29 / 31
第28話
しおりを挟む
「あっ是明おかえりー」
ポコポコがにやにやしながら飛びつく。
「随分と遅かったのね」
在香も顔を出す。
「よぉ。こいつリリーだ。今日から俺たちの仲間な?」
そのリリーが俺の背後からひょっこり顔を出す。
リリーは部屋を見回して、小さく息を呑んだ。
「……ここが、その……私の居場所に?」
「居場所? なんでもねぇよ。ただの寝床だ」
「なにそれ、初々しいんですけど? へぇー是明の愛人?」
ポコポコは指で俺の脇腹を高速でつつく。
なあ、少し痛てぇぞ?
しかも、腰にしがみついて離れない。
何やってんだ?
「ちげぇよ。戦闘にめっぽう強ぇ。ポコポコの護衛も多分いける」
ポコポコはしがみついたまま、リリーを真横から覗き込む。
なんかよお、この構図変じゃねぇか?
在香はじっとリリーを観察して、わずかに肩が強張っている。
なんだ、その警戒の仕方。
「是明? どこからその子拾ってきたの? まさかさらってないわよね?」
「……連れてくるのは止めないけど、素性ぐらい先に説明しなさいよ」
「だぁーお前ら俺をなんだと思ってんだ?」
「「やさぐれ是明?」」
「おいおい、はもるな」
「ぶっ!」
「リリーお前もかよ」
「寝床はひとまず、俺のとなりな?」
リリーは一瞬固まり、小さく「……はい」とだけ答えた。
小声で耳打ちしてやる。
「安心しろ。無理やりはやらねぇよ」
「はひっ」
寝床を貸すだけだ。勘違いすんなよ?
リリーお前声裏返りすぎだ。
在香はちらっと視線をそらし、なぜか咳払いした。
「えー! ずるい! あたしも隣がいいー!」
ポコポコは俺の腰にしがみついたまま、リリーを見上げてニヤァと笑う。
「ねぇ新人ちゃん? 是明の隣ってさー、“特等席”なんだよ? あなたにはまだ早いけどね?」
おい、なんで上からなんだよ。
「お前、仲間入り早々マウント取ってんじゃねぇよ」
ポコポコのヤツ何言ってんだ?
在香は何耳赤くしてんだ。
「……そういう意味に聞こえるんだけど?」
お前も意外とそういうの気にすんのか?
「……部屋の振り分けくらい、私にも相談しなさいよ。
いや、別に深い意味はないけど……その、ね?」
ん?
お前って案外面倒見いいよな。
「あとな、リリーは天使な。でもな一対一で神も天も倒した」
「なら大丈夫じゃん」
そこで誇らしげになるポコポコは、よくわかんねぇな。
リリーは少したじろぐ。
お前そんなタイプだっけか?
「……だって、生きるために必要だったから」
在香は眉をひそめた。
「普通の天使なら絶対無理よ。ほぼ同族禁忌だから」
「だからいいんだよ。普通じゃ務まらねぇ世界だ」
ポコポコは変わらずしがみついたまま。
それどうにかなんねぇのか?
少しあちーんだよ。
……まあいい。
気になるのは明日だな。
「そんで問題は明日な、エリザが来る」
「依頼はおわったの?」
在香お前、心配しすぎじゃねぇの?
まあ、いいけどな。
「ああ、終わった。女神に直接やってもらったからな完遂だ」
「あなた相変わらず、謎よね」
「気にすんな。そういうものだ」
「……まあ、明日からもう一段と騒がしくなるがな」
「ねー、是明ってほんとテキトーだよね!」
ポコポコ、お前まだしがみついたまま言うか?
在香さんよぉ。
なんでそこで、深くため息をつく?
「……ほんと、あなたの“そういうもの”は信用ならないのよ」
◇
その夜。
ベッドの横で立ち尽くすリリー。
「ああ、そういや寝巻がねぇな。これでも着な」
俺のTシャツと短パンを放り投げた。
「はひっ。ありがとうございます」
俺は見ねぇように窓辺で外を眺める。
背後で布ずれの音だけが耳にささやく。
まあいきなりなら緊張もするか。
静かだ。
着替えが終わったのか。
まだ突っ立ってる。
緊張してんだろうな。
「俺は先に寝るぞ。まあ無理にとはいわねぇが、寝たほうがいい」
俺は反対側で背を向けて横になる。
ギシッ。
リリーも横になったか。
だが、何か背後に迫る。
一瞬、触れそうな感覚。
しゃーねーな。
「なあ、今のお前は“選ぶ”余裕ねぇよ。今日は寝ろ。“選べる時”がきたら、その時言え」
「うん……」
俺はその後、普通に寝た。
あとは、しらねぇーよ。
◇
私はリリー。
今日色々なことがあった。
ありすぎて、もう私はなんだかわからない。
わかったことは今、生きている。
そしてとなりに是明がいる。
彼がきっかけをくれて、選ばせてくれた。
私が選んだこと。
そして彼が選ばせてくれたこと。
でも今夜抱かれると思っていた。
その覚悟も決めたつもりだった。
けれど、まだ心が追いついていない。
それを見透かされた。
まだ揺れている。
正直な気持ち。
だから待っていて。
その日がきたら――誓うわ。
自分の本当の気持ちを選ぶ日。
そして、その日はきっと――。
そう思っている内に、私もなんだか目を閉じてしまった。
◇
翌朝
「あーあいつら、午後にくるのか?」
たしか前回、夕方だったよな。
ポコポコはまだ寝ている。
在香もだ。
当然、リリーも寝ている。
この俺だけが起きたケースは久しい。
ゆで卵作るか。基本は7分半。半熟もやや残る絶妙なヤツだ。
出来上がり、食っているとリリーが起きてきた。
「よぉ」
「おはようございます」
「腹減ってんだろ?」
「はい、ぺこぺこです」
「これ食えよ、腹持ちいいぜ」
「ゆで卵! 私大好きです」
「な、全部は食うなよ? あいつらの分もな」
「うぅまぁいー。この半熟が微妙に残っているのが好きです」
「はあ、そいつはよかったな」
なんだ、ちょっとうぜーぞ。
まあ、いいか。
「食いながら聞いてくれ」
「ふぁい」
頬膨らませてもごもごしてやがる。
なんだ? こいつはリスか?
「商人エリザと勇者2名。今日依頼の品を渡してやる予定だ。対価は貸しにしてある」
「依頼、わかりまひた」
「エリザから色々言われると思うが気にするな。相手にしなくていい。俺がする」
「はい!」
「ちなみにな、天使2区を殲滅したのは俺だ。恨みや憎しみがあるなら言ってくれ」
「いえ、そこは私とも敵対していましたので、むしろスッキリです」
「そうか、ならいい」
あとは、この徴税局の見取り図を見せた。
まあ、地図をみても一度じゃわからねぇだろうからな。
出入りは、俺の助手とはいえ、証明が必要だが。
「これつけてくれ」
俺はチョーカーとブレスレットを渡した。
どれも一見皮製に見える黒いヤツだ。
「これは?」
「魔導具の一種だ。これがあれば俺が責任者だってわかる」
「責任者ですか?」
「ああ、部外者を入れている場合な? ポコポコもつけている」
ってコイツマジか。
大量にあったゆで卵、半分まで食ってやがる。
どんな胃袋してんだ。
「そうなんですね。これで一員になれた感じで嬉しいです」
「まあそんな大げさなもんじゃねぇけどな」
「この後は、出かけるのですか?」
「そうだな、着替えたら少し周りをみるか?」
「はい。お願いします」
俺はいつでも問題ない。
リリーはそそくさと着替えに行く。
それにしたって、考えても始まらねぇな。
エリザのヤツの依頼は結構うめぇんだよな。
白紙の存在証明の時は、あれはよかった。
今でも重宝しているしな。
まあ、うめぇ依頼じゃなきゃ帰ってもらうだけだ。
俺に貸しがあるわけでもねぇしな。
とはいえ、特殊捜査官としての仕事は、ほとんどない。
天使の2区を殲滅してから納税がすこぶる良好。
あんまり、おりこうさんになられてもな。
ただまあ、あるっちゃあるが。
喫緊でやるのはねぇな。
脱税と未納で軽いヤツばかりだからな。
「すみません。お待たせしました」
リリーがいつもの姿で現れる。
変わらず、やる気満々ってところか。
でもな、今日は戦う日じゃねぇぞ?
多分な。
「よしっ、行くとすっか」
「はい!」
俺とリリーは外の空気を吸いに出た。
ポコポコがにやにやしながら飛びつく。
「随分と遅かったのね」
在香も顔を出す。
「よぉ。こいつリリーだ。今日から俺たちの仲間な?」
そのリリーが俺の背後からひょっこり顔を出す。
リリーは部屋を見回して、小さく息を呑んだ。
「……ここが、その……私の居場所に?」
「居場所? なんでもねぇよ。ただの寝床だ」
「なにそれ、初々しいんですけど? へぇー是明の愛人?」
ポコポコは指で俺の脇腹を高速でつつく。
なあ、少し痛てぇぞ?
しかも、腰にしがみついて離れない。
何やってんだ?
「ちげぇよ。戦闘にめっぽう強ぇ。ポコポコの護衛も多分いける」
ポコポコはしがみついたまま、リリーを真横から覗き込む。
なんかよお、この構図変じゃねぇか?
在香はじっとリリーを観察して、わずかに肩が強張っている。
なんだ、その警戒の仕方。
「是明? どこからその子拾ってきたの? まさかさらってないわよね?」
「……連れてくるのは止めないけど、素性ぐらい先に説明しなさいよ」
「だぁーお前ら俺をなんだと思ってんだ?」
「「やさぐれ是明?」」
「おいおい、はもるな」
「ぶっ!」
「リリーお前もかよ」
「寝床はひとまず、俺のとなりな?」
リリーは一瞬固まり、小さく「……はい」とだけ答えた。
小声で耳打ちしてやる。
「安心しろ。無理やりはやらねぇよ」
「はひっ」
寝床を貸すだけだ。勘違いすんなよ?
リリーお前声裏返りすぎだ。
在香はちらっと視線をそらし、なぜか咳払いした。
「えー! ずるい! あたしも隣がいいー!」
ポコポコは俺の腰にしがみついたまま、リリーを見上げてニヤァと笑う。
「ねぇ新人ちゃん? 是明の隣ってさー、“特等席”なんだよ? あなたにはまだ早いけどね?」
おい、なんで上からなんだよ。
「お前、仲間入り早々マウント取ってんじゃねぇよ」
ポコポコのヤツ何言ってんだ?
在香は何耳赤くしてんだ。
「……そういう意味に聞こえるんだけど?」
お前も意外とそういうの気にすんのか?
「……部屋の振り分けくらい、私にも相談しなさいよ。
いや、別に深い意味はないけど……その、ね?」
ん?
お前って案外面倒見いいよな。
「あとな、リリーは天使な。でもな一対一で神も天も倒した」
「なら大丈夫じゃん」
そこで誇らしげになるポコポコは、よくわかんねぇな。
リリーは少したじろぐ。
お前そんなタイプだっけか?
「……だって、生きるために必要だったから」
在香は眉をひそめた。
「普通の天使なら絶対無理よ。ほぼ同族禁忌だから」
「だからいいんだよ。普通じゃ務まらねぇ世界だ」
ポコポコは変わらずしがみついたまま。
それどうにかなんねぇのか?
少しあちーんだよ。
……まあいい。
気になるのは明日だな。
「そんで問題は明日な、エリザが来る」
「依頼はおわったの?」
在香お前、心配しすぎじゃねぇの?
まあ、いいけどな。
「ああ、終わった。女神に直接やってもらったからな完遂だ」
「あなた相変わらず、謎よね」
「気にすんな。そういうものだ」
「……まあ、明日からもう一段と騒がしくなるがな」
「ねー、是明ってほんとテキトーだよね!」
ポコポコ、お前まだしがみついたまま言うか?
在香さんよぉ。
なんでそこで、深くため息をつく?
「……ほんと、あなたの“そういうもの”は信用ならないのよ」
◇
その夜。
ベッドの横で立ち尽くすリリー。
「ああ、そういや寝巻がねぇな。これでも着な」
俺のTシャツと短パンを放り投げた。
「はひっ。ありがとうございます」
俺は見ねぇように窓辺で外を眺める。
背後で布ずれの音だけが耳にささやく。
まあいきなりなら緊張もするか。
静かだ。
着替えが終わったのか。
まだ突っ立ってる。
緊張してんだろうな。
「俺は先に寝るぞ。まあ無理にとはいわねぇが、寝たほうがいい」
俺は反対側で背を向けて横になる。
ギシッ。
リリーも横になったか。
だが、何か背後に迫る。
一瞬、触れそうな感覚。
しゃーねーな。
「なあ、今のお前は“選ぶ”余裕ねぇよ。今日は寝ろ。“選べる時”がきたら、その時言え」
「うん……」
俺はその後、普通に寝た。
あとは、しらねぇーよ。
◇
私はリリー。
今日色々なことがあった。
ありすぎて、もう私はなんだかわからない。
わかったことは今、生きている。
そしてとなりに是明がいる。
彼がきっかけをくれて、選ばせてくれた。
私が選んだこと。
そして彼が選ばせてくれたこと。
でも今夜抱かれると思っていた。
その覚悟も決めたつもりだった。
けれど、まだ心が追いついていない。
それを見透かされた。
まだ揺れている。
正直な気持ち。
だから待っていて。
その日がきたら――誓うわ。
自分の本当の気持ちを選ぶ日。
そして、その日はきっと――。
そう思っている内に、私もなんだか目を閉じてしまった。
◇
翌朝
「あーあいつら、午後にくるのか?」
たしか前回、夕方だったよな。
ポコポコはまだ寝ている。
在香もだ。
当然、リリーも寝ている。
この俺だけが起きたケースは久しい。
ゆで卵作るか。基本は7分半。半熟もやや残る絶妙なヤツだ。
出来上がり、食っているとリリーが起きてきた。
「よぉ」
「おはようございます」
「腹減ってんだろ?」
「はい、ぺこぺこです」
「これ食えよ、腹持ちいいぜ」
「ゆで卵! 私大好きです」
「な、全部は食うなよ? あいつらの分もな」
「うぅまぁいー。この半熟が微妙に残っているのが好きです」
「はあ、そいつはよかったな」
なんだ、ちょっとうぜーぞ。
まあ、いいか。
「食いながら聞いてくれ」
「ふぁい」
頬膨らませてもごもごしてやがる。
なんだ? こいつはリスか?
「商人エリザと勇者2名。今日依頼の品を渡してやる予定だ。対価は貸しにしてある」
「依頼、わかりまひた」
「エリザから色々言われると思うが気にするな。相手にしなくていい。俺がする」
「はい!」
「ちなみにな、天使2区を殲滅したのは俺だ。恨みや憎しみがあるなら言ってくれ」
「いえ、そこは私とも敵対していましたので、むしろスッキリです」
「そうか、ならいい」
あとは、この徴税局の見取り図を見せた。
まあ、地図をみても一度じゃわからねぇだろうからな。
出入りは、俺の助手とはいえ、証明が必要だが。
「これつけてくれ」
俺はチョーカーとブレスレットを渡した。
どれも一見皮製に見える黒いヤツだ。
「これは?」
「魔導具の一種だ。これがあれば俺が責任者だってわかる」
「責任者ですか?」
「ああ、部外者を入れている場合な? ポコポコもつけている」
ってコイツマジか。
大量にあったゆで卵、半分まで食ってやがる。
どんな胃袋してんだ。
「そうなんですね。これで一員になれた感じで嬉しいです」
「まあそんな大げさなもんじゃねぇけどな」
「この後は、出かけるのですか?」
「そうだな、着替えたら少し周りをみるか?」
「はい。お願いします」
俺はいつでも問題ない。
リリーはそそくさと着替えに行く。
それにしたって、考えても始まらねぇな。
エリザのヤツの依頼は結構うめぇんだよな。
白紙の存在証明の時は、あれはよかった。
今でも重宝しているしな。
まあ、うめぇ依頼じゃなきゃ帰ってもらうだけだ。
俺に貸しがあるわけでもねぇしな。
とはいえ、特殊捜査官としての仕事は、ほとんどない。
天使の2区を殲滅してから納税がすこぶる良好。
あんまり、おりこうさんになられてもな。
ただまあ、あるっちゃあるが。
喫緊でやるのはねぇな。
脱税と未納で軽いヤツばかりだからな。
「すみません。お待たせしました」
リリーがいつもの姿で現れる。
変わらず、やる気満々ってところか。
でもな、今日は戦う日じゃねぇぞ?
多分な。
「よしっ、行くとすっか」
「はい!」
俺とリリーは外の空気を吸いに出た。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる