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エリアミッション:2
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* * * 10分後 * * *
持って行くアイテムと、機体の兵装とを確認。
トイレにも行ってきたし、準備は万全だ。
少し早いが、セラフィエルの側に戦艦を持って行き、隣接させてセラフィエルに乗り込む。
「おっ。 早かったな。」
艦橋に入った瞬間に、健太が俺を見つけて声を掛けてくる。
「そろそろ時間だな。 全員準備は良いか? まだの所は、申し出てくれ。 準備が整うまでは待つから。」
アイザックが、連合チャットで討伐メンバー全員に聞いてくる。
「鋼の騎士団。 1班~5班まで準備良し。」
「戦艦鮪漁船準備良し。」
「戦艦曲芸騎士団準備良し。」
「戦艦銀河鉄道準備良し
…………。」
次々と、参加戦艦の準備良しの声が挙がって行く。
「尚、敵の拠点までの露払いとしては。
打ち合わせ通りに、戦艦曲芸騎士団と、鋼の騎士団の1班。
それと、戦艦幻夢の悠夜たちが先行する。
各戦艦は、出来るだけ彼らの前には出ない様に。
以上を持って、ミッションを開始する。」
そう言って、一泊置いてから、アイザックがミッション表示が出ているウィンドウに手を伸ばして、ミッション開始の所をタップする。
【エリアミッションを開始します。】
システムアナウンスが流れて、ミッション開始を告げる。
ブオオオオォオォォォ!!
開始の合図と共に。
各戦艦の船底から、ホバー用のエアーが噴出されて、戦艦が浮き上がる。
先頭を行くのは戦艦曲芸騎士団。
曲芸騎士団の上空から、鋼の騎士団の1班である航空部隊が少しだけ先行体制で。
地上には、曲芸騎士団の高速移動部隊の機体たちが。
それに混ざって、俺も竜騎兵を僅かに地上から浮かす様に見せかけて、ホバーモドキで移動を開始する。
戦艦幻夢は、鋼の騎士団であるセラフィエルと並走している。
何せ、戦艦と言っても、補給艦なので攻撃用の武装などない等しい。
唯一、防御用のビームシールドと、シズルさんが入ってすぐに強化した、特殊装甲で防御力だけは他の補給艦よりは頭5つ分ぐらいは飛びぬけているのが救いだ。
敵拠点までの距離は、凡そ150キロ。
時間にして15分~20分。
その道順までの、雑魚の相手の処理が俺たちの仕事だ。
「敵機出現!
12時の方向に、10機
2時の方向に8機。
10時の方向に8機。
3方向ともに距離7000。」
4分の1の行程に差し掛かった時に、鋼の騎士団の無線通信士から声が聞こえた。
「照合パターンからして、12時の方角は、地上機7の航空機3.
2時の方角は、地上機6の航空機2。
10時の方角は、地上機5の航空機5です。」
この無線通信士。 実はプレイヤーではなくて、NPCの無線通信士だ。
★操舵手:無線通信士★
*他にも調理師:機械技師等もNPCで雇い入れることができる。
*ただし、NPCだと、基本的な行動しかプログラミングされておらず。
順応性が求められるアドリブは効かない。
*雇い入れる階級と値段で、性能に差が出てくる。
「鋼の騎士団1班。 10時の敵機の迎撃に向かう。」
香織さんの声が聞こえる。
1班の隊長は香織さんだ。
5機の航空機体が、香織さんの駆る戦姫を先頭に敵の迎撃に向かって行く。
「幻夢悠夜。 2時の方角に向かう。」
「曲芸騎士団。 正面の敵を撃破する。」
曲芸騎士団の地空混成部隊と、俺も返事を返して、それぞれの方向の敵機の迎撃に向かう。
が、俺が方向を変え向かっていると、竜騎兵と並走する機体が。
持って行くアイテムと、機体の兵装とを確認。
トイレにも行ってきたし、準備は万全だ。
少し早いが、セラフィエルの側に戦艦を持って行き、隣接させてセラフィエルに乗り込む。
「おっ。 早かったな。」
艦橋に入った瞬間に、健太が俺を見つけて声を掛けてくる。
「そろそろ時間だな。 全員準備は良いか? まだの所は、申し出てくれ。 準備が整うまでは待つから。」
アイザックが、連合チャットで討伐メンバー全員に聞いてくる。
「鋼の騎士団。 1班~5班まで準備良し。」
「戦艦鮪漁船準備良し。」
「戦艦曲芸騎士団準備良し。」
「戦艦銀河鉄道準備良し
…………。」
次々と、参加戦艦の準備良しの声が挙がって行く。
「尚、敵の拠点までの露払いとしては。
打ち合わせ通りに、戦艦曲芸騎士団と、鋼の騎士団の1班。
それと、戦艦幻夢の悠夜たちが先行する。
各戦艦は、出来るだけ彼らの前には出ない様に。
以上を持って、ミッションを開始する。」
そう言って、一泊置いてから、アイザックがミッション表示が出ているウィンドウに手を伸ばして、ミッション開始の所をタップする。
【エリアミッションを開始します。】
システムアナウンスが流れて、ミッション開始を告げる。
ブオオオオォオォォォ!!
開始の合図と共に。
各戦艦の船底から、ホバー用のエアーが噴出されて、戦艦が浮き上がる。
先頭を行くのは戦艦曲芸騎士団。
曲芸騎士団の上空から、鋼の騎士団の1班である航空部隊が少しだけ先行体制で。
地上には、曲芸騎士団の高速移動部隊の機体たちが。
それに混ざって、俺も竜騎兵を僅かに地上から浮かす様に見せかけて、ホバーモドキで移動を開始する。
戦艦幻夢は、鋼の騎士団であるセラフィエルと並走している。
何せ、戦艦と言っても、補給艦なので攻撃用の武装などない等しい。
唯一、防御用のビームシールドと、シズルさんが入ってすぐに強化した、特殊装甲で防御力だけは他の補給艦よりは頭5つ分ぐらいは飛びぬけているのが救いだ。
敵拠点までの距離は、凡そ150キロ。
時間にして15分~20分。
その道順までの、雑魚の相手の処理が俺たちの仕事だ。
「敵機出現!
12時の方向に、10機
2時の方向に8機。
10時の方向に8機。
3方向ともに距離7000。」
4分の1の行程に差し掛かった時に、鋼の騎士団の無線通信士から声が聞こえた。
「照合パターンからして、12時の方角は、地上機7の航空機3.
2時の方角は、地上機6の航空機2。
10時の方角は、地上機5の航空機5です。」
この無線通信士。 実はプレイヤーではなくて、NPCの無線通信士だ。
★操舵手:無線通信士★
*他にも調理師:機械技師等もNPCで雇い入れることができる。
*ただし、NPCだと、基本的な行動しかプログラミングされておらず。
順応性が求められるアドリブは効かない。
*雇い入れる階級と値段で、性能に差が出てくる。
「鋼の騎士団1班。 10時の敵機の迎撃に向かう。」
香織さんの声が聞こえる。
1班の隊長は香織さんだ。
5機の航空機体が、香織さんの駆る戦姫を先頭に敵の迎撃に向かって行く。
「幻夢悠夜。 2時の方角に向かう。」
「曲芸騎士団。 正面の敵を撃破する。」
曲芸騎士団の地空混成部隊と、俺も返事を返して、それぞれの方向の敵機の迎撃に向かう。
が、俺が方向を変え向かっていると、竜騎兵と並走する機体が。
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