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エリアミッション:10
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この様に為って居るために。 ほとんどのプレイヤーは、注意域から、HP残量が危険域になる前に、1度は戦艦に帰還して修理と補給を済ませて再出撃をするのがGALAXY SOULでの一般的な長期での戦闘断続方法である。
デス・スパイダーのHPは既に残りゲージ3本までは削っている。
ここまでは順調だ。
あと1本HPゲージを削りきって、其処からが問題の超範囲攻撃を撃ち出してくる。
攻略部隊の被害状況は、今の所は大破したのは3機だけ。
「残り2本になったら、全員注意するようにっ! 攻撃パターンが変わるぞっ!
補給が必要な機体は、今のうちに交代で補給に行っておけよ!」
連合チャットで、アイザックが伝える。
ここまでにかかった時間はおよそ15分くらいだ。
最初に竜騎兵の殲滅兵器と、セラフィエルの殲滅兵器で、エリアボス前の雑魚機体を一掃できたのが大きい。
なんせ、エリアボスまで、ほぼノーダメージで向かい合えたのだから。
アイザックたち討伐連合の奮闘で、デス・スパイダーのHPが、残り3本目から2本目に移り。
黄色いHPが、赤いHPゲージに変わった。
その瞬間。 デス・スパイダーの機体に黒い靄の様なエフェクトを発して、デス・スパイダーに纏わりつく。
「攻撃パターンが変わるぞっ! 各機! 注意っ!」
連合チャットで叫ぶアイザック。
アイザックが注意を促した次の瞬間。
デス・スパイダーの目の部分から、幾本ものレーザーが発射されて、正面の連合プレイヤー達の機体のHPを削っていく。
両側面と上空のプレイヤー達には、腹部の側面と背中の部分が開き大量のミサイルが放たれてプレイヤーを襲い。
後方のプレイヤーにも、お尻の部分から放たれた大量の鋼糸が襲い掛かった。
ドドドドドドドドッドドドドッ!!
凄まじい爆音が重なり、下方以外の全方向に、デス・スパイダーの攻撃が撃ち放たれた。
「「ぐぅおっ!」」
「「ちょっ!」
「「マジかい!」」
其処ら中で、プレイヤー達の声が上がり、搭乗する機体のHPゲージが物凄い勢いで減っていく。
* * * 視点:アイザック * * *
デス・スパイダーのHPゲージが》減り、危険域に突入した。
「攻撃パターンが変わるぞっ! 各機! 注意っ!」
連合チャットで注意を促した次の瞬間、デススパイダーを黒い靄が覆い、正面の目が怪しく輝く。
(ヤバイっ!)
何か知らないが、アイザック脳が危険信号を訴え掛ける。
「絶対障壁発動っ!!」
★絶対障壁:XG-Ω1:聖騎士専用特殊能力★
自機を起点に、全高30メートル。 全幅50メートルの絶対障壁のエネルギー盾を張る事ができる。
1ミッション中に、2度しか使う事ができない。
デススパイダーの範囲攻撃に対して、アイザックは自機の切り札とも言える絶対障壁特殊能力を使用して、自分と周囲のプレイヤー達の機体を護る。
「「すまん。 助かった。」」
聖騎士の後ろのプレイヤー達から、アイザックに向かって感謝の言葉を述べる。
「なに、仲間を護るのが壁役の仕事だ。 気にするな。
それよりも、次の範囲攻撃を防ぐと、防ぐ手が無くなる。
それまでに、削りきるぞっ!」
「「「おうっ!!!」」」
* * * 同時期 視点:サムソン * * *
「炎の壁!」
デススパイダーの機体に変化が見られ、範囲攻撃がさる瞬間に、サムソンは叫んでいた。
★炎の壁:サラマンダー改 専用特殊能力★
消費エネルギー量:大
自機を中心に、直径20メートルのドーム状の炎の壁を出現させて、実弾兵器のダメージを無効化する。
サムソンが放ったスキルも、アイザックと似た様な防御様の特殊能力なのだが。
生憎と、アイザックの様に広範囲で仲間を護る特殊能力ではなく、自機を護る為のスキルなので。
サラマンダー改の周囲の機体は、デススパイダーの範囲攻撃で、結構量のダメージを受けている。
もちろん、サラマンダー改以外の他の機体の数機は、自分の機体の特殊能力を使い、デススパイダーの範囲攻撃のダメージの減少に成功はしている。
「ハチっ! 損害はっ!?」
『自機のダメージは0。 味方機の損害は大破1。 中破5。 小破8。』
「中破のプレイヤー達は下がれっ! それ以外のプレイヤーは攻撃っ!」
連合チャットで、サムソンが叫ぶ。
デス・スパイダーのHPは既に残りゲージ3本までは削っている。
ここまでは順調だ。
あと1本HPゲージを削りきって、其処からが問題の超範囲攻撃を撃ち出してくる。
攻略部隊の被害状況は、今の所は大破したのは3機だけ。
「残り2本になったら、全員注意するようにっ! 攻撃パターンが変わるぞっ!
補給が必要な機体は、今のうちに交代で補給に行っておけよ!」
連合チャットで、アイザックが伝える。
ここまでにかかった時間はおよそ15分くらいだ。
最初に竜騎兵の殲滅兵器と、セラフィエルの殲滅兵器で、エリアボス前の雑魚機体を一掃できたのが大きい。
なんせ、エリアボスまで、ほぼノーダメージで向かい合えたのだから。
アイザックたち討伐連合の奮闘で、デス・スパイダーのHPが、残り3本目から2本目に移り。
黄色いHPが、赤いHPゲージに変わった。
その瞬間。 デス・スパイダーの機体に黒い靄の様なエフェクトを発して、デス・スパイダーに纏わりつく。
「攻撃パターンが変わるぞっ! 各機! 注意っ!」
連合チャットで叫ぶアイザック。
アイザックが注意を促した次の瞬間。
デス・スパイダーの目の部分から、幾本ものレーザーが発射されて、正面の連合プレイヤー達の機体のHPを削っていく。
両側面と上空のプレイヤー達には、腹部の側面と背中の部分が開き大量のミサイルが放たれてプレイヤーを襲い。
後方のプレイヤーにも、お尻の部分から放たれた大量の鋼糸が襲い掛かった。
ドドドドドドドドッドドドドッ!!
凄まじい爆音が重なり、下方以外の全方向に、デス・スパイダーの攻撃が撃ち放たれた。
「「ぐぅおっ!」」
「「ちょっ!」
「「マジかい!」」
其処ら中で、プレイヤー達の声が上がり、搭乗する機体のHPゲージが物凄い勢いで減っていく。
* * * 視点:アイザック * * *
デス・スパイダーのHPゲージが》減り、危険域に突入した。
「攻撃パターンが変わるぞっ! 各機! 注意っ!」
連合チャットで注意を促した次の瞬間、デススパイダーを黒い靄が覆い、正面の目が怪しく輝く。
(ヤバイっ!)
何か知らないが、アイザック脳が危険信号を訴え掛ける。
「絶対障壁発動っ!!」
★絶対障壁:XG-Ω1:聖騎士専用特殊能力★
自機を起点に、全高30メートル。 全幅50メートルの絶対障壁のエネルギー盾を張る事ができる。
1ミッション中に、2度しか使う事ができない。
デススパイダーの範囲攻撃に対して、アイザックは自機の切り札とも言える絶対障壁特殊能力を使用して、自分と周囲のプレイヤー達の機体を護る。
「「すまん。 助かった。」」
聖騎士の後ろのプレイヤー達から、アイザックに向かって感謝の言葉を述べる。
「なに、仲間を護るのが壁役の仕事だ。 気にするな。
それよりも、次の範囲攻撃を防ぐと、防ぐ手が無くなる。
それまでに、削りきるぞっ!」
「「「おうっ!!!」」」
* * * 同時期 視点:サムソン * * *
「炎の壁!」
デススパイダーの機体に変化が見られ、範囲攻撃がさる瞬間に、サムソンは叫んでいた。
★炎の壁:サラマンダー改 専用特殊能力★
消費エネルギー量:大
自機を中心に、直径20メートルのドーム状の炎の壁を出現させて、実弾兵器のダメージを無効化する。
サムソンが放ったスキルも、アイザックと似た様な防御様の特殊能力なのだが。
生憎と、アイザックの様に広範囲で仲間を護る特殊能力ではなく、自機を護る為のスキルなので。
サラマンダー改の周囲の機体は、デススパイダーの範囲攻撃で、結構量のダメージを受けている。
もちろん、サラマンダー改以外の他の機体の数機は、自分の機体の特殊能力を使い、デススパイダーの範囲攻撃のダメージの減少に成功はしている。
「ハチっ! 損害はっ!?」
『自機のダメージは0。 味方機の損害は大破1。 中破5。 小破8。』
「中破のプレイヤー達は下がれっ! それ以外のプレイヤーは攻撃っ!」
連合チャットで、サムソンが叫ぶ。
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