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それから
聖騎士の生活
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「サミュエル、今度大祭礼があるんだろう?またサミュエルの美しくも気高い聖騎士姿に多くの人が虜になってしまうんだろうね。」
そう言って僕の肩に口付けるエイデンは、僕をじっとりと見つめた。エイデンは僕が表に出て注目されるのを喜ぶ一方で、こうして含みのある眼差しを向けるんだ。僕はクスッと笑って、ベッドで仰向けになってエイデンの頬を指でなぞって呟いた。
「ふふ。エイデンは僕をどうしたいの?見せたいの?しまって置きたいの?」
エイデンは燃える様な眼差しを僕に見据えて言った。
「…わからないんだ。本当に。ただ、サミュエルを愛しているから、葛藤があるってだけだ。」
僕は、いつまで経ってもこうしてエイデンが僕を病んだ眼差しで見つめる事を、それだけエイデンを僕が傷つけてしまったのだと反省させられる一方で、一生僕という重りに鎖づけられてしまった事を密かに喜んでいた。
「じゃあ、僕がエイデンのモノだと分からせてあげないといけないかな?ね?」
そう微笑むと、エイデンはうっそりと笑って言った。
「ああ、紫の聖騎士は清廉で雅やかなのに、私の腕の中では、恐ろしく魅惑的で爛れている。その甘美さは聖騎士とはかけ離れているね。」
僕は声を出して笑いながら、楽しい気分で答えた。
「ハハハ。本当だ!僕は天使にも魅惑の悪魔にもなるよ、エイデン。あなたのために…。」
そんな先日のエイデンとの睦事を思い出しながら、僕は大祭礼の為に、美しい聖騎士の式服用の騎士服を身につけていた。教会従司祭は、いつもの様にまめまめしく手伝ってくれるので、僕は大人しくマネキンの様に突っ立っていれば良かった。
「ねぇ、他の騎士たちもこうして手伝ってもらっているの?アイザック。」
僕より10歳は年上のアイザックは少し顔を赤らめて言った。
「…そうですね。多少は。ただ、サミュエル様は先導騎士なので、他の騎士様とは装備が違いますから。お手伝いさせて下さい。」
僕は手伝ってもらって、華麗な式服用を美しく身につけた聖騎士の自分の姿を鏡に映すと、鏡越しにアイザックに微笑んで言った。
「ありがとう。いつも僕のために手を尽くしてくれて。お陰で、聖騎士の仕事にも随分慣れたんだよ。みんな、細々した事をこっそり教えてくれたアイザックのお陰だから感謝しているんだ。」
するとアイザックはもじもじと顔を赤らめて、ひざまづいた所から僕をチラッと見上げて言った。
「…サミュエル様、どうか私に神の御心を下さい。」
僕は、振り返ってかがみ込むと、去勢されて髭の生えないつるりとしたアイザックの頬を撫でて、そっと柔らかに唇に口づけた。アイザックの水色の瞳が歓喜に潤むのを見つめて、僕はにっこり笑って言った。
「これが神の御心かは分からないけれど、僕らは可愛いしもべには惜しみなく愛を与えるよ。決して口外しなければ、ね?」
アイザックが真剣な顔で僕を真っ直ぐに見上げて誓った。
「サミュエル様。私は決して貴方を裏切りません。貴方に初めて会ったその時から、私の神はサミュエル様です。命が奪われようとも、必ず秘密はお守りします。」
僕はうっとりと僕を見上げる可愛いアイザックに、もう一度唇を押し当てると言った。
「では、行きましょう。大司祭を待たせてはいけませんからね?」
そう言って僕の肩に口付けるエイデンは、僕をじっとりと見つめた。エイデンは僕が表に出て注目されるのを喜ぶ一方で、こうして含みのある眼差しを向けるんだ。僕はクスッと笑って、ベッドで仰向けになってエイデンの頬を指でなぞって呟いた。
「ふふ。エイデンは僕をどうしたいの?見せたいの?しまって置きたいの?」
エイデンは燃える様な眼差しを僕に見据えて言った。
「…わからないんだ。本当に。ただ、サミュエルを愛しているから、葛藤があるってだけだ。」
僕は、いつまで経ってもこうしてエイデンが僕を病んだ眼差しで見つめる事を、それだけエイデンを僕が傷つけてしまったのだと反省させられる一方で、一生僕という重りに鎖づけられてしまった事を密かに喜んでいた。
「じゃあ、僕がエイデンのモノだと分からせてあげないといけないかな?ね?」
そう微笑むと、エイデンはうっそりと笑って言った。
「ああ、紫の聖騎士は清廉で雅やかなのに、私の腕の中では、恐ろしく魅惑的で爛れている。その甘美さは聖騎士とはかけ離れているね。」
僕は声を出して笑いながら、楽しい気分で答えた。
「ハハハ。本当だ!僕は天使にも魅惑の悪魔にもなるよ、エイデン。あなたのために…。」
そんな先日のエイデンとの睦事を思い出しながら、僕は大祭礼の為に、美しい聖騎士の式服用の騎士服を身につけていた。教会従司祭は、いつもの様にまめまめしく手伝ってくれるので、僕は大人しくマネキンの様に突っ立っていれば良かった。
「ねぇ、他の騎士たちもこうして手伝ってもらっているの?アイザック。」
僕より10歳は年上のアイザックは少し顔を赤らめて言った。
「…そうですね。多少は。ただ、サミュエル様は先導騎士なので、他の騎士様とは装備が違いますから。お手伝いさせて下さい。」
僕は手伝ってもらって、華麗な式服用を美しく身につけた聖騎士の自分の姿を鏡に映すと、鏡越しにアイザックに微笑んで言った。
「ありがとう。いつも僕のために手を尽くしてくれて。お陰で、聖騎士の仕事にも随分慣れたんだよ。みんな、細々した事をこっそり教えてくれたアイザックのお陰だから感謝しているんだ。」
するとアイザックはもじもじと顔を赤らめて、ひざまづいた所から僕をチラッと見上げて言った。
「…サミュエル様、どうか私に神の御心を下さい。」
僕は、振り返ってかがみ込むと、去勢されて髭の生えないつるりとしたアイザックの頬を撫でて、そっと柔らかに唇に口づけた。アイザックの水色の瞳が歓喜に潤むのを見つめて、僕はにっこり笑って言った。
「これが神の御心かは分からないけれど、僕らは可愛いしもべには惜しみなく愛を与えるよ。決して口外しなければ、ね?」
アイザックが真剣な顔で僕を真っ直ぐに見上げて誓った。
「サミュエル様。私は決して貴方を裏切りません。貴方に初めて会ったその時から、私の神はサミュエル様です。命が奪われようとも、必ず秘密はお守りします。」
僕はうっとりと僕を見上げる可愛いアイザックに、もう一度唇を押し当てると言った。
「では、行きましょう。大司祭を待たせてはいけませんからね?」
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