泡沫の願い

私の「兄」は、一生を懸けた大嘘吐きでした。


運命から逃れられなくても、護りたい人がいる。傍に居たい人がいる。

ただ、キミを護りたい。その、笑顔を護りたい。
キミが、幸せだと。そう、微笑んでくれれば、それでいい。
それだけで、いい。
キミは、俺の、生きる意味だから。

新選組「沖田総司」のたったひとつの願いとは。



▷こちらの話は「ただ儚く君を想う」のSSとなります。本編をお読みいただいていない方も楽しんでいただけるよう書いております。
24h.ポイント 28pt
0
小説 22,449 位 / 184,466件 ライト文芸 456 位 / 7,569件

処理中です...