死ねない男は不死者として異世界に生まれ変わる。

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死ねない男の意味

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ーー 冒険者として独り立ちする。

オーク討伐から戻ったアレフは、冒険者ギルドでギルマスに呼ばれていた。
「アレフよお前が今回のオーク討伐で、一番活躍した事はギルド証で確認済みだが、俺はお前の実力が高すぎることが疑問なんだよ。」
と言われアレフは
「この剣が原因ですよ。俺が鍛えた刀があまりにも良く切れるので、活躍できただけであれ以上の魔物だったら歯が立ちませんよ。」
と言いながら刀を差し出して見せた。
「確かにいい剣だ。そうか疑問は残るがまあいいだろう。お前をランクFからランクDに格上げするからカウンターで処置してもらえ、報酬ももらっておけよ。」
と言われ、受付で新しく書き換えられた冒険者証と報酬金貨25枚と銀貨30枚をもらって帰った。

家に帰ってアレフは、両親に
「冒険者となって生きていける目処がついた、王都に出て独り立ちするよ。」
と言うと最近変わってきた息子を見た両親は
「ええ、アレフがオークの討伐で大活躍したことは聞いていたよ。貴方も男になったんだね。頑張りなよ、いつでも帰ってきていいからね。」
と言う母親と黙っているが頷く父親に挨拶すると、荷物をまとめて家を出たのだった。

その足でアレフは、宿泊所に泊まらせていたスノーを迎えに行き、二人で買い物をした後王都に向けて定期便の馬車に乗り込んだ。

王都までの日程は定期馬車でおよそ6日、ザンカ子爵領、コーザス伯爵領、セガール公爵領を経て王都セガールに至る。

馬車はとてもゆっくり進む、3日目に子爵領に入り、一泊する。
初めて違う街に来たアレフは、心持ち浮かれていた。
一緒に行動し始めた、スノーと名乗り出した少女は同じ年齢の割には博識だった。
「お前、いいとこの子供だったのか?」
「私は過去を振り返らない女よ。」
と言うと話をはぐらかした。

6日後に予定通り定期馬車は、王都セガールに到着した。


◇   王都セガール。


アレフ達は、冒険者ギルドに向かうとスノーの身分証を作るために、冒険者登録をした。
その後宿の情報を聞いたのち依頼を眺めていたスノーが、
「アレフ、南の森の魔物を狩りに連れていって」
と言うので、宿を取った後に常時依頼のゴブリン討伐に向かうことにした。

「ここでいいな。」
と宿を10日分支払うと二人で歩いて南の森に向かった。
スノーの武器は、アレフが鍛えた小型な「小桜」だ。
「この刀という武器とても綺麗ね。私気に入ったわ。」
というスノーを見てると、武器の扱いにも慣れている感じがした。


◇   南の森。


森に入り、直ぐに単独のゴブリンを見つけた。
スノーは走り寄るとゴブリンの首を一呼吸で切り裂いた。
声を上げることもできずにゴブリンは息絶える。
その後も3匹までのゴブリンであれば、スノーは問題なくゴブリンを狩ることができた。
証明部位の右耳を切り取りそれ用の袋に入れる。

昼を挟んで、約40匹のゴブリンを狩った。
ギルドに戻り依頼完了の報告と報酬をもらう。
スノーのランクがEに上がった。

宿に戻り、宿では珍しい風呂に入り夕食を食べに一階に降りる。
「ここの料理当たりだね。でも宿代を考えると今日の報酬じゃ足が出るわね。」
というスノーに、ここは一泊金貨1枚だ、オークの宝を持っているアレフは特に慌ててはいないが、家を買おうかとも考えだしていた。


  ◇   スノー  side


私はある王国の貴族の娘、決められた結婚が嫌で家を飛び出した私は。
護衛の二人とセガール王国に密入国した森の中で、オークに襲われて・・二人の護衛は死んでしまい私は囚われてオークの集落に連れて攫われた。
もうこれで最後なのかと思っていたところに、一人の少年が助けに来た。
私は運命を感じ、その少年と生きることを決めたのだ。そのために名を捨て過去を捨てたのだ。

でも彼は普通では無かった、冒険者としての腕はもとより、彼が鍛えた刀という剣の切れ味は、我が家にあった宝剣以上だった。
私も彼から「小桜(コザクラ)」という少し短めの刀を渡され使っているが、美しい波紋の刃はいつも濡れたように光っていた。


ーー 家を買おうか。

冒険者の依頼を受けながら、アレフらは家を探し始めた。
ギルドの紹介で商会に向かい物件を探す。

「お求めに会う条件からするとこの二つですね、内覧に向かいますか?」
との問いに頷き物件を見にいく。
一つ目は、とても大きな屋敷だった。
「ここは大きすぎて持て余すな。次を見せてくれ。」
アレフはそう言うと馬車に乗り込む。

次の物件は、商業街の南門近くにあった。
ここは地上2階地下一階で、部屋数は10で、大きなお風呂が備え付けてある。
広い食堂に充実した厨房、大きな商会の持ち物だったようだ。
「気に入ったここにしよう。」
と言うとその場で代金を支払うアレフ。
「屋敷の維持をするための者を手配したいが、どこに頼めばいいのかわかりますか?」
と商会の者に聞けば
「商業ギルドで斡旋しますよ。これから行くならそこまで乗せて行きますが。」
と言われた馬車に乗り込む。
「スノー必要な人手を考えてくれ。」
と言われたスノーは
「料理人2名、メイド2名、執事1名、御者兼庭師1名の6名ね。」
と直ぐに答えるスノーを見ながらアレフは、
「流石慣れてるな。」
と呟いた。


ーー 冒険者Cランクの依頼。

Dランクでそこそこ依頼をこなした俺に、冒険者ギルドから依頼が来た。
Cランクから一定の依頼を受けることが義務付けてある。
今回は警護依頼と大型魔物の討伐依頼だ。
普通はどちらか一つのようだが、Bランクようについでに受けとけとサブギルマスが指示したようだ。

目的地はカブール子爵領への商隊の護衛と、中央大森林の指定の魔物を狩る依頼だ。
商隊は馬車で5台の中規模の商隊、同行の冒険者はスノーを入れて6人。

事件が起きたのは、手前のタートル子爵領に入ってだ。
小さな森があるのだが、そこに盗賊が隠れており森の道を塞ぐように襲ってきたのだ。
上位冒険者であるアレフは、他の冒険者に指示しながら対応としたところで、その冒険者が盗賊の手下だと判明した。
「お前こそ抵抗するなよ。この数じゃ無駄だぜ。」
と言う盗賊の手下の冒険者を、一瞬で距離を詰めると首を斬り飛ばした。
その後は裏切り者の冒険者を一人残らず切り倒すと、スノーに後ろを任せて前の盗賊を殲滅しに向かった。

スノーは魔法が使えた、後方の盗賊は数の多さに油断しきっている。
スノーのエアー・カッターが3人の後ろ押さえの盗賊を切り刻む、動けなくなった盗賊のトドメを刺して回るスノー。

それを確認しながらアレフは、走りながら盗賊を斬り飛ばして進む。
一番後方に盗賊のカシラと思われる男が立っていた。
「あいつがカシラとだな。」
と呟きながら真っ直ぐに近づくと、慌てて剣を抜く男の首を斬り飛ばした。
その後は乱れ騒ぐ盗賊の首を斬るだけの単純な作業だった。
およそ20人の冒険者を斬り捨てた、アレフは商隊の責任者に
「怪我はないか?このまま進むぞ。」
と言うとまだ震える商人達を警護して目的地のカブール子爵領に到着した。

到着後アレフは、ギルドに向かいことした冒険者の冒険者証を取り出し
「こいつらは盗賊の手先で、ここに向かっていた商隊の警護に紛れ込んで、タートル子爵領の森で襲ってきた。盗賊と裏切り者の冒険者は全て殺したが、他に仲間がいないとも限らない。王都のギルドに連絡して確認してくれ。」
と伝え依頼完了の報告をした。

その後宿の一泊した後スノーを連れて森に入った。
「どんな魔物を依頼されたの?」
「ミノタウルス、ワイバーン、バジリスクと書かれてある。」
と答えると
「それを一人で倒したら貴方Aランクよ。」
と言われ何か裏がありそうな気がしてきた。

森で魔物を狩ること3日、目標の魔物は全て倒し収納した。
帰ろうとしてアレフは、突然身体の芯が沸るような熱を感じた。
スノーをその場に残し気配のする方に進むと、そこに居たのはドラゴンだった。
体長30mほど背中に翼があり長い尻尾、目が合った!
突然ドラゴンがアレフにブレスを吐いた。
逃げる暇なくブレスを浴びたアレスは、激しい痛みに苦しみながらも耐えきった。
「どうして俺はあれが耐えられるんだ。」
身体は着ていた革鎧や服ブーツに至るまで消し飛んでいた。
指輪は無事だ、アレフは刀を取り出すとドラゴンに向かって走った。

ドラゴンもまさかブレスを浴びて無事な人がいるとは思いのしなかったのだろう。
油断をしていた。
まともにアレフの斬撃を頭に受けてしまった。
眉間から顎下まで刀の刃が抜ける、更に奥に踏み込んだアレフは首を深々と切り裂いた。
攻撃の痛みに暴れ出したドラゴンが、再度ブレスを吐こうと身構えた時に首が切断され、地面に落ちた。

深く息を吐くアレフの身体に物凄いエネルギーが入り込んで来た。
「ググーッ。」
息もできない状態が数分続き、気づいた時には側にスノーが来ていた。
「大丈夫?アレフ。怪我はないの?ドラゴンと戦ったの?」
と聞かれたが、答えることができなかった。
それはドラゴンの知識と能力と魔力がアレフの小さな身体の中に取り込まれたからだ。

そして自分が死ぬことのない「不死者」であり、今回の力でほぼ不老の能力を得たことを知った。

ーー 俺は死ねない男、「不死者」だった。


指輪の中から新しい服や革鎧を身に付け、ドラゴンの死骸を収納した。
疲れた顔のアレフを心配しながらスノーが先導する。
アレフは今、身体から溢れ出す魔力を抑えるために、全力でコントロールをしていた。
思わず漏れ出る魔力は付近の生き物を、縛り上げるように抑えつける。
スノーも時々歩きが止まるし冷や汗をかいている。

森を出る頃には、何とか抑えることができるようになった。
「ありがとう、もう大丈夫だ。」
と言うアレフを心配顔のスノーが
「私は決して貴方を見捨てないわ、貴方が魔王になったとしても。」
と言ってくれた。

なんとか街に戻ったアレフ達は、宿を取り3日ほど宿泊した。
体調の整ったアレフは、ギルドに向かい盗賊の件を確認した。
「アレフさんですね、王都ギルドから連絡が来ました。アレフさんへの昇格試験の依頼は別物で、ギルドのサブマスターが盗賊と繋がっていたようです。今残党狩りが行われています。」
と言う回答だった。


ーー 王都への帰還

帰りも同じ商隊がちょうど帰ると言うので、警護を受けて王都に向かった。
商人達は行きのことがあり、アレフの実力を実感していたので、今回は心配することなく安心して進むことができた。

王都に着き任務完了の報告と事案のあらましの報告を求めた。
ギルマスの部屋に呼ばれたアレフ達。
「今回っ本当にすまなかった。まさかサブマスターが裏で悪党と繋がっていたとは、俺も気付かず危険な依頼を受けることになってすまない。」
と頭を下げるギルマスに
「俺は依頼をクリアーした、魔物も倒してきた。評価をしてくれ、正しい評価を。」
と言うとギルマスは
「分かった、適正な評価をしよう。」
と言いながら裏の倉庫に案内して
「ここに出してくれ」
と言う言葉に、
・ワイバーン3匹
・ミノタウルス1頭
・バジリスク5匹を取り出し
「もう一つあるが大物すぎてここには出せんが・・頭だけならいいか」
と言いつつ
ドラゴンの頭を取り出した。

「なんだそれは!まさか・・ドラゴンか?」
と言うギルマスに
「ああそうだ30mはゆうに有る。
と答えたアレフに
「ランクはAだが、ドラゴンはまた別物だ。後から連絡するから連絡がつくようにしておけ。」
と言われた。
買取はドラゴンを除く魔物で、金貨1300枚を超えた。

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