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第4章 帝都アウシルバード編
65 皇宮の食事会②
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全員の挨拶が終わるとすぐに食事が運ばれてきた。
前菜にスープ、魚料理のあとに凍ったブドウで作られている冷菓を食べているところだけど、どれもめちゃくちゃ美味しい!
でも驚いたのが部屋の奥の方で調理されている肉料理だ。あれって牛と豚と羊を丸々1頭分ずつぐらい焼いてるよね? とんでもないボリュームだけど、すごくいい匂いが漂ってくるな。
調理されたお肉が次から次へとお皿に並べられていく。早速食べてみると、うわ! 何これ! こうやって食べ比べるのは初めてだけど、色んな味わいを楽しめてすごく美味しい! サッパリと感じられるお肉もあれば、美味しい肉汁で口の中が満たされるお肉もたまんない。
「さて、ここからは形にこだわらず立食パーティー風に行こう。好きな場所で好きなものを食べて、好きなものを飲むとしよう。
誰かロンジンとアイラを呼んできてくれぬか」
レオーネ皇帝が立食パーティーを宣言すると、目の前の皇帝陛下の一家が立ち上がり、自由に席を移動し始めた。それと同時に陛下の近くにいた人が「直ちに呼んで参ります」と返事をして部屋を出て行った。おそらくロンジン隊長とアイラさんを呼びに行ったのだろう。
レオーネ皇帝は調理人のところで美味しいお肉を見繕って、僕たちのところにやってきた。
「堅苦しい皇宮料理の形も前半で終わりだ。あとは美味しい肉と酒を楽しもう!」
そういうと、焼きたてのお肉がどっさりと乗せられたお皿を目の前にドンと置いて、高級そうなワインをルシアとフライヤに注いでいる。その横には第一皇子のリオン皇子がついてきている。
「レンよ。長男のリオンはお前と同じ年齢だ。仲良くしてやってくれ!」
皇帝陛下がそういうとリオン皇子が僕にジュースを差し出してきた。
「レン殿。陛下に聞きましたが、フライヤ様とともにあのクイーンサンドワームを退治してくれたとのこと。私と同じ年でその強さは尋常じゃありませんね。是非、これからも長い付き合いをお願いしたいものです」
僕はリオン皇子から差し出されたジュースを受け取り苦笑しながら答える。
「いえ、リオン皇子。私はフライヤの補助をしただけなのです。とても一人でクイーンサンドワームを退治できるだけの実力はありません。これからの修行の旅で周りの人たちに追いつけるだけの力を身に付けたいと思っています。しばらくは旅が続きますが、またこちらに来た時にはお会いできれば嬉しいです」
それからしばらくの間、僕とリオン皇子が話していると、ロンジン隊長とアイラさんが現れた。
「これはこれはみなさん。食事は楽しんでいただけていますかな? 新しいお酒を持参しましたぞ。ぜひこちらも味わっていただきたいですな」
「おお、ロンジン! 新しいお酒だと? すぐにこっちに持ってきてくれ!」
フライヤの反応が速い! 声をかけられたロンジン隊長は速攻で持参したお酒をフライヤのグラスに注いでるね。
「ロンジンにアイラも来たか。二人とも好きな食べ物と飲み物を取って自由に楽しむがよい。身内だけの食事会だ。気を遣う必要はないぞ」
皇帝陛下がロンジン隊長とアイラさんに声をかける。確かロンジン隊長って皇帝陛下の異母兄になるんだよね。アイラさんは皇帝陛下直属のメイドさんって感じだけど、身内同然という扱いなのかな?
「ルシア様、レン様、食事はお口に合いますでしょうか?」
陛下に声をかけられたアイラさんが食べ物と飲み物を持って僕たちのところにやってきた。
『今日の食事はどれも旨いが、やはり肉料理が最高だな。肉の種類や部位ごとに味付けを変えているところが見事だ。素材を生かしたほのかな味付けが絶妙だな。帝国の肉料理は絶品だ』
ルシアが満面の笑みを浮かべてアイラさんに答えている。続けて僕もアイラさんに答える。
「本当にどの料理も美味しいです! それにこうやって賑やかに食事ができるのは、すごく楽しい気分になれますね」
「それはよかったです。私も好きな料理をもらってきたので一緒にいただきますね」
アイラさんのお皿を見ると、華奢な見た目と違って、意外とたくさんの料理が盛られている。もりもり食べるアイラさんも健康的な感じでいいな。
「アイラ。あなたは陛下と一緒にルシア様やレン様と接する機会があったのよね。私のことも紹介してくれないかしら」
アイラさんが僕たちのところで一緒に食事をしていると皇后様がやってきた。なんとなく皇后様がアイラさんのことを羨ましそうな感じで見てる気がするな。
「ご紹介するのは構いませんが、接する機会と言っても、案内役を務めたぐらいですから、お二人との親密度はそんなに姉さんと変わりませんよ」
姉さん……姉さんって言ったよね!?
「アイラさん! アイラさんのお姉さんってもしかして……」
すると皇帝陛下が僕に向かって話かける。
「レンは知らなかったのか? アイラはアリアの妹だぞ。顔も似てるだろう? なんだ。フライヤが教えていたのかと思っていたのだが」
そうなんだ~! アイラさんって皇后様の妹なんだ。ってことは陛下の義妹になるから、身内も身内じゃん!
「アイラには俺のお付きではなく、色んな仕事も紹介したのだが、姉妹そろって俺のお付きがいいということになってな。アイラは俺の近くで働くのは面白そうだと言うし、アリアはアイラが近くにいれば安心だというから、今の仕事をしてもらってるわけだ」
なるほどね。面白い関係だな。けどアイラさんは皇帝陛下の義妹になるのなら今までの接し方でいいのだろうか?
「僕は陛下の義妹に当たる方とは知らずにアイラさんと呼んでいました。不敬な発言で申し訳ありませんでした」
「いえいえ、アイラさんでお願いします。姉が皇后というだけで私は陛下のメイドに過ぎませんから」
すると皇后様も話に入ってきた。
「そうですわ。アイラのことをアイラさんとお呼びでしたら、私のこともアリアさんで構いませんし、子どもたちのことも気軽に呼んであげてください。特にリオンは年齢も同じですから友だちになってもらえると母親として大変嬉しいです」
いやいや、皇后様をアリアさんとは呼べないですよ……でもリオン皇子とは気軽な関係の方が楽かもな。
「レン殿さえよければ私のことはリオンと呼んでください。よろしければ私もレンと呼ばせてもらえると嬉しいですね」
「レンと呼ばれるのは全く構いませんが、僕が皇子を呼び捨てするのは帝国と王国の関係としてどうなのでしょうか?」
そういうと皇帝陛下が顔を近づけてくる。
「フハハハ。確かにウェスタール王国ではアリウス家の子息という立場もあろうが、それはそれ。普段の付き合いでは気にする必要はなかろう。仮に公の場で会うことがあっても二人ともそれなりの振る舞いはできるであろう? そうであればあとは単純に友人なのだ。呼び捨てだろうと愛称だろうと気にする必要はないし、お互いに敬語も不要であろう。その方が付き合いやすいと思うがな」
レオーネ皇帝がそう言ってくれるなら、お言葉に甘えようかな。
「そうしたら、僕のことはレン、僕はリオンと呼ぶことにして、敬語も無しでいいかな?」
「もちろん! これでやっと気楽に話せるよ。あらためてよろしくね、レン!」
「こちらこそよろしく、リオン!」
皇帝陛下と皇后様が僕たちを見てニッコリと微笑んでいる。そんなときだった。
「ズルい!! 兄上だけレン様と仲良くなってズルいわ!!」
向こうからすごいスピードでルナ皇女が近付いてきて、リオンに大きな声で叫んでいた。
前菜にスープ、魚料理のあとに凍ったブドウで作られている冷菓を食べているところだけど、どれもめちゃくちゃ美味しい!
でも驚いたのが部屋の奥の方で調理されている肉料理だ。あれって牛と豚と羊を丸々1頭分ずつぐらい焼いてるよね? とんでもないボリュームだけど、すごくいい匂いが漂ってくるな。
調理されたお肉が次から次へとお皿に並べられていく。早速食べてみると、うわ! 何これ! こうやって食べ比べるのは初めてだけど、色んな味わいを楽しめてすごく美味しい! サッパリと感じられるお肉もあれば、美味しい肉汁で口の中が満たされるお肉もたまんない。
「さて、ここからは形にこだわらず立食パーティー風に行こう。好きな場所で好きなものを食べて、好きなものを飲むとしよう。
誰かロンジンとアイラを呼んできてくれぬか」
レオーネ皇帝が立食パーティーを宣言すると、目の前の皇帝陛下の一家が立ち上がり、自由に席を移動し始めた。それと同時に陛下の近くにいた人が「直ちに呼んで参ります」と返事をして部屋を出て行った。おそらくロンジン隊長とアイラさんを呼びに行ったのだろう。
レオーネ皇帝は調理人のところで美味しいお肉を見繕って、僕たちのところにやってきた。
「堅苦しい皇宮料理の形も前半で終わりだ。あとは美味しい肉と酒を楽しもう!」
そういうと、焼きたてのお肉がどっさりと乗せられたお皿を目の前にドンと置いて、高級そうなワインをルシアとフライヤに注いでいる。その横には第一皇子のリオン皇子がついてきている。
「レンよ。長男のリオンはお前と同じ年齢だ。仲良くしてやってくれ!」
皇帝陛下がそういうとリオン皇子が僕にジュースを差し出してきた。
「レン殿。陛下に聞きましたが、フライヤ様とともにあのクイーンサンドワームを退治してくれたとのこと。私と同じ年でその強さは尋常じゃありませんね。是非、これからも長い付き合いをお願いしたいものです」
僕はリオン皇子から差し出されたジュースを受け取り苦笑しながら答える。
「いえ、リオン皇子。私はフライヤの補助をしただけなのです。とても一人でクイーンサンドワームを退治できるだけの実力はありません。これからの修行の旅で周りの人たちに追いつけるだけの力を身に付けたいと思っています。しばらくは旅が続きますが、またこちらに来た時にはお会いできれば嬉しいです」
それからしばらくの間、僕とリオン皇子が話していると、ロンジン隊長とアイラさんが現れた。
「これはこれはみなさん。食事は楽しんでいただけていますかな? 新しいお酒を持参しましたぞ。ぜひこちらも味わっていただきたいですな」
「おお、ロンジン! 新しいお酒だと? すぐにこっちに持ってきてくれ!」
フライヤの反応が速い! 声をかけられたロンジン隊長は速攻で持参したお酒をフライヤのグラスに注いでるね。
「ロンジンにアイラも来たか。二人とも好きな食べ物と飲み物を取って自由に楽しむがよい。身内だけの食事会だ。気を遣う必要はないぞ」
皇帝陛下がロンジン隊長とアイラさんに声をかける。確かロンジン隊長って皇帝陛下の異母兄になるんだよね。アイラさんは皇帝陛下直属のメイドさんって感じだけど、身内同然という扱いなのかな?
「ルシア様、レン様、食事はお口に合いますでしょうか?」
陛下に声をかけられたアイラさんが食べ物と飲み物を持って僕たちのところにやってきた。
『今日の食事はどれも旨いが、やはり肉料理が最高だな。肉の種類や部位ごとに味付けを変えているところが見事だ。素材を生かしたほのかな味付けが絶妙だな。帝国の肉料理は絶品だ』
ルシアが満面の笑みを浮かべてアイラさんに答えている。続けて僕もアイラさんに答える。
「本当にどの料理も美味しいです! それにこうやって賑やかに食事ができるのは、すごく楽しい気分になれますね」
「それはよかったです。私も好きな料理をもらってきたので一緒にいただきますね」
アイラさんのお皿を見ると、華奢な見た目と違って、意外とたくさんの料理が盛られている。もりもり食べるアイラさんも健康的な感じでいいな。
「アイラ。あなたは陛下と一緒にルシア様やレン様と接する機会があったのよね。私のことも紹介してくれないかしら」
アイラさんが僕たちのところで一緒に食事をしていると皇后様がやってきた。なんとなく皇后様がアイラさんのことを羨ましそうな感じで見てる気がするな。
「ご紹介するのは構いませんが、接する機会と言っても、案内役を務めたぐらいですから、お二人との親密度はそんなに姉さんと変わりませんよ」
姉さん……姉さんって言ったよね!?
「アイラさん! アイラさんのお姉さんってもしかして……」
すると皇帝陛下が僕に向かって話かける。
「レンは知らなかったのか? アイラはアリアの妹だぞ。顔も似てるだろう? なんだ。フライヤが教えていたのかと思っていたのだが」
そうなんだ~! アイラさんって皇后様の妹なんだ。ってことは陛下の義妹になるから、身内も身内じゃん!
「アイラには俺のお付きではなく、色んな仕事も紹介したのだが、姉妹そろって俺のお付きがいいということになってな。アイラは俺の近くで働くのは面白そうだと言うし、アリアはアイラが近くにいれば安心だというから、今の仕事をしてもらってるわけだ」
なるほどね。面白い関係だな。けどアイラさんは皇帝陛下の義妹になるのなら今までの接し方でいいのだろうか?
「僕は陛下の義妹に当たる方とは知らずにアイラさんと呼んでいました。不敬な発言で申し訳ありませんでした」
「いえいえ、アイラさんでお願いします。姉が皇后というだけで私は陛下のメイドに過ぎませんから」
すると皇后様も話に入ってきた。
「そうですわ。アイラのことをアイラさんとお呼びでしたら、私のこともアリアさんで構いませんし、子どもたちのことも気軽に呼んであげてください。特にリオンは年齢も同じですから友だちになってもらえると母親として大変嬉しいです」
いやいや、皇后様をアリアさんとは呼べないですよ……でもリオン皇子とは気軽な関係の方が楽かもな。
「レン殿さえよければ私のことはリオンと呼んでください。よろしければ私もレンと呼ばせてもらえると嬉しいですね」
「レンと呼ばれるのは全く構いませんが、僕が皇子を呼び捨てするのは帝国と王国の関係としてどうなのでしょうか?」
そういうと皇帝陛下が顔を近づけてくる。
「フハハハ。確かにウェスタール王国ではアリウス家の子息という立場もあろうが、それはそれ。普段の付き合いでは気にする必要はなかろう。仮に公の場で会うことがあっても二人ともそれなりの振る舞いはできるであろう? そうであればあとは単純に友人なのだ。呼び捨てだろうと愛称だろうと気にする必要はないし、お互いに敬語も不要であろう。その方が付き合いやすいと思うがな」
レオーネ皇帝がそう言ってくれるなら、お言葉に甘えようかな。
「そうしたら、僕のことはレン、僕はリオンと呼ぶことにして、敬語も無しでいいかな?」
「もちろん! これでやっと気楽に話せるよ。あらためてよろしくね、レン!」
「こちらこそよろしく、リオン!」
皇帝陛下と皇后様が僕たちを見てニッコリと微笑んでいる。そんなときだった。
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