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29:タダ飯喰らいなオレは立派なニートですか
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さ~てさて、オレが砦に連れて来てもらってから大体1週間くらい経ったぞ。
異世界生活も1週間って思えば、なかなか感慨深いもんがある。
ホントはさぁ、もっと早くにエルフの里に行くみたいだったんだ。……あ、里って呼ぶけど、実際は他のナントカ人族で言う町みたいなもんらしいけど。エルフ系の種族、特に森エルフ族は自分たちの住居地のことを、里って呼ぶんだそうだ。
これも一応、異世界のマメ知識になるか。
ん~で、1週間も里に行かず、なんでまだ砦にいるのかって言うと。
まぁ、オレの都合っていうか希望っていうか……欲望丸出しで、もうちょっと砦にいたいって頼んだからだ。
砦での暮らしがまぁまぁ、いやかなり快適だったのも、砦にいたい理由のひとつではあるんだけど。もっと肉欲に忠実な理由……警ら隊の美形たちにオレが手を出したいからって理由がメイン。
もちろんそんな下心を、オレは決して隠さない。包み隠さず熱心にディルに伝えた。
そんな我儘をよくもディルは許してくれたもんだ。有難いな。
ただ、エルフの里に行ったところで、オレの扱いは殆ど変わらんかったらしい。
異世界から来たオレについて、里の所在地を管轄する国への報告と、それとも国家間を跨いだ勢力である教会への報告。どちらを先にするか。
里の偉い人たちが結論を出すにはもちっと時間が掛かりそう、なんだとさ。
それだったらさ~、まだ砦にいたっていいじゃんよな。
この1週間、オレは砦で平和に快適な……実に、ニートで快楽な時間を過ごしてた。
まず、ディルたちと出会った森の中でチンコをしゃぶり合った、あの警ら隊のメンバーが交替で、オレの部屋に来て貰えるようにした。
割とオレは身体を動かすのが好きなタチだから、本当は警ら隊とか、他の兵士たちの訓練なんかは凄く興味があるし、もっと言えば一緒に参加させて欲しいくらいだ。
だけどそれはちょっと無理そうだから、運動不足になるのを予防するって意味で、オレと運動してストレス解消に付き合ってくれるよう頼んだんだ。
運動には、真っ当な柔軟運動や筋力トレーニングの他にセックスを含む。
その点だけは誤解の無いよう、何度もきっちり確認したぞ。
ここにいる間は、基本的には部屋の中で引きこもるつもりでいるからな。
だって、あんまりオレに出歩いて欲しくないみたいだっただろ。事情を知らない大多数と、今の状態では知り合って欲しくないはずだから。
一応はオレなりに気を遣って、砦の中を歩くのも限定的だし、砦が囲んでる町みたいな区間にも堂々とは行かないように……って考えてのお願いだ。
空気読めるオレって偉いわぁ。
あぁそうそう。
オレが着る用に、脱ぎ着しやすくてラクな衣服を用意してもらったんだ。
警ら隊メンバーが部屋に来るのに、常にオレが裸ってのはマズいらしい。
ディルはオレに服を渡したとき、なんだか凄く申し訳無さそうな顔をしてた。
裸族の種族特性を蔑ろにするようで、オレが傷付いてると思ってるのかもな。
オレとしては全っ然、むしろオッケーなんだけどな。
裸族って設定だから、自分からは服を強請れないし。
……まっ、部屋に来た警ら隊メンバーもオレも、すぐ服を脱ぐんだけどなっ。
毎日、毎日。
ディルか。イリヤか。警ら隊の他のメンバーとセックス三昧だぞ。
いや、24時間ず~っとヤッてるんじゃないけどさ。
セックス以外の……ほら、風呂とか。メシとか。ただダラダラしてる時間とか。そういう時間も必要だろ。
そんで体力と精力とムラムラ気分が戻って来たら、そのときに近くにいる相手とヤッちゃうんだ。つい自然な流れで、ヤッちゃうんだって。
お陰でなかなか、リヴィに手を出す時間が取れない。
リヴィって……覚えてるかなぁ。医務室にいた白衣の、エロい泣きボクロの人。
あいつ絶対、エロいって。
オトコ好きだって。
今日こそ、手ぇ出す。
「なぁ、ディル。……医務室に行きたい。」
今日はディルと一緒に、昼飯を食べながら。
とうとうオレは、直球勝負に出た。
「……一応、聞いておくが……具合でも悪いのか、ヒロ。」
「っつ~か、リヴィに会いたい。」
「……リヴィを抱けるとは限らないぞ?」
ディルは実に正確に、オレの言葉の意味を理解してるなぁ。
オレが会いたいって言ったらつまり、ヤリたいって意味で間違い無いからな。
「ディルからお薦めしてくれよ、オレのチンコを…」
「…するかっ!」
「ちぇぇ~、ケチ。まぁ可愛いから許す。エッチだし、チンコ好きだし…」
「しょ…っ、食事中だぞっ!」
エッチでチンコ好きって点は否定しないんだな。
否定したところで事実は変わらんけどな。
「なぁ~、頼むよぉ~。リヴィともセックスしたいよぉ~。」
「私に言うな。」
「じゃあ本人に言うから。医務室ぅ~。」
「まったく、お前という男は……。……つ、連れて行くだけ、だぞ?」
「あ、なるべくリヴィが忙しくないタイミングでよろしく頼む。」
「……仕方ないな。」
性欲バリバリ発言したオレでも、医務室に連れてってくれるようだ。
やったぜラッキー。
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