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3.新しい後輩
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僕、雨辻辰彦は、晴智由良を愛している。
心の底から、揺るぎなく、そう思っている。
βだろうが男だろうが、そんなことは関係ない。
由良の笑顔、柔らかな黒髪、ちょっと垂れ気味の優しい目元――全部が僕の心を掴んで離さない。
由良の白い首筋に唇を寄せると、ほのかに甘い彼の体温と、汗と混ざった独特の匂いが鼻腔をくすぐる。
彼の肌を這う僕の指が、敏感な部分を愛撫するたびに漏れる甘い声。
僕のモノを奥まで飲み込もうとナカがウネり、キュッキュッて搾り取ろうとしてくる。
快楽に弱くて、痛いのは怖い癖に、僕から与えられる感覚を必死に享受しようとする姿が可愛くてしかたない。
5年間、どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、由良のそばにいるだけで全てが報われる気がした。
由良がキッチンで夕飯を作る姿、ソファで寄り添う温もり、夜の闇で絡み合う熱い抱擁。
――それが僕の日常を彩る全てだった。
でも、運命ってやつは、時に残酷だ。
その日は、いつもと変わらない月曜のはずだった。
オフィスの喧騒の中、営業部の朝礼で新入社員の紹介があった。
「宮田です!営業は初めてですが、早く皆さんに追いつけるよう頑張ります!」
宮田陽翔、23歳。
総務として働いていたらしいが、本人の希望もあって営業に転属してきたらしい。
小柄な体躯に、明るい茶色の髪。
笑顔がチャームポイントだと言わんばかりの、愛らしい顔立ち。
彼の笑顔は、まるで春の陽光のように温かく、無垢な瞳がオフィスの蛍光灯の下でキラキラと輝く。
どこにでもいる若手社員って感じだった。
ただ、彼の笑顔には、どこか別の魅力があるように感じていた。
少なくとも、最初はそう思っていた。
無邪気な表情の裏に、どこか人を引きつける不思議な色気が潜んでいるような……
まるで、僕のαの本能をそっと刺激するような、危険な魅力。
朝礼が終わり、僕はいつものようにデスクで資料を整理していた。
宮田が僕の隣に配属されたのは、僕が宮田の教育係に任命されてしまったからだ。
朝礼の後すぐに課長に呼ばれ「雨辻、宮田の面倒見てやってくれ」と軽い口調で言われてしまった。
課長の声には、いつもの気楽さと、どこか「頼んだぞ」というプレッシャーが混じっていた。
オフィスのざわめきと、コーヒーの香りが漂う中、僕は愛想笑いを浮かべて頷いていた。
僕はバレないように小さくため息を漏らし、宮田に簡単な業務の説明を始める。
契約書の確認方法、クライアントとのメールの書き方など、基本的なことだ。
それでも宮田は真剣にメモを取りながら、時折「なるほど!」と目を輝かせる。
まるで子供のようにはしゃぎながらも、どこか大人びた好奇心に満ちた瞳に目が離せない。
ペンを握る細い指、ノートに走らせる文字の丁寧さが、意外な真面目さを物語っていた。
素直で、仕事に前向きな奴だな、と思った。
だが、宮田が書類を渡すために近づいた瞬間、空気が変わった。
ふっと甘い香りが鼻をついた。
みずみずしく軽やかな甘い香り、まるで花が咲き乱れる庭に放り込まれたような、強烈で鮮やかな香りが鼻腔を突く。
スズランとシトラスやグリーンノートが混ざったような、甘く官能的な匂いが僕の鼻腔を突き抜け、脳の奥を直撃した。
僕のαの本能が、ガツンと叩き起こされる。
この感覚はなんだ?頭がぼんやりし、身体が勝手に熱くなる。
喉の奥がカラカラに渇き、心臓がドクドクと脈打つ。
由良のうなじに唇を這わせ、彼の肌を噛む瞬間のような、抑えきれない衝動が身体を駆け巡る。
だが、これは由良じゃない。
宮田は――知り合ったばかりの男だ。
まるで、ずっと探していた何かを見つけてしまったような――。
まるで何か大事なものを思い出したような――。
でもそれが何なのかわからない、妙な焦燥感に襲われる。
「雨辻さん、大丈夫ですか?」
宮田が心配そうに僕の顔を覗き込んできた瞬間、僕のフェロモンがさらに強く反応してしまう。
彼の小さな体がわずかに震え、近くで感じる体温と、甘い香りがさらに濃密に絡みつく。
「ぇ……あ、あれ……?」
宮田の頬がふっと赤らんだと同時に、瞳が潤んだように揺れる。
呼吸が少し速くなり、まるで発情期のΩのような反応。
彼の唇がわずかに開き、吐息が熱を帯びる。
細い首筋に浮かぶ汗が、蛍光灯の光にきらめき、僕の視線を釘付けにする。
本人も自分の反応に驚いているようだった。
「ッ……悪い、ちょっと席を外してくる」
宮田から逃げるように僕はオフィスを出て、トイレに駆け込む。
個室のドアを閉め、冷たいタイルの壁に額を押し当てると、ようやく乱れた呼吸を整えられる。
さっきから僕の身体が勝手に反応している。
心臓がバクバク鳴り、頭の奥で警鐘が鳴り響く。
αのフェロモンが暴走している――こんな感覚は、由良と一緒にいるとき以外、感じたことがなかった。
それなのに、今日初めて会った宮田に対して、僕のαとしての本能が反応してしまった。
宮田の香りに、由良と同じ衝動が掻き立てられていることに、混乱と恐怖が押し寄せる。
いや、待て。
そもそも、宮田は『β』のはずだ。
うちの会社は、Ωの社員は特別な手続きが必要だから、普通はβかαしかいない。
だが、僕のαとしての本能が、宮田は『Ω』だと認識している。
しかも、それはただのΩじゃない。
まるで――運命の相手だと言われているように、強く惹きつけられる。
宮田の首筋を噛み、熱い身体を絡ませ合う想像が、頭をよぎり、すぐに掻き消す。
とりあえず、持ち歩いていた抑制剤を嚙み砕いて飲み、薬が効き始めるのを待つ。
冷水で顔を洗い、鏡に映る自分の乱れた表情に苦笑する。
こんな自分を、由良が見たら何と言うだろうか……
情けない自分の顔を見て、ため息が出てしまう。
早く戻らないと……
「待たせて悪かったな。早速だけど、今日の予定確認しようか。うちの営業部の流れ、掴んでもらうところからだな」
僕は平静を装って話を進める。
宮田は真面目な顔で頷き、ノートパソコンを開いてメモを取り始める。
その小さな動作ひとつひとつが、なぜか妙に意識してしまう。
宮田の指がキーボードを叩く音、時折髪をかき上げる仕草、首筋にちらりと見える白い肌。
話している間、宮田がチラッと僕を見る視線に、妙な緊張感が走る。
こいつも……何か感じてるのか?
宮田の瞳に宿る、微かな揺れと、わずかに湿った唇が、僕の本能を再び刺激する。
いや、そんなはずない。
β相手にこんな感覚、ありえないだろ。
でも、宮田の香りがまだ鼻腔に残り、身体の奥で疼く衝動が、由良への愛と相反する罪悪感を呼び起こす。
心の底から、揺るぎなく、そう思っている。
βだろうが男だろうが、そんなことは関係ない。
由良の笑顔、柔らかな黒髪、ちょっと垂れ気味の優しい目元――全部が僕の心を掴んで離さない。
由良の白い首筋に唇を寄せると、ほのかに甘い彼の体温と、汗と混ざった独特の匂いが鼻腔をくすぐる。
彼の肌を這う僕の指が、敏感な部分を愛撫するたびに漏れる甘い声。
僕のモノを奥まで飲み込もうとナカがウネり、キュッキュッて搾り取ろうとしてくる。
快楽に弱くて、痛いのは怖い癖に、僕から与えられる感覚を必死に享受しようとする姿が可愛くてしかたない。
5年間、どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、由良のそばにいるだけで全てが報われる気がした。
由良がキッチンで夕飯を作る姿、ソファで寄り添う温もり、夜の闇で絡み合う熱い抱擁。
――それが僕の日常を彩る全てだった。
でも、運命ってやつは、時に残酷だ。
その日は、いつもと変わらない月曜のはずだった。
オフィスの喧騒の中、営業部の朝礼で新入社員の紹介があった。
「宮田です!営業は初めてですが、早く皆さんに追いつけるよう頑張ります!」
宮田陽翔、23歳。
総務として働いていたらしいが、本人の希望もあって営業に転属してきたらしい。
小柄な体躯に、明るい茶色の髪。
笑顔がチャームポイントだと言わんばかりの、愛らしい顔立ち。
彼の笑顔は、まるで春の陽光のように温かく、無垢な瞳がオフィスの蛍光灯の下でキラキラと輝く。
どこにでもいる若手社員って感じだった。
ただ、彼の笑顔には、どこか別の魅力があるように感じていた。
少なくとも、最初はそう思っていた。
無邪気な表情の裏に、どこか人を引きつける不思議な色気が潜んでいるような……
まるで、僕のαの本能をそっと刺激するような、危険な魅力。
朝礼が終わり、僕はいつものようにデスクで資料を整理していた。
宮田が僕の隣に配属されたのは、僕が宮田の教育係に任命されてしまったからだ。
朝礼の後すぐに課長に呼ばれ「雨辻、宮田の面倒見てやってくれ」と軽い口調で言われてしまった。
課長の声には、いつもの気楽さと、どこか「頼んだぞ」というプレッシャーが混じっていた。
オフィスのざわめきと、コーヒーの香りが漂う中、僕は愛想笑いを浮かべて頷いていた。
僕はバレないように小さくため息を漏らし、宮田に簡単な業務の説明を始める。
契約書の確認方法、クライアントとのメールの書き方など、基本的なことだ。
それでも宮田は真剣にメモを取りながら、時折「なるほど!」と目を輝かせる。
まるで子供のようにはしゃぎながらも、どこか大人びた好奇心に満ちた瞳に目が離せない。
ペンを握る細い指、ノートに走らせる文字の丁寧さが、意外な真面目さを物語っていた。
素直で、仕事に前向きな奴だな、と思った。
だが、宮田が書類を渡すために近づいた瞬間、空気が変わった。
ふっと甘い香りが鼻をついた。
みずみずしく軽やかな甘い香り、まるで花が咲き乱れる庭に放り込まれたような、強烈で鮮やかな香りが鼻腔を突く。
スズランとシトラスやグリーンノートが混ざったような、甘く官能的な匂いが僕の鼻腔を突き抜け、脳の奥を直撃した。
僕のαの本能が、ガツンと叩き起こされる。
この感覚はなんだ?頭がぼんやりし、身体が勝手に熱くなる。
喉の奥がカラカラに渇き、心臓がドクドクと脈打つ。
由良のうなじに唇を這わせ、彼の肌を噛む瞬間のような、抑えきれない衝動が身体を駆け巡る。
だが、これは由良じゃない。
宮田は――知り合ったばかりの男だ。
まるで、ずっと探していた何かを見つけてしまったような――。
まるで何か大事なものを思い出したような――。
でもそれが何なのかわからない、妙な焦燥感に襲われる。
「雨辻さん、大丈夫ですか?」
宮田が心配そうに僕の顔を覗き込んできた瞬間、僕のフェロモンがさらに強く反応してしまう。
彼の小さな体がわずかに震え、近くで感じる体温と、甘い香りがさらに濃密に絡みつく。
「ぇ……あ、あれ……?」
宮田の頬がふっと赤らんだと同時に、瞳が潤んだように揺れる。
呼吸が少し速くなり、まるで発情期のΩのような反応。
彼の唇がわずかに開き、吐息が熱を帯びる。
細い首筋に浮かぶ汗が、蛍光灯の光にきらめき、僕の視線を釘付けにする。
本人も自分の反応に驚いているようだった。
「ッ……悪い、ちょっと席を外してくる」
宮田から逃げるように僕はオフィスを出て、トイレに駆け込む。
個室のドアを閉め、冷たいタイルの壁に額を押し当てると、ようやく乱れた呼吸を整えられる。
さっきから僕の身体が勝手に反応している。
心臓がバクバク鳴り、頭の奥で警鐘が鳴り響く。
αのフェロモンが暴走している――こんな感覚は、由良と一緒にいるとき以外、感じたことがなかった。
それなのに、今日初めて会った宮田に対して、僕のαとしての本能が反応してしまった。
宮田の香りに、由良と同じ衝動が掻き立てられていることに、混乱と恐怖が押し寄せる。
いや、待て。
そもそも、宮田は『β』のはずだ。
うちの会社は、Ωの社員は特別な手続きが必要だから、普通はβかαしかいない。
だが、僕のαとしての本能が、宮田は『Ω』だと認識している。
しかも、それはただのΩじゃない。
まるで――運命の相手だと言われているように、強く惹きつけられる。
宮田の首筋を噛み、熱い身体を絡ませ合う想像が、頭をよぎり、すぐに掻き消す。
とりあえず、持ち歩いていた抑制剤を嚙み砕いて飲み、薬が効き始めるのを待つ。
冷水で顔を洗い、鏡に映る自分の乱れた表情に苦笑する。
こんな自分を、由良が見たら何と言うだろうか……
情けない自分の顔を見て、ため息が出てしまう。
早く戻らないと……
「待たせて悪かったな。早速だけど、今日の予定確認しようか。うちの営業部の流れ、掴んでもらうところからだな」
僕は平静を装って話を進める。
宮田は真面目な顔で頷き、ノートパソコンを開いてメモを取り始める。
その小さな動作ひとつひとつが、なぜか妙に意識してしまう。
宮田の指がキーボードを叩く音、時折髪をかき上げる仕草、首筋にちらりと見える白い肌。
話している間、宮田がチラッと僕を見る視線に、妙な緊張感が走る。
こいつも……何か感じてるのか?
宮田の瞳に宿る、微かな揺れと、わずかに湿った唇が、僕の本能を再び刺激する。
いや、そんなはずない。
β相手にこんな感覚、ありえないだろ。
でも、宮田の香りがまだ鼻腔に残り、身体の奥で疼く衝動が、由良への愛と相反する罪悪感を呼び起こす。
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