1 / 26
1 私の母は?
しおりを挟む
ある日の午後、とある伯爵家に一通の招待状が届けられた。
その招待状の封を開けた私の母つまり伯爵夫人は暫くの間手紙を見つめ固まっていたがワナワナ震え出し…邸中に轟く程の大きな雄叫びをあげた。
「えーーー!うそーーー!まずいわ!た、大変!私の可愛いルーナちゃんがーーー」
たった今淑女にあるまじき雄叫びをあげたのは御年30歳見た目は絶世の美女…いえ美少女に見えるこの邸の女主人は
マリアンヌ・ヴィヴォワール、淡いピンクゴールドの髪に影を作る程長い睫毛の大きな目を見開くとキラキラと宝石のように煌めく青い瞳が美しい私の母です。
普段ポヤポヤ……おっとり?…のほほん?…とにかく大きな声なんて出さない母が叫んだのです!それは皆驚くわ、隣にいた私なんて思わず立ち上がってしまった。
「お、お母様?どうなさったの?それ、その蝋印は…皇室からのお手紙ではないですか?何か問題でもありましたか?」
手紙を持つ手をワナワナ震わせ一気に青ざめた母は大きな目を更に大きく見開いて私の両肩に手を乗せて捲し立てるように話し出した。
「ルーナちゃん、大変よ!私ヒロインの母よ!それも脳内お花畑のザマァされるヒロインの…母なのよー!…どうしましょう、このままではだめよ!今なら間に合うわ!…大丈夫よ!私がなんとかしてみせるわ!ルーナちゃんをザマァなんかさせないんだから!…そうよモブ!完璧なモブになればいいんだわ!」
ブツブツと意味不明な言葉を発するお母様…大丈夫かしら?
「お母様?一体どうされたんですか?さっきからヒロインとかザマァ?とかモブ?わからない言葉発しているようですがわかるように説明していただけますか?」
「そ、そうね、私も驚きすぎて…あら、一体どこから説明しようかしら?うーん、ルーナちゃんお母様の言う事信じてくれる?」
「ええ、もちろんです」
「そう?ありがとう、信じられない話かもしれないけど信じてね!実はね…………」
母の話は簡単に要約すると母はこの世界とは違う世界の記憶があるいわゆる転生者?らしい。その前世とやらの記憶によるとこの世界のことがとある恋愛小説になっていてこの私が15歳で魔法学園に入学した後、皇太子や高位貴族の婚約者がいるイケメン?につきまとう脳内お花畑のヒロインで卒業時にこの方々にザマァ?され、国外追放または極寒修道院送りまたはどこかの後妻として強制的に嫁がされることになるようです。
「お母様、お話は大体分かりましたが…そもそも私が婚約者がいる方々に擦り寄ったり無闇に触れたりするなんてあり得ないと思うのですが…それにお母様の言うところのヒロインが私だという根拠はなんでしょうか?お話を聞く限りではそのヒロインは性格的に私とはかけ離れているような気がいたしますが…」
「そう言われれば…そうね…でも物語のヒロインの定番がピンク色の髪の女の子で…ほら、ルーナちゃんは稀有な光魔法が使えるでしょ!光魔法はヒロインの定番なのよ!それにもう1つの定番なんだけど…ルーナちゃんは私そっくりでしょこの国でピンクっぽい髪色は私とルーナちゃんだけでしょ、とにかく間違いないわ!ルーナちゃんがヒロインよ!物語の強制力は侮れないわ!でも私が転生者だから今からならなんとかしてみせるわ!ヒロインじゃなくモブとして行動すれば大丈夫よ」
力説している母に私は厄介ごとの匂いしかしないと思いつつも母と私を溺愛する父を巻き込むと更に厄介なことになるのでここは母を安心させる為に話に乗ることにした。
それにお母様の話は面白い。よくある人気の恋愛物語は平民の心優しい女の子に王子様が恋をして結ばれる身分差恋愛ものだったがこんな王道物語を覆す母の話す物語は婚約者がいる男性を次々籠絡して籠絡した男性とともに逆に踊らされ婚約者の女性にギャフンされ男性は廃嫡されヒロインは罰せられる痛快なお話だった。いっその事ことそのことを物語として主筆してみればいいのに…。
「そうですか…仮に私がヒロインだとしてそのモブ?とやらになればお母あさまは安心するのですね!分かりました。それでモブになるにはどうすれば良いのでしょうか?」
「何もしないのがモブよ!」
「は?…いやいや、具体的に説明してください!何もしないって意味わかりませんが」
「え?そのままよ!何もしない、要するに~皇太子やその取り巻きとその婚約者の人たちには近づかない関わらない、静かに目立たずってことよ!そうねぇ、舞台でいうところの脇役?みたいな感じかしら?」
なんか何かが違うような気がしてならないのですが、目立たずっていうのはいいことだと思うのでここは素直にお母様に従いましょう。
「……今とあまり変わらないような気がするのですが…わかりました。立派なモブ目指し精進いたします。とりあえず今度の茶会で目立たず静かに過ごす事が最初のモブとしての任務となりますね。」
「そうね、ルーナちゃんの幸せな未来に向けて一緒に頑張りましょう。私もヒロインの母改めモブの母として頑張るわ!」
一応親戚である皇太子に私はなぜか今までお会いしたことがなかったけど、お兄様は同じ歳で剣術指南の講師は同じ先生だったはずよね…歳が違うから学園に入学しても交流持たずに過ごせるかも知れないけど…第2皇子は同じ歳だったはず…関わり持たずに過ごせるかしら?
案外モブって難易度高いんじゃない?
とにかくお母様の安寧のために頑張る聞かないわね…。
気合十分な母に一抹の不安を抱えながらも楽しそうにあれこれ楽しそうに茶会に向けて準備する姿に釣られ私もしっかり楽しんでいた。
__ざっくり人物紹介__
ルナティアラ・ヴィヴォワール 伯爵令嬢(登場時11歳)
愛称ルーナ
伯爵令嬢だがその血筋は高貴
見た目は母親そっくりの超美少女だが現実主義の大人びた性格
稀有な光魔法と無属性魔法が扱える唯一の人物であるがその為に母にヒロインと勘違いされる事に。
マリアンヌ・ヴィヴォワール (登場時30歳)
愛称マリー
淡いピンクゴールドの髪、ナーブル王族特有の濃青色の宝石眼(隣国ナーブル王国第2王女)
メロンカップのナイスバディの美女、マッチョ(旦那様)をこよなく愛する自称転生者のちょっと残念な?可愛い母
ライハルト・ヴィヴォワール (登場時35歳)
愛称ライ
現在伯爵だが、マリアンヌと結婚できた途端皇族から離籍し更に統治が面倒と公爵を後継することを断った。
前皇帝の弟の息子つまり現皇帝の従兄弟
黒髪に切長の黒目の長身の美丈夫 皇国最強魔力を持つ魔導騎士
バール皇国黒騎士団団長
妻と娘を溺愛する外では強面、家ではデレデレの父
レオンハルト・ヴィヴォワール (登場時13歳)
愛称レオン
ルーナの兄、黒髪黒目父親似 魔力武力ともに優れている。皇太子に辛辣な態度だが優秀な側近として信頼されている。
超シスコン
カイル・シュヴァエル・バール (登場時13歳)
愛称シュヴァ
皇太子 火水風土の4属性の魔法を自在に組み合わせ扱える天才肌。皇族特有の黒髪黒目の美少年表向きは物腰柔らかな好青年となるが実は腹黒い策略化……、
カイル・レイモンド・バール (登場時38歳)
愛称レイ
皇帝 従兄弟のライハルトにいろんな意味で弱いが絶大な信頼をおいているため宰相にと望んだが体を動かす方がいいと程よく断られる。
表向きは穏やかに見えるが実は皇帝らしく冷酷な部分を持つ。
皇族特有かライハルト同様に妻を溺愛してまとわりついてウザがられることがしばしばある。
カトリーヌ・バール (登場時35歳)
愛称リー
皇帝妃 銀髪金色の瞳のスレンダー美女 綺麗なもの可愛いものが大好き
皇国の影となる諜報一族の優秀な後継となる令嬢だったが皇帝の執着…愛によるゴリ押しで帝妃となった。
皇帝同様普段は慈悲深いが上に立つものとして害となると判断すると身内でも容赦なく切り捨てることができる。
サミュエル・バール (登場時11歳)
愛称サミュ
第2皇子
銀髪に金目母似の美少年 火水土の3属性魔法を扱えるが優秀な兄にコンプレックスを持つ
[その他簡単ご都合設定]
黒騎士団皇国最強騎士団
団長ヴィヴォワール伯爵
赤騎士団 近辺担当
団長グレン・クライン侯爵(39歳)
白騎士団 結界担当
団長リヒト・グランリエ侯爵(40歳)
近隣諸国共通敵魔獣、
その招待状の封を開けた私の母つまり伯爵夫人は暫くの間手紙を見つめ固まっていたがワナワナ震え出し…邸中に轟く程の大きな雄叫びをあげた。
「えーーー!うそーーー!まずいわ!た、大変!私の可愛いルーナちゃんがーーー」
たった今淑女にあるまじき雄叫びをあげたのは御年30歳見た目は絶世の美女…いえ美少女に見えるこの邸の女主人は
マリアンヌ・ヴィヴォワール、淡いピンクゴールドの髪に影を作る程長い睫毛の大きな目を見開くとキラキラと宝石のように煌めく青い瞳が美しい私の母です。
普段ポヤポヤ……おっとり?…のほほん?…とにかく大きな声なんて出さない母が叫んだのです!それは皆驚くわ、隣にいた私なんて思わず立ち上がってしまった。
「お、お母様?どうなさったの?それ、その蝋印は…皇室からのお手紙ではないですか?何か問題でもありましたか?」
手紙を持つ手をワナワナ震わせ一気に青ざめた母は大きな目を更に大きく見開いて私の両肩に手を乗せて捲し立てるように話し出した。
「ルーナちゃん、大変よ!私ヒロインの母よ!それも脳内お花畑のザマァされるヒロインの…母なのよー!…どうしましょう、このままではだめよ!今なら間に合うわ!…大丈夫よ!私がなんとかしてみせるわ!ルーナちゃんをザマァなんかさせないんだから!…そうよモブ!完璧なモブになればいいんだわ!」
ブツブツと意味不明な言葉を発するお母様…大丈夫かしら?
「お母様?一体どうされたんですか?さっきからヒロインとかザマァ?とかモブ?わからない言葉発しているようですがわかるように説明していただけますか?」
「そ、そうね、私も驚きすぎて…あら、一体どこから説明しようかしら?うーん、ルーナちゃんお母様の言う事信じてくれる?」
「ええ、もちろんです」
「そう?ありがとう、信じられない話かもしれないけど信じてね!実はね…………」
母の話は簡単に要約すると母はこの世界とは違う世界の記憶があるいわゆる転生者?らしい。その前世とやらの記憶によるとこの世界のことがとある恋愛小説になっていてこの私が15歳で魔法学園に入学した後、皇太子や高位貴族の婚約者がいるイケメン?につきまとう脳内お花畑のヒロインで卒業時にこの方々にザマァ?され、国外追放または極寒修道院送りまたはどこかの後妻として強制的に嫁がされることになるようです。
「お母様、お話は大体分かりましたが…そもそも私が婚約者がいる方々に擦り寄ったり無闇に触れたりするなんてあり得ないと思うのですが…それにお母様の言うところのヒロインが私だという根拠はなんでしょうか?お話を聞く限りではそのヒロインは性格的に私とはかけ離れているような気がいたしますが…」
「そう言われれば…そうね…でも物語のヒロインの定番がピンク色の髪の女の子で…ほら、ルーナちゃんは稀有な光魔法が使えるでしょ!光魔法はヒロインの定番なのよ!それにもう1つの定番なんだけど…ルーナちゃんは私そっくりでしょこの国でピンクっぽい髪色は私とルーナちゃんだけでしょ、とにかく間違いないわ!ルーナちゃんがヒロインよ!物語の強制力は侮れないわ!でも私が転生者だから今からならなんとかしてみせるわ!ヒロインじゃなくモブとして行動すれば大丈夫よ」
力説している母に私は厄介ごとの匂いしかしないと思いつつも母と私を溺愛する父を巻き込むと更に厄介なことになるのでここは母を安心させる為に話に乗ることにした。
それにお母様の話は面白い。よくある人気の恋愛物語は平民の心優しい女の子に王子様が恋をして結ばれる身分差恋愛ものだったがこんな王道物語を覆す母の話す物語は婚約者がいる男性を次々籠絡して籠絡した男性とともに逆に踊らされ婚約者の女性にギャフンされ男性は廃嫡されヒロインは罰せられる痛快なお話だった。いっその事ことそのことを物語として主筆してみればいいのに…。
「そうですか…仮に私がヒロインだとしてそのモブ?とやらになればお母あさまは安心するのですね!分かりました。それでモブになるにはどうすれば良いのでしょうか?」
「何もしないのがモブよ!」
「は?…いやいや、具体的に説明してください!何もしないって意味わかりませんが」
「え?そのままよ!何もしない、要するに~皇太子やその取り巻きとその婚約者の人たちには近づかない関わらない、静かに目立たずってことよ!そうねぇ、舞台でいうところの脇役?みたいな感じかしら?」
なんか何かが違うような気がしてならないのですが、目立たずっていうのはいいことだと思うのでここは素直にお母様に従いましょう。
「……今とあまり変わらないような気がするのですが…わかりました。立派なモブ目指し精進いたします。とりあえず今度の茶会で目立たず静かに過ごす事が最初のモブとしての任務となりますね。」
「そうね、ルーナちゃんの幸せな未来に向けて一緒に頑張りましょう。私もヒロインの母改めモブの母として頑張るわ!」
一応親戚である皇太子に私はなぜか今までお会いしたことがなかったけど、お兄様は同じ歳で剣術指南の講師は同じ先生だったはずよね…歳が違うから学園に入学しても交流持たずに過ごせるかも知れないけど…第2皇子は同じ歳だったはず…関わり持たずに過ごせるかしら?
案外モブって難易度高いんじゃない?
とにかくお母様の安寧のために頑張る聞かないわね…。
気合十分な母に一抹の不安を抱えながらも楽しそうにあれこれ楽しそうに茶会に向けて準備する姿に釣られ私もしっかり楽しんでいた。
__ざっくり人物紹介__
ルナティアラ・ヴィヴォワール 伯爵令嬢(登場時11歳)
愛称ルーナ
伯爵令嬢だがその血筋は高貴
見た目は母親そっくりの超美少女だが現実主義の大人びた性格
稀有な光魔法と無属性魔法が扱える唯一の人物であるがその為に母にヒロインと勘違いされる事に。
マリアンヌ・ヴィヴォワール (登場時30歳)
愛称マリー
淡いピンクゴールドの髪、ナーブル王族特有の濃青色の宝石眼(隣国ナーブル王国第2王女)
メロンカップのナイスバディの美女、マッチョ(旦那様)をこよなく愛する自称転生者のちょっと残念な?可愛い母
ライハルト・ヴィヴォワール (登場時35歳)
愛称ライ
現在伯爵だが、マリアンヌと結婚できた途端皇族から離籍し更に統治が面倒と公爵を後継することを断った。
前皇帝の弟の息子つまり現皇帝の従兄弟
黒髪に切長の黒目の長身の美丈夫 皇国最強魔力を持つ魔導騎士
バール皇国黒騎士団団長
妻と娘を溺愛する外では強面、家ではデレデレの父
レオンハルト・ヴィヴォワール (登場時13歳)
愛称レオン
ルーナの兄、黒髪黒目父親似 魔力武力ともに優れている。皇太子に辛辣な態度だが優秀な側近として信頼されている。
超シスコン
カイル・シュヴァエル・バール (登場時13歳)
愛称シュヴァ
皇太子 火水風土の4属性の魔法を自在に組み合わせ扱える天才肌。皇族特有の黒髪黒目の美少年表向きは物腰柔らかな好青年となるが実は腹黒い策略化……、
カイル・レイモンド・バール (登場時38歳)
愛称レイ
皇帝 従兄弟のライハルトにいろんな意味で弱いが絶大な信頼をおいているため宰相にと望んだが体を動かす方がいいと程よく断られる。
表向きは穏やかに見えるが実は皇帝らしく冷酷な部分を持つ。
皇族特有かライハルト同様に妻を溺愛してまとわりついてウザがられることがしばしばある。
カトリーヌ・バール (登場時35歳)
愛称リー
皇帝妃 銀髪金色の瞳のスレンダー美女 綺麗なもの可愛いものが大好き
皇国の影となる諜報一族の優秀な後継となる令嬢だったが皇帝の執着…愛によるゴリ押しで帝妃となった。
皇帝同様普段は慈悲深いが上に立つものとして害となると判断すると身内でも容赦なく切り捨てることができる。
サミュエル・バール (登場時11歳)
愛称サミュ
第2皇子
銀髪に金目母似の美少年 火水土の3属性魔法を扱えるが優秀な兄にコンプレックスを持つ
[その他簡単ご都合設定]
黒騎士団皇国最強騎士団
団長ヴィヴォワール伯爵
赤騎士団 近辺担当
団長グレン・クライン侯爵(39歳)
白騎士団 結界担当
団長リヒト・グランリエ侯爵(40歳)
近隣諸国共通敵魔獣、
11
あなたにおすすめの小説
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
転生したら没落寸前だったので、お弁当屋さんになろうと思います。
皐月めい
恋愛
「婚約を破棄してほしい」
そう言われた瞬間、前世の記憶を思い出した私。
前世社畜だった私は伯爵令嬢に生まれ変わったラッキーガール……と思いきや。
父が亡くなり、母は倒れて、我が伯爵家にはとんでもない借金が残され、一年後には爵位も取り消し、七年婚約していた婚約者から婚約まで破棄された。最悪だよ。
使用人は解雇し、平民になる準備を始めようとしたのだけれど。
え、塊肉を切るところから料理が始まるとか正気ですか……?
その上デリバリーとテイクアウトがない世界で生きていける自信がないんだけど……この国のズボラはどうしてるの……?
あ、お弁当屋さんを作ればいいんだ!
能天気な転生令嬢が、自分の騎士とお弁当屋さんを立ち上げて幸せになるまでの話です。
失踪していた姉が財産目当てで戻ってきました。それなら私は家を出ます
天宮有
恋愛
水を聖水に変える魔法道具を、お父様は人々の為に作ろうとしていた。
それには水魔法に長けた私達姉妹の協力が必要なのに、無理だと考えた姉エイダは失踪してしまう。
私サフィラはお父様の夢が叶って欲しいと力になって、魔法道具は完成した。
それから数年後――お父様は亡くなり、私がウォルク家の領主に決まる。
家の繁栄を知ったエイダが婚約者を連れて戻り、家を乗っ取ろうとしていた。
お父様はこうなることを予想し、生前に手続きを済ませている。
私は全てを持ち出すことができて、家を出ることにしていた。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!
貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。
婚約破棄をされ、谷に落ちた女は聖獣の血を引く
基本二度寝
恋愛
「不憫に思って平民のお前を召し上げてやったのにな!」
王太子は女を突き飛ばした。
「その恩も忘れて、お前は何をした!」
突き飛ばされた女を、王太子の護衛の男が走り寄り支える。
その姿に王太子は更に苛立った。
「貴様との婚約は破棄する!私に魅了の力を使って城に召し上げさせたこと、私と婚約させたこと、貴様の好き勝手になどさせるか!」
「ソル…?」
「平民がっ馴れ馴れしく私の愛称を呼ぶなっ!」
王太子の怒声にはらはらと女は涙をこぼした。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる