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並行な道
夏休みの過ごし方※
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結局僕と先輩は恐る恐るステップを踏んだ。踏んだと言っても、触れて指を一本少し入れてみただけ。自分がした事とそう違いは無かった。けれど、自分でやるのと、先輩にしてもらうのとでは全然違った。
優しくぬめりの良いジェルでなぞる様に、僕の後ろの窄みの周りを先輩の指でゆっくり撫でられて、僕は正直気持ちが良かった。先輩が興奮して息が荒かったのも何だか良かった。
それは非日常で、確実にエロい事だった。僕が自分でするのとは違う、そのふわふわした気持ち良さは僕に甘い声をあげさせた。だけど結局異物感も凄くて、先輩は僕が楽しくなくなったのを見て撤退してくれた。
「やっぱり、凄い狭いし苦しそうだから、ここまでにしておくね。」
先輩はそう言って、自分の指に嵌めたゴムを抜き取った。それをコンビニの袋に入れると足元に置いた。
「後で証拠隠滅しておかなくちゃ、親にバレたらびっくりするだろ?」
そう悪戯っぽく言った先輩の股間は、すっかり昂っていた。僕は後ろを弄られて異物感で少し元気が無くなったけれど、先輩のそれは明らかに収まらない様子だった。
僕はチラッと先輩の顔を見て、手を伸ばしてそっとそれを指でなぞった。先輩は途端に甘い吐息を吐いて、気持ち良さげに目を閉じた。僕は指の間から覗くつるりとしたそれをクニクニと悪戯した。ほんと、僕のと違って大きい。
もし僕の後ろに入れる事があったら、ヤバいかもしれない。そんな事を考えながら熱中してたせいか、突然僕の動かしている指が先輩の手に止められた。
「出そう…。もう一回一緒にしない?侑のもすっかり元気になったし。」
結局僕たちはお互いのそれを握りあって、触れ合わせて逝かせあった。すっかり慣れたその行程は、恥ずかしさも無くなって来て、ベッドに横たわりながらお互いの飛沫を浴びてキスしあった。
動くと垂れそうなその結末に僕がクスクス笑うと、先輩は慌ててティッシュで丁寧に拭いてくれた。
「シャワー浴びないと…。一緒に浴びる?」
僕は頷くと先輩の後をついて浴室へ一緒に入った。すっかり裸で戯れた後だったので、一緒にシャワーをする事にも抵抗は無くなっていた。先輩はくすぐる様に僕を洗ってくれて、僕もお返しに先輩を洗ってあげた。
熱いシャワーを浴びせられて目を閉じていると、こんな爛れた夏休みを過ごしているのが何だか非現実的だった。昼には全然考えもしなかった事だ。ふいに翔ちゃんに見送られたあの光景が浮かんできて、僕は目を開けた。
シャワーを止めた先輩がにっこり笑って言った。
「冷たいもの食べよ。」
僕は嬉しげな表情の先輩の顔を見て、少し罪悪感を感じた。先輩と同じくらい好きと言う気持ちが返せたら良いのに。僕は笑い返して頷いた。
それから僕たちは動画を観ながらアイスやソーダを飲み食いしているうちに、すっかり真夜中になっていた。先輩は自分の部屋に来客用の布団を敷いてくれたけど、少し躊躇いながら僕に頼んで来た。
「冷房強くするから、ベッドに一緒に寝ない?せっかくだから…。」
妙に可愛いことを言う先輩を甘やかしたくなって、僕は先輩の抱き枕になって眠る事にした。
「先輩が受験頑張れる様に、特別だよ?」
先輩は僕の背中でクスクス笑いながら言った。
「うん。凄い頑張れそう。俺、侑が離したくないって思ってくれる様なスペック高い高校生になるからさ。…今日は本当来てくれてありがとう。…おやすみ。」
僕はあっという間に寝息が聞こえて来た先輩の体温を感じながら、目を開けて考えていた。
僕は高校生になった先輩ともこんな事続けるのかな。環境が変わったら先輩は、僕よりもっと好きな人が出来るかもしれない。そうしたら僕は先輩を失ってガッカリするのかな。
この居心地の良い、都合の良い関係を失ったら、僕は泣くのかな。…それとも、誰か新しく相手を見つけるのか…な…。
優しくぬめりの良いジェルでなぞる様に、僕の後ろの窄みの周りを先輩の指でゆっくり撫でられて、僕は正直気持ちが良かった。先輩が興奮して息が荒かったのも何だか良かった。
それは非日常で、確実にエロい事だった。僕が自分でするのとは違う、そのふわふわした気持ち良さは僕に甘い声をあげさせた。だけど結局異物感も凄くて、先輩は僕が楽しくなくなったのを見て撤退してくれた。
「やっぱり、凄い狭いし苦しそうだから、ここまでにしておくね。」
先輩はそう言って、自分の指に嵌めたゴムを抜き取った。それをコンビニの袋に入れると足元に置いた。
「後で証拠隠滅しておかなくちゃ、親にバレたらびっくりするだろ?」
そう悪戯っぽく言った先輩の股間は、すっかり昂っていた。僕は後ろを弄られて異物感で少し元気が無くなったけれど、先輩のそれは明らかに収まらない様子だった。
僕はチラッと先輩の顔を見て、手を伸ばしてそっとそれを指でなぞった。先輩は途端に甘い吐息を吐いて、気持ち良さげに目を閉じた。僕は指の間から覗くつるりとしたそれをクニクニと悪戯した。ほんと、僕のと違って大きい。
もし僕の後ろに入れる事があったら、ヤバいかもしれない。そんな事を考えながら熱中してたせいか、突然僕の動かしている指が先輩の手に止められた。
「出そう…。もう一回一緒にしない?侑のもすっかり元気になったし。」
結局僕たちはお互いのそれを握りあって、触れ合わせて逝かせあった。すっかり慣れたその行程は、恥ずかしさも無くなって来て、ベッドに横たわりながらお互いの飛沫を浴びてキスしあった。
動くと垂れそうなその結末に僕がクスクス笑うと、先輩は慌ててティッシュで丁寧に拭いてくれた。
「シャワー浴びないと…。一緒に浴びる?」
僕は頷くと先輩の後をついて浴室へ一緒に入った。すっかり裸で戯れた後だったので、一緒にシャワーをする事にも抵抗は無くなっていた。先輩はくすぐる様に僕を洗ってくれて、僕もお返しに先輩を洗ってあげた。
熱いシャワーを浴びせられて目を閉じていると、こんな爛れた夏休みを過ごしているのが何だか非現実的だった。昼には全然考えもしなかった事だ。ふいに翔ちゃんに見送られたあの光景が浮かんできて、僕は目を開けた。
シャワーを止めた先輩がにっこり笑って言った。
「冷たいもの食べよ。」
僕は嬉しげな表情の先輩の顔を見て、少し罪悪感を感じた。先輩と同じくらい好きと言う気持ちが返せたら良いのに。僕は笑い返して頷いた。
それから僕たちは動画を観ながらアイスやソーダを飲み食いしているうちに、すっかり真夜中になっていた。先輩は自分の部屋に来客用の布団を敷いてくれたけど、少し躊躇いながら僕に頼んで来た。
「冷房強くするから、ベッドに一緒に寝ない?せっかくだから…。」
妙に可愛いことを言う先輩を甘やかしたくなって、僕は先輩の抱き枕になって眠る事にした。
「先輩が受験頑張れる様に、特別だよ?」
先輩は僕の背中でクスクス笑いながら言った。
「うん。凄い頑張れそう。俺、侑が離したくないって思ってくれる様なスペック高い高校生になるからさ。…今日は本当来てくれてありがとう。…おやすみ。」
僕はあっという間に寝息が聞こえて来た先輩の体温を感じながら、目を開けて考えていた。
僕は高校生になった先輩ともこんな事続けるのかな。環境が変わったら先輩は、僕よりもっと好きな人が出来るかもしれない。そうしたら僕は先輩を失ってガッカリするのかな。
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