追憶のquiet

makikasuga

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死神は天使に誓う

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 蓮見桜の病室を訪れ、眠りながら泣いている彼女を見たとき、レイは覚悟を決めた。
 病院を出てすぐ、ポケットに入れたスマートフォンを取り出し、記憶している番号にかける。こんな時間だというのにすぐ繋がった。
『こんなに早く君と話せるとは、思わなかったな』
「いつでも連絡していいって、あんたが言ったんだろ。本題に入るぜ」
 相手は草薙だった。無駄に話をしたくなかったので、レイは単刀直入に用件を話した。
『なるほど。難題だね』
 言葉とは裏腹に、困っているようには聞こえなかった。
「俺を使いたいというのなら、これぐらいやってもらわないとな」
『いいだろう。だが、少し時間がほしい』
「言わなくても、リミットはわかるよな」
『勿論だ。準備が出来次第、連絡する』
「頼んだぜ」
 電話を切ってすぐ、レイは暗黒の空を見上げた。
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