「イケメン滅びろ」って呪ったら

竜也りく

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オレもたまには

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自分が脱ぐより先に、部屋着に着替えてる佐々木のズボンに手をかける。ちょっと下に引っ張ってやったら、呆気なく佐々木の元気すぎて聞き分けのない息子が飛び出してきて、ちょっと笑えた。

「悠真……?」

「いっつもお前がしてくれるからさぁ、オレもたまには、って思ってさ」

佐々木の聞かん坊な息子の頭をヨシヨシと撫でてやる。

「うああっ、ちょ……ダメ、悠真に触られたら出ちゃう……っ」

「せめてもうちょい我慢しろ」

うわー、こんな近くでまじまじ見るの初めて。やっぱめっちゃデカいわ、知ってたけど。

まるで別の生き物みたいにどくどくと脈打って、トロトロの先走りが溢れてくる。まだ手を添えてるだけなのに、佐々木のチンコがプルプルと震えるもんだから、その刺激で佐々木は既に気持ちよくなってしまっているみたいだ。

「あ……んぅ……こんなに興奮しちゃってるのに、そんなに真剣に見ないでくれ。恥ずかしい……!」

「佐々木だってオレが恥ずかしいっつってもエロい体位とかめっちゃさせるじゃん」

「ぐ……それは、そうだけど」

「見られてるの、興奮するんだろ? いつもよりさらにバキバキなんじゃねぇの?」

ニヤッと笑って上目遣いで見たら、佐々木は真っ赤になった。……しかもチンコがさらにバッキバキになった。やっぱ興奮してるんじゃねぇか。

佐々木の息子の素直な態度に気を良くしつつ、オレはいよいよ佐々木のチンコに口付けた。思ったより嫌悪感がなくて安心する。

「……っ!!!」

ビクン、と佐々木の体が揺れた。

「悠真が……悠真が……、俺の……ッ」

クッションに深く身を委ねたまま、佐々木がうわごとみたいにオレの名前を呟く。

佐々木のチンコはでっかくて、全部口に入れるのは無理だ。代わりにオレは、見せつけるように佐々木のチンコを下から上まで舐め上げてやった。先走りが溢れて否応なく口に入ってくる。

うん、マズい。

それでも佐々木が真っ赤な顔でブルブル震えながらオレを食い入るように見つめてるから、ちゃんと舐めてちゅ、ちゅ、と太い幹に口付けてやった。カリの裏側を舌でチロチロと舐めたら、気持ちよかったのか全身を震わせて刺激に耐えている。

オレの口で佐々木が翻弄されてるのを見るのはめちゃくちゃ興奮する。佐々木もいつも、こんな気持ちでオレのを可愛がってくれてんのかな。

いつもみたいに佐々木に散々愛撫されてヨがって喘いでイかされるのももちろん気持ちいいんだけど、オレも男だから主導権握って気持ちよくさせてやるのもそれはそれで楽しい。つーか、めっちゃ楽しい。

そういえば佐々木、AV見てたときに「全体的に締め付けられるのが好き」って言ってたっけな?

よし、それなら。

大きく口を開けて佐々木のモノを頬張る。

「あああっ! 悠真……っ!」

佐々木は両手で自分の顔を覆って天井を仰いだ。

あー、なんだよもう。イく顔見たいのに。

一瞬だけ見えた、オレの上で腰振ってる時とはまた違う恥じらいも混ざった表情。こんな顔、今まであんまり見たことなくて、オレは胸も股間も熱くする。

またその顔が見たくて、オレは佐々木のタマタマをやわやわと揉みつつ、口に含んだ亀頭を舌を使って円を描くように舐め回した。

「ふう、ん、き、気持ちいい……! でも……でも、悠真に、こんなことさせるなんて……!」

「お前だって……いつもしてくれるじゃん」

はむはむと佐々木のチンコを唇で刺激しながら見上げたら、佐々木と目が合う。って言っても佐々木は両手で顔を隠してるから、その指の隙間から目が合ったんだけど。

自分は顔隠してるくせに、俺がフェラしてるとこは見たいとかズルいよな。

「背徳感で今すぐイキそう……!」

「んむ……いへはいい」

「くっ……あ、うぅ……ッ」

意外と出さずに粘る佐々木を一気に天国に連れてってやろうと、俺は先の方は口で、根元の方は手で思いっきり扱いてやった。

「うああっ、ああ、ヤバ……っ、出る! 出るからぁ!ダメ、口、離してっ」

俺の口ん中に射精するのはさすがにダメだと思ってるらしい佐々木が、俺の頭を引き剥がそうと両手を俺の頭に置く。そうはさせるかと佐々木の息子をちゅうっと吸ってやったら、震えてオレの髪をクシャっと握るのが精一杯になったみたいだ。

勝った。

この一か月でオレは散々コイツにフェラされたし、結果この王子様イケメンフェイスに顔射もしたし、ダメって言ったのに離してくれなくて口ん中に何回も放った。

死ぬほど恥ずかしかったけど、死ぬほど気持ちよかった。

そして謎の感動もあった。

佐々木にもぜひ、その言い表しようのない感動を味わって貰いたい。

力なくオレの頭をクシャクシャと混ぜているだけになった手の重みを感じつつ、上目遣いで佐々木を見たら、佐々木は真っ赤な顔で眉根を寄せて荒い息を吐いている。すっげぇエロい顔して、オレの顔から目を離せなくなってるのを見たら、なんか嬉しくなってオレはさっきよりも強めに吸ってやった。

「あ……あ……ダメ、出るっ!!!」

「んぅっ」
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