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5人目のガールズ
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客入れ前日の試食会、というか王国と魔王領の交流会は盛況で、スタッフのみならず搬入に来てくれた業者さんや生産者さんにも混じってもらって、盛んな議論や評価が行われていた。
「なんだこれ。サクサクカリカリして旨いな。塩加減も抜群だ」
「イモを切って揚げたものです。簡単ですけど、美味しいんでしょう? こちらの、ビールに合いますよ」
「もらっていいいのか? あ、冷てぇ!? なんだい、これは」
「エールを濾したもの、みたいな感じですかね。すみません、詳しいことはわたしには難しくて」
「……うッ旨ぇ! すっばらしく旨ぇぞ!?」
「お嬢ちゃん、俺にも一杯、その“びーる”てのをくれねえか!?」
「はいどうぞー」
アタシのお店、魔王の隠れ家は、コの字型に据えられたカウンターにずらりと男性陣が並んで、火傷しそうなほど熱のこもった視線をメルカンちゃんに向けている。
普通と違うのは、それが明るく健康的な美少女メルカンちゃんに対してではなく、彼女の提供するお酒とおつまみに注がれていることだけ。
「おう、溜まらん。喉が焼けちまいそうだ」
「ライ麦で火酒か。考えてもみなかったな。大麦とトウモロコシと、あとこの複合穀物てのと、どれも味は抜群なんだが……ライ麦のはコクが違う」
「王国でも作れねえもんかなあ……」
「無理だな。蒸留てのが難物でな。王国じゃ魔導師の範疇だ」
「作れねえことはねんだろ?」
「それがよ、小匠族の作った蒸留釜ってのを使って、1刻かけて小盃っくれえのもんだったぞ。作れはしたとこで、採算が合わねえ」
「はいどうぞー、ポップコーンでーす。王国産のコーンで、とっても美味しいですよー」
「なんだよ、俺に馬の餌を食えってか!?」
「馬鹿だなおめえ、ムチャクチャ美味いぞ、これ。食ってからホザけ、ほら」
「むぐッ、あ美味い。なんだこれ、ホントに美味いぞ。お嬢さん俺にもひとつ……」
「はいどうぞ-」
大量生産・大量消費で調理風景も人目を引くポップコーンの陰に隠れているようだが、売れ行き上ではクレープとホットケーキも快進撃を続けている。
他と全く違っていたのは、食べているのが女の子ばかりなこと。そして、誰もが無言だったことだ。
そこには喧騒も談笑も喧々諤々の議論もなく、漏れ聞こえてくるのはただ、ひそやかな囁きと悩ましげな吐息ばかり。
「ああ……ふわっとしたクリームのとろける甘さが、ぷちぷちした果実の酸っぱさで調和されて、口いっぱいに……」
「ああ、もうダメ。これで終わり、ここで終わりにしないと、わたしの人生が終わってしまいそう……」
「バターとはちみつが、とろーって、どうなってるの、このフンワリしたのが、くちのなかで、じゅわーって」
発言から知能指数が欠落していってるようなのが気になるけど、年頃のお嬢さんたちが口元にクリームやらはちみつやらを付けたまま恍惚とした表情で視線を宙に彷徨わせているのを見ると、がんばって作って良かったと思うわ。
ホットケーキはバターとはちみつの組み合わせが、クレープはホイップクリームの衝撃が大きい。多彩なフルーツで彩り良く、自分でトッピングを選ぶというのも新鮮なようだ。
魔王領チームのひとり勝ちを心配してきた頃、王国の隠し玉が現れた。
アタシの前に立ち塞がったのは、立ち姿も優雅な妙齢の女性。都会的でインテリっぽい雰囲気が、少し崩れかけた身のこなしと相まって妙な色香を醸し出している。
「あら魔王陛下、お口汚しですが、王国の駄菓子をお試しいただけません?」
彼女の雰囲気からは想像も出来なかったが、小ぶりなバスケットに盛られていたのは、何の変哲もないコーンチップだった。
粉にしたコーンを固めて揚げる。簡単で安くて美味しくておやつにもつまみにも良い。
前世の知識で知ってたはずなのに、これは盲点だった。
この世界にメキシコ出身者がいるとも思えないが、まさかの味付けはピリッと辛目のガーリック風味のスパイス。
「悔しいけど、とっても美味しいわ。少し硬めで厚めに作ってあるのが憎いわね。揚げ具合も満点。トウモロコシの風味が生きてる。いますぐにでも、魔王の隠れ家で出したいくらい」
「お褒めに預かり光栄です。魔王陛下がご用意くださったコーン油がなければ、これほど軽い味わいにはなりませんでした……あら、陛下?」
「ちょっとだけ待って」
良い腕だ。けど、こちらもただ負けるわけにはいかない。
アタシは手近なキッチンに飛び込むと、目に付いた素材を掻き集めてチーズディップとスパイス入りベジタブルディップ(アボカドディップ風)を用意する。
「試しに、こちらを付けて食べてみてくださいな。もっと美味しくなる筈ですから」
「まあ陛下、そんな簡単に……ふむッ!? なんですの、これは。コーンチップに恐ろしいほどの深みと広がりが!?」
「素人考えですけれども、こうすると、よりお酒に合うと思いますよ?」
思わずアタシは大人げなくも、ふんすと鼻息荒く胸を張る。
お嬢さんは一瞬だけ悔しそうにするが、すぐに別の一品を出してきた。
「しょっぱいものを召し上がった後には、少しだけ大人の甘味をいただきたくなるのではありませんこと?」
アタシは油断していた。
コーンチップは軽いジャブ。そのすぐ後から、本気のストレートパンチが繰り出されてきたのだ。
「ちょ……ッ」
銀のお盆に並んでいる地味な黒い菓子を見て、アタシは思わず目を見張る。
硬めでしっとりしたケーキ……チョコブラウニーだ。
「チョコレート!? ウソでしょ、王国で、こんなものが採れるの!?」
「ええ、まだ試験的に栽培し始めたばかりのカカオなんですけれども、たまたま、少しだけ手に入りましたの」
これは無理だ。魔王領のような寒冷地では、頑張っても栽培できない。
ひと口いただくと、思った以上に品質も良く、加工も丁寧で香りも素晴らしい。
これは、王室御用達レベルの菓子職人が手を貸していると見た。もしくは、彼女自身がその凄腕職人なのかもしれない。見れば指先にも爪にも化粧気がなく、潔癖な清潔感がある。
技術があるのはわかった。優れた素材も確認した。
あと問題はコストだけど……
「つかぬこと伺いますけど、これはお店に出すとしたら、いかほど?」
「王都では大銅貨10枚は下りませんが、ここではお飾りを排して、大銅貨5枚を考えております」
悪くない。安くはないけど、逆に微妙な高級感が効いてる。相手にとって不足なし。
両手を上げて降参の姿勢を見せると、向こうも破顔して頭を下げる。
「良いお仕事よ、あなたお名前は」
「ケイウェルと申します。王都で小さな菓子店を開いておりましたの」
「感服したわ。今後の活躍を楽しみにしています」
互いに笑顔で健闘を称え、すぐにリベンジマッチの準備に入る。
焼き菓子については、こちらは王道にして至高の定番、クッキーで攻める予定だ。
魔王領特産のナッツをふんだんに入れて、ボリューム感と歯応えで勝負を挑む。いまはまだ山羊と水牛のミルクだけど、近日中に乳牛から高濃度バターを得られれば、こってりした味わいで、さらなる進化を狙える。
とりあえず後のことは置いといて、明日までに何か、あともうひと捻り、インパクトを出せれば……
「魔王陛下、よろしいでしょうか。お伝えしたいことが……」
「ああ、カナンちゃん。ちょうど良かった。こっちも訊きたいことがあったの。あなたのとこのパティシエチーム、名簿では5人で登録されてたんだけど、あれ間違いじゃない?」
「いえ、5人目のガールズが加わりました。遅くなりましたが、満を持して投入された、最強の新人です」
得意げなカナンちゃんの後ろから、濡れたような青髪の女の子が顔を出し、ひょこんと頭を下げる。細面に垂れ気味の目、色素が薄くて透き通るような肌をしてる。
可愛い子だけど華奢で儚げなその姿は、最強という印象には結びつかない。
「お初にお目に掛かります魔王陛下、わたくしヒルセンから参りました、オレインと申します」
「……あら、あなた人魚族ね?」
「はい。少し前に帝国領から移ってきたのですが、身辺整理に時間が掛かりまして参上が遅れました」
「それはわかったけど、最強っていうのは?」
「彼女は水魔法が使えます。冷却から凍結まで自由自在」
「!!」
「お試しください。こちらが彼女の作った、“あいすくりーむ”です」
「採用」
特別褒賞の金貨をいきなり押し付けられて、オレインちゃんは目を白黒させる。
これは土壇場になって大型新人の登場ね。急いで褒賞入れの布袋を用意しないと。トレードマークは、やっぱり海面から跳ねる尾鰭よね。
いよいよ明日は本番。悔いのない戦いをしなければいけない。
「なんだこれ。サクサクカリカリして旨いな。塩加減も抜群だ」
「イモを切って揚げたものです。簡単ですけど、美味しいんでしょう? こちらの、ビールに合いますよ」
「もらっていいいのか? あ、冷てぇ!? なんだい、これは」
「エールを濾したもの、みたいな感じですかね。すみません、詳しいことはわたしには難しくて」
「……うッ旨ぇ! すっばらしく旨ぇぞ!?」
「お嬢ちゃん、俺にも一杯、その“びーる”てのをくれねえか!?」
「はいどうぞー」
アタシのお店、魔王の隠れ家は、コの字型に据えられたカウンターにずらりと男性陣が並んで、火傷しそうなほど熱のこもった視線をメルカンちゃんに向けている。
普通と違うのは、それが明るく健康的な美少女メルカンちゃんに対してではなく、彼女の提供するお酒とおつまみに注がれていることだけ。
「おう、溜まらん。喉が焼けちまいそうだ」
「ライ麦で火酒か。考えてもみなかったな。大麦とトウモロコシと、あとこの複合穀物てのと、どれも味は抜群なんだが……ライ麦のはコクが違う」
「王国でも作れねえもんかなあ……」
「無理だな。蒸留てのが難物でな。王国じゃ魔導師の範疇だ」
「作れねえことはねんだろ?」
「それがよ、小匠族の作った蒸留釜ってのを使って、1刻かけて小盃っくれえのもんだったぞ。作れはしたとこで、採算が合わねえ」
「はいどうぞー、ポップコーンでーす。王国産のコーンで、とっても美味しいですよー」
「なんだよ、俺に馬の餌を食えってか!?」
「馬鹿だなおめえ、ムチャクチャ美味いぞ、これ。食ってからホザけ、ほら」
「むぐッ、あ美味い。なんだこれ、ホントに美味いぞ。お嬢さん俺にもひとつ……」
「はいどうぞ-」
大量生産・大量消費で調理風景も人目を引くポップコーンの陰に隠れているようだが、売れ行き上ではクレープとホットケーキも快進撃を続けている。
他と全く違っていたのは、食べているのが女の子ばかりなこと。そして、誰もが無言だったことだ。
そこには喧騒も談笑も喧々諤々の議論もなく、漏れ聞こえてくるのはただ、ひそやかな囁きと悩ましげな吐息ばかり。
「ああ……ふわっとしたクリームのとろける甘さが、ぷちぷちした果実の酸っぱさで調和されて、口いっぱいに……」
「ああ、もうダメ。これで終わり、ここで終わりにしないと、わたしの人生が終わってしまいそう……」
「バターとはちみつが、とろーって、どうなってるの、このフンワリしたのが、くちのなかで、じゅわーって」
発言から知能指数が欠落していってるようなのが気になるけど、年頃のお嬢さんたちが口元にクリームやらはちみつやらを付けたまま恍惚とした表情で視線を宙に彷徨わせているのを見ると、がんばって作って良かったと思うわ。
ホットケーキはバターとはちみつの組み合わせが、クレープはホイップクリームの衝撃が大きい。多彩なフルーツで彩り良く、自分でトッピングを選ぶというのも新鮮なようだ。
魔王領チームのひとり勝ちを心配してきた頃、王国の隠し玉が現れた。
アタシの前に立ち塞がったのは、立ち姿も優雅な妙齢の女性。都会的でインテリっぽい雰囲気が、少し崩れかけた身のこなしと相まって妙な色香を醸し出している。
「あら魔王陛下、お口汚しですが、王国の駄菓子をお試しいただけません?」
彼女の雰囲気からは想像も出来なかったが、小ぶりなバスケットに盛られていたのは、何の変哲もないコーンチップだった。
粉にしたコーンを固めて揚げる。簡単で安くて美味しくておやつにもつまみにも良い。
前世の知識で知ってたはずなのに、これは盲点だった。
この世界にメキシコ出身者がいるとも思えないが、まさかの味付けはピリッと辛目のガーリック風味のスパイス。
「悔しいけど、とっても美味しいわ。少し硬めで厚めに作ってあるのが憎いわね。揚げ具合も満点。トウモロコシの風味が生きてる。いますぐにでも、魔王の隠れ家で出したいくらい」
「お褒めに預かり光栄です。魔王陛下がご用意くださったコーン油がなければ、これほど軽い味わいにはなりませんでした……あら、陛下?」
「ちょっとだけ待って」
良い腕だ。けど、こちらもただ負けるわけにはいかない。
アタシは手近なキッチンに飛び込むと、目に付いた素材を掻き集めてチーズディップとスパイス入りベジタブルディップ(アボカドディップ風)を用意する。
「試しに、こちらを付けて食べてみてくださいな。もっと美味しくなる筈ですから」
「まあ陛下、そんな簡単に……ふむッ!? なんですの、これは。コーンチップに恐ろしいほどの深みと広がりが!?」
「素人考えですけれども、こうすると、よりお酒に合うと思いますよ?」
思わずアタシは大人げなくも、ふんすと鼻息荒く胸を張る。
お嬢さんは一瞬だけ悔しそうにするが、すぐに別の一品を出してきた。
「しょっぱいものを召し上がった後には、少しだけ大人の甘味をいただきたくなるのではありませんこと?」
アタシは油断していた。
コーンチップは軽いジャブ。そのすぐ後から、本気のストレートパンチが繰り出されてきたのだ。
「ちょ……ッ」
銀のお盆に並んでいる地味な黒い菓子を見て、アタシは思わず目を見張る。
硬めでしっとりしたケーキ……チョコブラウニーだ。
「チョコレート!? ウソでしょ、王国で、こんなものが採れるの!?」
「ええ、まだ試験的に栽培し始めたばかりのカカオなんですけれども、たまたま、少しだけ手に入りましたの」
これは無理だ。魔王領のような寒冷地では、頑張っても栽培できない。
ひと口いただくと、思った以上に品質も良く、加工も丁寧で香りも素晴らしい。
これは、王室御用達レベルの菓子職人が手を貸していると見た。もしくは、彼女自身がその凄腕職人なのかもしれない。見れば指先にも爪にも化粧気がなく、潔癖な清潔感がある。
技術があるのはわかった。優れた素材も確認した。
あと問題はコストだけど……
「つかぬこと伺いますけど、これはお店に出すとしたら、いかほど?」
「王都では大銅貨10枚は下りませんが、ここではお飾りを排して、大銅貨5枚を考えております」
悪くない。安くはないけど、逆に微妙な高級感が効いてる。相手にとって不足なし。
両手を上げて降参の姿勢を見せると、向こうも破顔して頭を下げる。
「良いお仕事よ、あなたお名前は」
「ケイウェルと申します。王都で小さな菓子店を開いておりましたの」
「感服したわ。今後の活躍を楽しみにしています」
互いに笑顔で健闘を称え、すぐにリベンジマッチの準備に入る。
焼き菓子については、こちらは王道にして至高の定番、クッキーで攻める予定だ。
魔王領特産のナッツをふんだんに入れて、ボリューム感と歯応えで勝負を挑む。いまはまだ山羊と水牛のミルクだけど、近日中に乳牛から高濃度バターを得られれば、こってりした味わいで、さらなる進化を狙える。
とりあえず後のことは置いといて、明日までに何か、あともうひと捻り、インパクトを出せれば……
「魔王陛下、よろしいでしょうか。お伝えしたいことが……」
「ああ、カナンちゃん。ちょうど良かった。こっちも訊きたいことがあったの。あなたのとこのパティシエチーム、名簿では5人で登録されてたんだけど、あれ間違いじゃない?」
「いえ、5人目のガールズが加わりました。遅くなりましたが、満を持して投入された、最強の新人です」
得意げなカナンちゃんの後ろから、濡れたような青髪の女の子が顔を出し、ひょこんと頭を下げる。細面に垂れ気味の目、色素が薄くて透き通るような肌をしてる。
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「お初にお目に掛かります魔王陛下、わたくしヒルセンから参りました、オレインと申します」
「……あら、あなた人魚族ね?」
「はい。少し前に帝国領から移ってきたのですが、身辺整理に時間が掛かりまして参上が遅れました」
「それはわかったけど、最強っていうのは?」
「彼女は水魔法が使えます。冷却から凍結まで自由自在」
「!!」
「お試しください。こちらが彼女の作った、“あいすくりーむ”です」
「採用」
特別褒賞の金貨をいきなり押し付けられて、オレインちゃんは目を白黒させる。
これは土壇場になって大型新人の登場ね。急いで褒賞入れの布袋を用意しないと。トレードマークは、やっぱり海面から跳ねる尾鰭よね。
いよいよ明日は本番。悔いのない戦いをしなければいけない。
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