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28:孕ませたの忘れてたオレって最低ですか
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ゴポ……っ。
イリヤの中からチンコを引き抜いたのと同時に、そんな卑猥な音がして。今夜だけでヤリ過ぎで、もうすっかり熟れたアナルからオレの精液が溢れ出てきた。
毎度毎度、思うけどさ。
ふっくらした蕾からザーメン出てくるの、かなりエロいよなぁ。
またチンコが滾りそうになる。
や~、さすがにもうヤラんけど。もう何発抜いたかも覚えてないくらいだから。
「あ~、気持ち良かった。可愛かったぞ、イリヤ。」
「もぉ……いっぱい、しすぎですぅ。子供、が…出来るかと、思いました……。」
ようやく息を整えたイリヤの顔はまだ、ほんのり色付いてる。
事後の色気たっぷりな表情で呟くのを見て、オレは揶揄いたくなった。
「メチャクチャ中出し、したもんなぁ。……出来てるかも、な?」
「でっ、出来ませんよ。種族が違いますもん。……ヒロは裸族、でしょ?」
オレが揶揄ってるのを分かって、イリヤは口を尖らせる。
こういうのも、ちょっとしたイチャイチャみたいな感じで悪くない雰囲気だ。
「そりゃあ残念。……さて、と。風呂入って、身体洗おっか。」
「はい。」
ある程度休憩したところで、オレはヘラヘラしながらイリヤの腰を抱き寄せる。
イリヤは素直にしなだれ掛かって来た。
この世界の住人は本当に、オレに都合のいい反応をしてくれるなぁ。
2人で、普通に、ごくごく普通に風呂に入った。
身体を洗って、湯船に浸かって。悪戯もセックスもせずに、だ。
イリヤが自分の身体を洗ってる姿を見たら、やっぱりちょっと興奮はしたけど。
現在時刻を想像したら、そっからまたセックスするには遅すぎる。
起きたときのツラさを想像して、睡眠を優先することにしたんだ。
「なぁ、イリヤ~。今日オレ、ここに泊っていいか?」
「もうベッドに入ってるじゃないですか。……出て行く気、無いでしょ?」
下着だけを穿いた姿でベッドに転がるオレに、イリヤは少し呆れ顔。
そんな態度はポーズだと思ってるオレは、もちろん出て行く気は全く無い。
知的な美人にそんな表情されたら、美人教師に叱られてる感じで、むしろイイ。
「イリヤは同じベッドに誰かいたら眠れないタイプ、なのか?」
「え、っと……そういう、わけでも……。」
「よし、んじゃ一緒に寝よう。抱き締めてもいいぞ?」
オレは両腕を広げてイリヤを待ち構える。
スルっとベッドに上がったイリヤは、オレの股間を凝視した。
……ん、どうした? チンコのお代わりか? しょ~がないなぁ。
「……裸で、寝ないの?」
「あっ……。」
「無理して気を遣わなくて、いいんです…よ?」
「お、……おう。悪いな。」
違ったわ~、お代わりじゃなかったわ~。言わなくて良かった。
っつ~か、オレ、うっかり自分の裸族設定を忘れてた。
本当は人間族じゃないのかって疑われないように、オレは堂々と下着を脱ぐ。
「ちょっと肌寒いなぁ。」
「裸族というものは大変ですね。」
わざとらしく自分の腕を擦りながら、ベッドに潜り込んだ。
信じてくれたイリヤが身体をくっ付けてきたから、オレの目論見は成功した。
「そうだなぁ、寒い場所はやっぱりツライな。その分、精力は凄いぞ。」
「です……ねぇ。……この世界に裸族がいたら、大変なことになった、かも。」
「ぅん? なんで?」
「だって、こんなに精力…旺盛な種族だから、裸族の子供は、たくさん……産まれるんでしょう? この世界はあんまり…出生率が高くないから……人類が裸族ばっかりに、なっちゃいそうで……。」
抱き合って寝そべってるイリヤの身体がポカポカ暖かい。
オレよりイリヤの方が体力を消耗してるからか、イリヤは少しウトウト気味だ。
「異種族とのセックスは子供、出来ないんだっけ?」
「はぁぃ……。」
「ディルも言ってたっけなぁ。……あ? ……あぁ……。」
無防備に力の抜けたイリヤの声を聞きながら。
オレは唐突に思い出した。
いや、別に大した問題じゃないんだろうけどさ。
オレ、植物美青年と子供、作ったなぁ……って。
まぁあくまで、美青年が言ってるだけ、なんだけど。
赤ちゃんを見たわけじゃないし。
「なぁ、イリヤ? モンスターにも赤ちゃんって出来るもんなのか?」
「出来るん…じゃ……ないですかねぇ……。じゃないと、増え…ないし……。」
「……子育てとか、すんのかな?」
「さぁ……? 人類に近い、モンス…ァ……なら……。」
質問するのはこのくらいにしとくか。
もういい加減、イリヤがツラそうだ。
「悪い、もう寝よう。おやすみ、イリヤ。」
「はぁぃ……。」
眠気の限界を迎えたイリヤはあっという間に寝入った。
オレはちょっと考え込む。
美青年を孕ませたの、すっかり頭から抜け落ちてたなぁ。
頭の奥に、モンスターだからいいか、って気持ちがあったんだろなぁ。
相手から責任取れって言われてないし、別にイイっちゃあイイんだけどさぁ。
もしかしたらオレ、酷いことしたのか?
何処の誰かも分からん男の子種で妊娠しちゃって、あの美青年、親兄弟から叱られたりしてないよな?
イリヤの中からチンコを引き抜いたのと同時に、そんな卑猥な音がして。今夜だけでヤリ過ぎで、もうすっかり熟れたアナルからオレの精液が溢れ出てきた。
毎度毎度、思うけどさ。
ふっくらした蕾からザーメン出てくるの、かなりエロいよなぁ。
またチンコが滾りそうになる。
や~、さすがにもうヤラんけど。もう何発抜いたかも覚えてないくらいだから。
「あ~、気持ち良かった。可愛かったぞ、イリヤ。」
「もぉ……いっぱい、しすぎですぅ。子供、が…出来るかと、思いました……。」
ようやく息を整えたイリヤの顔はまだ、ほんのり色付いてる。
事後の色気たっぷりな表情で呟くのを見て、オレは揶揄いたくなった。
「メチャクチャ中出し、したもんなぁ。……出来てるかも、な?」
「でっ、出来ませんよ。種族が違いますもん。……ヒロは裸族、でしょ?」
オレが揶揄ってるのを分かって、イリヤは口を尖らせる。
こういうのも、ちょっとしたイチャイチャみたいな感じで悪くない雰囲気だ。
「そりゃあ残念。……さて、と。風呂入って、身体洗おっか。」
「はい。」
ある程度休憩したところで、オレはヘラヘラしながらイリヤの腰を抱き寄せる。
イリヤは素直にしなだれ掛かって来た。
この世界の住人は本当に、オレに都合のいい反応をしてくれるなぁ。
2人で、普通に、ごくごく普通に風呂に入った。
身体を洗って、湯船に浸かって。悪戯もセックスもせずに、だ。
イリヤが自分の身体を洗ってる姿を見たら、やっぱりちょっと興奮はしたけど。
現在時刻を想像したら、そっからまたセックスするには遅すぎる。
起きたときのツラさを想像して、睡眠を優先することにしたんだ。
「なぁ、イリヤ~。今日オレ、ここに泊っていいか?」
「もうベッドに入ってるじゃないですか。……出て行く気、無いでしょ?」
下着だけを穿いた姿でベッドに転がるオレに、イリヤは少し呆れ顔。
そんな態度はポーズだと思ってるオレは、もちろん出て行く気は全く無い。
知的な美人にそんな表情されたら、美人教師に叱られてる感じで、むしろイイ。
「イリヤは同じベッドに誰かいたら眠れないタイプ、なのか?」
「え、っと……そういう、わけでも……。」
「よし、んじゃ一緒に寝よう。抱き締めてもいいぞ?」
オレは両腕を広げてイリヤを待ち構える。
スルっとベッドに上がったイリヤは、オレの股間を凝視した。
……ん、どうした? チンコのお代わりか? しょ~がないなぁ。
「……裸で、寝ないの?」
「あっ……。」
「無理して気を遣わなくて、いいんです…よ?」
「お、……おう。悪いな。」
違ったわ~、お代わりじゃなかったわ~。言わなくて良かった。
っつ~か、オレ、うっかり自分の裸族設定を忘れてた。
本当は人間族じゃないのかって疑われないように、オレは堂々と下着を脱ぐ。
「ちょっと肌寒いなぁ。」
「裸族というものは大変ですね。」
わざとらしく自分の腕を擦りながら、ベッドに潜り込んだ。
信じてくれたイリヤが身体をくっ付けてきたから、オレの目論見は成功した。
「そうだなぁ、寒い場所はやっぱりツライな。その分、精力は凄いぞ。」
「です……ねぇ。……この世界に裸族がいたら、大変なことになった、かも。」
「ぅん? なんで?」
「だって、こんなに精力…旺盛な種族だから、裸族の子供は、たくさん……産まれるんでしょう? この世界はあんまり…出生率が高くないから……人類が裸族ばっかりに、なっちゃいそうで……。」
抱き合って寝そべってるイリヤの身体がポカポカ暖かい。
オレよりイリヤの方が体力を消耗してるからか、イリヤは少しウトウト気味だ。
「異種族とのセックスは子供、出来ないんだっけ?」
「はぁぃ……。」
「ディルも言ってたっけなぁ。……あ? ……あぁ……。」
無防備に力の抜けたイリヤの声を聞きながら。
オレは唐突に思い出した。
いや、別に大した問題じゃないんだろうけどさ。
オレ、植物美青年と子供、作ったなぁ……って。
まぁあくまで、美青年が言ってるだけ、なんだけど。
赤ちゃんを見たわけじゃないし。
「なぁ、イリヤ? モンスターにも赤ちゃんって出来るもんなのか?」
「出来るん…じゃ……ないですかねぇ……。じゃないと、増え…ないし……。」
「……子育てとか、すんのかな?」
「さぁ……? 人類に近い、モンス…ァ……なら……。」
質問するのはこのくらいにしとくか。
もういい加減、イリヤがツラそうだ。
「悪い、もう寝よう。おやすみ、イリヤ。」
「はぁぃ……。」
眠気の限界を迎えたイリヤはあっという間に寝入った。
オレはちょっと考え込む。
美青年を孕ませたの、すっかり頭から抜け落ちてたなぁ。
頭の奥に、モンスターだからいいか、って気持ちがあったんだろなぁ。
相手から責任取れって言われてないし、別にイイっちゃあイイんだけどさぁ。
もしかしたらオレ、酷いことしたのか?
何処の誰かも分からん男の子種で妊娠しちゃって、あの美青年、親兄弟から叱られたりしてないよな?
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