転生したら"チート"能力の代わりに加護を授かり家族に愛されてますが、家族が殺されたので復讐しようと思います

夜にすみたい

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一章 幼少期

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「ふむふむ……なるほどなるほど」

私は今日も図書館にて魔導書を読んでいた。
お姉様は今日はいない、学校に行ってるからだ。
この世界では6歳になる年から学校に入学することができ、お姉様はしっかりと通っていた。
授業時間が短い6歳から4年間の初級学校だった時は学校から帰ってきたら即私、と言った感じだったが、初級クラスの次の中級学校は授業時間が15時くらいまであり、一緒にいる時間が減ってきているのだ。

「魔法は魔力と詠唱が必要であり、魔力量は人を超えない限り生まれた時から変わらない、か……ほんとにそうなのかな?」

私が最初に魔法を使った時は魔法使いたいなーと思いながら水球を手の上にイメージしたら作ることができた。
それに、魔力量も初めての時に比べれば増えた(と思う)

「うーん……詠唱する事で威力が高まる……?」

そう考えた私は早速試してみることにした。
まず、同じ大きさの桶を用意し、そこに水球を詠唱あり、なしで作り入れてみるという実験だ。

「まずは詠唱から……水の精霊よ、我に水の恵みを分けよ、『水球』!」

すると手の上にどこからか水滴が集まり、直径15cmの水球ができた。
それを桶の中に入れる。
次に無詠唱だ。

「……ほっ」

すると簡単に最近ができた……が、大きさはさほど変わらない。
おけにも入れてみるが特に水の量に変わりはない。

「これはあの本間違ってるな……」

そう思った私はこの世界の魔法について一つ分かった。
魔法は詠唱をしなくても使用することができ、頭の中でイメージをすれば簡単にできる、と。
魔力量に関してはまだ分からない。
まだ私は5歳だからだ。
あと数年しないと増えたか増えてないかは分からない。

「あら、マシロ何してるの?」

そこへお母様が来た。

「こんにちは、お母様。魔法について思ったことがあったので実験をしていたんです。」

「思うこと?どんなことなのかしら?」

これでもお母様は魔法がとてもうまい。
聞いてみるのもいいかもしれない。

「この本に書いてあることなんですけど、『魔法を使うには詠唱が必要』ってところが違う気がしまして……」

「……ふふ、魔法を使うには詠唱が必要なのは当たり前なのよ?」

「え……?私詠唱なくても使えるんですけど……」

私は水球を出してみせる。

「……えぇ⁉︎ちょっとマシロ⁉︎どうやったの⁉︎まさかあなた天才⁉︎あなたー‼︎‼︎」

そう言ってお母様は屋敷の中へ走っていった。
……無詠唱はこの世界ではイレギュラーなのかもしれない……
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