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高等部二年生
013
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お昼休み、眞宙くんと二人で廊下を歩く。
新一年生は午前中までだけど、二年生からは始業式の後も午後まで授業があった。
「怜とクラスが離れて残念だったね」
「うん、でも眞宙くんと一緒で嬉しい!」
「僕も保と一緒で嬉しいよ」
エスカレーター式で見知った顔も多いけど、親しい人が同じクラスにいるのは心強い。
やはりというか、怜くんとはクラスが分かれてしまったけど、中等部から覚悟はしていたので、大きなショックはなかった。
「怜くんは一人で寂しくないかな?」
「桜川くんが一緒だから、寂しくはないんじゃないかな」
「そっか!」
そういえばゲーム主人公くんだけじゃなく、桜川くんとも怜くんは同じクラスなんだった。
なら寂しくはないね、と何度も頷く。
「ところで昼食の前に掲示板に寄りたいって、気になることでもあるの?」
「ほら、怜くんのポスターが貼り出されてるでしょ?」
結局ポスターの枚数は、全校生徒と教師の人数を足して、少し余裕を持たせた七百枚になった。
枚数が増えたのは、前風紀委員長が胃薬を飲みながら怜くんに進言してくれたおかげだ。
貼り出しが終わったら一枚残らず回収して、生徒に配られることにもなっている。やっぱりそれが一番争わなくて済みそうだもんね。
ポスターは新一年生の教室を中心に、校舎のあちこちに貼られていた。
回収して再配布することは周知されているので、今のところポスターが盗まれるようなことも起きていない。
「一枚ぐらい、キャッチコピーがあるポスターがあってもいいんじゃないかと思って」
「それでシルバーのカラーペンを持ってきたんだね。……うん、保、止めておこうか」
「何で!?」
そっとカラーペンを眞宙くんに取り上げられる。
身長差があるので、高く腕を上げられると、ぼくではジャンプしても届かない。
「くっ、あと十センチ身長が高ければ……」
「いい加減、僕も怜が不憫に思えてきたから、諦めて」
「ぐぬぬ」
今期こそ「イエスッ、クールビューティ怜様!」を推していきたかったのに。
「諦めてね」
「ハッ!? 眞宙くん、ぼくの心を読んだね!?」
「顔に書いてあるよ」
「そんなバカな!?」
咄嗟に両手で顔を隠すけど、後の祭りだった。
「ほら、早く迎えに行かないと、怜がお腹を空かせて待ってるよ」
怜くんを誘う前に掲示板へ寄ったことを思いだし、仕方なくキャッチコピーの件は断念する。
実はキャッチコピーのことは建前で、ゲーム主人公くんに会いたくないなぁという理由で遠回りをしているだけだった。……避けていてもはじまらないし、腹をくくろう。
怜くんのクラス前まで来ると、先に着いていた南くんが笑顔で迎えてくれた。
南くんともクラスが分かれちゃったんだよね。
では、いざ行かん!
遂にゲーム主人公くんを、この目に収めるのだ!
「保くん……?」
意気込みとは裏腹に、入口の影から教室内をそろりと覗くぼくに、南くんが訝しげに声をかける。
うん、今更怜くんに遠慮することなんてないし、おかしな行動に見えてるよね。
けどやっぱり突入する勇気が……まずは遠目で確認してからでもいいかなーって。
怜くんの銀髪は目立つので、まだ少し混雑している教室内でもすぐに見つけることができた。
その怜くんが――。
「笑ってる……」
正面にいる人物に向かって微笑んでいた。
ぼくでも最近は見ることのなかった表情に、体が固まる。
怜くんの正面に立つ人物に、見覚えがあった。
きっと彼がゲーム主人公くんで間違いないだろう。
もっさりとした黒髪に、分厚い瓶底眼鏡は、遠い記憶の中のゲームビジュアルと一致する。
あぁ、やっぱり。
怜くんを幸せにできるのは、ゲーム主人公くんなんだ。
いくらぼくが、敵役になって怜くんを幸せに導く! と息巻いたところで、それは間接的な結果でしかなくて……直接、怜くんを幸せにするのは、重荷を軽くするのは、ゲーム主人公くんにしか……。
だって仮に彼が怜くんを選ばなくても、怜くんがぼくを嫌いになるのは規定路線なんだ。
「保? どうしたの?」
ポロリと、知らず涙が一つこぼれていた。
嫉妬なのか、諦観なのか分からない感情がごちゃまぜになって、ぼくの胸を掻き乱す。
「保っ!?」
そして気付いたときには。
怜くんに、タックルをかましていた。
「ゴボァッ!!?」
衝撃で、怜くんの体が横に大きく揺れた。
視界の端では桜色の頭が大笑いしているのが見えるけど、ぼくは切実だった。
ぼくは、南くんみたいないい子にはなれない。
好きな人が、他の誰かを構っている姿を、笑ってなんて見ていられない。
怜くん、ごめんね!
ぼくは自分が思ってた以上に、嫉妬深いみたい!
怜くんの腰にしがみつきながら、ゲーム主人公くんを睨む。
彼も突然のことに、分厚い瓶底眼鏡の奥にある目を見開いていた。
ようやく体勢を整えた怜くんが、ぼくの肩に手を置く。
「保……何を考えている」
「うぅ……」
「まさか泣いてるのか? おい眞宙っ、どういうことだ!」
「僕も急なことで把握できてないんだけど……保、どうしたの? 喋れる?」
ポタポタと涙を落とすぼくに、眞宙くんは屈んで目線を合わすと頬にハンカチを当ててくれた。
「うう、ぼく……」
「よしよし、とりあえず一旦立ち上がろうか。中腰のままだと保も辛いでしょ?」
その通りだったので、怜くんの体をよじ登るようにして立つ。
すっかり怜くんの制服は皺だらけになっていた。
後で桜川くんに綺麗にしてもらえるよう頼めるかな。
しがみついてみて分かったことだけど、怜くんの腰は意外としっかりしている。
あれだけの勢いでタックルしたのに、転ばなかったのがいい証拠だ。
長身だから細身に見えるけど、やっぱ体格はしっかりしてるんだなぁ……貧相な体つきの自分をかえりみると、羨ましい。
「で? 何があって、お前は泣きながらぶつかって来たんだ?」
「れ、怜くんが……」
「俺が?」
若干ヨレた感じになってしまったけど、ぼくを見下ろす怜くんの顔に怒りはない。
泣いていたことで、どうやら心配をかけてしまったようだ。
怜くんは、立ち上がったぼくを正面から胸に抱き込むと、背中を優しくさすってくれる。
その優しさに、また涙が溢れそうになるのを感じながら、しっかりしなきゃと自分に活を入れる。
息を吸って、大きめの声で答えた。
「怜くんが、笑ってたから!」
「……俺が笑ってたのが、そんなにショックだったのか?」
「ち、違うよ! そうじゃなくて!」
ちょうどタイミング的には、怜くんとゲーム主人公くんが談笑しているところを、ぼくが邪魔した感じになってるはず。
うん、性悪の親衛隊長としては、何ら間違った行動ではないよね! だってぼくは、怜くんとゲーム主人公くんのお邪魔虫なんだからっ。
なんだ、よくよく考えてみれば問題ないじゃないか。
BLゲーム「ぼくきみ」でも、ぼくは嫉妬深い性格だった。
ぐっと目に力を入れて、怜くんのエメラルドグリーンの瞳を見上げる。
「ぼくにだけ……ぼくにだけ笑って欲しかったの! 怜くんが、ぼくの知らないところで、楽しそうにしてるのが……寂しいっていうか、嫉妬しちゃったっていうか……心が狭くて、ごめんね!」
最後まで言い切ると、怜くんの胸に顔を埋めてぎゅうっと抱き付く。
きっと今頃、心底呆れた顔をされてる。
分かっていても、目にする勇気はまだ持てなかった。
「あー……そうか、嫉妬か……」
「怜様、爆ぜてください。ニヤついてる怜様なんて、イエスッ、クールビューティ怜様! らしくありませんよ」
「圭吾、お前を一発殴らせろ」
誰かの声が聞こえると思って顔を上げると、桜川くんが近くまで来ていた。
「素直に殴らせるバカがいると思いますか? はっ、名法院家のご令息ともあろう方が、そんな短絡思考とは嘆かわしい限りです。さっさと皺になった上着をお渡しください。あぁ、シャツは結構ですよ、主人を露出狂にするわけにはいきませんから」
「……」
桜川くんの言葉に、怜くんのこめかみの血管が浮き上がっているのが見える。
とりあえずぼくが抱き付いたままだと上着が脱げないので、そっと体を離した。
「桜川くん、手間を増やしちゃってゴメンね?」
「笑わせてもらったからチャラでいい。怜様の奇声を聞けるなんてレアだからな。ぷっ、『ゴボァッ』だって。あ、保、そのまま怜様と腕を組んでてくれ。拳が飛んできそうだから」
ぼくと喋りながらも、桜川くんは器用に怜くんの上着を脱がせていく。
「貴様……!」
「はい、怜様はこのまま保と腕を組みながら食堂へどうぞー。ちゃんとエスコートしてあげてください」
結局、怜くんは桜川くんに言い返せないまま、ぼくを連れて食堂へと向かった。
腕を組んで歩けるなんて、ぼくとしては役得だ。
新一年生は午前中までだけど、二年生からは始業式の後も午後まで授業があった。
「怜とクラスが離れて残念だったね」
「うん、でも眞宙くんと一緒で嬉しい!」
「僕も保と一緒で嬉しいよ」
エスカレーター式で見知った顔も多いけど、親しい人が同じクラスにいるのは心強い。
やはりというか、怜くんとはクラスが分かれてしまったけど、中等部から覚悟はしていたので、大きなショックはなかった。
「怜くんは一人で寂しくないかな?」
「桜川くんが一緒だから、寂しくはないんじゃないかな」
「そっか!」
そういえばゲーム主人公くんだけじゃなく、桜川くんとも怜くんは同じクラスなんだった。
なら寂しくはないね、と何度も頷く。
「ところで昼食の前に掲示板に寄りたいって、気になることでもあるの?」
「ほら、怜くんのポスターが貼り出されてるでしょ?」
結局ポスターの枚数は、全校生徒と教師の人数を足して、少し余裕を持たせた七百枚になった。
枚数が増えたのは、前風紀委員長が胃薬を飲みながら怜くんに進言してくれたおかげだ。
貼り出しが終わったら一枚残らず回収して、生徒に配られることにもなっている。やっぱりそれが一番争わなくて済みそうだもんね。
ポスターは新一年生の教室を中心に、校舎のあちこちに貼られていた。
回収して再配布することは周知されているので、今のところポスターが盗まれるようなことも起きていない。
「一枚ぐらい、キャッチコピーがあるポスターがあってもいいんじゃないかと思って」
「それでシルバーのカラーペンを持ってきたんだね。……うん、保、止めておこうか」
「何で!?」
そっとカラーペンを眞宙くんに取り上げられる。
身長差があるので、高く腕を上げられると、ぼくではジャンプしても届かない。
「くっ、あと十センチ身長が高ければ……」
「いい加減、僕も怜が不憫に思えてきたから、諦めて」
「ぐぬぬ」
今期こそ「イエスッ、クールビューティ怜様!」を推していきたかったのに。
「諦めてね」
「ハッ!? 眞宙くん、ぼくの心を読んだね!?」
「顔に書いてあるよ」
「そんなバカな!?」
咄嗟に両手で顔を隠すけど、後の祭りだった。
「ほら、早く迎えに行かないと、怜がお腹を空かせて待ってるよ」
怜くんを誘う前に掲示板へ寄ったことを思いだし、仕方なくキャッチコピーの件は断念する。
実はキャッチコピーのことは建前で、ゲーム主人公くんに会いたくないなぁという理由で遠回りをしているだけだった。……避けていてもはじまらないし、腹をくくろう。
怜くんのクラス前まで来ると、先に着いていた南くんが笑顔で迎えてくれた。
南くんともクラスが分かれちゃったんだよね。
では、いざ行かん!
遂にゲーム主人公くんを、この目に収めるのだ!
「保くん……?」
意気込みとは裏腹に、入口の影から教室内をそろりと覗くぼくに、南くんが訝しげに声をかける。
うん、今更怜くんに遠慮することなんてないし、おかしな行動に見えてるよね。
けどやっぱり突入する勇気が……まずは遠目で確認してからでもいいかなーって。
怜くんの銀髪は目立つので、まだ少し混雑している教室内でもすぐに見つけることができた。
その怜くんが――。
「笑ってる……」
正面にいる人物に向かって微笑んでいた。
ぼくでも最近は見ることのなかった表情に、体が固まる。
怜くんの正面に立つ人物に、見覚えがあった。
きっと彼がゲーム主人公くんで間違いないだろう。
もっさりとした黒髪に、分厚い瓶底眼鏡は、遠い記憶の中のゲームビジュアルと一致する。
あぁ、やっぱり。
怜くんを幸せにできるのは、ゲーム主人公くんなんだ。
いくらぼくが、敵役になって怜くんを幸せに導く! と息巻いたところで、それは間接的な結果でしかなくて……直接、怜くんを幸せにするのは、重荷を軽くするのは、ゲーム主人公くんにしか……。
だって仮に彼が怜くんを選ばなくても、怜くんがぼくを嫌いになるのは規定路線なんだ。
「保? どうしたの?」
ポロリと、知らず涙が一つこぼれていた。
嫉妬なのか、諦観なのか分からない感情がごちゃまぜになって、ぼくの胸を掻き乱す。
「保っ!?」
そして気付いたときには。
怜くんに、タックルをかましていた。
「ゴボァッ!!?」
衝撃で、怜くんの体が横に大きく揺れた。
視界の端では桜色の頭が大笑いしているのが見えるけど、ぼくは切実だった。
ぼくは、南くんみたいないい子にはなれない。
好きな人が、他の誰かを構っている姿を、笑ってなんて見ていられない。
怜くん、ごめんね!
ぼくは自分が思ってた以上に、嫉妬深いみたい!
怜くんの腰にしがみつきながら、ゲーム主人公くんを睨む。
彼も突然のことに、分厚い瓶底眼鏡の奥にある目を見開いていた。
ようやく体勢を整えた怜くんが、ぼくの肩に手を置く。
「保……何を考えている」
「うぅ……」
「まさか泣いてるのか? おい眞宙っ、どういうことだ!」
「僕も急なことで把握できてないんだけど……保、どうしたの? 喋れる?」
ポタポタと涙を落とすぼくに、眞宙くんは屈んで目線を合わすと頬にハンカチを当ててくれた。
「うう、ぼく……」
「よしよし、とりあえず一旦立ち上がろうか。中腰のままだと保も辛いでしょ?」
その通りだったので、怜くんの体をよじ登るようにして立つ。
すっかり怜くんの制服は皺だらけになっていた。
後で桜川くんに綺麗にしてもらえるよう頼めるかな。
しがみついてみて分かったことだけど、怜くんの腰は意外としっかりしている。
あれだけの勢いでタックルしたのに、転ばなかったのがいい証拠だ。
長身だから細身に見えるけど、やっぱ体格はしっかりしてるんだなぁ……貧相な体つきの自分をかえりみると、羨ましい。
「で? 何があって、お前は泣きながらぶつかって来たんだ?」
「れ、怜くんが……」
「俺が?」
若干ヨレた感じになってしまったけど、ぼくを見下ろす怜くんの顔に怒りはない。
泣いていたことで、どうやら心配をかけてしまったようだ。
怜くんは、立ち上がったぼくを正面から胸に抱き込むと、背中を優しくさすってくれる。
その優しさに、また涙が溢れそうになるのを感じながら、しっかりしなきゃと自分に活を入れる。
息を吸って、大きめの声で答えた。
「怜くんが、笑ってたから!」
「……俺が笑ってたのが、そんなにショックだったのか?」
「ち、違うよ! そうじゃなくて!」
ちょうどタイミング的には、怜くんとゲーム主人公くんが談笑しているところを、ぼくが邪魔した感じになってるはず。
うん、性悪の親衛隊長としては、何ら間違った行動ではないよね! だってぼくは、怜くんとゲーム主人公くんのお邪魔虫なんだからっ。
なんだ、よくよく考えてみれば問題ないじゃないか。
BLゲーム「ぼくきみ」でも、ぼくは嫉妬深い性格だった。
ぐっと目に力を入れて、怜くんのエメラルドグリーンの瞳を見上げる。
「ぼくにだけ……ぼくにだけ笑って欲しかったの! 怜くんが、ぼくの知らないところで、楽しそうにしてるのが……寂しいっていうか、嫉妬しちゃったっていうか……心が狭くて、ごめんね!」
最後まで言い切ると、怜くんの胸に顔を埋めてぎゅうっと抱き付く。
きっと今頃、心底呆れた顔をされてる。
分かっていても、目にする勇気はまだ持てなかった。
「あー……そうか、嫉妬か……」
「怜様、爆ぜてください。ニヤついてる怜様なんて、イエスッ、クールビューティ怜様! らしくありませんよ」
「圭吾、お前を一発殴らせろ」
誰かの声が聞こえると思って顔を上げると、桜川くんが近くまで来ていた。
「素直に殴らせるバカがいると思いますか? はっ、名法院家のご令息ともあろう方が、そんな短絡思考とは嘆かわしい限りです。さっさと皺になった上着をお渡しください。あぁ、シャツは結構ですよ、主人を露出狂にするわけにはいきませんから」
「……」
桜川くんの言葉に、怜くんのこめかみの血管が浮き上がっているのが見える。
とりあえずぼくが抱き付いたままだと上着が脱げないので、そっと体を離した。
「桜川くん、手間を増やしちゃってゴメンね?」
「笑わせてもらったからチャラでいい。怜様の奇声を聞けるなんてレアだからな。ぷっ、『ゴボァッ』だって。あ、保、そのまま怜様と腕を組んでてくれ。拳が飛んできそうだから」
ぼくと喋りながらも、桜川くんは器用に怜くんの上着を脱がせていく。
「貴様……!」
「はい、怜様はこのまま保と腕を組みながら食堂へどうぞー。ちゃんとエスコートしてあげてください」
結局、怜くんは桜川くんに言い返せないまま、ぼくを連れて食堂へと向かった。
腕を組んで歩けるなんて、ぼくとしては役得だ。
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