47 / 54
弟: セレス編 〜鉄壁ツンデレ魔術師は、おねだりに弱い〜
鉄壁ツンデレ魔術師は、最高に幸せらしい
しおりを挟む
「……? 男はここを舐められたいんじゃないのか?」
そりゃあ舐められるのめっちゃ気持ちよかったけども! 背徳感が半端ないんだって!
「ごめん。僕、その綺麗な顔で舐められたいとか、口に突っ込んで中で出したいとか割と言われるから、舐められると嬉しいのかと思って」
誰だフィンレーにそんな卑猥な事言ったヤツ! しばき倒してやりたい。
「……気持ちよくなって貰うのって、難しいんだな」
眉を下げてしゅんとするフィンレーは、さっきの色っぽさがなりを潜めて清純そうな顔に見える。さっきまでオレのモノをエロい音立てながら舐めしゃぶっていたとはとても思えない。
そんな顔するのは反則だと思う。思わず慰めたくなるじゃんか。
「……気持ちいいのはめっちゃ気持ちいい。死ぬ気で耐えただけでぶっちゃけ何回も出そうだった」
「ほ、本当か!? 気持ち良かったのか!?」
「すげぇ気持ち良かった。ただ、フィンレーがそんな事する必要ないから。ホント無理する事ないって」
そう言ったら途端にフィンレーはまた思い詰めたような顔になる。いきなりバッとローブを脱いだかと思うと、パンツも潔く下ろして一糸纏わぬ姿になった。
「うわ……」
思わず感嘆のため息が出た。
すっげぇ真っ白。おんなじ男とは思えないくらい華奢で、乳首もピンクっていうけしからん裸体だ。その綺麗な体でオレに跨り、フィンレーはあろう事か後ろの穴に、オレのギリギリまで張り詰めたチンコをあてがう。
チンコがその窄まりに触れた途端、突き上げて思いっきり放ちたくて堪らない衝動に襲われた。でも体は動かないし、放ちたい衝動も死ぬ気で耐えた。
「フィンレー、ダメだ!」
「あれもダメ、これもダメって……どうしたらセレスは満足してくれるんだ?」
「だからマジで! マジでフィンレーがそんな事しなくていいから!」
「でも娼館に行こうとしてたじゃないか。コレを突っ込んで、気持ちよくなりたいんだろ」
「それはそうだけどっ」
ぐうの音も出ない。確かにチンコ突っ込んでアンアン言わせてめちゃくちゃ気持ち良くなりたいのは間違いない。でも、だからってフィンレーにそんなシモの世話までさせようとは思ってないんだって……!
見上げたら、フィンレーは悲しそうな顔でオレを見下ろしていた。
「僕じゃダメなのか……? こんなにセレスのことが好きなのに」
「へ?」
「お願いだ、娼婦じゃなくて僕で気持ちよくなってくれ」
フィンレーがグッと体重を乗せる。俺のチンコはフィンレーの中に飲み込まれようとするけれど、いかんせんこれっぽっちもならしてない穴にそう簡単に入る筈がなかった。
ちょっとだけ、ホントに先っちょだけは入ったけど、全然入り口のところですでにギチギチで先に行ける気がしない。っていうか尋常じゃなく狭くってマジで痛い。フィンレーはやる気だったけど、穴は全力で侵入を拒否してる。少しは穴の意向も汲んでやって欲しい。
俺も痛くて萎えそうだけど、フィンレーも脂汗が額に浮かんでる。
「フィンレー、待てって! いきなりは無理だ!」
明らかに無理してる。こんなの切れない方がおかしい。それでも諦めたくはないみたいで、フィンレーは息を詰めたり細く吐いたりしながら、自重でぐぐ、ぐぐ、と無理矢理挿れようとしてくる。
「うう、う……っ」
苦しげな呻き声に、俺もいよいよあせってきた。こんなに痛くて苦しいセックスなんて絶対に良くない。
「フィンレー、いったん待て! ならしもしないでいきなりは無理だって!」
「うああっ、ああ……っ」
その瞬間、一番太いカリの部分がグプッと音をたててフィンレーの中に呑み込まれた。
「く……っ」
ものすごい圧迫感に、俺も思わず呻いた。これで萎えない自分にびっくりだけど、それは多分、俺の上で荒い息を吐きながら涙目でじわじわと動いているフィンレーが、健気でエロいからだろう。
今も息も絶え絶えな様子で唇がブルブルと震えている。よほど苦しいのか眉が寄って苦悶の表情を浮かべ、顔色も真っ青になってきた。
「大丈夫か? 初めてでしかもならさねぇで突っ込むなんて、自殺行為だぞ」
「なら、す、って……どう、すれば」
そんな事も知らずに跨ってきて突っ込もうとしてるのかと戦慄した。
「教えるから一回抜いて。お前、真っ青だ」
「……」
ポロッとフィンレーの目から大粒の涙が零れ落ちる。いつもは冷たい印象のアイスブルーの目が、涙で濡れて幼く見えた。
「ごめん……上手に、出来、なくて」
吐息みたいに小さな声で謝ってから、フィンレーはゆっくりと腰を上げようと身じろいだ。力が入ったせいで中がきゅうっと締まって、密かにめっちゃ気持ちよかった。
「ん……っ」
「……っ」
「……は、ぁ……っ、」
オレの上で、フィンレーの悩ましい声が断続的に聞こえる。
真っ青だった顔色に僅かに朱がさしてきて、体が傾ぐ拍子に肩から銀の髪が零れ落ちてくるのもなんとも艶かしい。弱々しい息遣いが逆に扇情的だった。
「ん……っ、ちから……入んない……っ」
そりゃあ舐められるのめっちゃ気持ちよかったけども! 背徳感が半端ないんだって!
「ごめん。僕、その綺麗な顔で舐められたいとか、口に突っ込んで中で出したいとか割と言われるから、舐められると嬉しいのかと思って」
誰だフィンレーにそんな卑猥な事言ったヤツ! しばき倒してやりたい。
「……気持ちよくなって貰うのって、難しいんだな」
眉を下げてしゅんとするフィンレーは、さっきの色っぽさがなりを潜めて清純そうな顔に見える。さっきまでオレのモノをエロい音立てながら舐めしゃぶっていたとはとても思えない。
そんな顔するのは反則だと思う。思わず慰めたくなるじゃんか。
「……気持ちいいのはめっちゃ気持ちいい。死ぬ気で耐えただけでぶっちゃけ何回も出そうだった」
「ほ、本当か!? 気持ち良かったのか!?」
「すげぇ気持ち良かった。ただ、フィンレーがそんな事する必要ないから。ホント無理する事ないって」
そう言ったら途端にフィンレーはまた思い詰めたような顔になる。いきなりバッとローブを脱いだかと思うと、パンツも潔く下ろして一糸纏わぬ姿になった。
「うわ……」
思わず感嘆のため息が出た。
すっげぇ真っ白。おんなじ男とは思えないくらい華奢で、乳首もピンクっていうけしからん裸体だ。その綺麗な体でオレに跨り、フィンレーはあろう事か後ろの穴に、オレのギリギリまで張り詰めたチンコをあてがう。
チンコがその窄まりに触れた途端、突き上げて思いっきり放ちたくて堪らない衝動に襲われた。でも体は動かないし、放ちたい衝動も死ぬ気で耐えた。
「フィンレー、ダメだ!」
「あれもダメ、これもダメって……どうしたらセレスは満足してくれるんだ?」
「だからマジで! マジでフィンレーがそんな事しなくていいから!」
「でも娼館に行こうとしてたじゃないか。コレを突っ込んで、気持ちよくなりたいんだろ」
「それはそうだけどっ」
ぐうの音も出ない。確かにチンコ突っ込んでアンアン言わせてめちゃくちゃ気持ち良くなりたいのは間違いない。でも、だからってフィンレーにそんなシモの世話までさせようとは思ってないんだって……!
見上げたら、フィンレーは悲しそうな顔でオレを見下ろしていた。
「僕じゃダメなのか……? こんなにセレスのことが好きなのに」
「へ?」
「お願いだ、娼婦じゃなくて僕で気持ちよくなってくれ」
フィンレーがグッと体重を乗せる。俺のチンコはフィンレーの中に飲み込まれようとするけれど、いかんせんこれっぽっちもならしてない穴にそう簡単に入る筈がなかった。
ちょっとだけ、ホントに先っちょだけは入ったけど、全然入り口のところですでにギチギチで先に行ける気がしない。っていうか尋常じゃなく狭くってマジで痛い。フィンレーはやる気だったけど、穴は全力で侵入を拒否してる。少しは穴の意向も汲んでやって欲しい。
俺も痛くて萎えそうだけど、フィンレーも脂汗が額に浮かんでる。
「フィンレー、待てって! いきなりは無理だ!」
明らかに無理してる。こんなの切れない方がおかしい。それでも諦めたくはないみたいで、フィンレーは息を詰めたり細く吐いたりしながら、自重でぐぐ、ぐぐ、と無理矢理挿れようとしてくる。
「うう、う……っ」
苦しげな呻き声に、俺もいよいよあせってきた。こんなに痛くて苦しいセックスなんて絶対に良くない。
「フィンレー、いったん待て! ならしもしないでいきなりは無理だって!」
「うああっ、ああ……っ」
その瞬間、一番太いカリの部分がグプッと音をたててフィンレーの中に呑み込まれた。
「く……っ」
ものすごい圧迫感に、俺も思わず呻いた。これで萎えない自分にびっくりだけど、それは多分、俺の上で荒い息を吐きながら涙目でじわじわと動いているフィンレーが、健気でエロいからだろう。
今も息も絶え絶えな様子で唇がブルブルと震えている。よほど苦しいのか眉が寄って苦悶の表情を浮かべ、顔色も真っ青になってきた。
「大丈夫か? 初めてでしかもならさねぇで突っ込むなんて、自殺行為だぞ」
「なら、す、って……どう、すれば」
そんな事も知らずに跨ってきて突っ込もうとしてるのかと戦慄した。
「教えるから一回抜いて。お前、真っ青だ」
「……」
ポロッとフィンレーの目から大粒の涙が零れ落ちる。いつもは冷たい印象のアイスブルーの目が、涙で濡れて幼く見えた。
「ごめん……上手に、出来、なくて」
吐息みたいに小さな声で謝ってから、フィンレーはゆっくりと腰を上げようと身じろいだ。力が入ったせいで中がきゅうっと締まって、密かにめっちゃ気持ちよかった。
「ん……っ」
「……っ」
「……は、ぁ……っ、」
オレの上で、フィンレーの悩ましい声が断続的に聞こえる。
真っ青だった顔色に僅かに朱がさしてきて、体が傾ぐ拍子に肩から銀の髪が零れ落ちてくるのもなんとも艶かしい。弱々しい息遣いが逆に扇情的だった。
「ん……っ、ちから……入んない……っ」
32
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された
あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると…
「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」
気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初めましてです。お手柔らかにお願いします。
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました
西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて…
ほのほのです。
※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる