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高等部二年生
021
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放課後は引き続き、新生徒会役員を決める書類選考に忙殺された。
結果、次の日になっても、怜くんから七瀬くんについての話を訊けないまま、お昼になりました。
時間が経てば経つほど、訊きづらくなることってあるよね。
「保、無理はしなくていいからね」
「大丈夫! ぼくはやりきるよ!」
お昼休み、ぼくと眞宙くんは、怜くんを誘うことなく食堂へ向かい、七瀬くんが来るのを待っていた。
怜くんには用事があって先に行くことを伝えてあるし、少し遅れてから来てもらえるよう桜川くんにも話を通してある。
今日ぼくが七瀬くんを大勢の前で責めることについては、桜川くんにも凄く心配されたけど、代案が見つからない限り決行するしかない。
BLゲーム「ぼくきみ」での、ぼくの――性悪の親衛隊長としての――最初の晴れ舞台だ。
ちなみに親衛隊の子たちにも、ぼくが食堂で七瀬くんに文句を言うことは伝えてある。
そのせいか、食堂にはいつもより人が集まっていた。
「そろそろ到着するみたい」
スマホに入った着信を確認すると、親衛隊員からだった。
どうやら同じクラスの子が、七瀬くんの後を追ってくれてるらしい。君か、彼のタイムスケジュールを作ってるのは。
食堂の入り口に、見慣れてきたもっさりとした黒髪が見えて、ぼくは最後の気合いを入れる。
半二階席から階段を降り、七瀬くんの元へ足を向けた。
ぼくの目的を知ってる人が多いのか、自然とぼくの前を歩く人影は減っていく。
「七瀬くん、ちょっといいかな」
「お前は……確か名法院の親衛隊長か?」
えぇっと、確かここでの「画面の中のぼく」の台詞は……。
「そうだよ。ぼくは湊川保、怜様の親衛隊長さ!」
よし、決まった! 名前を名乗るのは大事だもんね!
「……その親衛隊長様が、俺に何の用だよ」
「昨日の件で、きみに言いたいことがあるんだ」
「やっぱり俺にボールを当てたのは、お前らだったのか!?」
「ちょっ!? 勝手なこと言わないでよね!?」
ただ言いたいことがあるって言っただけなのに、どうしてそうなるの!?
「じゃあ、なんだって言うんだよ!? つうか、自分でもおかしいと思わないのか? 好きな奴を『様』付けなんかして、祭り上げてさ。そんなことで相手が喜ぶと、本気で思ってんのか?」
「あのね、親衛隊にも色々と決まりがあるんだよ!」
「それで体だけの関係を持つのか? しかも日替わりでとか、どうかしてる!」
ちょっと誰だよ、七瀬くんに間違った親衛隊の情報を流したのは!?
話の内容から察するに、それチャラ男先輩の親衛隊のことだよね!?
あそこは親衛隊の中でも、一番特殊な環境なんだよ!
「いい加減、ただ性欲のはけ口にされてるだけだって気付けよ!」
「っ……!」
痛いところを突かれて、言葉に詰まった。
みんな、気付いてるけど、気付かないフリをしていることだ。
チャラ男先輩……板垣先輩の親衛隊の子たちは特に。
今だけの関係でしかないって。
ぼくだって……そうだ。
今更分かりきっていることを指摘されて、頭に血が上る。
何も知らないクセに。
ぼくがどんな思いでここにいるのかも。
なのに七瀬くんは、土足でデリケートな問題に、足を突っ込むんだ。
カッとなって、ぼくは七瀬くんを睨み付けた。
「言いたい放題言って、満足した? 新参者のきみに、この学園の何が分かるって言うのさ!」
「おかしいことは分かる! 特に親衛隊なんていう存在はな!」
「『おかしい』って、きみはそれしか言えないの?」
ずっと七瀬くんは同じ言葉を繰り返してる。
前に怜くんと話したときもそうだった。
怜くんは、それは七瀬くんの主観でしかないって切り捨ててたけど。
けど――。
「おかしいことを、おかしいって言って何が悪い!?」
ぼくは、七瀬くんが真剣だと「知っている」。
こうして面と向かって顔を突き合わせていても、それは感じられた。
彼は本気で、この学園のあり方をおかしいと思っているんだ。
そして事実、この学園はどこか歪んでいて、生徒たちの性的倒錯を大人たちは関知しない。
七瀬くんは、ただ事実を指摘しているに過ぎない。
そのことに気付いた瞬間、ぼくの頭は一部冷静さを取り戻した。
しかし次の言葉で、胸を抉られる。
「名法院のことだってそうだ! 親衛隊の特権か知らないけど、お前らの気持ちを一方的に押し付けていいわけないだろ!? 聞いたぞ。てっきり俺は名法院が従えてるんだと思ってたけど、特にお前は親衛隊長の特権だからって、勝手に付いて回ってるんだってな!」
息が、止まった。
頭が真っ白になって、思考が飛ぶ。
……呼吸ってどうしてたっけ?
ダメだ、こんなことで怯んでちゃ。
ぼくは性悪の親衛隊長なんだから、言い負かされてる場合じゃない。
震える手で拳を作ると、首を軽く振る。
一度目を閉じ、無理矢理息を吐く。
どこかで、そうすると自然に息が吸えると聞いたのを思いだしたからだ。
「お前ら親衛隊は、自分のことしか考えてないんだ! 本当に相手のことが好きなら、相手の幸せが何か、ちゃんと考えてやれよ!」
息が吸えたのを感じ、目を開ける。
七瀬くんの言葉を聞いて、素直に……その通りだな、と思った。
本当に相手のことが好きなら、相手の幸せを考えるべきだ。
けど、ぼくはここで引くわけにはいかない。
だって何よりぼくも、七瀬くんと同じ意見だから。
好きは人の幸せのために、ぼくは更に強く拳を握る。
「きみなら、考えられるっていうの? 好きな人のためなら自制できるって? 自分をコントロールできるって? ……ぼくだって、そうしたいよ! だけどできないんだよ! 愚かだと分かってても、傷付くって分かってても、怜くんを好きな気持ちは止められないし、他の人と一緒にいるところを見ただけで嫉妬するし!」
今だって、喚くことしかできない自分が嫌になる。
「それでも好きなんだよ! ぼくは、怜くんが好きなの! 誰かを好きになったことのないような人が、ぼくたちの気持ちを勝手に決め付けないでよ! ぼくだって怜くんの幸せを考えてるんだからっ!」
……あれ?
「画面の中のぼく」ってこんな感じだったっけ? もっと上から目線だったような気がしないでもない。
しかも本題も違ったような……。
怜くんにお姫様抱っこされたぐらいで、いい気にならないでよね! 的な台詞を用意してたんだけど。
当初の目的から、だいぶと話が逸れてしまった気がする。
しかし、イベントはちゃんと進んでいるようで。
「……保、何をやってるんだ」
険しい表情の怜くんが、七瀬くんの後ろに立っていた。
結果、次の日になっても、怜くんから七瀬くんについての話を訊けないまま、お昼になりました。
時間が経てば経つほど、訊きづらくなることってあるよね。
「保、無理はしなくていいからね」
「大丈夫! ぼくはやりきるよ!」
お昼休み、ぼくと眞宙くんは、怜くんを誘うことなく食堂へ向かい、七瀬くんが来るのを待っていた。
怜くんには用事があって先に行くことを伝えてあるし、少し遅れてから来てもらえるよう桜川くんにも話を通してある。
今日ぼくが七瀬くんを大勢の前で責めることについては、桜川くんにも凄く心配されたけど、代案が見つからない限り決行するしかない。
BLゲーム「ぼくきみ」での、ぼくの――性悪の親衛隊長としての――最初の晴れ舞台だ。
ちなみに親衛隊の子たちにも、ぼくが食堂で七瀬くんに文句を言うことは伝えてある。
そのせいか、食堂にはいつもより人が集まっていた。
「そろそろ到着するみたい」
スマホに入った着信を確認すると、親衛隊員からだった。
どうやら同じクラスの子が、七瀬くんの後を追ってくれてるらしい。君か、彼のタイムスケジュールを作ってるのは。
食堂の入り口に、見慣れてきたもっさりとした黒髪が見えて、ぼくは最後の気合いを入れる。
半二階席から階段を降り、七瀬くんの元へ足を向けた。
ぼくの目的を知ってる人が多いのか、自然とぼくの前を歩く人影は減っていく。
「七瀬くん、ちょっといいかな」
「お前は……確か名法院の親衛隊長か?」
えぇっと、確かここでの「画面の中のぼく」の台詞は……。
「そうだよ。ぼくは湊川保、怜様の親衛隊長さ!」
よし、決まった! 名前を名乗るのは大事だもんね!
「……その親衛隊長様が、俺に何の用だよ」
「昨日の件で、きみに言いたいことがあるんだ」
「やっぱり俺にボールを当てたのは、お前らだったのか!?」
「ちょっ!? 勝手なこと言わないでよね!?」
ただ言いたいことがあるって言っただけなのに、どうしてそうなるの!?
「じゃあ、なんだって言うんだよ!? つうか、自分でもおかしいと思わないのか? 好きな奴を『様』付けなんかして、祭り上げてさ。そんなことで相手が喜ぶと、本気で思ってんのか?」
「あのね、親衛隊にも色々と決まりがあるんだよ!」
「それで体だけの関係を持つのか? しかも日替わりでとか、どうかしてる!」
ちょっと誰だよ、七瀬くんに間違った親衛隊の情報を流したのは!?
話の内容から察するに、それチャラ男先輩の親衛隊のことだよね!?
あそこは親衛隊の中でも、一番特殊な環境なんだよ!
「いい加減、ただ性欲のはけ口にされてるだけだって気付けよ!」
「っ……!」
痛いところを突かれて、言葉に詰まった。
みんな、気付いてるけど、気付かないフリをしていることだ。
チャラ男先輩……板垣先輩の親衛隊の子たちは特に。
今だけの関係でしかないって。
ぼくだって……そうだ。
今更分かりきっていることを指摘されて、頭に血が上る。
何も知らないクセに。
ぼくがどんな思いでここにいるのかも。
なのに七瀬くんは、土足でデリケートな問題に、足を突っ込むんだ。
カッとなって、ぼくは七瀬くんを睨み付けた。
「言いたい放題言って、満足した? 新参者のきみに、この学園の何が分かるって言うのさ!」
「おかしいことは分かる! 特に親衛隊なんていう存在はな!」
「『おかしい』って、きみはそれしか言えないの?」
ずっと七瀬くんは同じ言葉を繰り返してる。
前に怜くんと話したときもそうだった。
怜くんは、それは七瀬くんの主観でしかないって切り捨ててたけど。
けど――。
「おかしいことを、おかしいって言って何が悪い!?」
ぼくは、七瀬くんが真剣だと「知っている」。
こうして面と向かって顔を突き合わせていても、それは感じられた。
彼は本気で、この学園のあり方をおかしいと思っているんだ。
そして事実、この学園はどこか歪んでいて、生徒たちの性的倒錯を大人たちは関知しない。
七瀬くんは、ただ事実を指摘しているに過ぎない。
そのことに気付いた瞬間、ぼくの頭は一部冷静さを取り戻した。
しかし次の言葉で、胸を抉られる。
「名法院のことだってそうだ! 親衛隊の特権か知らないけど、お前らの気持ちを一方的に押し付けていいわけないだろ!? 聞いたぞ。てっきり俺は名法院が従えてるんだと思ってたけど、特にお前は親衛隊長の特権だからって、勝手に付いて回ってるんだってな!」
息が、止まった。
頭が真っ白になって、思考が飛ぶ。
……呼吸ってどうしてたっけ?
ダメだ、こんなことで怯んでちゃ。
ぼくは性悪の親衛隊長なんだから、言い負かされてる場合じゃない。
震える手で拳を作ると、首を軽く振る。
一度目を閉じ、無理矢理息を吐く。
どこかで、そうすると自然に息が吸えると聞いたのを思いだしたからだ。
「お前ら親衛隊は、自分のことしか考えてないんだ! 本当に相手のことが好きなら、相手の幸せが何か、ちゃんと考えてやれよ!」
息が吸えたのを感じ、目を開ける。
七瀬くんの言葉を聞いて、素直に……その通りだな、と思った。
本当に相手のことが好きなら、相手の幸せを考えるべきだ。
けど、ぼくはここで引くわけにはいかない。
だって何よりぼくも、七瀬くんと同じ意見だから。
好きは人の幸せのために、ぼくは更に強く拳を握る。
「きみなら、考えられるっていうの? 好きな人のためなら自制できるって? 自分をコントロールできるって? ……ぼくだって、そうしたいよ! だけどできないんだよ! 愚かだと分かってても、傷付くって分かってても、怜くんを好きな気持ちは止められないし、他の人と一緒にいるところを見ただけで嫉妬するし!」
今だって、喚くことしかできない自分が嫌になる。
「それでも好きなんだよ! ぼくは、怜くんが好きなの! 誰かを好きになったことのないような人が、ぼくたちの気持ちを勝手に決め付けないでよ! ぼくだって怜くんの幸せを考えてるんだからっ!」
……あれ?
「画面の中のぼく」ってこんな感じだったっけ? もっと上から目線だったような気がしないでもない。
しかも本題も違ったような……。
怜くんにお姫様抱っこされたぐらいで、いい気にならないでよね! 的な台詞を用意してたんだけど。
当初の目的から、だいぶと話が逸れてしまった気がする。
しかし、イベントはちゃんと進んでいるようで。
「……保、何をやってるんだ」
険しい表情の怜くんが、七瀬くんの後ろに立っていた。
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