新しいお仕事は期間限定妻になりました[本編完結]

キャロル

文字の大きさ
23 / 31

23 誓 [本編完]

しおりを挟む
今日この日を何度夢に見たことか、初めて会った日から日を追う毎に彼女に惹かれ、日を追う毎に胸が苦しく痛み、初めて感じた想いが恋なのだと恋に落ちたのだと気づいた時には既に彼女との歯車がズレ噛み合わすことができなくなっていた。

掴めていたはずの幸せを愚かな行いのせいで手放す事になり過去の自分を悔やみ、胸が張り裂ける想いの日々だった。

今、こうして彼女の隣に立てる幸せを彼女との時間を愛を2度と手放さないと失わないと誓う


__今日、今、私たちは本物の夫婦となる__


「私クラウス=レンフルーはレティア=レンフルーを唯一無二の愛する妻とし未来永劫変わらぬ愛をここに誓います。」

「私レティア=レンフルーはクラウス=レンフルーを唯一無二の愛する夫とし未来永劫変わらぬ愛をここに誓います」

「「私達はお互いを助け慈しみ国を担うものとして 共に力を合わせ歩んでいきます。」」

大歓声の中私達は神殿で本物の愛を誓いキスを交わす。

それは1度目の契約結婚の時とは違い、甘く幸せな心溶かすキスだった。



___思いが叶う__

レティアとの結婚初夜、今回は純白のドレスに身を包んだまま迎えることにした。(男のロマンなんだよ)

ドレスのまま大きな天蓋付きベットに腰掛けてるレティはこの世の者と思えないほどの美しさだ。影を落とすほどの長いまつ毛を震わせて私を見上げたその瞳は夜空に輝く星のように青い瞳の中に金粒が煌めき私だけを見ている。
髪飾りを一つずつ外しシャンパンゴールドの髪を手で梳くとさらりと流れ頬にかかる。

髪をかき揚げ耳にかけながら首の後ろに手を回しゆっくりと唇を合わせる。下唇を喰み角度を変え上唇を啄みながらスルリと舌を口内に忍ばせゆっくりと口内を蹂躙していく。

「…んふ、…あふ…ん…んん」漏れ出る声に欲が掻き立てられる。

「ああ、綺麗だ、レティ、今日は加減するつもりはないからね、止められないから、覚悟してね」
ドレスのリボンをときながら、胸に手を入れ大きな双丘を出し頂を指でつまむ

「あ、んぁ_かげん…なん…て、した…こと…んぁーない…じゃない…ああ」

「クス、そうかい?じゃぁ今までが加減だってきっと今日知ることになるね」
頂をぐりぐり弄りながら、さて、最初はドレスのまま堪能しようと中のコルセットだけを抜き取り胸を引っ張り出し下は下着だけを外した、これは、壮観!男の奥を掻き立てるなんとも艶かしい、ゴクリ

頂を口に含み舌で転がしながら揉みしだきゆっくりなぞるように片手を下に這わせ恥丘を撫でながら割れ目を指でなぞると既にそこは潤いクチュリと水音がする。陰核を円を描くように優しくなでながら指をスルスルと上下するとレティの体がのけぞり腰が浮く、無意識に押し付けてくる。
達する寸前で指を離し隘路に指を挿入し蕩けた場所を何度も掻き回し、果てる前に抜き、またかき回す。甘い攻めに耐えかねて

「クラウス…さ…ま、いじわる、しないで、お願い、いかせて…苦しいの~」

「やっと言ってくれたね、では、奥様の望み通りイかせてあげる」

トラウザーズを脱ぎ捨て膝裏に手を入れ押し開くと密をたっぷり溢れさせた華が目に映り思わず蜜に吸い寄せられ舌ですくいジュルリと吸いあげた。陰核に吸い付き舐めじゃぶりながらレティアの嬌声を聞き2度ほど達した所で一気にはち切れそうになっていた己の屹立を突き入れた。

「_あ、あーー、はぁ、ああん」

絡みつき搾り取ろうとするレティに必死に耐え揺り動かし責め立てた。
純白の衣装が乱れ潤む目で見る姿が艶かしく美しい…さらに欲が掻き立てられガツガツと揺さぶる、
レティの隘路が小刻みに震えもうすぐ達しそうだ、

「レティ、俺も限界だ一緒に、いくよ」
腰を押さえ最奥に突き入れたと同時に果てた…ギュウギュウ絞れれる…ああ。そんなに締め上げたら…ほら、

「!?ク、クラウス様?まさか、…んぁ、あー」

「レティがギュウギュウするからだよ、勿論、責任とってくれるよね。」

ドレスを全部脱がし、肌を密着させ、温もりを感じていたら、さらに怒張しそのまま抱きしめ対面座位で揺さぶり、レティの温もりを堪能した。

途中、水分を補給させながら、もう、無理というレティをもう一回だけと絆し朝が白むまでたっぷり堪能したのは言うまでも無い、これから、毎日レティと過ごせる幸せを噛み締めながら、疲れ果て寝てしまった、愛しい妻を洗い綺麗に整ったベットで暫しの眠りについた。

それから、3日間全てのレティの世話は俺がすることになっている。2人っきりの甘い時間を思いっきり堪能した。目覚めた時隣に愛する人がいる。

「レティ、俺を受け入れてくれてありがとう、愛してる。」
「クラウス様、私も愛してます。ただ、ちょっと加減してくれると嬉しいな」
「クス、それは難しい相談だね、チュ」

レティと出会え、俺は幸せだ。



__本編 完。__


__登場人物紹介__

レティア=ダントン (16)結婚前
シャンパンゴールドの髪 青い瞳に金粒が煌めく美しい少女 160センチ Gカップ

クラウス=グランハム (24)結婚前
大公(王弟)長子であるが、公爵を賜りグランハム侯爵となる
銀髪 紫瞳 綺麗系イケメン 188センチ細マッチョ 王位継承3位

ルーカス=ダントン  (19)
黒髪 ブルーグレーの瞳 178センチ 文系 細身

パドル=ダントン 父 (享年46)
黒髪 ブルーグレーの瞳 180センチ 

ビビアン=ダントン 母 (享年38)ラグラン皇国皇女(元皇帝の帝妹)


イーデン=ラグラン (登場時48)ラグラン皇国皇帝
黒髪 深青の瞳 シスコン 妻溺愛 193センチワイルドイケオジ

マーガレット=ラグラン (登場時42)ラグラン皇妃
金髪 紫瞳 ちょっと垂れ目がちの美女 

ルベル=ラグラン (登場時22)ラグラン皇太子
黒髪 紫瞳 母似の甘いマスクのイケメン 188センチ

ブルック=レンフルー (55)レンフルー国王 クラウスの伯父
ケイト=レンフルー (54)王妃

アイザック=バーデン (48)大公殿下(王弟)クラウスの父
王位継承2位 妻溺愛 妻を方ときも離したくない人

セレス=バーデン (44)クラウス母

アンナ=ウェールズ(20)
ウェールズ子爵家3女 グランハム公爵家侍女、レティアとクラウスの結婚が決まった当初ダントン家に派遣され以来レティア専属侍女となる。
青銀の髪 金色の瞳 168センチ超美女ちょっと?毒舌



本編、最終話R18(エロ)で完となってしましたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

この後は、他の短編更新しながら番外編
その後のほのぼの日常をゆっくり更新する予定です。

文章としておかしな使い方や誤字脱字も多々ありますが、ご容赦いただきたく思います。

お目を通して頂けて幸いです。ありがとうございました。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。

亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。 しかし皆は知らないのだ ティファが、ロードサファルの王女だとは。 そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……

~春の国~片足の不自由な王妃様

クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。 春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。 街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。 それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。 しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。 花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方

ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。 注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。 ご都合主義のハッピーエンドのSSです。 でも周りは全くハッピーじゃないです。 小説家になろう様でも投稿しています。

【完結】お飾りの妻からの挑戦状

おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。 「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」 しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ…… ◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています ◇全18話で完結予定

幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~

二階堂吉乃
恋愛
 同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。  1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。  一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

処理中です...