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84.夢か??いや、夢だろう??
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色々あったが、無事に辺境伯領へ戻った俺とルカとその他諸々。
「疲れたな」
「僕は割と元気ですよ」
そう言って微笑んだルカの笑顔が天使過ぎて心臓が破裂しそうなくらいドキドキしている。
「ギルフェル、疲れたなら私が尻の奧から癒してあげようか」
両手を拡げている変態シオン大公を一瞥して、天使のルカに再び目を移す。そもそも尻の奧って癒される場所というより無理やり出口からこじ開けるタイプで癒しの対局な気がする。ってそんなことはどうでもいい。
「ルカに癒して欲しい……」
「ギル様……」
今までと違い頬を赤らめているルカ。その可愛さが臨界突破してメルトダウン寸前くらいの気持ちになる。なんせあのルカが頬を赤らめている、まるで俺が好きみたいに……。
そんなことを考えていたら、ルカが俺の頬にチュっとキスをした。
(キスをしただと!!)
間違いない、俺は夢を見ている。実際はあの後、叔父が色々俺の過去の黒歴史を嬉しそうに話してばらしたせいで愧死して、ここはその都合の良い夢とか妄想とか臨死体験の世界という可能性が……。
「ギル様、その、僕は色々あってやっとわかりました。ギル様のこと好きです。これからもずっと一緒にいたいです」
ルカがハッキリをした口調で俺を見つめている。やっぱりこれは完全に臨死体験とかその辺りの夢じゃないだろうか。ずっとずっとこういう夢を見て来た、だからこれは都合の良い夢……。
「現実だよ、ギルフェル。ああ、弟よ。素晴らしい。これで私のギルフェルが晴れて我がフルー大公家と縁戚になるんだね。もっというとギルフェルも可愛い弟になる、つまりいつでも尻の奧から癒せるチャレンジができ……」
「それはない」
悔しいがシオン大公の軽口で正気に戻る。むしろ、そんなことより答えないといけないことがある。そう、ルカの告白に答えるのだ。
「ギル様、やはり僕じゃ嫌になりました」
うるうるした瞳でルカが見つめている。待て、変な誤解が生まれている。
「待て!!今のレスはシオン大公へだ、お、俺もルカが……」
「ガルルルルルルルルルッ」
良いところで、何故か今まで静かだった、犬が俺に噛みついた。
「あ、モレク。メッ。だめだよ」
焦る、ルカ。さらに俺をもうひとつの刺客が襲う。というか腕に犬が噛みつき、頭を鳥が突いている。なんだこの逆ムツゴロ〇さんみたいな状態は。動物にあまり好かれてきてないがここまで敵意を向けられたのもはじめてだ。
「ああ、モレクにカイム、いやベルフェゴールいい加減に鳥から元の姿にお戻り」
シオン大公が意味の分からないことを言った瞬間、頭を突いていた鳥が、人間の姿になる。そう、ルカにベルっちと言われていたあの男の姿に……。
「えええ!!!カイムってベルっちだったの!!なんで!!鳥臭かったのになんで!!」
ルカ、突っ込むべきはそこではないと思いつつ、つまり俺は鳥に擬態した男に頭をどつかれていたのか。これは流石にしばこうか……。
「ああ、うん。インコ臭の香水付けていたから(※実在します)。それより、ルカっち、魔王より俺を選ばない??一応貴族だし、幸せにできると思うんだけど」
「あ、じゃあ私がギルフェルを尻の奧から幸せにするよ!!」
「待て、告白の答え中に乱入するな」
このままだと色々曖昧になる。むしろこいつらの目的はそれかもしれない。俺は手に犬がついたままだが、急いでルカを抱きしめた。
「俺もルカが好きだから、両想いだから、お前らの出る幕はない!!」
「分かってますよ。だってもともとギル様が僕に告白してきたんですから」
そう言って微笑んだルカにほんのり黒さは感じたが気のせいだ。ルカは天使だから黒い訳ない。
「辺境伯様、やったっすね!!遂に粘着質、もといストーカーもとい執念もとい色々が叶って」
一応、祝福しているが色々ムカつくので後でレイモンドはボコそう。
「ヴィオラ……そうか。うん、幸せになれてよかった」
イケメンがイケメティックダウトして光り輝いている。うらやましい、いや選ばれたのは俺なので構わない。色々と困難はあったが、ついに俺はルカと両想いになれた。
「疲れたな」
「僕は割と元気ですよ」
そう言って微笑んだルカの笑顔が天使過ぎて心臓が破裂しそうなくらいドキドキしている。
「ギルフェル、疲れたなら私が尻の奧から癒してあげようか」
両手を拡げている変態シオン大公を一瞥して、天使のルカに再び目を移す。そもそも尻の奧って癒される場所というより無理やり出口からこじ開けるタイプで癒しの対局な気がする。ってそんなことはどうでもいい。
「ルカに癒して欲しい……」
「ギル様……」
今までと違い頬を赤らめているルカ。その可愛さが臨界突破してメルトダウン寸前くらいの気持ちになる。なんせあのルカが頬を赤らめている、まるで俺が好きみたいに……。
そんなことを考えていたら、ルカが俺の頬にチュっとキスをした。
(キスをしただと!!)
間違いない、俺は夢を見ている。実際はあの後、叔父が色々俺の過去の黒歴史を嬉しそうに話してばらしたせいで愧死して、ここはその都合の良い夢とか妄想とか臨死体験の世界という可能性が……。
「ギル様、その、僕は色々あってやっとわかりました。ギル様のこと好きです。これからもずっと一緒にいたいです」
ルカがハッキリをした口調で俺を見つめている。やっぱりこれは完全に臨死体験とかその辺りの夢じゃないだろうか。ずっとずっとこういう夢を見て来た、だからこれは都合の良い夢……。
「現実だよ、ギルフェル。ああ、弟よ。素晴らしい。これで私のギルフェルが晴れて我がフルー大公家と縁戚になるんだね。もっというとギルフェルも可愛い弟になる、つまりいつでも尻の奧から癒せるチャレンジができ……」
「それはない」
悔しいがシオン大公の軽口で正気に戻る。むしろ、そんなことより答えないといけないことがある。そう、ルカの告白に答えるのだ。
「ギル様、やはり僕じゃ嫌になりました」
うるうるした瞳でルカが見つめている。待て、変な誤解が生まれている。
「待て!!今のレスはシオン大公へだ、お、俺もルカが……」
「ガルルルルルルルルルッ」
良いところで、何故か今まで静かだった、犬が俺に噛みついた。
「あ、モレク。メッ。だめだよ」
焦る、ルカ。さらに俺をもうひとつの刺客が襲う。というか腕に犬が噛みつき、頭を鳥が突いている。なんだこの逆ムツゴロ〇さんみたいな状態は。動物にあまり好かれてきてないがここまで敵意を向けられたのもはじめてだ。
「ああ、モレクにカイム、いやベルフェゴールいい加減に鳥から元の姿にお戻り」
シオン大公が意味の分からないことを言った瞬間、頭を突いていた鳥が、人間の姿になる。そう、ルカにベルっちと言われていたあの男の姿に……。
「えええ!!!カイムってベルっちだったの!!なんで!!鳥臭かったのになんで!!」
ルカ、突っ込むべきはそこではないと思いつつ、つまり俺は鳥に擬態した男に頭をどつかれていたのか。これは流石にしばこうか……。
「ああ、うん。インコ臭の香水付けていたから(※実在します)。それより、ルカっち、魔王より俺を選ばない??一応貴族だし、幸せにできると思うんだけど」
「あ、じゃあ私がギルフェルを尻の奧から幸せにするよ!!」
「待て、告白の答え中に乱入するな」
このままだと色々曖昧になる。むしろこいつらの目的はそれかもしれない。俺は手に犬がついたままだが、急いでルカを抱きしめた。
「俺もルカが好きだから、両想いだから、お前らの出る幕はない!!」
「分かってますよ。だってもともとギル様が僕に告白してきたんですから」
そう言って微笑んだルカにほんのり黒さは感じたが気のせいだ。ルカは天使だから黒い訳ない。
「辺境伯様、やったっすね!!遂に粘着質、もといストーカーもとい執念もとい色々が叶って」
一応、祝福しているが色々ムカつくので後でレイモンドはボコそう。
「ヴィオラ……そうか。うん、幸せになれてよかった」
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