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第一章 奔走冒険者編
第八話 飛行
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「とりあえず何でもありな。殺してもいいぞ。じゃ、はじめろ」
い、いきなりーーーーー!!!
「消えろ!」
大剣をもって突っ込んでくるクエン。攻撃が当たる瞬間に、俺はふっと消えた。
「あっぶねえええええええ!」
死ぬ。死んじゃう。早すぎるだろ。クイックウルフなんか比べ物にならない。ええい。覇眼と竜眼同時発動だ!
俺はダッシュでクエンの後ろに回りこんでいた。そして重複発動してクエンを睨んだんだけど、動けなくなりました。あいつが。
とりあえず液体窒素を作り出して頭の上からぶっ掛ける。
手のひらの上から液体が渦巻状に回転しながら現れるんだよなー。最初びっくりしたなー。
「ぐ、あ、が、ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!ぎぃやあああああああああああああああ!!!」
まあ、そうなるわ。液体窒素なんかかけられたらガチンゴチンに凍って砕けちまうもん。まあ、こいつは頭の半分くらいがガチンゴチンになったんだけど。
次は少量の水銀を作り出して、飲ませる。
「!!!ん"~~~~~!!!ン"~~~~~!!!~~!!」
こんな状態にした張本人の俺が何だけど、南無阿弥陀仏。
手を合わせて祈った。ら、合わせた手から光があふれ出し、その光がクエンの胸の中に入っていった。
そしたら気絶した。気絶して倒れて寝転んでる。
で、肝心のほかの魔王は、
「やはり面白い」
「俺、城に帰って寝るわ」
「み、右に同じ」
「きゃはははは!おもしろーい!」
「ほう。魔王を瞬殺か。面白いな」
驚愕したり笑っていたり、まあ、おもしろかったです。
にしても弱かったな。もっと苦戦すると思ったんだけど。
「よし!気に入った!私の名はガルムク・ギ・ベルナだ!お前の名は?」
「えーと。広樹です」
「ヒロキか。ついて来い。私の別荘に案内してやろう。住み着いてもかまわんぞ」
え?魔王最弱を倒したら魔王最強に招待されるって、え?えええええええ?何故?
でも住む場所もないし、断る理由は・・・・・・有るかも知れないけど、ご好意に甘えておく。いやはや。これで狙われることも減るだろうなあ。
あーあ。で、俺は飛べないんだけど、なんで先に飛んでるの?僕飛べないよ?飛ぶことなんて出来ないよ?
「む?どうした?早くついてこんか。置いてくぞ。飛べないのなら走ってついて来い」
「! こいつ!」
そんだけいうならやってやる!
重力操作の能力を使えば出来ないことはない!多分!!
体にかかる重力を10分の1に。その上で真横に重力を向ける!ていうかいたずらしてやれ!
「ほう。案外飛べてるじゃないか」
「うるさい。これでも喰らえ」
真後ろに向けて普段の3倍の重力だ。飛べるのかな?
「ほう。そんなことまで出来るのか。でも、まだまだ甘いな」
「こんにゃろー!これならどうだー!」
次は5倍だ。しかもそれに加えて下にも重力をかけてやる!
「む、これは少し疲れるな。これだと飛びにくい。だが、やっぱり甘いな」
「てめえ・・・・・・」
もうこうなったら全方向に重力10倍だ!
「う、ぐ、これじゃあ、かなり動きが制限、される、な」
「平気で飛んでるくせによく言うよ」
「? もう止めか?」
「バーカ。これ以上やったら腕がイカれるよ。腕から力を放出してるんだ、これ以上は無理」
まあ、一応重力を元に戻す。じゃないと怒られそうだ。
「いやー疲れたなあ。お前、どっか休めるとこ知らないか?」
「知ってるけど、お前がお気に召すかは知らないぞ」
「いいからいいから。連れてけって。ヒマなんだ、けんかを売る奴がいないから」
「お前が強すぎるからだろ!」
そういいながら神域創造で作った世界に通じる扉を出す。
この扉、どうやっても壊れないんだよな。
「ほら、こっからはいれ」
無言で扉を開き、中に入っていく。それに続き俺も中に入る。
「な、なんだこの世界は!」
「俺が作った世界だよ。あと、様々なバケモノをうろつかせてるからあんまり勝手な行動はするなよ。自分で作ってなんだけど、かすり傷も負わせられなかった」
「なに?」
「あと、こっちでいくら過ごしても、向こうの世界はほとんど時間が過ぎてない。だからしばらく自由に休める」
で、いろいろと聞かれたので全部答える。
時間の流れは超速い。そしてここのモンスターは倒してもレベルアップできない。攻撃しなければみんな穏やか。ただ、それでも生態系が出来ているので危険を感じれば即座にやられる。殺すことはしないが、瀕死にはされる。
「なあなあ。ちょっとここで一番強いやつと戦っても良いか?」
「その前に雑草に勝てるか?俺は石までしか勝てなかったぞ。ついでに言っとくけど、ここじゃ魔法は使えないからな」
「ハハハ。その雑草は今私達が踏んでる雑草のことか?」
「そうだ。敵意を持って踏むと活動がはじまってしまう」
ここの雑草は攻撃されるとしなやかで硬いものになる。物理はもちろん、斬撃も効かない。それに素手で触ると長時間ダメージを受け続ける猛毒を喰らう。さて、こいつはどうなるのかな?それに足場にも気を付けないと、敵が増え続けるからなあ。
「ふん。雑草なんぞに負けるか」
グシャリ
「アッチャー」
そんなに踏んだらあとあときついよ?それにねっこが足の役目をして動くし、ねっこに触れると酸性の毒を出すっていう。
ズボッ!ズボッズボッズボッズボッ!
ほらー。だから言ったのに。
「ふん。喰らえ!」
つるーん!
ありゃまー。かなり力を入れて蹴ったようだけど、弾くからなー。しかも滑りやすいから。て言うか滑ってこけて尻餅ついてる。
ズボッ!
「まずい!・・・・・・え?飛べない?」
「おーい。魔法は使えないって言っただろー」
あーあ。終わったな。絶対死んだ。
「ギャーーーーー!!!」
い、いきなりーーーーー!!!
「消えろ!」
大剣をもって突っ込んでくるクエン。攻撃が当たる瞬間に、俺はふっと消えた。
「あっぶねえええええええ!」
死ぬ。死んじゃう。早すぎるだろ。クイックウルフなんか比べ物にならない。ええい。覇眼と竜眼同時発動だ!
俺はダッシュでクエンの後ろに回りこんでいた。そして重複発動してクエンを睨んだんだけど、動けなくなりました。あいつが。
とりあえず液体窒素を作り出して頭の上からぶっ掛ける。
手のひらの上から液体が渦巻状に回転しながら現れるんだよなー。最初びっくりしたなー。
「ぐ、あ、が、ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!ぎぃやあああああああああああああああ!!!」
まあ、そうなるわ。液体窒素なんかかけられたらガチンゴチンに凍って砕けちまうもん。まあ、こいつは頭の半分くらいがガチンゴチンになったんだけど。
次は少量の水銀を作り出して、飲ませる。
「!!!ん"~~~~~!!!ン"~~~~~!!!~~!!」
こんな状態にした張本人の俺が何だけど、南無阿弥陀仏。
手を合わせて祈った。ら、合わせた手から光があふれ出し、その光がクエンの胸の中に入っていった。
そしたら気絶した。気絶して倒れて寝転んでる。
で、肝心のほかの魔王は、
「やはり面白い」
「俺、城に帰って寝るわ」
「み、右に同じ」
「きゃはははは!おもしろーい!」
「ほう。魔王を瞬殺か。面白いな」
驚愕したり笑っていたり、まあ、おもしろかったです。
にしても弱かったな。もっと苦戦すると思ったんだけど。
「よし!気に入った!私の名はガルムク・ギ・ベルナだ!お前の名は?」
「えーと。広樹です」
「ヒロキか。ついて来い。私の別荘に案内してやろう。住み着いてもかまわんぞ」
え?魔王最弱を倒したら魔王最強に招待されるって、え?えええええええ?何故?
でも住む場所もないし、断る理由は・・・・・・有るかも知れないけど、ご好意に甘えておく。いやはや。これで狙われることも減るだろうなあ。
あーあ。で、俺は飛べないんだけど、なんで先に飛んでるの?僕飛べないよ?飛ぶことなんて出来ないよ?
「む?どうした?早くついてこんか。置いてくぞ。飛べないのなら走ってついて来い」
「! こいつ!」
そんだけいうならやってやる!
重力操作の能力を使えば出来ないことはない!多分!!
体にかかる重力を10分の1に。その上で真横に重力を向ける!ていうかいたずらしてやれ!
「ほう。案外飛べてるじゃないか」
「うるさい。これでも喰らえ」
真後ろに向けて普段の3倍の重力だ。飛べるのかな?
「ほう。そんなことまで出来るのか。でも、まだまだ甘いな」
「こんにゃろー!これならどうだー!」
次は5倍だ。しかもそれに加えて下にも重力をかけてやる!
「む、これは少し疲れるな。これだと飛びにくい。だが、やっぱり甘いな」
「てめえ・・・・・・」
もうこうなったら全方向に重力10倍だ!
「う、ぐ、これじゃあ、かなり動きが制限、される、な」
「平気で飛んでるくせによく言うよ」
「? もう止めか?」
「バーカ。これ以上やったら腕がイカれるよ。腕から力を放出してるんだ、これ以上は無理」
まあ、一応重力を元に戻す。じゃないと怒られそうだ。
「いやー疲れたなあ。お前、どっか休めるとこ知らないか?」
「知ってるけど、お前がお気に召すかは知らないぞ」
「いいからいいから。連れてけって。ヒマなんだ、けんかを売る奴がいないから」
「お前が強すぎるからだろ!」
そういいながら神域創造で作った世界に通じる扉を出す。
この扉、どうやっても壊れないんだよな。
「ほら、こっからはいれ」
無言で扉を開き、中に入っていく。それに続き俺も中に入る。
「な、なんだこの世界は!」
「俺が作った世界だよ。あと、様々なバケモノをうろつかせてるからあんまり勝手な行動はするなよ。自分で作ってなんだけど、かすり傷も負わせられなかった」
「なに?」
「あと、こっちでいくら過ごしても、向こうの世界はほとんど時間が過ぎてない。だからしばらく自由に休める」
で、いろいろと聞かれたので全部答える。
時間の流れは超速い。そしてここのモンスターは倒してもレベルアップできない。攻撃しなければみんな穏やか。ただ、それでも生態系が出来ているので危険を感じれば即座にやられる。殺すことはしないが、瀕死にはされる。
「なあなあ。ちょっとここで一番強いやつと戦っても良いか?」
「その前に雑草に勝てるか?俺は石までしか勝てなかったぞ。ついでに言っとくけど、ここじゃ魔法は使えないからな」
「ハハハ。その雑草は今私達が踏んでる雑草のことか?」
「そうだ。敵意を持って踏むと活動がはじまってしまう」
ここの雑草は攻撃されるとしなやかで硬いものになる。物理はもちろん、斬撃も効かない。それに素手で触ると長時間ダメージを受け続ける猛毒を喰らう。さて、こいつはどうなるのかな?それに足場にも気を付けないと、敵が増え続けるからなあ。
「ふん。雑草なんぞに負けるか」
グシャリ
「アッチャー」
そんなに踏んだらあとあときついよ?それにねっこが足の役目をして動くし、ねっこに触れると酸性の毒を出すっていう。
ズボッ!ズボッズボッズボッズボッ!
ほらー。だから言ったのに。
「ふん。喰らえ!」
つるーん!
ありゃまー。かなり力を入れて蹴ったようだけど、弾くからなー。しかも滑りやすいから。て言うか滑ってこけて尻餅ついてる。
ズボッ!
「まずい!・・・・・・え?飛べない?」
「おーい。魔法は使えないって言っただろー」
あーあ。終わったな。絶対死んだ。
「ギャーーーーー!!!」
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