36 / 60
ルーレットが回り出す
③
しおりを挟む
桜井を自宅マンション近くで降ろした後、レイは路上に出てパーキングメーターに車を停めていた。ここでも車内から降りることはせず、右耳に通信機をセットし、ノートパソコンを操作して、桜井達の会話を聞き、途中から割り込んだ。そこへ蓮見が乱入し、桜井を盾にしてレイを呼び出そうとした。ここまでは全て予想の範疇である。
(あの子を、あんな目に遭わせて。俺が知らないとでも思っているのか!?)
側に高梨がいたから言葉を濁したが、蓮見は優衣が死んだ事件にレイが関わっていたことを知っていた。これもまた予想の範疇ではあったのだが、レイは動揺し、桜井との通信を自分から切ってしまった。
そうだ、俺が殺した。だから、責められて当然なんだよ。
レイは唇を噛みしめ、両手で顔を覆った。
『誰が何を言おうと、僕は知ってる。レイが彼女を助けるために奔走したこと』
通信機から聞こえてきたマキの声で、レイは我に返った。
『何よりその彼女が、一番わかってくれてると思う』
早朝レイが帰宅した際、マキはおかえりと言って抱きついてきただけで、何も言わなかった。責めることも慰めることもせず、レイが離れろとしつこく言っても、なかなか離れようとしなかった。
「ありがとな、マキ」
おかげで冷静になれた。過去を悔やんでいる暇なんかない。今はただ、自分に出来ることをするだけ。
『この仕事が片づいたらさ、ふたりでステーキ食べに行こうよ』
「そうだな。マキ、仕事の話に戻るが」
『ナオと蓮見は車で移動中。これだけ変装してたらわかんないだろうから、ふたりに張りつくよ』
マキはレイに代わって、桜井の自宅マンション近くに車で来ていた。左右で目の色が異なり、可愛らしい外見のマキを目立たせないようにと、事前に右目にはコンタクト、女性用のカツラを身につけさせた。これなら近づかない限り、男性とはわからない。
「ああ。全て任せるよ。シラサカ、そっちの様子はどうだ?」
『二人仲良く電車で移動中。誘拐されてるとは思えない感じだな』
シラサカには朝から蓮見桜の自宅を張り込ませていた。シラサカもマキ同様の目立つ外見のため、グレーのキャスケット帽を被らせ、両目に黒目のコンタクトに入れて、メガネをかけさせてある。
『嫌な予感、的中しちまったな』
既にJTRは桜と接触していた。シラサカはつかず離れずの距離で二人を尾行しているのである。
『恋人じゃないのが嘘みたいなラブラブっぷりだぜ』
「彼女も駒のひとつなだけさ」
自分は手を汚さず、裏から手を回して計画を実行する。六人目を手にかけ、表舞台に上がるまでのJTRは、モリアーティを彷彿させるものがあった。
「二人共、JTRのことは頭に入ってんだろうな」
レイは昨夜のクラッキング行為からJTRと思しき人物を特定していた。マキには資料を手渡し、シラサカにはメールで顔写真と経歴を添付しておいた。
『昨日の事からして、おまえに成り代わりたいって感じだよなあ』
『レイに成り代わるなんて無理に決まってんじゃん。ところでサカさん、昨日って何?』
『昨夜、都内が一瞬停電しただろう』
『何それ、知らないよ』
シラサカとマキも通信装置で繋がっており、それぞれ勝手に話している。
「マキがコウと会ってる間にやったからな。浅田家は管轄外にしてある。都内の一部で通信障害が発生程度の扱いに留めてあるから、公にはなってねえよ」
そのような扱いにしたのは、草薙の手引きによるものであるが。
『てゆーかさ、ハナムラの情報屋に手を出すなんて、ただのバカとしか思えないんだけど』
さも当然のように言い切るマキ。
『知らないからこそ出来ることもある。ビキナーズラックって言葉もあるぐらいだしな』
シラサカが言うようにJTRは裏の世界を知らない。だからこそ、桜井を使ってレイを呼び出そうとした。当然蓮見は断っただろう。レイがハナムラの人間であり、その組織がどういうものかを話して聞かせたかもしれない。
『それをわかって、わざと煽ったんじゃねえのかよ』
「正規のルートで見つけた証拠じゃないと使えないというお達しだからな。派手にやるしかないだろう」
JTRはレイの挑発に乗って、大きな花火を打ち上げてくるはず。どんな方法を取るのか、それによって立ち回り方も変わってくる。
『派手な事はするなって、ボスから言われてんだけどな』
「謝れば済むって言ってたろ。人目のあるところで何かをやらかすようなバカじゃない。おそらくピンポイントで来る」
レイがそう呟いたとき、私用のスマートフォンが着信を知らせた。こんなときに誰だと思って画面を見れば、ヤスオカだった。
「なんだよ、ヤッサン、今忙しいんだけど」
『レイ、花村のスケジュールはどうなっている!?』
レイの嫌味に反応しないことからして、何かあったようである。
「スケジュール? 昼からお偉いさんと都内のホテルで会食予定だけど、仕事関係の打合せが急遽入ったから、先にホテルへ入っているかと」
花村のスケジュール表を取り出し、時間を確認する。
『場所は? 花村がいつも使っている例のホテルか?』
「そうだよ。なんかあったのか?」
『そのホテルで乱射事件だ。中にいた人間を複数人質を取って立てこもっている。警察とマスコミも動き出したが、花村と連絡がつかない』
こんなときに花村の周辺がざわつくとは。舌打ちにした後、レイは言った。
「シラサカ、次の駅で降りろ。例のホテルで乱射事件だ。ボスがヤバい」
『おいおい、またあのホテルかよ。コールの亡霊でも現れたのか?』
「亡霊ならおまえがバラすべきだろ。JTRは俺が見張る」
『オーケー。今駅に着いたけどさ、二人も降りたぜ。しかも出口まで一緒だぞ』
そんな偶然があるだろうか。いや、偶然ではなく、必然だとしたら?
『ねえ、もしかしなくても、JTRはボスを狙ってんじゃないの!?』
マキの言葉がそれを決定付けた。
「シラサカ、確保だ!」
レイが叫ぶと同時に通信機から銃声が聞こえた。悲鳴とパニックになった人々の声が混じる。
「おい、大丈夫か、シラサカ!?」
『俺は問題ねえけど、出口の階段を上がる直前で発砲してきたぜ。バカを通り越して頭がイカレちまったようだ。面白くなってきやがった』
「マキ、蓮見の車を停めろ。どんな手段を使ってもいい。ナオを連れて現場へ向かえ!」
『了解。お許しも出たことだし、変装は邪魔だから取ろうっと』
事態は緊迫しているというのに、シラサカもマキもどこか嬉しそうである。それはレイも同じだった。
「ピンポイントにボスを狙ってくるなんて、いい根性してんじゃねえか」
そう呟いて、レイはキーボードを操作し、ある人物にコンタクトを取る。
『君のところへも伝わったようだな』
相手は草薙だった。いつになく厳しい顔つきになっていた。
「ボスの無事は確認出来ていますか?」
『情報が錯綜していて、まだわからない。彼のことだから無事だと思うが』
「おわかりかと思いますが、JTRは我々の処分対象となりましたので」
『こうなっては仕方あるまい。SITの出動要請を検討しているが?』
「では、八年前と同様でお願いします」
そう言い放って、レイは通信を切った。すぐにエンジンをかけ、勢いよく車を走らせる。
もう桜井に逮捕させなくてもいい。手加減する必要など全くない。ハナムラに反旗を翻すものには罰を与える。どんな理由があろうと、誰が何を言おうともだ。
「合格だぜ、JTR。お望み通り、会ってやるよ」
(あの子を、あんな目に遭わせて。俺が知らないとでも思っているのか!?)
側に高梨がいたから言葉を濁したが、蓮見は優衣が死んだ事件にレイが関わっていたことを知っていた。これもまた予想の範疇ではあったのだが、レイは動揺し、桜井との通信を自分から切ってしまった。
そうだ、俺が殺した。だから、責められて当然なんだよ。
レイは唇を噛みしめ、両手で顔を覆った。
『誰が何を言おうと、僕は知ってる。レイが彼女を助けるために奔走したこと』
通信機から聞こえてきたマキの声で、レイは我に返った。
『何よりその彼女が、一番わかってくれてると思う』
早朝レイが帰宅した際、マキはおかえりと言って抱きついてきただけで、何も言わなかった。責めることも慰めることもせず、レイが離れろとしつこく言っても、なかなか離れようとしなかった。
「ありがとな、マキ」
おかげで冷静になれた。過去を悔やんでいる暇なんかない。今はただ、自分に出来ることをするだけ。
『この仕事が片づいたらさ、ふたりでステーキ食べに行こうよ』
「そうだな。マキ、仕事の話に戻るが」
『ナオと蓮見は車で移動中。これだけ変装してたらわかんないだろうから、ふたりに張りつくよ』
マキはレイに代わって、桜井の自宅マンション近くに車で来ていた。左右で目の色が異なり、可愛らしい外見のマキを目立たせないようにと、事前に右目にはコンタクト、女性用のカツラを身につけさせた。これなら近づかない限り、男性とはわからない。
「ああ。全て任せるよ。シラサカ、そっちの様子はどうだ?」
『二人仲良く電車で移動中。誘拐されてるとは思えない感じだな』
シラサカには朝から蓮見桜の自宅を張り込ませていた。シラサカもマキ同様の目立つ外見のため、グレーのキャスケット帽を被らせ、両目に黒目のコンタクトに入れて、メガネをかけさせてある。
『嫌な予感、的中しちまったな』
既にJTRは桜と接触していた。シラサカはつかず離れずの距離で二人を尾行しているのである。
『恋人じゃないのが嘘みたいなラブラブっぷりだぜ』
「彼女も駒のひとつなだけさ」
自分は手を汚さず、裏から手を回して計画を実行する。六人目を手にかけ、表舞台に上がるまでのJTRは、モリアーティを彷彿させるものがあった。
「二人共、JTRのことは頭に入ってんだろうな」
レイは昨夜のクラッキング行為からJTRと思しき人物を特定していた。マキには資料を手渡し、シラサカにはメールで顔写真と経歴を添付しておいた。
『昨日の事からして、おまえに成り代わりたいって感じだよなあ』
『レイに成り代わるなんて無理に決まってんじゃん。ところでサカさん、昨日って何?』
『昨夜、都内が一瞬停電しただろう』
『何それ、知らないよ』
シラサカとマキも通信装置で繋がっており、それぞれ勝手に話している。
「マキがコウと会ってる間にやったからな。浅田家は管轄外にしてある。都内の一部で通信障害が発生程度の扱いに留めてあるから、公にはなってねえよ」
そのような扱いにしたのは、草薙の手引きによるものであるが。
『てゆーかさ、ハナムラの情報屋に手を出すなんて、ただのバカとしか思えないんだけど』
さも当然のように言い切るマキ。
『知らないからこそ出来ることもある。ビキナーズラックって言葉もあるぐらいだしな』
シラサカが言うようにJTRは裏の世界を知らない。だからこそ、桜井を使ってレイを呼び出そうとした。当然蓮見は断っただろう。レイがハナムラの人間であり、その組織がどういうものかを話して聞かせたかもしれない。
『それをわかって、わざと煽ったんじゃねえのかよ』
「正規のルートで見つけた証拠じゃないと使えないというお達しだからな。派手にやるしかないだろう」
JTRはレイの挑発に乗って、大きな花火を打ち上げてくるはず。どんな方法を取るのか、それによって立ち回り方も変わってくる。
『派手な事はするなって、ボスから言われてんだけどな』
「謝れば済むって言ってたろ。人目のあるところで何かをやらかすようなバカじゃない。おそらくピンポイントで来る」
レイがそう呟いたとき、私用のスマートフォンが着信を知らせた。こんなときに誰だと思って画面を見れば、ヤスオカだった。
「なんだよ、ヤッサン、今忙しいんだけど」
『レイ、花村のスケジュールはどうなっている!?』
レイの嫌味に反応しないことからして、何かあったようである。
「スケジュール? 昼からお偉いさんと都内のホテルで会食予定だけど、仕事関係の打合せが急遽入ったから、先にホテルへ入っているかと」
花村のスケジュール表を取り出し、時間を確認する。
『場所は? 花村がいつも使っている例のホテルか?』
「そうだよ。なんかあったのか?」
『そのホテルで乱射事件だ。中にいた人間を複数人質を取って立てこもっている。警察とマスコミも動き出したが、花村と連絡がつかない』
こんなときに花村の周辺がざわつくとは。舌打ちにした後、レイは言った。
「シラサカ、次の駅で降りろ。例のホテルで乱射事件だ。ボスがヤバい」
『おいおい、またあのホテルかよ。コールの亡霊でも現れたのか?』
「亡霊ならおまえがバラすべきだろ。JTRは俺が見張る」
『オーケー。今駅に着いたけどさ、二人も降りたぜ。しかも出口まで一緒だぞ』
そんな偶然があるだろうか。いや、偶然ではなく、必然だとしたら?
『ねえ、もしかしなくても、JTRはボスを狙ってんじゃないの!?』
マキの言葉がそれを決定付けた。
「シラサカ、確保だ!」
レイが叫ぶと同時に通信機から銃声が聞こえた。悲鳴とパニックになった人々の声が混じる。
「おい、大丈夫か、シラサカ!?」
『俺は問題ねえけど、出口の階段を上がる直前で発砲してきたぜ。バカを通り越して頭がイカレちまったようだ。面白くなってきやがった』
「マキ、蓮見の車を停めろ。どんな手段を使ってもいい。ナオを連れて現場へ向かえ!」
『了解。お許しも出たことだし、変装は邪魔だから取ろうっと』
事態は緊迫しているというのに、シラサカもマキもどこか嬉しそうである。それはレイも同じだった。
「ピンポイントにボスを狙ってくるなんて、いい根性してんじゃねえか」
そう呟いて、レイはキーボードを操作し、ある人物にコンタクトを取る。
『君のところへも伝わったようだな』
相手は草薙だった。いつになく厳しい顔つきになっていた。
「ボスの無事は確認出来ていますか?」
『情報が錯綜していて、まだわからない。彼のことだから無事だと思うが』
「おわかりかと思いますが、JTRは我々の処分対象となりましたので」
『こうなっては仕方あるまい。SITの出動要請を検討しているが?』
「では、八年前と同様でお願いします」
そう言い放って、レイは通信を切った。すぐにエンジンをかけ、勢いよく車を走らせる。
もう桜井に逮捕させなくてもいい。手加減する必要など全くない。ハナムラに反旗を翻すものには罰を与える。どんな理由があろうと、誰が何を言おうともだ。
「合格だぜ、JTR。お望み通り、会ってやるよ」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
美味しいコーヒーの愉しみ方 Acidity and Bitterness
碧井夢夏
ライト文芸
<第五回ライト文芸大賞 最終選考・奨励賞>
住宅街とオフィスビルが共存するとある下町にある定食屋「まなべ」。
看板娘の利津(りつ)は毎日忙しくお店を手伝っている。
最近隣にできたコーヒーショップ「The Coffee Stand Natsu」。
どうやら、店長は有名なクリエイティブ・ディレクターで、脱サラして始めたお店らしく……?
神の舌を持つ定食屋の娘×クリエイティブ界の神と呼ばれた男 2人の出会いはやがて下町を変えていく――?
定食屋とコーヒーショップ、時々美容室、を中心に繰り広げられる出会いと挫折の物語。
過激表現はありませんが、重めの過去が出ることがあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる