●●男優の今日のお仕事

ゆあ

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賭けの代償は大きかった

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「新一、賭けをしないか?新一が勝ったら、1つ新一がして欲しいことを何でもしてやる
失敗したら…わかってるだろうが、お仕置きがある
どうする?」

撮影が始まってすぐに提案された
つまり、俺が勝ったら今日こそは翔さんのアレを挿れて貰えるってこと?

いや、怜さんに怒られるかもだけど、これは賭けの対価だから!
翔さんもきっと一緒に怒られてくれるはず!

そんな軽い気持ちで始まったのを、今は後悔している…

先に賭けの内容を確認しておけば…
目先の欲望に釣られなければ…

後悔しても、俺に勝ち目がない賭けに乗ってしまった自分を恨むしかなかった




「ンンッ、ンンッ!!ダメっ!!やめっ…イクッ!イキやぁぁぁっ!!」
勢い良く射精してしまい、自分の腹を白く汚す
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…ず、るい…」
勝ち誇った顔で見下してくる翔さんを恨みがましく睨み付ける

「勢い良くイッたな。賭けは新一のボロ負けだ。5分も経たずに我慢出来ないとはな」

10分、俺がイかずに我慢出来たら俺の勝ち

という、簡単なルールだったはずなのに、撮影で俺の好きな場所を知っている翔さんに勝てるはずもなく…

前立腺を扱かれながらフェラされたら無理に決まってる!
文句を言ってやりたいのに、まだ呼吸が整わず、うまく喋れない
「いじ、わる…しょう、さんの…ばかぁ…」

意地の悪い笑みを浮かべ、楽しそうにしている翔さんに文句を言うも、負けたことに変わりはなく、諦めてお仕置きを受けるコトになる

「大丈夫、今日は痛いコトはしない。お仕置きだから、挿入もナシだがな」
獲物を痛ぶるのを楽しむような笑みに背筋に寒気が走る


え?今日、何も挿れてすら貰えないってこと!?


考えても見なかったことに今から行われる「お仕置き」の内容がどんなモノなのか想像も出来ず、ただ震えることしか出来なかった






手首を纏めて前で縛られ、逃げられないように脚を開かされて固定されている
目隠しをされているせいで、周りの状況がわからず不安だけが募る

「しょ、翔さん…これ、ヤダ…目隠し、取って…」

乳首に前にちょっとだけ使ったことのある吸引器を取り付けられる
吸い付く感覚のあと、中の空気を抜くようにされると乳首と乳輪が吸い上げられ、引っ張られる感覚にちょっと痛いような変な感じがする
「ンンッ…コレ、痛きもちぃ…ジンジンするよぉ」

見えない中で身体を弄られるせいで、いつもよりも一つ一つの刺激にドキドキしてしまう
「これで、よし。さて、次を準備しようか」

筆のような柔らかい毛のついた物で首筋や脇、腹などを順番に撫でられていく
最初は擽ったいだけだったはずなのに、いつの間にか撫でられたところがゾクゾクし、無意識に腰が揺れてしまう
「んっふぁ…、ンンッ」

筆だけではなく、舐められたり触られたりする感覚にいつも以上に敏感になってしまい、呼吸が上がる
いつどこに触れられるのか予想も出来ず、翔さん1人のはずなのに、複数から弄られているような恐怖感まである

フーッと不意にペニスに息を吹き掛けられた瞬間、ビクンッと身体を跳ねさせ、勢い良く射精してしまう
「ひゃうっ!?ンンッ…」

ペニスを一切触られていないはずなのに、射精してしまったことに恥ずかしくなりイヤイヤと言うように首を横に振り
「も、コレ取ってぇ…身体、ビクビクするから」

お願いするも、返事すらなく余計に不安になる
耳元に息を吹き掛けられるとビクビク震え、本当に翔さんだけなのか怖くなる


「ここ、そろそろ外してやろう」
やっと声を掛けてもらえ、ホッと一安心してしまう

乳首に付けられていた吸引器を無理矢理引っ張るように外される
痛みに顔を歪めるも、ずっと吸い上げられていた乳首が空気に触れその冷たさにゾクゾクする
「んっ…なんか、変…」

「乳輪まで赤くなって、乳首もしっかり勃起して女の子みたいだな
これなら開発していけば母乳も出るんじゃないか?」
翔さんの言葉に自分の乳首の状況を想像してしまい恥ずかしくなる
まだ触られてもない乳首が淋しい
早く触って、摘んで、吸って欲しい


捏ねるように乳首を押し潰したり、爪で摘んだりされるだけでお腹の奥がきゅんきゅんする

「ふぁっ!ゃあっ…おっぱい、きもちぃ…」
執拗に乳首ばかりを責められ、それだけでも息も絶え絶えになる
気持ち良いだけだったはずなのに、ずっと弄ろれ続けると苦しくなっていき

「んぁっ!?もっ…しょれっ!!ヤダァっ!!」
赤く腫れた乳首をカリッと噛まれ、何度目かの絶頂を迎える


「乳首だけでイケるようになったな」

何度も甘イキを繰り返しているのに、乳首への刺激は辞めてもらえない
お腹の奥も弄って欲しいのに、最初の賭けの時以外触れても貰えてないアナルが物欲しげにヒクヒクひくつく

「ヤダァっ!も、ソコ、吸わないでっ!おっぱい、取れちゃうっ」
ペニスからはずっと先走りが溢れ出し、アナルにまで垂れて濡らしていく

目隠しの布が濡れているのがわかるほど涙と涎でベトベトに顔を汚すも、誰も助けては貰えず

「おちんちん触って!ナカも擦って!ナカ、切ないよぉ…」
ずっと放置され、切なく震える敏感な場所
ずっと甘イキを繰り返し、痛いくらいの乳首への刺激でやっと射精が許される
そんな刺激のみを与えられ、射精する度に脚をガクガクと震わせて痙攣する

「も、やだぁっ!!イキたくないっ!!乳首、とれ、ちゃ…やぁああああっ!!?」


一際ビクンッと大きく震え、潮を噴き出しながら絶頂する


やっと目隠しをはずされ、水溜りに倒れ込む俺を見て、翔さんが満足そうに微笑んでいる

「やっぱり、新一は開発のやり甲斐があるな」
拘束を外されるも指一本も動かす元気もなく、ぐったりしていると翔さんが赤く腫れた乳首をピンっと爪で弾いてきた
「ンンッ、も…やだぁ…」
泣きながら身体を捩って胸を隠し、これ以上触れられないようにする





「今日はこの後も楽しめるだろうから、怜くんにいっぱい可愛がって貰うといい」
触れるだけのキスをされ、いつの間にか撮影が終わっていたのを知る

スタッフが身体を綺麗にしてくれるも、ナカで燻る熱が発散しれるわけもなく
「早く帰りたい!怜さん呼んでくださいっ!!」
マネージャーに向かって子どもが我儘を言うように暴れながら言った

裸のままでは帰れず、仕方なく新しい服に着替えたものの、胸の突起が服に擦れて身体が疼く

お迎えが来てくれるまでの間、1人発散出来ない快楽をモンモンとした気持ちで待つしかなかった
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