ブチ切れ世界樹さんと、のんびり迷宮主さん

月猫

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286 世界と人と迷宮と……①

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「ふぅ……」

 俺が渡した資料に粗方目を通し終えたジャックさんは、深く息を吐き、片手で額を押さえて押し黙る。

 読み取った内容を、頭の中で噛み砕いているのでしょう。
 伏せている情報は無いか、矛盾は無いか、そうでなくとも違和感は無いか。必死になって探っているのでしょう。

 だが、しか~し! そんなものは無いのだ。こちとら、隠す気も騙す気もさらさらないですからね。誠実、丁寧に作り上げたレポートです。

 それに、それを作った子達は粗を見つければ突き、間違えがあれば叩きつけ、それはそれは大層楽しそうに殴り合っていましたからねぇ。
 論文の殴り合い。その果てに完成したそれに、違和感なんぞ出る余地なんて残っていないのです。何せこちらが所持する情報の、殆どを突っ込んでいますからね。

「十億……十億年、か。気の遠く成る様な年月じゃな」

 世界が生きた年月を噛みしめる様に呟くジャックさん。百年ないし数百年で死ぬ人の身からすれば、想像だにしないでしょうねぇ。

『世界の誕生と成長の記録』は、世界が誕生してから起こった事の、ざっくりした年表みたいなもの……世界の成長記録ともいえる代物です。
 まぁ、細かい情報まで拾うと量が膨大になるので、邪神に関係する情報を中心に、神や世界の対応とか、直近で分かる範囲の出来事を乗せています。世界の記憶ワールドレコードからサルベージした情報を元にしているので、変な箇所は無いはずです。

 しばし沈黙するジャックさんですが、情報の消化が終わったのか、資料の中の一冊を手に取る。

「中級神とやらが寝込んだ様じゃが……群がって来た邪神を一掃した後の対応が何もない。その後はどうなったんじゃ?」
「そこで終わりですが?」
「……何もしとらんのか!?」

 世界が食い尽くされようとしているのに、管理者である神は何もしていない。その現状を前に、ジャックさんが目を剥いて驚きの声を上げる。

 何もしてないんですよね~……なにせ寝込んでいるので。

 中級神が寝込んだ後に着任したのも、研修中の新人ことショタ神さんですし……世界が衰弱しているのは、邪神共の襲撃による傷が原因だと思っている様ですし、寧ろ、邪神の存在にすら気が付いてないのでは?

 あ、因みに、ショタ神さんを非難している訳では無いのですよ? 勝手の分からない中、慣れない世界の管理とか完璧に出来んでしょう。

 それに、神と言う存在の時間感覚を舐めてはいけません。連絡したらすぐに反応するとか言っときながら、2カ月位音信不通ですからね。神のすぐは数年単位では済まない可能性があります。

「あぁ、あれじゃな。森人の時間感覚を酷くした感じかのう……ア奴らは、時間は止まっているのではないのかと錯覚する程に、動き出しが遅いからのう」

 あぁ、そんな感じですね~。森人って、本当に寿命で死ぬ事なんてまず無いって位に長寿みたいですし、時間感覚の比較としては、とても分かり易いでしょうね。

「して、この邪神と言う奴は、具体的には何もんなんじゃ? 最下級神とあるが神なのかのう?」
「あ~、そいつねぇ……簡単に言えば、神格に至らなかった成れの果てって感じでしょうかね」

<世界の記憶>の中は、神の世界については概要程度しか無いので、多分に憶測が含まれますが……神の世界に存在しながら、神と言えるだけの力を持たない者。世界の外に広がる神の世界の魔物や害獣、又は瘴気や呪いの塊の様な、意思を持たない概念の類と言った感じです。

 この世界に取り付いているのは、意思持ちの神に成れなかった寄生虫です。駆除対処です。害虫です。駆逐推奨です。
 ついでに、邪魔物の代表格であるケルドの生態調査で、邪魔物のイメージをトコトン地に落としておきます。
 俺、本当にこいつ等嫌いなんですよ。一緒に行動するなら、この認識は共有して貰いたいところなのです。まさに、世界の害悪ですからね。

「ふむ、相手側にどのような事情があるか知らんが、敵であることに変わりはなし、か……でじゃ、この邪神の浸食割合だとか、情報が1000年前で止まっとるんじゃが、今の世界の状況はどうなっとるんじゃ?」
「不明です」
「……不明じゃと?」
「はい、不明です。何せ困ったことに、<世界の記憶情報>の更新が、軒並みそこで止まっているんですよ」

 <世界の記憶>とは、文字通り世界が今まで経験した情報が収められる場所。この世界に所属する者であれば、セキュリティクリアランスのランクが許す範囲で情報を閲覧できる。

 代表的なのが<鑑定>ですね。対象を指定すれば、<世界の記憶>から該当する情報を引き出すことができる。個体のステータスなどは、それ専用のソフトみたいなものがあるので、対象の情報をそれに適応した後の情報を確認できる。流石に個体一つ一つの情報まで記憶して居たら、限が無いですからね。

 因みに補足ですが、そんな情報の更新が止まっているもんですから、人型のケルドの仕訳もされず、人間の枠に収まったままで止まっているし、直近の世界の情勢も分からないし……で、ちょっと困った感じなんですよねぇ。

 話を戻しまして……<世界の記憶>は、情報を記憶しておく為のメモリーであって、世界の核そのものではない。更新が止まったからと言って、本体が既に落ちているとは限らない。

 なので、迷宮側の見解としては、世界の核と世界の外側……<世界の記憶>との情報交換ができない状態、もしくは、既に世界の核が浸食され落とされていて、力を付ける為の時間稼ぎのための隠れ蓑として、世界が残されているか、の二択ではないかと推察しています。俺は前者を押しますがね。

「ふむ、前者を押す理由と根拠は?」
「邪魔物の蔓延速度が変わっていないのと、世界が行った最後の抵抗ともいえる対応です」

 その対応の一つが、【終わりの始まり】の変異許可が下りている事。世界の核が落とされたのであれば、今更リセットなんて間に合わない。エネルギーを搔き集めても、それを利用する核が死んでは意味がないですからね。

 本当は、邪神が世界に侵入した時に、【終わりの始まり】が出現してもおかしくなかったんですよ。他にも、初期の段階であれば熱殺菌よろしく、魔力を大量に吐き出して、体内に入った邪神を焼き尽くす事も出来ました。

 ですが、それを行わなかったのは、偏に世界が、世界に生きる命を前に躊躇った為。
 世界って規模で考えれば、子供どころか赤子に等しい世界に、今まで育てた全てを捨てる選択をしろと言うのは、流石に酷でしょうかね?

「くくく、赤子か。であれば、大人が守らねばならんじゃろうのう」
「……ですね~。何せ神様は頼りにならないですし、困った時の神頼み程、頼りにならならないものもない」
「はっはっは、違いない! ……して、もう一つは?」

 もう一つは、世界の力がここ世界の外周から内部へ急激に集中したことですね。

 それによって世界の抵抗が落ち、邪神の浸食速度が上がりましたが……それについては、世界がどんな推移を辿って衰弱したか分かるグラフがあるので、直感で分かるでしょう。
 まあ、見事な右肩下がりと、それに反比例して上昇する邪魔物の蔓延具合、更にガクっと落ちる線を見れば一目瞭然です。

 それだけ聞けば、世界にとって損しかない様に聞こえますが、決してそんな事はない。
 世界のその後の反応を見るに、世界が望んだのは、時間だったのではないかと思うんですよ。何せ同じことをやった子が、近くに居ますからね。

「……私なの?」
「ですです。魔力を一点に溜めて、延命を図ったでしょう? 最終的にそれがダンジョンコアになりましたが」
「そう言えばそうなの」

 世界樹は世界の一部、その行動が世界と似通っていても不思議ではありません。

 当時、毒によって死にかけた世界樹は、持てる力を一点に集め、延命と籠城を行いました。エマさんの場合は、その果てにダンジョンとなり、最終的に俺を召喚する流れになるのですが、世界の場合は外部との情報が途絶する前に、とあるプログラムを起動させていたのです。

 それは、邪神を駆除するための存在を創るプログラム。邪魔物の蔓延を抑止し、同時に外部に残った力を集約し、圧倒的強者を作り出す。正式名称は分かりませんが、そうですね、ここでは超越者育成プログラム、とでもしておきましょうか。

「ほほう、その存在とは?」
「俺が知っている限りですと……北の【竜の谷】に住む、竜王エゼルディア。そして、【破壊者】こと、ジャック・バルバス・リューゲルって人ですね」
「……ワシ?」

 はい、ジャックさんです。御自覚が無いご様子で? <鑑定>すれば一発だと思うんですがね。

「<鑑定>が通らんのだよ。ワシ自身、ワシの能力を正確に把握しとらんのじゃ」
「あ~~~…………あぁ、あれか。<絶対破壊>が原因ですかね?」

 アルトさん達が作った要塞で、毒とか精神魔法とかの類が、一切通用しなかったらしいのですが……それこそ、体内に入った有害な物質や魔法は、軒並み破壊しているんじゃないかって見解が上がっていましたっけ。

 それなら、<鑑定>による干渉も破壊している可能性がありますね。

「しかし、ワシがここまで至ったのは……世界がそうあれとした、為と、言うのか?」

 育て、身に着け、振るっていた力が、誰かによって与えられたモノだったのか……そんな風に捉えたのか、存外ジャックさんのショックが大きいようですね。

 ですが、それは完璧な勘違いと言えるでしょう。

「う~ん、一般人がこの英雄育成プログラムの対象になる事は無いでしょうし、どっちかと言うと、プログラムに乗って生き残ったのがジャックさんだったってだけでは?」
「そのプログラムとはなんじゃ!」
「身近に居る同レベルの存在を引き合わせるってだけ」
「……それだけ!?」

 先程の葛藤を返せと言いたげなジャックさんですが、呆気ないことに、本当にそれだけなんですよね~、このプログラム。
 敵なら殺し合って、生き残った方が成長し、完成する頃には技術的な面も成長する。仲間になれば、それだけでその群れの戦闘能力は向上する……って、感じでしょうかね?

 その果てに完成したのが、エディさんとジャックさんです。エディさんの方は、先代の世界樹によって急成長した為、力を振るうのに難がありますが、ジャックさんの方はそんな事は無さそうで安心です。

「まぁ、それはそれ、これはこれって事で、ご自身の能力が分からないと言う事でしたら、いい機会ですし<鑑定>してみます?」
「出来るのかのう? お前さんの推論が正しければ、弾いて仕舞うのではないか?」
「そうですね……では、何故、お酒酔える状態異常んですか?」
「……むぅ?」

 酔いだって、ある意状態異常ですし、その原因となる酒は毒です。では
 毒を飲んで、何故解毒されず状態異常に至るのか。それはジャックさん自体が、酔う事を望んでいるから、酔いが異常と認識していないから。

 自身が悪いモノと認識してないモノは、破壊対象外なのではと仮定しまして、自らの意思で、自分で自分を<鑑定>すればいけるのでは?

「って事で、こちらをどうぞ」
「なんじゃいそれは?」
「水晶に触れた者を鑑定する、魔道具です。あ、冒険者ギルドとかに出回っている迷宮産の迷宮具とは別物ですので、多分大丈夫です」
「ふむ? どう違うのか気になる所じゃが、まぁ、物は試しじゃな。触るだけで良いのかのう?」

 そう言うとジャックさんは、俺が渡した魔道具に躊躇うことなく触れました。

 ……あぁ、やっぱバケモンですわこの人。

 名称:仙人
 氏名:ジャック・バルバス・リューデル
 分類:現体
 種族:人族
 LV:7/-
 HP:2,500,000 /2,500,000
 SP:2,500,000 /2,500,000
 MP:1,800,000 /1,800,000
 筋力:5,000,000
 耐久:1,000,000
 体力:1,000,000
 俊敏: 800,000
 器用:1,000,000
 思考:5,000,000
 魔力: 800,000
 適応率:50(Max100)
 変異率:0(Max100)
 スキル
 ・肉体:<仙人LV->
 ・技術:<魔の極意LV-><武の極意LV-><術の極意LV->
 ・技能:<静の極意LV-><動の極意LV-><絶対破壊LV->
 称号:<冒険者><探究者><破壊者><災害><武神><先祖返り><超越者><使徒(世界)>


 はっはっは、100万ボーダー越えとか、もう笑うしかねぇわ。
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