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番外編 アンナ=ウェールズ
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私はアンナ=ウェールズ貧乏子爵家の3女
気が強く腕っぷしも強い私は結婚なんてする気は全くなく、ただ経済的に家に負担をかけたくなくて働きに出た。
グランハム家の侍女として雇われ真面目な(自身の評価)勤務態度が賈われ、当主クラウド様の結婚相手であるレティア様の専属侍女となり婚姻前からダントン伯爵家で仕えることになった。
当初、クラウス様から、地味な令嬢だが、結婚式までにはそれなりに見えるように仕上げておけと指示され、レティア様にお会いするまでは、仕事は優秀だがこんな浮名ばかり流している男のもとに嫁ぐなんて、オマケにこんな事言ってくる男に、なんて可哀想なんだと思っていたが、、。
一目見て、これを地味と言ってるクラウス様の目が腐ってるんじゃないかと思った。
この世の者とは思えないほどの美しさと聡明さに“女神様がいる“この方に仕えることができる喜びと幸せに打ちひしがれた。
案の定目が腐っていた主人はすぐレティア様にゾッコンとなったが、見事に玉砕されていた。私はその頃正直“ザマアミロ“『お前なんかに女神様はやらん』と不敬にもそんな事を思っていた。
やはりと言うべきか、レティア様は離縁されたので私は公爵家ではなく皇女レティア様に直接仕えるようになりレティア様と一緒にラグラン皇国で穏やかな日々を過ごしていたのですが、、。
ある時から、頻繁にルベル皇太子に絡まれ…つきまと…兎に角よく声をかけられ、負けず嫌いの私の性格を煽り、いつの間にか語学や剣術指南まで受けていた。
時々、皇妃様に強制的にお茶に誘われ、ルベル様のトラウマ話を聞いて心が傷んだ。女性が苦手なのに私が平気ってことは男友達と同じ感覚ってことかな? ルベル様にとって初の女友達?なら友達として女性に対しての偏見を減らしてくれるように接しようと意気込んでいたら、丁度、部屋に呼ばれた。
ルベル様の部屋に通された………女性は身内以外は嫌悪の対象だったが、私に会って気持ちが変わったと言っていたので
「ルベル様、それはとてもいいことです。私も嬉しいです。」
「本当?アンナも喜んでくれるのか?私の気持ちがやっと伝わった!」
「ええ、喜ばしいことです。これで御令嬢と恋愛できますね」
「………そう、だね。…アンナ…私が思いを寄せた女性と結ばれることができると思うかい?」
ブルっ!なぜか冷気が……。
「……ええ、も、勿論です。ルベル様は女性に誠実で皇帝様と同じように一途になられると思いますし、こんなに素敵な方からの求愛を断るのはレティア様ぐらいじゃないですか?」
そういうと、ニヤリと口角を上げて驚きの豪速球が飛んできた。
「アンナ=ウェールズ、貴方を心から愛しています私の唯一の伴侶となって来れないか?」
「…!!…は、?は、い、?」
「よし!今、“はい“って言ったよね。言質はとったよ。ありがとう!生涯かけて愛すると誓うよ。」
「え?あ?はえ?あ、」
と混乱しまくっているうちに寝室に連れ込まれ、嫌だったら本気で殴り飛ばしていいと言われたが、嫌ではない、好感持ってたぐらいだが、何より突然すぎて頭が働かない。
そうこうしているうちに、気がついたら組み敷かれ、次の朝まで散々貪り尽くされ意識の無い間に全てのお膳は整いそれから僅か3ヶ月後には貧乏子爵令嬢から皇太子妃となっていた。
ここにきて初めて権力って凄い、黒が白になることを知った。
あれから、1年__
「アンナ、そろそろ中に入らないと体が冷えちゃうよ」
庭で花を見ていた私を後ろから抱きしめながらチュと頬にキスを落とし、大きくなったお腹を優しく撫でる。
生涯独身だと思っていた貧乏令嬢が女神様との出会いでこんな幸せを手にする事ができるなんて夢にも思わなかった。
私は心の中でそっと、一度離縁されたクラウス様にも感謝した、なんせ、クラウス様のあの失態のおかげで今があるんですからね!
気が強く腕っぷしも強い私は結婚なんてする気は全くなく、ただ経済的に家に負担をかけたくなくて働きに出た。
グランハム家の侍女として雇われ真面目な(自身の評価)勤務態度が賈われ、当主クラウド様の結婚相手であるレティア様の専属侍女となり婚姻前からダントン伯爵家で仕えることになった。
当初、クラウス様から、地味な令嬢だが、結婚式までにはそれなりに見えるように仕上げておけと指示され、レティア様にお会いするまでは、仕事は優秀だがこんな浮名ばかり流している男のもとに嫁ぐなんて、オマケにこんな事言ってくる男に、なんて可哀想なんだと思っていたが、、。
一目見て、これを地味と言ってるクラウス様の目が腐ってるんじゃないかと思った。
この世の者とは思えないほどの美しさと聡明さに“女神様がいる“この方に仕えることができる喜びと幸せに打ちひしがれた。
案の定目が腐っていた主人はすぐレティア様にゾッコンとなったが、見事に玉砕されていた。私はその頃正直“ザマアミロ“『お前なんかに女神様はやらん』と不敬にもそんな事を思っていた。
やはりと言うべきか、レティア様は離縁されたので私は公爵家ではなく皇女レティア様に直接仕えるようになりレティア様と一緒にラグラン皇国で穏やかな日々を過ごしていたのですが、、。
ある時から、頻繁にルベル皇太子に絡まれ…つきまと…兎に角よく声をかけられ、負けず嫌いの私の性格を煽り、いつの間にか語学や剣術指南まで受けていた。
時々、皇妃様に強制的にお茶に誘われ、ルベル様のトラウマ話を聞いて心が傷んだ。女性が苦手なのに私が平気ってことは男友達と同じ感覚ってことかな? ルベル様にとって初の女友達?なら友達として女性に対しての偏見を減らしてくれるように接しようと意気込んでいたら、丁度、部屋に呼ばれた。
ルベル様の部屋に通された………女性は身内以外は嫌悪の対象だったが、私に会って気持ちが変わったと言っていたので
「ルベル様、それはとてもいいことです。私も嬉しいです。」
「本当?アンナも喜んでくれるのか?私の気持ちがやっと伝わった!」
「ええ、喜ばしいことです。これで御令嬢と恋愛できますね」
「………そう、だね。…アンナ…私が思いを寄せた女性と結ばれることができると思うかい?」
ブルっ!なぜか冷気が……。
「……ええ、も、勿論です。ルベル様は女性に誠実で皇帝様と同じように一途になられると思いますし、こんなに素敵な方からの求愛を断るのはレティア様ぐらいじゃないですか?」
そういうと、ニヤリと口角を上げて驚きの豪速球が飛んできた。
「アンナ=ウェールズ、貴方を心から愛しています私の唯一の伴侶となって来れないか?」
「…!!…は、?は、い、?」
「よし!今、“はい“って言ったよね。言質はとったよ。ありがとう!生涯かけて愛すると誓うよ。」
「え?あ?はえ?あ、」
と混乱しまくっているうちに寝室に連れ込まれ、嫌だったら本気で殴り飛ばしていいと言われたが、嫌ではない、好感持ってたぐらいだが、何より突然すぎて頭が働かない。
そうこうしているうちに、気がついたら組み敷かれ、次の朝まで散々貪り尽くされ意識の無い間に全てのお膳は整いそれから僅か3ヶ月後には貧乏子爵令嬢から皇太子妃となっていた。
ここにきて初めて権力って凄い、黒が白になることを知った。
あれから、1年__
「アンナ、そろそろ中に入らないと体が冷えちゃうよ」
庭で花を見ていた私を後ろから抱きしめながらチュと頬にキスを落とし、大きくなったお腹を優しく撫でる。
生涯独身だと思っていた貧乏令嬢が女神様との出会いでこんな幸せを手にする事ができるなんて夢にも思わなかった。
私は心の中でそっと、一度離縁されたクラウス様にも感謝した、なんせ、クラウス様のあの失態のおかげで今があるんですからね!
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