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「その議員を警護しろ。と」
上司の言葉に「はい」そう自身満々に答える煌。
「でもな、その議員は常に警護されているんだよ」
「どういう事ですか?」
「総理大臣だよ」
その言葉に煌は口をあんぐりと開けるのだった。
そんな会話をしている頃、ネロはというと・・・・・・
「国のトップを狙うだって?」
スケさんはそう言いながら、焼き鳥を頬張る。
「俺だったら、そうするかな。しかも、宇宙人を使ってさ」ネロはビールをグッと飲み干す。
「成程。そのタイミングで宇宙人を大平にして、ヘイトを集めようという作戦か・・・・・・」
「それが電脳剛三の狙いじゃないかな?」
「成程。一理あるわけだが、僕は煌ちゃんの推理に一票だな」
そんな会話をしながら、二人は飲み明かすのだった。
翌日、二日酔いの頭痛と戦うネロの姿があった。
「あ~ 頭痛て」
「だったら、休めば良いじゃないですか?」
今日は休日で、ネロと煌は休日出勤していた。
「いやぁ~ こういう絶え間ない努力が、事件を解決に導くんだよ」
「そうなんですか」
愚痴に付き合わされるこっちの身にもなって欲しい。そう思う煌。
「で、警察はどうするの? 煌ちゃんの推理通りに動くの?」
「動きません。というか、言いだしっぺの議員、誰だと思います?」
「誰?」
「橋井総理です」
「マジ!?」
「マジです。ですから、SPが付いているのでこれ以上の護衛は意味ないです」
「でも、総理が狙われるってただ事じゃないよね? 良いの?」
「あの総理、急に決まった後釜じゃないですか? それに昨今の政府批判は凄まじいものですから」
「だから、放っておいても良い訳ね」
「そう言うことではないですけど・・・・・・」
「事実、そうじゃない。不人気だから、殺されても構わない。俺にはそう聞こえるね」
「そんな事・・・・・・」
煌はそれ以上の言葉が出てこなかった。
「ま、これ以上このことについて議論しても仕方ないや」
ネロはそう言うと、席を立つ。
「どこ行くんですか?」
「うん? ちょっと、トイレ」
ネロはそのまま会社を出て、首相官邸へと向かった。
ネットで首相のスケジュールを見たら、イベントに出席する予定はなく居そうな場所として官邸だと思い、こうして、来たのだ。
だが、そう簡単に入れるわけもなく、只、周辺を散策する危ない人になるしかなかった。
どうやって、近づこうか考えていると「やっぱり、ここだと思った」煌が立っていた。
「見つかったかぁ~」
「はい、これ」煌はそう言って、ネロに警察手帳を手渡す。
「何これ?」
「見ての通り、警察手帳です。これから私達は総理の警護を任されたSPとして潜入することになりましたから。肌身離さず持ってくださいね。無くすのも厳禁ですから」
「分かった」そう言いながら、ネロは警察手帳を開くと警察官の制服を着た自分が居た。
「階級は、巡査かよ。煌ちゃんは?」
「巡査部長です」
斯くして、二人は官邸内へと潜入することができた。
「あの、ネロさん。宇宙人はどうやって狙ってくるんでしょうか?」
「さぁ?」とだけ言って首を傾げるネロ。
「君たちが新しく赴任したSPか?」
そう声を掛けてきたのは、主任の唐木田であった。
「はい。本日より、赴任した須田煌ですっ!」
「雫ネロです」と敬礼しながら挨拶をするネロ。
「ま、畏まらないで。危険と隣り合わせだが、気を引き締めてやるように」
「はっ!!」敬礼をしたネロの手を下げさせ、唐木田は去っていった。
「さ、俺達も自分の仕事をしようか」
「はいっ!!」
二人は橋井首相の警護をすることになった。
上司の言葉に「はい」そう自身満々に答える煌。
「でもな、その議員は常に警護されているんだよ」
「どういう事ですか?」
「総理大臣だよ」
その言葉に煌は口をあんぐりと開けるのだった。
そんな会話をしている頃、ネロはというと・・・・・・
「国のトップを狙うだって?」
スケさんはそう言いながら、焼き鳥を頬張る。
「俺だったら、そうするかな。しかも、宇宙人を使ってさ」ネロはビールをグッと飲み干す。
「成程。そのタイミングで宇宙人を大平にして、ヘイトを集めようという作戦か・・・・・・」
「それが電脳剛三の狙いじゃないかな?」
「成程。一理あるわけだが、僕は煌ちゃんの推理に一票だな」
そんな会話をしながら、二人は飲み明かすのだった。
翌日、二日酔いの頭痛と戦うネロの姿があった。
「あ~ 頭痛て」
「だったら、休めば良いじゃないですか?」
今日は休日で、ネロと煌は休日出勤していた。
「いやぁ~ こういう絶え間ない努力が、事件を解決に導くんだよ」
「そうなんですか」
愚痴に付き合わされるこっちの身にもなって欲しい。そう思う煌。
「で、警察はどうするの? 煌ちゃんの推理通りに動くの?」
「動きません。というか、言いだしっぺの議員、誰だと思います?」
「誰?」
「橋井総理です」
「マジ!?」
「マジです。ですから、SPが付いているのでこれ以上の護衛は意味ないです」
「でも、総理が狙われるってただ事じゃないよね? 良いの?」
「あの総理、急に決まった後釜じゃないですか? それに昨今の政府批判は凄まじいものですから」
「だから、放っておいても良い訳ね」
「そう言うことではないですけど・・・・・・」
「事実、そうじゃない。不人気だから、殺されても構わない。俺にはそう聞こえるね」
「そんな事・・・・・・」
煌はそれ以上の言葉が出てこなかった。
「ま、これ以上このことについて議論しても仕方ないや」
ネロはそう言うと、席を立つ。
「どこ行くんですか?」
「うん? ちょっと、トイレ」
ネロはそのまま会社を出て、首相官邸へと向かった。
ネットで首相のスケジュールを見たら、イベントに出席する予定はなく居そうな場所として官邸だと思い、こうして、来たのだ。
だが、そう簡単に入れるわけもなく、只、周辺を散策する危ない人になるしかなかった。
どうやって、近づこうか考えていると「やっぱり、ここだと思った」煌が立っていた。
「見つかったかぁ~」
「はい、これ」煌はそう言って、ネロに警察手帳を手渡す。
「何これ?」
「見ての通り、警察手帳です。これから私達は総理の警護を任されたSPとして潜入することになりましたから。肌身離さず持ってくださいね。無くすのも厳禁ですから」
「分かった」そう言いながら、ネロは警察手帳を開くと警察官の制服を着た自分が居た。
「階級は、巡査かよ。煌ちゃんは?」
「巡査部長です」
斯くして、二人は官邸内へと潜入することができた。
「あの、ネロさん。宇宙人はどうやって狙ってくるんでしょうか?」
「さぁ?」とだけ言って首を傾げるネロ。
「君たちが新しく赴任したSPか?」
そう声を掛けてきたのは、主任の唐木田であった。
「はい。本日より、赴任した須田煌ですっ!」
「雫ネロです」と敬礼しながら挨拶をするネロ。
「ま、畏まらないで。危険と隣り合わせだが、気を引き締めてやるように」
「はっ!!」敬礼をしたネロの手を下げさせ、唐木田は去っていった。
「さ、俺達も自分の仕事をしようか」
「はいっ!!」
二人は橋井首相の警護をすることになった。
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