いで帰っちゃった。」
類の言葉で彼女が熱になってるのが心配になってきた。
僕が心配になっている顔を類が見て、
「僕のクラスでも快斗の話で持ちきりだよ。君もいい加減腹をくくりなよ。まだ君が決めきれてないからみんなは焦ったくて仕方がないんじゃないかな。」
その言葉を聞いて僕は考えた。みんなからの気持ちも大切にしたい。
話している時に真白は色に対しての考えが好きだと聞いていた。
僕は今の気持ちを表すなら紫かなと思った。恋は綺麗な赤色だし、けど、結論を出せてない自分の気持ちに対して憂鬱だったからだ。連絡先を持っているから今話したいけどで熱を治すことを優先してほしいから僕は電話することをやめた。
次の日、真白は屋上に来たとき元気がなかった。
「どうしたの。」そう聞くことしか出来ない。
「今日体操服を無くして、多分、隠されたと思うんだけど。多分、私だけ夜宮くんと話してるから。だと、思う。付き合い始めて、何もそれっぽいことしてないじゃん。前類くんが言ってたみたいにもうい公表してしまおうよ。その方が示しがいいし。ね、そうしようよ。」とそこまで押されてしまっては僕は弱く肯定した。
「そうだね。いつまでも先延ばしにしてるだけ辛いし、それなら潔く公表しようか。」
そこまで言うと類が拍手して入ってきた。
「流石だね。快斗くんならそう言うと思ったよ。僕がこの学校の女子を代表して言うよ。君たちなら幸せになれる。私たちの分まで幸せになれと。ここにこの言葉を収めるよ。君たちの愛により良い彩りを、よりよい将来を手にできるように。」
僕は何が起こっているのかは分からなかった。
「半分芝居、半分本当、理解できたかな。」
僕はその言葉で何となくわかった。
「真白が体操服を忘れたことが嘘だ。そこからの話が本当のこと。全部類が考えたんだろ。」その言葉を聞いてさっきから類の笑い方が悪魔のようだった。
「なんでそんなに僕を睨むんだい。感謝して欲しいよ。決められない快斗のためにきっかけを作ってあげただけだよ。よかった、よかった決めることができて。」
それを真白は笑って見ている。
「笑ってないで、真白はフォローしてよ。」
真白はただ笑ってこう答えた。
「類さんと快斗くんって本当に仲良いんだ。と思って。」
「仲良くない。」と快斗くんだけ答えた。
真白は笑ってる。
「類さんって仲良いと思ってるんですか。」
「そうだとも。僕たちはいい関係だよ。」
類のその答えに僕は
「黙れ、腐れ縁。」とちょっと怒っている。
僕は真白に笑って見られてる中、類を追いかけてる。
僕はそれをできてるだけで実は楽しい。“腐れ縁”は言葉として使ってるだけで、実は結構頼りになる。僕は追いかけるのをやめて、
真白に言った。
「これから改めてよろしく。こんな腐れ縁の頼り甲斐のある類が僕にはいるけどな。」
「うん、改めてよろしく。」と真白は言った。それを聞いて、類は笑って言った
「そうだね。僕も、改めてよろしく。快斗」
そして、真白のクラスだと
私は逃げ切って、屋上で快斗と類と話をして、屋上から教室に戻った時点で寒気が止まらなかった。しんどくて、しんどくてたまらない。その私を見て、
「大丈夫?顔白いけど、気分悪い?」と周りの人が気を使ってくれた。
でも、遅かった。私は視界のまわりがぼやけ倒れてしまった。先生がひとまず保健室に運んでくれたらしい。
そこから親に連絡が入って、家に帰ったらしく起きたら自分の部屋だった。タイミングよく弟が入ってきた。
弟の名前は大和一也、心配性でかなりの姉思いだ。私は反応するために体を起こそうとした。それを手伝ってくれた。
「あ、真白起きたんだ。大丈夫か。薬一応持ってきたけど、どうする。」
「大丈夫。ありがとう。」
私は身体を起こしたとき、まだ制服だったことに気づいた。
「パジャマならそこにあるよ。着替えるなら、部屋から出るね。」と言って、部屋から出て行った。
親は仕事の帰りが遅いからあまり帰ってこない。
私は着替えながら快斗のことを考えていた。快斗はあまり恋というものをわかってない。私は知りたいから一応付き合っているということを前置きしながら考えた。弟は私が帰る時に一緒に帰ってくれていたらしい。
私の学校は中高一貫でそこに中学3年生として弟は登校している。
やっぱり、私想いだからか私が熱を出したりすると何よりも私のことを優先してくれる。今は快斗と一也を会わせたくないな。でも、どこかで合ってるかなとか思っていた。またドアが開いて一也が入ってきた。
「そういえば真白って快斗のこと好きなの?」
やっぱり聞いてきた。そりゃ、同じ校舎なんだから噂ぐらい届いてたって不自然じゃない。
「好きというかそう言うのがわかりたいから彼と一緒にいるって感じかな。でも、わからない一方で。私の前で見せてくれる顔は好きだな。なんか可愛くって。」
「そっか…」なんか弟が情に浸っている。
「やっと真白も恋というのに気づいたか。」
「そうかな。私は恋はキャンパスだと思っていて、二人でいろんな体験をしてそのキャンパスが色々な色で塗られていく。でも、その色が混ざり合って黒になってしまう。そして、お互いがもう一度頑張って白紙に戻る。それの繰り返しだと思うんだ。なんだか、快斗とならできるって心のどこかで思っているんだ。」
私がそこまで語るのを一生懸命に一也が聞いている。
「そっか、真白はいや、お姉ちゃんはそこまで考えてたんだな。僕は関心した。」
それを聞いて不安になった。まだ、公表すらしてないし、実際ちゃんと付き合うのかと言って彼にはそんな身振りは見られない。
それから私は寝てしまっていたらしい。ちょっと頭が痛いと思って、目を覚まして私は一也が持ってきてくれた頭痛薬を飲んだ。
その次に起きた時に心配そうに私を一也が見ていた。
「どうしたの。」と声をかけた。
「部活の先輩の穂村先輩が電話かけてきてさ。起きたらでいいから一度電話するようにお願いって。弟くんの電話番号でいいからって。っていうか穂村先輩とも仲良いの?」
「なんか快斗が腐れ縁って言ってた。」
それを聞いて、一也が笑った。
「へえ、あの人にそんな人がいたんだ。しかも、それは穂村先輩なんだね。初めて知った。はい。じゃあ、電話してって言ってたから、終わったら、呼ぶか持って来れる。」
「持っていく。」と答えた。
「わかった、宿題やってくるね。」と言って一也が部屋から出て行った。
「もしもし、類さん。話ってなんですか。」
『おっその声は真白ちゃんかな。』
「はい。でも、まだ頭が痛くて。」
『じゃあ、手短に話そうか。』
「いえ、大丈夫です。説明が長引きそうなら、長く話してもらっても構いません。」
『そうか、わかった。いきなりなんだけど、学校の女子みんなには快斗くんと君がくっつくと言う前提で話を進めさせてもらったよ。僕がちゃんと説得したらみんな納得してくれてね。』
私は普通に話を聞いてたつもりだったが、途中からおかしいことに気づいた。
「えっと、その話って快斗くんは知っているんですか。」
『え、何言ってるの。快斗が知ってたら話にならないじゃないか。この話には続きがあるんだ。それで、明日みんなの分も快斗はしっかりと思って、君のことを幸せにするよ。と言って女子は納めたつもり。本番は明日だから学校に来たら、二年四組に来てくれない。僕が待っているから。』
「わかった。」と言って電話を切った。
私は電話が終わったから一也のところにスマホを持っていこうとしたら、ちょっと倒れてしまった。
「え、真白大丈夫?」と心配そうに聞いてきた。
「大丈夫、大丈夫。はい、電話終わったから。」と言って、スマホを一也に渡した。
「もうちょっと寝ていたら、真白。」
「わかった、そうする。」と言ってもう一回ベッドで寝た。回復したと思ったらかなり頭が痛くなった。釘で頭を刺されるような痛さに悲鳴をあげてしまった。
「おい、真白大丈夫じゃないじゃん。俺が近くの病院に連れていくから待ってろ。予約するし。」
「ありがと。」もうしんどすぎて言葉自体が小さくなってしまった。
そのタイミングで母親が帰って来た。母親の名前は大和美弥子、私たちのことを考えたり、動いてくれる。
「母さん、具合が悪くて、俺が様子を見ながら連れて帰ったんだけど、本当に具合悪いみたいで。」
そのあとお母さんが病院に連れて行ってくれた。診察をして体が冷えすぎていた。と言われた。
屋上にいすぎたせいだ。一晩飲んで治ると言われた薬をもらって、帰った。
今日はなんの食欲もなく、ただスポーツドリンクを飲んでその後に薬を飲んだ。
苦くて、苦くてむせてしまった。でも、良薬は口に苦しという言葉を聞いたことがあったから私は寝る前にそれだけ飲んで眠ってしまった。
その次起きてみると本当に元気になっていた。私は学校専用の羽織を持っていくことにした。
それを羽織って私は学校に向かった。
私は忘れそうになっていたが、忘れずに類さんの教室に向かった。
私が教室の開いてた扉から顔を覗かせると類さんが喋りかけてきた。
「こっちにおいで。」
「はい、何をしたらいいですか。」
「っていうか大丈夫なの。一日で回復した?」
「良薬は口に苦しです。」
「そう、よかった。」
二年四組のクラスに大勢の女子が集まっていた。
その女子たちからは「幸せに。」だとか「快斗くんを不幸にしたら許さないからね。」などの声が聞こえた。
私はその状況に苦笑してしまった。
「みんな静粛に。快斗くんも今まで実は恋をしたことないんだよ。お互い初恋なんだよね。だから、みんな手伝ってあげて、今でも絶賛誰かを想い中でしょ。」
その一言で女子全員の目が光った。
私はみんなのそのやる気に怯えてしまった。
そして、類さんに言われた通り快斗の前で言った。そうすると公表すると、私たちも恋人みたいな事したいと言ったら了承してくれた。
それから類さんも屋上にきた。
「私にとって類さんはキューピッドです。ありがとうございます。」
「僕がか、へえ。まあ初恋楽しみな。」
屋上から出ていく前に
「快斗、真白ちゃん泣かせるんじゃないよ。じゃあね、僕は予習しに戻るよ。」
と言って戻っていった。
屋上から戻っていく類を見ていると背中が神々しく見えた。
「あの、類さんって本当にいい人ですね。」
快斗はずっと類さんの歩いた跡を見ている。
「あぁ、そうだな。」
そう言い終えた快斗は一回天を仰いだ。
ため息を吐いてから、私の頭を撫でた。
「僕たちも戻ろう。また、真白に風邪をひいてはいけないからな。」
と言って降りて行った。
私は快斗にバレずに顔を赤色に染めた。この胸のキュッとなったのは私だけの秘密だ。
今朝の登校時に前に同じ電車に乗っていることを言ったから、普通に話しかけてきた。周りの同じ高校生の女子たちは私のそばにいる男の人を話し声で夜宮くんだとわかり、なんで私たちには話しかけずにその女の子とだけ話しているのという負のオーラを感じる。
校内すれ違った時だけ私だけ挨拶をするテンションだったりが違うように聞こえた。それで気づいてしまった。夜宮くんは隠すのは下手だ。
私は多分みんなに気づかれてるから服の襟元を掴んで屋上に連れて行った。いわゆる強制連行とやつだ。
「もしかして夜宮くんって隠し事って下手なわけ。」と問いただす。
「言う通りです。下手です。」ちょっと顔を膨らませている。
私はため息をつくことしかできない。
「流石に学校で隠さないとダメだからね。」
「以後精進します。」
「でも、今日気づいた人いると噂広まって精進するにも無駄な努力だよ。」
「すみません。」と夜宮くんが縮こまってしまった。
屋上に通ずる扉が開いて、
「そんなんだから、一人の女子を幸せにするなんて君には難しいよ。」と穂村類がきた。
「別にいいだろ。僕がどうするかなんて。」
私は今の状況を読み込めない。この人誰だろう。
「この人は俺の腐れ縁の穂村類。」と夜宮くんが説明してくれた。
「腐れ縁とは言ってくれるね。この子かな、もう噂になってるよ。夜宮くんを一人で奪っていった女ってね。」
私たちは驚きを隠せないでいた。
「言い換えると、君はこの学校の女子全員を敵に回したことになるよ。」
ここで穂村くんは追い討ちをかけてきた。
「僕はこの際公表してもいいと思うんだ。今までこの学校の女子全員にちやほやされてきたけど、どこかの時点で一人に絞らないとどうにもならないと思うんだ。だから、この際言っちゃえばって思うけど。」
この一言で明日から一言で言い表すことのできない日々が続いた。
女子というよりかは男子にどういう風になれば僕も夜宮くんみたいにかっこよくなれるのかみたいな質問だった。こう言うものは異性から言った方がわかりやすいのだろうか。私はそんな質問から逃げていたが、女子からは当たりが強い日々。
私は屋上に逃げ込んだ。そうしたら案の定夜宮くんと穂村くんが喋っていた。
「今日も逃げキレたんだね。ご苦労さん。」と穂村くんが煽っている。本当にムカつく。そんな穂村くんとは違って、夜宮くんは
「大丈夫。僕のせいでそんな目にあって、本当にごめんね。」と言ってた。
私は大丈夫だけど、夜宮くん方が大丈夫そうに見えなかった。
一方で夜宮くんのクラスでは、
「ねえ、夜宮くん、あの子誰。二年生では見ない顔だけど。もしかして、一年生。なんで、私じゃないの。」
僕の中ではいい加減誰と付き合いたいのか決めなよ。って言葉を毎日どこかで聞くけど、実は僕は誰とも付き合いたくない。誰かを幸せにして、他の誰かを不幸せにいてもたってもいられなくなるからだ。
僕はいつも通りに学校の屋上で缶コーヒーを買って、ベンチに座って見えた。
その日は真白は来ることはなく類だけがきた。
「僕が彼女の同じクラスの子と同じ部活だから今日は来てるか聞いたら、今日は熱で来てないって言ってたよ。そういえば、真白ちゃんには弟君がいるんだけど、姉想いでね付き添いで帰っちゃった。」
類の言葉で彼女が熱になってるのが心配になってきた。
僕が心配になっている顔を類が見て、
「僕のクラスでも快斗の話で持ちきりだよ。君もいい加減腹をくくりなよ。まだ君が決めきれてないからみんなは焦ったくて仕方がないんじゃないかな。」
その言葉を聞いて僕は考えた。みんなからの気持ちも大切にしたい。
話している時に真白は色に対しての考えが好きだと聞いていた。
僕は今の気持ちを表すなら紫かなと思った。恋は綺麗な赤色だし、けど、結論を出せてない自分の気持ちに対して憂鬱だったからだ。連絡先を持っているから今話したいけどで熱を治すことを優先してほしいから僕は電話することをやめた。
次の日、真白は屋上に来たとき元気がなかった。
「どうしたの。」そう聞くことしか出来ない。
「今日体操服を無くして、多分、隠されたと思うんだけど。多分、私だけ夜宮くんと話してるから。だと、思う。付き合い始めて、何もそれっぽいことしてないじゃん。前類くんが言ってたみたいにもうい公表してしまおうよ。その方が示しがいいし。ね、そうしようよ。」とそこまで押されてしまっては僕は弱く肯定した。
「そうだね。いつまでも先延ばしにしてるだけ辛いし、それなら潔く公表しようか。」
そこまで言うと類が拍手して入ってきた。
「流石だね。快斗くんならそう言うと思ったよ。僕がこの学校の女子を代表して言うよ。君たちなら幸せになれる。私たちの分まで幸せになれと。ここにこの言葉を収めるよ。君たちの愛により良い彩りを、よりよい将来を手にできるように。」
僕は何が起こっているのかは分からなかった。
「半分芝居、半分本当、理解できたかな。」
僕はその言葉で何となくわかった。
「真白が体操服を忘れたことが嘘だ。そこからの話が本当のこと。全部類が考えたんだろ。」その言葉を聞いてさっきから類の笑い方が悪魔のようだった。
「なんでそんなに僕を睨むんだい。感謝して欲しいよ。決められない快斗のためにきっかけを作ってあげただけだよ。よかった、よかった決めることができて。」
それを真白は笑って見ている。
「笑ってないで、真白はフォローしてよ。」
真白はただ笑ってこう答えた。
「類さんと快斗くんって本当に仲良いんだ。と思って。」
「仲良くない。」と快斗くんだけ答えた。
真白は笑ってる。
「類さんって仲良いと思ってるんですか。」
「そうだとも。僕たちはいい関係だよ。」
類のその答えに僕は
「黙れ、腐れ縁。」とちょっと怒っている。
僕は真白に笑って見られてる中、類を追いかけてる。
僕はそれをできてるだけで実は楽しい。“腐れ縁”は言葉として使ってるだけで、実は結構頼りになる。僕は追いかけるのをやめて、
真白に言った。
「これから改めてよろしく。こんな腐れ縁の頼り甲斐のある類が僕にはいるけどな。」
「うん、改めてよろしく。」と真白は言った。それを聞いて、類は笑って言った
「そうだね。僕も、改めてよろしく。快斗」
そして、真白のクラスだと
私は逃げ切って、屋上で快斗と類と話をして、屋上から教室に戻った時点で寒気が止まらなかった。しんどくて、しんどくてたまらない。その私を見て、
「大丈夫?顔白いけど、気分悪い?」と周りの人が気を使ってくれた。
でも、遅かった。私は視界のまわりがぼやけ倒れてしまった。先生がひとまず保健室に運んでくれたらしい。
そこから親に連絡が入って、家に帰ったらしく起きたら自分の部屋だった。タイミングよく弟が入ってきた。
弟の名前は大和一也、心配性でかなりの姉思いだ。私は反応するために体を起こそうとした。それを手伝ってくれた。
「あ、真白起きたんだ。大丈夫か。薬一応持ってきたけど、どうする。」
「大丈夫。ありがとう。」
私は身体を起こしたとき、まだ制服だったことに気づいた。
「パジャマならそこにあるよ。着替えるなら、部屋から出るね。」と言って、部屋から出て行った。
親は仕事の帰りが遅いからあまり帰ってこない。
私は着替えながら快斗のことを考えていた。快斗はあまり恋というものをわかってない。私は知りたいから一応付き合っているということを前置きしながら考えた。弟は私が帰る時に一緒に帰ってくれていたらしい。
私の学校は中高一貫でそこに中学3年生として弟は登校している。
やっぱり、私想いだからか私が熱を出したりすると何よりも私のことを優先してくれる。今は快斗と一也を会わせたくないな。でも、どこかで合ってるかなとか思っていた。またドアが開いて一也が入ってきた。
「そういえば真白って快斗のこと好きなの?」
やっぱり聞いてきた。そりゃ、同じ校舎なんだから噂ぐらい届いてたって不自然じゃない。
「好きというかそう言うのがわかりたいから彼と一緒にいるって感じかな。でも、わからない一方で。私の前で見せてくれる顔は好きだな。なんか可愛くって。」
「そっか…」なんか弟が情に浸っている。
「やっと真白も恋というのに気づいたか。」
「そうかな。私は恋はキャンパスだと思っていて、二人でいろんな体験をしてそのキャンパスが色々な色で塗られていく。でも、その色が混ざり合って黒になってしまう。そして、お互いがもう一度頑張って白紙に戻る。それの繰り返しだと思うんだ。なんだか、快斗とならできるって心のどこかで思っているんだ。」
私がそこまで語るのを一生懸命に一也が聞いている。
「そっか、真白はいや、お姉ちゃんはそこまで考えてたんだな。僕は関心した。」
それを聞いて不安になった。まだ、公表すらしてないし、実際ちゃんと付き合うのかと言って彼にはそんな身振りは見られない。
それから私は寝てしまっていたらしい。ちょっと頭が痛いと思って、目を覚まして私は一也が持ってきてくれた頭痛薬を飲んだ。
その次に起きた時に心配そうに私を一也が見ていた。
「どうしたの。」と声をかけた。
「部活の先輩の穂村先輩が電話かけてきてさ。起きたらでいいから一度電話するようにお願いって。弟くんの電話番号でいいからって。っていうか穂村先輩とも仲良いの?」
「なんか快斗が腐れ縁って言ってた。」
それを聞いて、一也が笑った。
「へえ、あの人にそんな人がいたんだ。しかも、それは穂村先輩なんだね。初めて知った。はい。じゃあ、電話してって言ってたから、終わったら、呼ぶか持って来れる。」
「持っていく。」と答えた。
「わかった、宿題やってくるね。」と言って一也が部屋から出て行った。
「もしもし、類さん。話ってなんですか。」
『おっその声は真白ちゃんかな。』
「はい。でも、まだ頭が痛くて。」
『じゃあ、手短に話そうか。』
「いえ、大丈夫です。説明が長引きそうなら、長く話してもらっても構いません。」
『そうか、わかった。いきなりなんだけど、学校の女子みんなには快斗くんと君がくっつくと言う前提で話を進めさせてもらったよ。僕がちゃんと説得したらみんな納得してくれてね。』
私は普通に話を聞いてたつもりだったが、途中からおかしいことに気づいた。
「えっと、その話って快斗くんは知っているんですか。」
『え、何言ってるの。快斗が知ってたら話にならないじゃないか。この話には続きがあるんだ。それで、明日みんなの分も快斗はしっかりと思って、君のことを幸せにするよ。と言って女子は納めたつもり。本番は明日だから学校に来たら、二年四組に来てくれない。僕が待っているから。』
「わかった。」と言って電話を切った。
私は電話が終わったから一也のところにスマホを持っていこうとしたら、ちょっと倒れてしまった。
「え、真白大丈夫?」と心配そうに聞いてきた。
「大丈夫、大丈夫。はい、電話終わったから。」と言って、スマホを一也に渡した。
「もうちょっと寝ていたら、真白。」
「わかった、そうする。」と言ってもう一回ベッドで寝た。回復したと思ったらかなり頭が痛くなった。釘で頭を刺されるような痛さに悲鳴をあげてしまった。
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「ありがと。」もうしんどすぎて言葉自体が小さくなってしまった。
そのタイミングで母親が帰って来た。母親の名前は大和美弥子、私たちのことを考えたり、動いてくれる。
「母さん、具合が悪くて、俺が様子を見ながら連れて帰ったんだけど、本当に具合悪いみたいで。」
そのあとお母さんが病院に連れて行ってくれた。診察をして体が冷えすぎていた。と言われた。
屋上にいすぎたせいだ。一晩飲んで治ると言われた薬をもらって、帰った。
今日はなんの食欲もなく、ただスポーツドリンクを飲んでその後に薬を飲んだ。
苦くて、苦くてむせてしまった。でも、良薬は口に苦しという言葉を聞いたことがあったから私は寝る前にそれだけ飲んで眠ってしまった。
その次起きてみると本当に元気になっていた。私は学校専用の羽織を持っていくことにした。
それを羽織って私は学校に向かった。
私は忘れそうになっていたが、忘れずに類さんの教室に向かった。
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「こっちにおいで。」
「はい、何をしたらいいですか。」
「っていうか大丈夫なの。一日で回復した?」
「良薬は口に苦しです。」
「そう、よかった。」
二年四組のクラスに大勢の女子が集まっていた。
その女子たちからは「幸せに。」だとか「快斗くんを不幸にしたら許さないからね。」などの声が聞こえた。
私はその状況に苦笑してしまった。
「みんな静粛に。快斗くんも今まで実は恋をしたことないんだよ。お互い初恋なんだよね。だから、みんな手伝ってあげて、今でも絶賛誰かを想い中でしょ。」
その一言で女子全員の目が光った。
私はみんなのそのやる気に怯えてしまった。
そして、類さんに言われた通り快斗の前で言った。そうすると公表すると、私たちも恋人みたいな事したいと言ったら了承してくれた。
それから類さんも屋上にきた。
「私にとって類さんはキューピッドです。ありがとうございます。」
「僕がか、へえ。まあ初恋楽しみな。」
屋上から出ていく前に
「快斗、真白ちゃん泣かせるんじゃないよ。じゃあね、僕は予習しに戻るよ。」
と言って戻っていった。
屋上から戻っていく類を見ていると背中が神々しく見えた。
「あの、類さんって本当にいい人ですね。」
快斗はずっと類さんの歩いた跡を見ている。
「あぁ、そうだな。」
そう言い終えた快斗は一回天を仰いだ。
ため息を吐いてから、私の頭を撫でた。
「僕たちも戻ろう。また、真白に風邪をひいてはいけないからな。」
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