●●男優の今日のお仕事

ゆあ

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●●男優の友達には秘密がある

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オレには家族にも親友にも言えない秘密がある
この秘密だけは、絶対バレてはいけないし、悟られてはいけない

オレに恋人がいるコト
あと、その恋人が誰なのかというコト

身内があの人と関わりある仕事だから、余計にバレるのはマズイ…

オレだって、未だにこの人とオレが恋人同士ってのが信じられないんだから…




「あーもー!!マジでムカつく!!
怜さんだって他の人相手にキスとか色々やってんじゃん!
そりゃ、仕事ってのはわかるけど、俺も仕事なんだから怜さん以外のショウさんとか他の男優さんとも相手するだろ!?」
今日も元気に文句を言っている新一を横目に先日の撮影した分のパッケージを見る

ショウさんと絡み合うように抱かれている新一のパッケージは、見てるこっちが恥ずかしくなるようなもので、なんだかモヤモヤする

「いや、お前のやってるのと怜さんがやってるの一緒にしたらヤバいだろ…ってか、あの人がこっちの撮影入ってくれるのはお前が相手の時限定なんだからさ…」

少し前までは調子が悪かったのか、連絡もつかない状況のせいで色々心配していたが、今では前のような調子に戻り一安心していた

「そうなんだけどさ…、ショウさんのあのデッカい大人チンポ、咥えるだけじゃなくて、一度でいいから挿れて欲しいんだよ!!」
欲望に忠実過ぎる新一の頭を思い切り叩く
「うっせぇー!この歩く猥褻物罪!!」

叩かれた頭を撫でながら、オレの方を見て
「じゃあ、実ちゃんが俺の童貞貰って♡実とは一度ヤッてみたいし、きっといい売上になると思うんだよなぁ~」
馬鹿なコトがスラスラ出て来る馬鹿を無視して、腕時計を見る
時間はもうすぐ20時になるのを確認し

「おい、新一。そろそろ戻らねーとヤバいんじゃね?
今日は怜さんが帰ってくるって言ってただろ?」

「あ、ヤバっ!今日は実と会うのも言ってなかったから急いで帰らなきゃ
ってか、実、そんな腕時計してたっけ?なんか、いいヤツっぽいから、誰かからのプレゼント?」

腕時計のコトを言われ、ドキッとするも、平然を装い
「そ、誕プレにいいモノ貰ったんだよ。オレはお前と違って大人ですから。
気をつけて帰れよ~。あと、怜さんに気をつけろよ」
手を振りながら走って行く新一を見送り、オレも店を後にした




とあるマンションの一室
一人暮らしを始めた自分の部屋の隣にある部屋の鍵を開ける

部屋の作りは、自分の部屋と同じだが、置いてある家具や小物で全然雰囲気が違い、すごく大人っぽい落ち着いた内装になっている

「まだ、帰って来てないか」
リビングのテーブルに置かれているDVDを見て、溜息が漏れる
先程新一が持っていたモノと同じやつのサンプリング
まだ発売前だから、世の中には出回っていない一品

「いつもながら勉強熱心だよな…」
なんとなく、本当に出来心で、そのDVDをデッキにセットする

「んぁっ!?もっ…しょれっ!!ヤダァっ!!」
泣き声に近い新一の哀願を無視して、酷く犯しているショウさんの姿を見つめる

「オレも、これくらい…」

ガチャッと鍵が開く音が聞こえ、慌ててテレビの電源を切り、何もなかったのを装い玄関に迎えに行く

「お帰りなさい、かけるさん。お邪魔してます」
先程テレビに映っていた部屋の主人が帰って来、オレの顔を見て優しく微笑み掛けてくる

「ただいま。ご飯は食べて来たのか?」

当然のように抱きしめてキスをしてくれるオレの恋人
誰にも言えない、知られてはいけない関係

「新一と食べてきた。あいつの愚痴も聞かなきゃだったから、なんかせっかく食ったのに味気なくて、さ…
かけるさんがまだならなんか作るけど?」

ワザとチュッと音を立ててキスをされ、そのまま抱き締められる
「ご飯よりも、実を食べたいんだが…今日は嫌かな?」
顔が熱くなるのがわかるものの、お誘いを断るつもりもなく、コクンと頷き
「オレがかけるさんのお誘い断るわけないじゃん」




「ふぁっ…ソコっ、きもちぃ…」
ペニスを咥えられ、指でナカを慣らすように解されると気持ち良さに腰が揺れてしまう
「ンンッ!も、いいからっ…かけるさんの、挿れて…」
チュパっと音を立てて口を離されるも、ナカに入れらた指はそのままで

「まだダメだよ。実の可愛いココが傷付くのはイヤだからね」
指の数を増やされ、前立腺を擦られると背を弓形に反らし
「あぁっ!ンンッ…も、はやくぅ…」
ペニスからはトロトロと先走りが垂れ、アナルからもジェルが溢れ出している

チュッとワザとらしく音を立ててキスをされ
「痛かったら言うんだよ?」
素早くゴムを付けた熱く太いペニスがアナルに押し当てられ、ゆっくり飲み込んでいく
最初圧迫感で息が詰まるものの、しっかり解されたアナルは簡単に飲み込んでいき
「はっ…ふぁ…きたぁ…」
奥に挿ってくるとギュウッと抱き付いて慣らすようにジッとしてくれるかけるさんに何度もキスを強請る

「も、大丈夫だから…いっぱい動いて
かけるさんが好きなように、めちゃくちゃにして」

ナカを擦るようにゆるゆると腰を動かされる
イイところを擦られるのは気持ちいいが、少し物足りず自分からも腰を振ってしまい
「実、無理するなよ?優しくしたいから」

奥を突くように腰を動かされ、室内に濡れた音が響く
「んぁっ…も、もっとぉ…イクッ」

俺の快楽を優先するように優しく犯される
途中、チラッと見えてしまったのが、かけるさんのモノが全て挿っていないことを知ってしまい、歯痒くなりながらも与えられる快楽に喘ぐことしか出来なかった






「結腸って痛くねぇーの?」
何気なく声に出してしまっていた
そんな俺に目を丸くして驚いている新一につい笑ってしまう
「いやぁ~、何気ない質問なんだけど、新一はツラくねーのかな?って」

「………実、俺のやつ見たのか?いや、最初は結構苦しかったり、ビックリはあるけど、脳天ビリビリするくらい気持ち良いんだぜ?
何?やっぱネコの方に興味ある?俺の童貞貰ってくれる覚悟できた?ホテル行く?」
矢継ぎ早に言ってくる変態の顔面をアイアンクローする
「いでででででっ!」
痛みで暴れる新一をほっといて昨晩のことを思い出してしまう

「新一はなんか苛めて泣かしたくなるフェロモンでも出してんのか?」
「何でだよ!俺はイチャイチャ甘々なのが希望なの!なのに!怜さんもショウさんもなんで、あんなドS鬼畜なんばっか…理不尽だ!!」

新一なりに苦労しているのをみて、慰めるように頭を撫でてやるも、少し羨ましく思ってしまう

新一みたいな感じなら、かけるさんも満足できるのか?
新一と撮影してるの見ると、本当にイキイキしてるんだよな…
オレ相手じゃ、満足出来ないってことだよな…

「はぁ………」
無意識に盛大な溜息を漏らしてしまい、不思議そうにオレのことを見ていたが、何かを察したのか、突っ込んでくることはなかった





まだかけるさんが帰って来ていないのを確認してから、自分の本来の部屋に戻る

風呂場でナカを洗浄し、もし誘われてもすぐに出来るように準備だけしておく
いつもって訳ではないけれど、今日新一に会って、どうしても…
多分、嫉妬なんだと思う


オレが恋人なのに…
新一の方が確かに可愛いし、セックスも慣れてるかもしれないけど…
苛めて泣かせたくなるのはわかるし、かけるさんがそういうプレイが好きなのもわかる…
オレには、全然してくれないけど…



先日こっそり借りてきてしまったショウさんと新一のDVDをデッキにセットする

2人の濃厚な絡みを見ていて、新一を自分に置き換えて見てしまう
前にこっそり買って隠していた結腸まで届く長めのディルド
細めだけど、50cmくらいの長いモノで、柔らかいから結腸初心者にはおすすめと書いてるのを見て無意識にポチッてしまっていた


先端からゆっくり舐めて濡らしていくも、全然終わる気がしない
モニターを観ると、丁度新一もフェラを強要されているシーンで、苦しそうな顔を見ると熱い吐息が洩れる

「あれ、喉までいってるよな…苦しそうなのに…喉、犯されるのいいな…」
自分の喉を撫で、新一が咥えさせられている辺りまでを確認する
結構奥なのにお腹の奥が疼き、ディルドをかけるさんのに見立てて咥える
「んぐっ、うぇっ…オェッ」
いきなり喉まで入れようにも嗚咽で咥えることができない
最初は通常のフェラをするように咥えて舌を使って舐め、徐々に深く咥えて喉奥を擦るよう動かす
「んぐっ、オェッ…ンンッ」

苦しいのに、それすら気持ちよく、アナルに指を挿れてナカを掻き回すように自慰をする

「んぐっ…んン"っ」

行為に夢中になり、口の端から溢れ出た唾液が床に落ちるのも気にならずディルドを抜き刺しして喉奥を犯す

「ンンッ…ッ…はぁっ、はぁっ…」
ズルリと口内からディルドを吐き出し、乱れた呼吸を落ち着かせようとしていて、誰かの視線に気付く
慌てて振り返るとそこには壁に背を預け、腕組みしながらこちらをジッと見つめているかけるさんの姿があった

「俺の実が、まさか浮気してるなんてな…」
自慰を見られていた恥ずかしさと、言われたコトの意味が分からず、つい顔を背けてしまった

モニターからは悲鳴に近い新一の嬌声が響き、何度も射精している姿が映し出されていた

「大切だから、傷付かないようにしていたが…それで浮気されるとは思ってもみなかった」

顔を見るのが怖い
声色はいつものように優しいのに、怒っているのがわかる

「どうして欲しい?
俺と別れるって言うなら、可哀想だけど実と別れるのは、俺が耐えられないからこのまま監禁でもして俺無しでは生きていけない身体にしようか」

怒っているはずなのに、なぜか今にも泣き出してしまいそうだと感じ、腕をかけるさんに伸ばす
「いいよ。かけるさんになら監禁されるのも嬉しい。
むしろ、オレだけを見て欲しい、新一にしてることよりもっと酷いこともオレだけにして欲しい」

抱き締めて貰えると思い、待っていたが動かないかけるさんに焦れて嫌な方に思考がいってしまい、泣き出しそうな笑みを浮かべる

「それとも、こんなオレに幻滅しちゃった?ずっと、かけるさんにめちゃくちゃにして貰いたいって思ってたけど、嫌なら…今まで通りでいいよ。別れるのは、それだけは、嫌だから…」

不意に力強く抱き締められ、噛み付くようなキスをされる
荒々しく口内を舐められたと思った瞬間、ガリっと舌を噛まれ痛みに顔が歪む
「んっ…」

「好きな子には、大切に優しくしたかったんだが…こっちの方が好みだったなんて今まで知らなかったな」
オレの血が唇に付いているのを指の腹で拭い、1人用の狭いベッドに連れて行かれる

ベッドにゆったりと座り、オレの頬を撫でてくるかけるさんに擦り寄る
「さっき練習してたから出来るだろ?」
何をすればいいのかわかり、顔が熱くなる
ベルトを緩め、ズボンのチャックを下ろして軽く勃起しているペニスを取り出す
今までにも咥えたこともある熱いモノにゴクリと喉を鳴らす

「ふっ…んむっ」
最初は通常通りに咥えるも、先程咥えていたディルドとは全然違う質量になかなか奥まで咥えられず悪戦苦闘する
「もっと喉を開いて…そう、良い子だ。そのまま…」
頭を手で抑えられているせいで離すことも出来ず、必死に鼻で呼吸して奉仕をする
「んグッ…ンンッ」
グッと頭を押さえている手を強められると喉奥にまで入ってき、そのまま頭を上下に動かされる
まるでオナホを扱うように奥を行ったり来たりするペニスに息が出来ず涙目になるも、喉ちんこを擦られ、喉奥を犯される行為に身体が熱くなりお腹の奥が疼く


「ンンッ…んぐっ!うゔっ」

一際ペニスが膨れるのを感じると喉奥にドロリとした熱いモノが直接流れ込んできて、咽せてしまう
「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ」
口の端や鼻から飲みきれなかった精液が垂れるも、なんとか飲み込み、顔や手についたモノを舐めとる

「はぁっ…はぁっ…どう、だった?オレ、上手にできた?」
飲み込んだのを確認して貰うように口を開けて見せる

頭を撫でて貰えると、嬉しくてお腹の奥がキュンキュンと疼く
早く挿れて欲しい
今日は、中出しして欲しい

「イイ顔だな、実。もっと泣かせたくなる」
かけるさんの獰猛そうな表情に胸が高まる

「はや、く…お腹いっぱいにして…今日は、中に出して…」
期待でヒクつくアナルが見えるように脚を開き、早くと催促するよいに腰が揺れる

「淫乱な雌ネコみたいだな。いっぱい種付してあげるから、零すなよ?」
ゴム越しとは違う熱い塊に喉がなる
一気に奥にまで腰を打ち付けられるとそれだけでイッてしまい
「ひぎゅっ!?ぅあっ、あぁっ」
尻を上げられ、プレスせれるように腰を打ち付けられると今まで入ったことのない奥の結腸口に先端が当たり、ビクンッと身体が強張る
「やぁっ…しょこ、こわい…」
結腸口を捏ねるように突かれると身体が迎え入れようとするのがわかり、次にくる快感に恐怖する

「だ、ダメっ…へん、なるっ…しょこっ…バカになっちゃっ!?お"っ!!?」
グッポン
結腸を貫かれた衝動に目の前がチカチカし、背を弓形に反らせながら潮を噴き出す
「ひっ…フーっ、フーっ、ダメ…って、言ったのに…」

ワザとゆっくり抜かれるとアナルがペニスに吸い付きすぎて捲れそうになる
抜かれるっと思った瞬間、また結腸を貫くように何度も何度も奥を責められ、その度に精子を噴き出しながらイク

「イッて♡イッてりゅっ♡も、イッてりゅからっ!!ひゃぁぁぁぁっ!!?」


イキ過ぎて意識が朦朧としてきても一切辞めて貰えず、下腹部がポッコリとなるくらい中出しされたころ、ようやくペニスを引き抜かれた

ゴポッ

栓が抜けたせいでポッカリ開いたアナルから大量の精液が溢れ出す
首や乳首、脚の付け根など、全身にキスマークと噛み跡を付けられ、息も絶え絶えになっている


「か、ける…しゃ…愛してる」
大好きな彼に抱かれ、深く口付けをされいると限界がきてしまい、そのまま意識を手放してしまった






「実、なんか最近色気がスゴい気がする」
いつの間にかオレの後ろにやってきて、首元に顔を埋めながらこっそり言ってくる新一にドキリとする
ハイネックの服を着ているから、痕が見えないと思いながらも万が一見つかったらどうしようと不安になる

「彼女?彼氏?でも出来たとか?オレというものがありながら!?」
殴りたい衝動を抑えて、顔面をガシッとアイアンクローで掴むとイタタタッと言いながら暴れていた

「別に、いつもと変わんねぇーよ。まぁ、ちょっと良いことはあったかな」

身体はかなりダルいものの、心に余裕が出来たのか新一のことが可愛らしく見えてくる

「あ、そういやショウさんの噂聞いたんだけど、お前と本番ヤらないのは、かなり嫉妬深い恋人がいるかららしいぜ♪新一も、独占欲強い彼氏がいるんだから落ち着けよな」
頭をポンポンと撫でながら言うと、初めて聞く話題だったのか目を見開いて驚いていた


まぁ、そりゃオレ以外、誰も知るはずがない話題だよな♪
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