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最終話.魔王と周りに恐れられる辺境伯ですが他人の婚約者に手を出したと噂の伯爵令息にずっと片思いしています
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「うわぁあああああああああああん」
「すまない、泣き止んでくれ、ルカ」
翌朝、声も出ないかもしれないと心配していたルカは割と元気だった。けれど当然昨日の行為により腰が完全にイッていて、現在ベットの上で泣いているルカの機嫌をとっている最中だ。
「ぎるしゃまの変態!!絶倫!!嘘つき魔王!!結腸拓くなんて、酷いです、やめてっていったのに!!」
「うう、すまない。抜けなかったのは本当なんだ。ただ、その可愛くてついやりすぎて……」
「ひどいです!!僕の童貞卒業&前立腺ガン掘り計画が破綻しました!!どうしてくれるんですか」
「すまない」
「すまないと思うなら、ケツを差してください!!」
泣きながらとんでもない要求をしてくるルカの髪を撫でながら、天使の怒りが収まる様に背中をトントンする。心地の良い倦怠感にルカを本当に抱いたのかと思うと嬉しくって仕方がない。けれどそれを表現するとルカの逆鱗に触れそうなので今は、ひたすら謝って謝りたおしている。
「そうだよ、ギルフェル。ルキウスにケツを差し出しなさい」
「「!!」」
想像と違う声が聞こえてそちらを向くと何故かいつの間にか服を脱いでいるシオン大公が俺達のベットにいた。しかも俺の背後に……悔しいが全く気配がなかった。
「なっ!!いつからいたんだ!!」
「可哀そうなルキウス。わるい魔王様に騙されて処女だけとられたんだね。これは復讐にガン掘りしてメスイ〇くらいさせないとだね、そうまるで木を激しく突くウッドペッカーのように……」
「ウッドペッカー!!それは良いアイデアですお兄様。僕、ウッドペッカールカを目指します!!」
「やめてくれ。それにその、ルカに言うか迷っていたが以前ルカに渡したその指輪……それは隷属の指輪で実はルカは俺に逆らえない状態だから……」
言うか迷っていたけれど、このままいくとウッドペッカールカと化したルカに前立腺を狙われかねないので一応俺が許可しないとできないということを伝えた。
「えええ!!はじめから処女を渡す気ないんですか!!僕を騙して処女だけ奪ったんですか!!酷い!!鬼、悪魔、魔王!!いや、もう、レジェンドファルコン!!」
「レジェンドファルコンは関係ない。ルカ、悪かった。ただ、そのいつか……」
「わるい魔王だ。ルキウス。お兄様が復讐してあげよう。安心してほしい。この私がウッドペッカーシオン&レジェンドイーグルとして悪い魔王を退治しよう。そうだな具体的には前立腺ガン掘りしてからの結腸を開いて……」
「ふざけるな!!ルカはともかくお前に処女はやらん!!」
「僕にならくれるんですか!!やった!!今すぐください!!」
「いや、だから……」
そんなこと3人で裸でやっていた時、寝室の扉が何故か開いて……。
「ギルベルト、おめでとう」
「……辺境伯様、ルカ君の処女と自身の処女喪失おめでとうっす」
叔父上とレイモンドが立っていた。ちなみに叔父上は何故か涙ぐんでいるが、レイモンドは笑いをかみ殺しているかおしていたので後でボコすと決めた。
「いや、俺の処女は喪失していない!!」
「「えっ」」
何故、ふたりしてハモった。この作品での俺は攻めだ。なのでルカがガン掘りとか解釈の問題もあるからしない。俺は良い登場人物なのだ。
「そうか、ギルエル。ああ、処女はとっておいてくれたんだね」
「えっ??」
物凄い誤解が生まれた気がしているが怖くて叔父上に聞けないでいると、レイモンドが一言。
「しかし、まさか、初夜が3Pとかヤバイっすね。ルカルカ、大丈夫っすか??」
「だめ。レイレイ腰が痛すぎて動けない」
「待て、3Pなんてしてない。俺はルカと愛し合っただけだ!!」
「でも、フルー大公様が確か割と盛り上がっている時間帯に寝室にもぐりこんできましたけど……」
レイモンドの恐ろしい発言に思わず、俺はシオン大公をみたがすごく意味深な笑みを浮かべている。
「私は、一言もギルフェルがまだ処女だなんて言ってないよ」
その一言に俺含めて全員が凍り付いた。
結果的に、俺は処女だったし、シオン大公はあくまで俺達の初夜を観戦していただけらしいので手は出してないそうだったが、危なく色々なものを崩壊させるところだった。
結局初夜すら、ゆっくりできなかった俺とルカだけれど、牛歩でも関係が進んでいるので前進していると思いたい。
「ギル様、今度こそ、今度こそ僕に処女ください!!」
あの日から、毎日そう言ってくるルカに俺は微笑む。前はそれだけで怯えたルカが今は動じない。
「いつかな……」
そのいつかが来るかはわからないが、今日もルカは一生懸命鍛えている。それが例えガン掘りするためだと分かっても俺のために頑張るルカが愛おしい。
魔王と周りに恐れられる辺境伯ですが他人の婚約者に手を出したと噂の伯爵令息にずっと片思いしていましたが、やっと両想いになれて、とても幸せです。
END
*******************************************************************************
最初5万字で終わらせるつもりだった作品ですが、なんやかんやこの長さに……。
そしてBL大賞にも応募させていただいた思い出深い作品です。断監と同時進行が途中で出来なくてものすごく簡潔までかかりましたが、なんとかやっと着地できたのもひとえに読者の皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
こちらについては、番外編についてもう少し更新して完結予定です。
※IF世界で辺境伯様が総受けのネタを別の作品として書くかもしれませんが、その際は笑ってあげてください。
「すまない、泣き止んでくれ、ルカ」
翌朝、声も出ないかもしれないと心配していたルカは割と元気だった。けれど当然昨日の行為により腰が完全にイッていて、現在ベットの上で泣いているルカの機嫌をとっている最中だ。
「ぎるしゃまの変態!!絶倫!!嘘つき魔王!!結腸拓くなんて、酷いです、やめてっていったのに!!」
「うう、すまない。抜けなかったのは本当なんだ。ただ、その可愛くてついやりすぎて……」
「ひどいです!!僕の童貞卒業&前立腺ガン掘り計画が破綻しました!!どうしてくれるんですか」
「すまない」
「すまないと思うなら、ケツを差してください!!」
泣きながらとんでもない要求をしてくるルカの髪を撫でながら、天使の怒りが収まる様に背中をトントンする。心地の良い倦怠感にルカを本当に抱いたのかと思うと嬉しくって仕方がない。けれどそれを表現するとルカの逆鱗に触れそうなので今は、ひたすら謝って謝りたおしている。
「そうだよ、ギルフェル。ルキウスにケツを差し出しなさい」
「「!!」」
想像と違う声が聞こえてそちらを向くと何故かいつの間にか服を脱いでいるシオン大公が俺達のベットにいた。しかも俺の背後に……悔しいが全く気配がなかった。
「なっ!!いつからいたんだ!!」
「可哀そうなルキウス。わるい魔王様に騙されて処女だけとられたんだね。これは復讐にガン掘りしてメスイ〇くらいさせないとだね、そうまるで木を激しく突くウッドペッカーのように……」
「ウッドペッカー!!それは良いアイデアですお兄様。僕、ウッドペッカールカを目指します!!」
「やめてくれ。それにその、ルカに言うか迷っていたが以前ルカに渡したその指輪……それは隷属の指輪で実はルカは俺に逆らえない状態だから……」
言うか迷っていたけれど、このままいくとウッドペッカールカと化したルカに前立腺を狙われかねないので一応俺が許可しないとできないということを伝えた。
「えええ!!はじめから処女を渡す気ないんですか!!僕を騙して処女だけ奪ったんですか!!酷い!!鬼、悪魔、魔王!!いや、もう、レジェンドファルコン!!」
「レジェンドファルコンは関係ない。ルカ、悪かった。ただ、そのいつか……」
「わるい魔王だ。ルキウス。お兄様が復讐してあげよう。安心してほしい。この私がウッドペッカーシオン&レジェンドイーグルとして悪い魔王を退治しよう。そうだな具体的には前立腺ガン掘りしてからの結腸を開いて……」
「ふざけるな!!ルカはともかくお前に処女はやらん!!」
「僕にならくれるんですか!!やった!!今すぐください!!」
「いや、だから……」
そんなこと3人で裸でやっていた時、寝室の扉が何故か開いて……。
「ギルベルト、おめでとう」
「……辺境伯様、ルカ君の処女と自身の処女喪失おめでとうっす」
叔父上とレイモンドが立っていた。ちなみに叔父上は何故か涙ぐんでいるが、レイモンドは笑いをかみ殺しているかおしていたので後でボコすと決めた。
「いや、俺の処女は喪失していない!!」
「「えっ」」
何故、ふたりしてハモった。この作品での俺は攻めだ。なのでルカがガン掘りとか解釈の問題もあるからしない。俺は良い登場人物なのだ。
「そうか、ギルエル。ああ、処女はとっておいてくれたんだね」
「えっ??」
物凄い誤解が生まれた気がしているが怖くて叔父上に聞けないでいると、レイモンドが一言。
「しかし、まさか、初夜が3Pとかヤバイっすね。ルカルカ、大丈夫っすか??」
「だめ。レイレイ腰が痛すぎて動けない」
「待て、3Pなんてしてない。俺はルカと愛し合っただけだ!!」
「でも、フルー大公様が確か割と盛り上がっている時間帯に寝室にもぐりこんできましたけど……」
レイモンドの恐ろしい発言に思わず、俺はシオン大公をみたがすごく意味深な笑みを浮かべている。
「私は、一言もギルフェルがまだ処女だなんて言ってないよ」
その一言に俺含めて全員が凍り付いた。
結果的に、俺は処女だったし、シオン大公はあくまで俺達の初夜を観戦していただけらしいので手は出してないそうだったが、危なく色々なものを崩壊させるところだった。
結局初夜すら、ゆっくりできなかった俺とルカだけれど、牛歩でも関係が進んでいるので前進していると思いたい。
「ギル様、今度こそ、今度こそ僕に処女ください!!」
あの日から、毎日そう言ってくるルカに俺は微笑む。前はそれだけで怯えたルカが今は動じない。
「いつかな……」
そのいつかが来るかはわからないが、今日もルカは一生懸命鍛えている。それが例えガン掘りするためだと分かっても俺のために頑張るルカが愛おしい。
魔王と周りに恐れられる辺境伯ですが他人の婚約者に手を出したと噂の伯爵令息にずっと片思いしていましたが、やっと両想いになれて、とても幸せです。
END
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最初5万字で終わらせるつもりだった作品ですが、なんやかんやこの長さに……。
そしてBL大賞にも応募させていただいた思い出深い作品です。断監と同時進行が途中で出来なくてものすごく簡潔までかかりましたが、なんとかやっと着地できたのもひとえに読者の皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
こちらについては、番外編についてもう少し更新して完結予定です。
※IF世界で辺境伯様が総受けのネタを別の作品として書くかもしれませんが、その際は笑ってあげてください。
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